8月25日に一関支部青年部(宇部和彦会長)で、一関市立一関東中学校
(千葉泰校長)に於いて、1年生37名を対象に建設業ふれあい事業を実施い
たしました。
社会と最も身近に接する場所である「現場」を公開し、好奇心あふれる子供
たちに体験学習をして頂き建設業というものに関心を深めてもらうことを目的
に、毎年支部管内の学校へ事業活動を行っております。
各リース会社のご協力の下、千葉校長先生・担任の先生他・生徒、青年部、
他関係者の計75名が参加。
「一関市立一関東中学校舎 」
宇部会長 「今日は建設業の仕事の中の、ごく一部分ですが、実際に体験
してもらう事が一番の目的です、楽しんで下さい。」
室内ではCADの実演 測量機器の計測体験
建設機械乗車体験
一関地方産業活性化協議会は、平成21年12月に(社)岩手県建設業協会、一関
支部、一関市、県南広域振興局、一関地方森林組合他団体で構成された協議会
で、「行政、他産業と連携を図りながら、林業・観光の振興の方策や災害に強い
地域づくりを確立地域の活性化を図る」目的として、森林振興セミナー(林業・観
光)・BCPセミナーの講座を実施しております。
第3回森林振興セミナー(観光)を7月20日一関市舞川にある「みちのくあじさい
園」を視察いたしました。
「みちのくあじさい園」の伊藤園主の案内で園内を見学
園内の面積約15haに300種3万株のアジサイが満開に咲いておりました。
研究を重ねて出来た、あじさい加工によるプリザーブドフラワー製造法を県南広
域振興局一関農林振興センターの橋本主任が説明。
「プリザーブドフラワーを昨年度は約35万輪出荷した」
今後に期待したいですね。
それぞれの花の名称を記録しないでしまいました。
みちのくあじさい園HP
こちら
6月24日女性マネジングスタッフ協議会一関支部では、岩手・宮城内陸地震から
2年が経過し、平成22年5月30日に国道342号須川~真湯間が開通されたこと
により、災害復旧された箇所を視察いたしました。
当時現場に携わった㈱佐々木組の菅原土木部長に一関支部が一丸となって災
害緊急復旧工事をした状況、白崖地区の土砂崩壊2万m3をバックホウ6台で切り
落としたことや矢びつダム、迂回路工事を昼夜作業に取組んだこと、災害復旧に
取組んだ皆さんが命がけで頑張っていただいたこと等災害ヶ所をそれぞれ丁寧に
ご説明をして頂きました。
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矢びつダム
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須川6地区
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真湯~須川間の道幅が以前より広くなり、車の往来も楽になったようです。
平成20年6月14日に発生した岩手・宮城内陸地震により交通止めとなって
いた「一般国道342号須川から真湯間約15km」が開通する運びとなり5月30日
に開通式が行われます。
関係機関が主催となり前後中心にイベントが行われることとなり、前日の5月
29日には一関市と市教育委員会で「国道342号真湯・須川間ウオーキング」を
開催することになりました。
ウオーキングの総距離約9.5km、参加者は342人(国道342号にちなんで)を
一般公募したところ、既に4月26日現在で670人の応募があり、締切り後抽選
となるそうです。
一関支部青年部宇部会長他5名が地震後の7月3日に真湯~須川間の被害
状況を確認するため、5時間かけて歩いて視察、撮影したビデオをDVDに収録、
そのDVDを5月29日の国道342号真湯・須川間をウオーキングされる皆さんが
バス移動される時に見て頂きたく、宇部会長、千葉、厨子役員らがウオーキング
主催の一関市教育委員会体育課長へDVDを寄贈いたしました。
大会実施内容
1.送迎バスが 行き「一関市役所~真湯駐車場」 帰り「須川温泉~一関市役所」
2.ウオーキングのコース スタート8時30分
第1ステージ (約5.4km) 真湯ゲート~オーレン大規模崩落現場
バス移動
第2ステージ (約4.1km) 須川の6大規模崩落現場~須川温泉
2月9日一関商工会議所会議室において、一関市議会建設常任委員と建設業を
取り巻く課題について意見交換会を開催いたしました。
業界からは一関商工会議所建設部会、建設業協会一関支部、千厩支部、一関市
水道工事業協同組合の各役員 計35名出席
一関商工会議所建設部会 佐々木一嘉部会長が挨拶され、市議会建設常任委
員会大野恒委員長より「いろいろな課題をくみ取って市勢に繁栄していきたい」とご
挨拶。
業界のおかれている現状として、一関支部 宇部支部長、千厩支部 橋本支部
長、水道工事業協同組合 小野寺理事長からそれぞれ述べられ、このほかに意見
が出された。
・平成12年度から現在までの雇用・完工高推移下降している
・入札制度改革(ダンピング)等
・専門業種関係等
・労務費・資材単価の現状
最後に市議委員それぞれから意見が出され一定の理解を示された。
12月21日一関合同庁舎において、国土交通省の「建設業と地域の元気回復
助成事業」の実施に、この度採択され当一関支部、県南広域振興局一関総合
支局、一関市、一関観光協会、一関商工会議所、一関地方森林組合の構成で
一関地方産業活性化協議会設立致しました。
建設業と地域の元気回復助成事業の主旨は
地域の建設業は、地域経済や雇用を担う基幹産業で、公共事業をはじめとし
た建設投資の急激な減少、価格競争の激化、昨今の景気の後退等厳しい状況
に置かれている。
こうした状況の中建設業の保有する人材、機材やノウハウ等を活用して農業、
林業、観光、環境、福祉等の異業種との連携や複業化等を図ることにより、地域
の担い手である建設業の活力の再生、雇用の維持・拡大につなげ地域の活性化
を図ろうとするもの。
この事業は平成21年・22年の2ヵ年で実施
協議会の事業として、「災害に強い地域づくりと林業・観光の振興に関する事業」
を掲げ、活性化を図っていく。
県協会宇部副会長(一関支部長)は「国から頂いたチャンスを最大限生かし、官民
一体となり、地元の活性化につなげたい」
最後に出席された各代表者が一言述べられ
青木一関総合支局長は「事業計画の取り組みは、大変意義のあること。安心な地
域づくり災害のときよりもっと良くなるよう一関が発展するよう取組んで頂きたい。」
一関市 一戸建設部長「粘り強く勉強していただいて、間伐材利用どのように活用
できるか取組んで頂きたい」
一関商工会議所佐々木建設部会長
「建設業、防災、観光、商工会議所活力あるベースとなれば事業が発揮できる
一丸となって取組んで頂きたい」
一関地方森林組合千葉課長「林業は大変厳しい、活性化に繋げていただければ」
一関観光協会岩井会長「観光とは、光るものを観る、光っていなければいけない。
この機会に協議会事業を磨いていただき、一関に観光客が来て頂く様お願いし
たい。」