6月某日 北上川学習交流館あいぽーとにおいて、「災害時における応急対策等の活動に関する協定」に基づく訓練を青年部を中心に実施いたしました。、今回はパワーポイントによる『大規模災害時無線情報共有指針』と題して、青年部 宇部会長が説明されました。
参加者 県南広域振興局一関総合支局、土木部、一関市、平泉町、支部会員 80名
内容としては、・大規模災害時(通信状態に支障をきたす状況下)での行動原則
・まず、するべきこと
・情報集約の手順
・無線機による役割分担
・公共機関への連絡協力体制等々を説明
震度6の地震発生、電話、電気が使えない設定で本部では発電機による無線機を使用、各幹事会社に搭載した無線機を担当区域に待機し無線機による訓練を行いました。
次に一関市消防本部一関市西消防署の吉田正弘様による「大規模災害時における対応」を講演
岩手河川国道事務所一関出張所の高橋忠良様による「国土と災害」と題してお話していただきました。
|
吉田様による 「大規模災害時における対応」 |
|
高橋所長様による 「国土と災害」 |
また、午後には「あじさい」「萩」観光道路整備を会員90名がそれぞれ担当区域の草刈りを行いました。
秋になると「萩」はこのように咲きます。
6月13日せんだいメディアアークに於いて、平成20年岩手・宮城内陸地震の被害調査結果に関する報告会で、一関支部の宇部支部長が災害応急復旧について発表されました。
平成20年岩手・宮城内陸地震4学協会東北合同調査委員会((社)土木学会東北支部、(社)地盤工学会東北支部、(社)日本地すべり学会東北支部、(社)東北建設協会)の主催で約150名参加
報告会では、地震及び地震動(弘前大学)・地形・地質(東北電力)・被害概要(社)東北建設協会・地盤災害(弘前大学)・構造物の被害(日本大学工学部)、ライフラインの被害(東北学院大学工学部)・災害情報(東北大学大学院)、TEC-FORCE(東北地方整備局)の方々が報告されました。
一関支部では、昨年に続き春の骨寺村荘園水路維持保全作業が4月18日行われました。
参加者は市役所 、建設業協会支部 、一関市水道工事業協同組合 、地元の方 、岩手大学生 3名の約260名が集まってそれぞれの区域を班毎に分かれて地元の方の指導の下、全体で23㎞ある水路の中の今回は15㎞程を水路の節の草等を削り取って水の流れが良くなるように作業。
一関市坂本副市長は、延期された世界遺産、平成23年の登録に向けて確実な資産だけを絞って登録になる、骨寺村荘園が外れたが文化的な景観になっている世界遺産を目指して、文化庁にもこの思いを伝えていきたい、とあいさつ。
宇部支部長の挨拶では、
77の部落の方が大変な制約の中で景観を守るという事でやっているその手助けになれば、この事業を継続していけば世界遺産に登録なるだろう。
駒形根神社
厳美渓 桜が満開です
サハラガラスパーク 滝見だんご
3月12日 建災防一関分会と林業・木材製造業労働災害防止協会一関分会との合同の「伐採作業に関する安全講習会」を開催いたしました。講習会には約45名参加いたしました。
地震災害現場の作業に入っていただくのは、伐採作業者。
プロを頼んでいるからと安心している現場代理人、プロとして作業している伐採事業者は基本作業をしていて事故が起きるのではないか、伐採業者と我々業界が一帯となって災害が起こらないようにしたい。と宇部支部長の挨拶
講師に一関労働基準監督署 産業安全専門官の大川氏と岩手労働局登録教習機関講師の千葉氏にお願いしました。
大川氏には「安全、労災発生状況」について
千葉氏には「安全ルールはなぜあるの・・生きた知識と頭の体操」
・仕事に対するプロ意識・・・自分の職務は何?
・常に物事に対し疑問を持つ・・・何故、なぜ、ナゼ
・建設業林業は無関係?
・指示・命令・・・指示であるか、命令であるか明確にしてやる。
・健全な五感・・・注意、不注意
それぞれ講話をしていただきました。
|
一関労働基準監督署 大川氏
元請は下請にしっかり 管理をして頂きたい。
作業を労働者任せではなく、 会社がしっかり管理してほしい |
|
岩手労働局登録教習 機関講師 千葉氏
なぜ建設業は墜落が 多い、なぜ!なぜ!
|
女性マネジングスタッフ協議会一関支部では、2月17日一関支部会館にて行事の一環として「安全に関する懇談会」を開催いたしました。今回は一関支部、千厩支部合同にて一関労働基準監督署恒田美代子署長を迎え、日刊岩手建設工業新聞社取締役宮野裕子氏にお出で頂き、20名ほどの参加。
安全に関すること・雇用問題・労働条件に関すること等をお話いただきました。
監督署長さんがお見えになるということで、協会支部宇部支部長が挨拶に来て頂きました。
懇談会の内容は、
・労働を取り巻く問題は非常に多い
・アスベストは大きな問題平成18年に使用禁になったがずっと抱えていく問題
・経済情勢が厳しく署への相談窓口が年間1,000件、20年度は1,300件経営者他労働者からも多い
・賃金不払い関係等々
その後皆様からの意見や疑問点などが出され、和やかな雰囲気で終了いたしました。
一関支部では昨年発生した「岩手・宮城内陸地震」の記録冊子を作成いたしました。
今後予想される宮城県沖地震に備えて皆様方にお役に立てる記録、後世に残す意味
でも、編集委員会を立ち上げ32社会員と多くの方々のご協力を頂き冊子が完成いた
しました。
冊子の内容は、被害状況レポート、一関支部32社の災害対応、それぞれの復旧活
動をドキュメントに、現場に携わったオペレーターの方を含めての座談会、地震災害の
教訓等が掲載されております。
2月4日 子供たちに何かのお役に立てないか活用いただければとの事で、
宇部支部長・須田副支部長・理事が一関市教育委員会、平泉町教育委員会へ
寄贈いたしました。
|
|
一関市教育委員長へ寄贈
|
教育長の談話 「今まで新聞等で見てきました が知りえないもの(復旧作業等) ができて、すばらしい教材にな るのではないでしょうか」 |
|
|
平泉町教育委員長へ寄贈 |
菅原副町長と談話 |
災害記録冊子 1冊 2,000円で販売いたします。但し、送料別
問い合わせ(社)岩手県建設業協会一関支部 ℡0191-23-3286
1月21日関係機関を含めての第2回合同安全パトロールを開催いたしました。
出席者は一関労働基準監督署、県南広域振興局一関総合支局土木部7名、
農林部農村整備室、一関市建設部、平泉建設水道課と支部長、理事、安全
指導員2名の計20名。
現場箇所は、一関総合支局土木部発注1件と一関市発注2件をパトロール
労災事故平成20年は221人となっている。仕事が少ないのに事故が多い、
3月までの工期内、事故の無いようにがんばっていきたい。少しでも災害の無い
職場作りに取組んでいきたい。と宇部支部長のあいさつ
地震後の災害、大きな事故も無く取り組みが活かされたのではないか。
一関・両磐地区労働災害防止団体等連絡協議会で実施の「冬季死亡災害ゼロ
100日運動」期間のなかでのパトロール・・・。と労働基準監督署のあいさつ
最後に、支部長より仕事が減り低入札になってきている中、安全経費の制限や
安全軽視の傾向にあることが懸念される。
災害工事に入るのは、最初に伐採作業で伐採関係の事故が多く厳しい環境で
やっている。今後支部で伐採関係者を集めて勉強会を予定したい。
1月13日 一関支部において、全建BCP(事業継続計画)手引きの作成にかかる
意見交換会を開催いたしました。
財団法人建設経済研究所 研究理事の丸谷浩明先生(経済学博士)が講師として、
社団法人全国建設業協会 技術顧問の富田様、事業第一課長 佐藤様が同行され、
BCPの意義と必要性を学び、全国建設業協会で地域の建設会社向け「災害時事業
継続の手引き」を作成中で、意見を聞きたいとのこと。
全会員と女性マネジングスタッフ一関支部、一関商工会議所からも参加され約50
人参加されました。
*事業継続計画(BCP)とはなにか
*事業継続の初動期の重要項目
①指揮命令系統の明確化
災害対策本部、安否確認、被害状況把握、連絡、復旧工事など各対応班を置く。
②本社等需要拠点の機能の確保
本社の対応拠点のほか、それを使えない場合の代替連絡拠点を必ず定める。
③対外的な情報発信及び情報共有
災害手段は、災害時にも繋がりやすい携帯メール等を含めて複数用意。
④情報システムのバックアップ
不可欠なデータ、文書、図面をバックアップ。
⑤製品、サービスの供給等説明
|
財団法人建設経済研究所 研究理事 丸谷浩明先生 |
社団法人全国建設業協会 技術顧問 富田様、 事業第一課長 佐藤様 |
|
|
支部長は、支部で検討委員会 を立ち上げ簡易的なBCPを作 成し、それを基に各社での簡 易的な計画を作成 一歩進んだ取組みをすること が大事との考え。 |
関東地方整備局では、すでにBCPガイドラインを策定。
一関支部、千厩支部合同にて一関市に対して建設業振興対策に関する要望を
行いました。
12月25日、一関支部 宇部支部長他役員8名と千厩支部 橋本支部長他3名、東
日本建設保証㈱岩手支店 沢田支店長さんと同行されました。
要望内容をそれぞれ説明。
沢田支店長さんは前払金請負代金の区別なく一律40%にされたいことを要望。
一関市長へ要望書提出
平泉町長へ要望書
要望内容として
1) 公共事業関係予算の確保による雇用と地域経済の活性化及び市民生活の安全
確保について
2) 会員企業の評価による優先入札参加について
3) 公共工事の適正な工期及び工事施工等の平準化について
4) 適切な予定価格の設定と低入札価格調査基準価格について
5) 均衡ある発展と格差是正について
【感謝状を受ける】
平成20年12月24日「岩手・宮城内陸地震」の緊急復旧作業活動が評価
され浅井東兵衛市長より一関支部に感謝状の贈呈を受けました。
当日宇部支部長、佐々木副支部長、須田副支部長他役員が市役所大会議
室において職員100名程集まった中で行われました。
坂本副市長は市と締結している「災害協定に基づき」自主パトロールを実施
調査。土砂ダムの重機搬入路建設、24時間体制で4日間で完成させ2次災害
をまぬかれた等を紹介。
宇部支部長は、今日は最高のクリスマスプレゼントだ。地域のために安心で安全
な暮らしを守ることが重要、これからも支部一丸となって取組んで参ります。
【災害用無線機設置】
この度の地震に際し、電話が集中し携帯電話がつながらず連絡がとれないこと
から、一関支部では非常時の通信手段として、車載型無線機を導入設置いたしました。
束稲山に制御局があり(財)東北移動無線センターに加入し、最大幅50キロ通信
可能。
支部基地局です聞こえますか
|
各幹事会社(6社)車両取付 6号車感度良好です。
|