第12回 建退共の加入・履行証明書
受払簿の問題点 クリアアップ!
建太郎、新年の挨拶回りです。
退 子:おめでとうございます。
建太郎:新年早々何ですけど、建退共
の 「加入・履行証明願」の件で、
うちの担当から添付書類のこと
を確認してくれって頼まれてきた
んですよ。
建太郎:そう。経営事項審査で15点の加点があるしね、
この機会に 事務整理が必要でしょ?
退 子:そうね。まあ、建ちゃんの会社
はその点きちんとしていると
思うけど、決算が終ってから
建退共の事務処理に取り掛かるのは
ちょっと対応が遅いのよ。
建太郎:えっ、どういう意味?
退 子:加入・履行証明書を見ると分かるけど、直前決算期間の
平成21年1月から12月までの、建退共の履行状況に
ついて証明する内容でしょう。
その確認の為に、証紙購入額や現物交付の金額、
それに、その期間中の共済手帳の更新や退職金請求
した記録を、「共済証紙受払簿」、「共済手帳受払簿」
として添付してもらうのね。
建太郎:その会社の決算月によって、 
受払簿の期間もかわるよね。
退 子:そうね。3月決算なら、平成21年
の4月から平成22年の3月まで
で一区切り。
問題は、決算終了後に、その
決算期間の記録を作成すること
にあるの。
最初から受払簿を備えておいて、 ( 盛岡市 桜山神社 )
証紙購入や手帳更新のつど、それを記入して決算期間中の
管理をする。
その結果受払簿は完成するものなのね。
それを、遡ってまとめて作ること自体、無理があるわけ。
建太郎:ふ~ん...そうか、逆なんだね。
過去の記録を遡ってつくるのじゃなくて、新しい決算期間
に入ったら即、受払簿を書き進めることが、問題解消に
つながるってこと?
退 子:そういうことなのよ。 
遡っていろいろ調べると、時間も
手間もかかるし、間違えるでしょう?
決算期間の途中で更新や退職が
あると、担当者の手元にあった
共済手帳は建退共に回収される
から、受払簿記入に必要な手帳
番号とか手帳交付年月日などは、
過去の書類を調べないとわからなく
(岩手県公会堂の大きな南天の木) なるのよ。
建太郎:なるほど。
共済証紙も、うっかりすると在庫が合わなくなることがあるよね。
退 子:そう、だから切手の受払いと同じように、購入したり、
手帳に貼ったりするごとに記入していくことがポイントね。







