平成30年7月26日新聞掲載
㈱小原建設(北上市)工務課建築係 藤井夏子さん「将来の自分を意識しながら」
―現在、入社2年目だと伺いました。建築の道に進んだきっかけを教えてください。
「もともとまちづくりに興味があり、高校卒業後は、まちづくりに関連した分野を学べるところに進みたいと考えていました。県立産業技術短期大学校に進学し授業を受ける中で、元現場監督の先生から実際に現場で働いていた時の話を聞くうちに、何もないところから、だんだんと建物を造っていくのはかっこいいな、と思うようになっていきました。建築を学ぶうちに、建物を造ることも面白いと感じ、建設業に進むことを決めました」
―「建築」と一言でいっても、設計事務所や行政の職員など、さまざまな選択肢があったかと思います。
「産技短では、設計についても学びました。設計自体は楽しいなと思いましたが、じっとして仕事をするよりも、図面を描いたり現場に出て測量をしたりと、動き回っている方が向いているのかな、と思い現場に直接携わる現在の仕事を選びました」
―産技短でさまざまなことを学んでいたとはいえ、分からないところや大変なところもたくさんあると思います。
「現場に出たばかりのころは、工事写真の撮影の手元やトランシット・レベルを使用しての測量、それから施工図にも携わりました。現場に入ってみて、話を聞くのと実際にやるのとでは、やはり全然違うと改めて実感しました。手が空いた時に、現場の状況を見て何をすればよいのかを自分自身で見つけられない部分もありますし、現場では分からないことの方が多く、まだまだ勉強することばかりです。現場ではそれぞれ進め方が違いますし、道具の呼び方も人によって違うこともあります。でも、分からないことを聞けば、皆さん教えてくださるんです。分からないことは、素直に聞いた方が早いですね」
―仕事をする上で、どのようなことを心掛けていますか?
「まだうまく話を広げられないことがありますが、現場を円滑に進めていくためにも職人さんとのコミュニケーションは大切にしていきたいです。それから、今後自分が現場代理人になった時、現場で事故を起こさないよう、どんな時にどんな対応をしているのか、どのタイミングで仮設の設備を設置しているのかなど、上司や先輩たちの動きを見るようにしています」
―仕事をする中で感じるやりがいや面白さなどを聞かせてください。
「完成した建物は目に見えますし、造ったものは未来に残ります。最初に配属となった現場では、ほぼ最初から最後まで携わりました。建つ前に完成パースは見ていましたが、実際に目に見える形で建つと、そのすごさを感じました。それに、最初の現場では基礎伏図なども描かせていただきました。直しもあり全て自分自身で描いたものではありませんでしたが、私も現場監督らしいことをひとつすることができた、と思いました」
―今後の目標などを聞かせてください。
「やはり安全に、無事故・無災害で工事を進められる技術者に。そして、多くの業種をまとめる上でも、職人さんとのコミュニケーションや打ち合わせはとても重要ですので、しっかりコミュニケーションを取れるようになりたいです」
―資格取得についてはいかがでしょうか?
「産技短では、2級施工管理技士の学科を取りました。まだ実地試験の受験資格を満たしていませんが、まずは試験合格に向けて頑張ります」
~ほしこの一言~
現在の現場は3現場目という藤井さん。まだまだ勉強することがたくさんあると語りながらも、将来の自分を意識しながら、先輩たちの対応や動きを見ていて、建築と真剣に向き合い努力する姿勢を感じました。藤井さん、ありがとうございました!
開催日時 令和元年8月28日(水)13時30分
開催場所 両磐地域職業訓練センター
①現場でのコミュニケーションスキル向上
・怒りの感情をコントロールしよう~アンガーマネジメント~など
講師:岩手産業保健総合支援センター産業保健相談員 山田惠子 様
②建設業現場技術者による労働災害防止対策
・建設業における労働災害の発生状況について
・建設業での労働災害防止対策について など
講師:一関労働基準監督署 地方産業安全専門官 武藤 慶蔵 様
③DVDビデオによる学習
本年度も労働災害の撲滅に向けて、PDCAサイクルを活用した労働災害防止活動に取り組んで参ります。 ]]>
花巻労働基準監督署、県南広域振興局花巻土木センター、花巻市建設部より、それぞれのテーマで、ご説明を頂きました。
花巻労働基準監督署 平松署長 「建設業における働き方改革について」
県南広域振興局花巻土木センター 戸来所長 「所管事業の概要、課題、今後の方向性について」
花巻市建設部 遠藤部長 「所管事業の概要と課題」
]]>令和元年8月8日 県北広域振興局二戸地区・国土交通省二戸国道維持出張所・二戸市・一戸町・軽米町・九戸村後援のもと、二戸支部青年部主催による「北の道クリーンキャンペーン」を実施しました。
今年で 27回目となり、総勢約100名で道路のごみ・空き缶拾い。街路樹の剪定・草刈り等を33度の真夏日の中、行ないました。
二戸市シビックセンターにおいて、日陰で出発式。
青年部会は、作業現地でミーティング後作業開始。
樹木の剪定・草刈りの量は、2tダンプ2台分。
道路で収集したごみは下記写真の通りでした。昨年より少なかったようです。
ペットボトルが多かったです。風に飛ばされずに拾われて良かったですね。
この日は、最高気温が35度を越える猛暑日となり、実施した時間帯も熱い日差しが照り付ける中、熱中症に留意を払い作業を行いました。
花巻地区の開始式
花巻地区は、日居城野運動公園周辺と花巻広域公園周辺の市道を清掃
日居城野運動公園の総合体育館周辺
花巻広域公園周辺
大迫地区
石鳥谷地区
東和地区
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国土交通省は毎年8月を「道路ふれあい月間」と定め、道路とふれあい、道路の役割や重要性を改めて認識していただき、道路を常に広く、美しく、安全に利用していただくため、道路の愛護活動や道路の正しい利用の啓発等の各種活動を特に推進することとしています。同省が8月10日を「道の日」と制定しています。
「道の日」制定の目的
”道路は国民生活に欠くことのできない基本的な社会資本ですが、あまりに身近な存在のため、その重要性が見過ごされがちです。そこで、道路の意義・重要性について、国民の皆さまに関心をもっていただくため、8月10日を「道の日」と制定しました。”
3会場で拾ったゴミは合わせて約30kgになりました。
]]>令和元年7月26日(金)に、綱取りダムで「森と湖in綱取」2019が開催され、
(一社)岩手県建設業協会青年部連絡協議会盛岡支部及び岩手県女性マネジン
グスタッフ協議会盛岡支部は、毎年スタッフとして参加しております。
青年部は「魚のつかみ取り」、女性マネジングスタッフは「ダム湖巡航」の
受付を担当し、暑い中沢山の来場者の対応に追われました。
① ダム湖巡航風景 (青年部)
② 「ダム湖巡航」受付 (女性マネ)
③ 「魚つかみ取り」
④ 会場風景
⑤ 木工教室 (盛岡広域振興局林務部)
]]>盛岡土木B、C級連絡協議会が6月中に実施した災害調査結果を、令和元年8月5日(月)に
盛岡広域振興局土木部長及び岩手土木センター所長に報告し、工事の発注をお願いしました。
当災害調査は、地域住民が安心・安全に暮らせるため、地域の崩壊箇所等を調査し県に報告
することによって、早期に災害復旧を実施することを目的に行っているものです。
災害箇所は、全体で68件(道路7件、河川59件、異常なし2件)でした。
「建設」分野セミナー&相談会は初めての試みで、建設業未経験者が未経験者でも
受け入れを行う事業所との出会いの場として、また事業所が業務情報を提供する場と
して、令和元年8月2日(金)に盛岡公共職業安定所会議室で開催されました。
盛岡支部から、(株)上の島、(株)山崎組、東野建設工業(株)の3社が参加し、
各事業所の概要を説明後、個別相談を行いました。
① (株)上の島
② (株)山崎組
③ 東野建設工業(株)
④ 個別相談ブース
]]>今年も、夏まつり「盛岡さんさ踊り」が始まりました。
暑い中、皆さん元気に踊っています。
見に来てください。
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]]>8月2日、「災害時における応急対策業務に関する協定」に基づく災害情報伝達訓練を千厩土木センター、一関市、協会千厩支部の合同で開催しました。台風による豪雨災害を想定、会員企業がパトロールを実施して報告する情報伝達の訓練です。
「災害時における建設業協会千厩支部の自主パトロール体制・報告方法を確認するとともに、千厩土木センター、一関市の対応方針決定に必要な情報収集内容等に不備が無かったかを検証する」を目的に例年実施している訓練です。
本年度は、「災害情報連絡票」及び連絡フローの見直しについて検討しているところであり、実証実験を兼ねた訓練となりました。
事後打合せの課題検証では、「災害情報連絡票」の記載方法や連絡フローの徹底などについて意見が出されました。意見を踏まえて、「災害情報連絡票」及び連絡フローの見直しを進めることを確認しました。