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  • 千厩支部 第4回安全パトロールを実施

    2007年12月14日千厩支部

    sen071213-1.JPG 12月13日、平成19年度第4回現場安全パトロールを実施しました。

     指導協力機関からは、一関労働基準監督署、千厩土木センター、千厩農林センター、一関市の方々に参加いただきました。今回、建設業労働災害防止協会本部の樋川安全管理士にも参加いただきました。
     支部関係者からは、 担当役員、当番会員、安全指導者、女性マネジングスタッフ協議会、職員の総勢15名によりパトロールを行いました。今回の対象現場は、一関市大東町の土木工事現場2ヵ所と建築工事現場1ヵ所です。

     現在下記の3運動が展開中であり、特に冬季間の災害防止について注意を促しました。
    ◎いわて年末年始無災害運動
     ・12月1日から1月30日
     ・主唱:岩手労働局、岩手県労働災害防止団体連絡協議会
    ◎冬季死亡災害ゼロ100日運動
     ・11月22日から2月29日
     ・主唱:一関労働基準監督署
    建設業年末年始労働災害防止強調期間
     ・12月1日から1月15日
     ・主唱:建設業労働災害防止協会

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    反省会では
    ◎リスクアセスメントを取り入れた具体的なKYがなされていた。
    ◎社内報を掲示して、ヒヤリハット事例等により安全意識の高揚を図っていた。
    ◎手洗い、ゴミの分別、油分散剤の設置などの考慮がなされていた。
    ◎誘導因に反射材のベストを着せ、一目で誘導員と分かるような配慮がなされていた。
    ◆鉄板を敷いているが雪の際には滑りやすい。勾配により鉄板が浮いている箇所があるので置き方に工夫が必要だ。
    ◆作業現場の通路や区画の区切りがない。エリア別の計画が必要である。全体のシステムとして心配な面が多い。
    等の意見が出されました。

    ≪リスクアセスメント≫
     当支部では、昨年度より安全パトロールに建設業労働安全衛生マネジメントシステム(COHSMS:コスモス)の柱であるリスクアセスメントを取り入れています。本日は「鉄骨建て方作業」についてリスクアセスメントを実施いたしました。
     
    危険有害要因の特定を紹介します。 見積及び評価、危険有害要因の低減については省略いたします。

    ◎「鉄骨建て方作業」の危険有害要因

    1. とび作業者が転落してケガをする
    2. 吊り荷が落ちて作業員にあたる
    3. クレーンが転倒して作業員が下敷きになる
    4. 建て方中の柱が倒れ、作業員にあたる
    5. 組立て材料につまづいてケガをする

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