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けんせつ女子=㈱照甲組(花巻市)建築部 菱川優奈さん「技術磨き 求められる作業員に」=
2021年3月31日 16:49岩手県建設業協会
日刊岩手建設工業新聞に連載されている『スマイル☆建設女子部~女性記者ほしこが行く~』の記事を不定期に転載いたします。同紙の女性記者が、建設業に従事する女性を取材する企画で、読者から好評を得ている連載記事です。
近年、「ドボジョ(土木女子)」や「けんせつ小町」という愛称ができるほど、建設業で働く女性の活躍が益々期待されています。「女性が輝き、活躍できる業界」であることを多くの方に知って頂きたいとの思いから、日刊岩手建設工業新聞の全面的な協力をいただき、掲載するものです。
令和3年3月18日新聞掲載
㈱照甲組(花巻市)建築部 菱川優奈さん「技術磨き 求められる作業員に」
―建設業に興味を持ったきっかけなどを教えてください。
「重機を動かしているのを見てかっこいいなと思ったこと、そして外で体を動かしながら働きたいと思い建設業に進みました。別の会社で現場管理の仕事に携わっていましたが、現場に関わる中で重機とかを動かして働く作業員さんを見て、自分もそういうような職人になりたいと思うようになりました。照甲組に入社した当初は先輩作業員と一緒に同じような業務をしながら、さまざまなことを覚えていきました」
―仕事をする上で、心掛けていることを聞かせてください。
「今は土工事を中心に、現場に携わっています。現場では安全行動を心掛け、目配り・気配りを大切に、それぞれの作業員がどこにいるのかよく周りを見ながら作業するよう気を付けています。それから、不安全行動にもつながりますので、分からないことはきちんと聞きながら作業するようにしています」
―仕事をする中で感じる建設業の面白さや、やりがいなどを教えてください。
「携わった現場は、長い間残ります。達成感を感じられるとともに、近くを通った時などにここも携わったな、と思えるのは建設業ならではだと思っています」
―思い出に残っている現場はありますか?
「社屋の建設工事の現場です。最初の現場で、自分が務めていく会社の新しい社屋に基礎工事から携わり、だんだんと建てられていく様子を見ていて、とても印象に残っています。同じ建設業でも土木と建築では内容が全く違いますので、分からないことだらけで戸惑いはありましたが、先輩たちに教わりながら仕事を覚えていきました。この現場で、基礎工事がどういうものかを学んだり、コンクリート打設も経験させてもらいました」
―目標にしている上司や先輩はいらっしゃいますか?
「長年建設業に携わっている60代の作業員の先輩です。機械も操作でき、一つ一つの作業が確実で知識の量も豊富な先輩で、とても尊敬しています。現場によって状況が違うのですが、ぱっと現場を見たときに、ここはこうした方がいい、とその現場に合ったやり方を見極めて動いていて、私も先輩のように、機械にも乗れて、現場の状況に合わせて作業できる作業員になりたいです」
―ほかにも今後の目標などがありましたら教えてください。
「『菱川に来てもらいたい』と言ってもらえるような、どの現場にも必要とされるような技術を身に付けたいです。今はまだ重機に乗り始めたばかりですが、重機は経験が大事だと思っています。練習もしてどんどん慣れて、さらに技術を磨いていきたいです。今持っている資格は3トン未満のものですので、今後3トン以上の機械にも乗れるように資格を取得する予定です。取得すると乗れる機械や仕事の幅が広がりますから、接触などの事故を起こさないよう、より安全な作業を心掛けて仕事をしていきたいです。それから、ダンプも運転できるよう、いつか大型の免許も取りたいと思っています」
~ほしこの一言~
「どの現場にも必要とされるような技術を身に付け、現場の状況に合わせて作業できるようになりたい」と菱川さん。重機について「左右で違う方向にレバーを動かしながら掘削したりするので、最初は難しかった」とのことですが、今後さらに技術を磨いていきたいと抱負を語っていました。はきはきとして明るい人柄とともに、向上心の高さと責任感の強さを感じました。菱川さん、ありがとうございました!「防災の日」災害情報伝達訓練を実施
2021年3月16日 14:18岩手県建設業協会
岩手建設業協会は「震災の記憶を風化させることなく、災害への対応力を維持・向上していくこと」を目的に3月11日を「防災の日」と定めております。3月9日、「防災の日」に合わせて災害情報伝達訓練を実施しました。震災翌年から実施しており、10回目の開催となります。
今回の訓練は、岩手県沖を震源とする地震(M8.0、沿岸部等で震度6弱を記録)が発生、大津波警報が発令されたとの想定で行いました。被災状況・安否等の情報共有、応援要請の情報伝達に加え、WEB会議などを発災から4日後までを想定して行いました。写真提供:日刊岩手建設工業新聞社
本部と13支部の役職員などを合わせて約50名が参加、情報伝達機器の使用方法や伝達方法などを確認しました。また、盛岡支部は盛岡広域振興局土木部からの応急対応の要請訓練を実施しました。露呈した課題は、災害対応の指針や要領に折り込み、非常時に備えることにしております。
昨年12にWEB会議・WEBセミナーシステムの本格運用を開始したところであり、WEB会議の訓練ではスマートフォンでの現地から中継を取り入れました。その他訓練
(1)支部間の通話訓練
(2)発電機の運転(使用機器等:発電機、投光器)
(3)備蓄資材の在庫管理(使用機器等:イントラネット)
今回の訓練にあわせ、7支部(275社参加)で独自の災害情報伝達訓練を行いました。東日本大震災から10年が経ちました
2021年3月11日 20:13久慈支部
岩手県建設業協会「防災の日」情報伝達訓練にあたって
2021年3月 9日 09:00岩手県建設業協会
あの未曾有の東日本大震災から10年の節目を迎えます。
改めまして、震災により亡くなられた方々、ご遺族の皆様に心よりお悔みを申し上げると共に、深く哀悼の意を捧げます。
当協会は「オール岩手で復興」を掲げ、一日も早い復旧復興に向けて一丸となって歩み続け、震災翌年に定めた「防災の日」には、震災の記憶や教訓を風化させることなく、多くの教訓を会員が共有しながら災害への対応力を向上していくため、情報伝達訓練を毎年実施してきました。
東日本大震災以降も、全国的に大型台風、地震、豪雨などによる被害が相次ぐなか、先日も東北地方に大きな地震が発生しております。
いつどこでも起こりうる自然災害に対し、県民の安全と安心を守るためには、緊急初動体制の確保と迅速な対応が求められ、「地域の守り手」である地域建設業の必要性・重要性が一段と増しております。
災害発生時におきましては、東日本大震災や2016年台風10号及び2019年台風19号被害の教訓にもありますとおり、国、県、市町村の災害対策本部と密接な連携がカギとなり、当協会内部の情報共有を図りながら迅速な活動をすることが求められます。
本日の訓練では、衛星携帯電話、WEB会議システム、イントラネットを軸にし、時系列による状況変化を想定しながら行うことにしております。
訓練参加者には、全県を網羅した支部のネットワークによる強みを確認するとともに、緊急時の柔軟な対応能力を磨く機会として積極的に取り組むようお願いしますとともに、本日の訓練を通じて、多くの方々に建設業の地道な活動を知っていただく機会となりますことを祈念して、私からの挨拶といたします。本日はよろしくお願いいたします。
令和3年3月9日
一般社団法人岩手県建設業協会
会長 向井田 岳
大船渡東高校職業別ガイダンス
2021年3月 4日 10:24大船渡支部
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