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けんせつ女子=㈱内澤建設(盛岡市)工事部 金井志穂さん「先を読む力を身に付けて」=
2022年1月31日 16:24岩手県建設業協会
日刊岩手建設工業新聞に連載されている『スマイル☆建設女子部~女性記者ほしこが行く~』の記事を不定期に転載いたします。同紙の女性記者が、建設業に従事する女性を取材する企画で、読者から好評を得ている連載記事です。
近年、「ドボジョ(土木女子)」や「けんせつ小町」という愛称ができるほど、建設業で働く女性の活躍が益々期待されています。「女性が輝き、活躍できる業界」であることを多くの方に知って頂きたいとの思いから、日刊岩手建設工業新聞の全面的な協力をいただき、掲載するものです。
令和3年12月23日新聞掲載
㈱内澤建設(盛岡市)工事部 金井志穂さん「先を読む力を身に付けて」
―高校は普通科だったと伺いました。建設業に興味を持ったきっかけを教えてください。
「幼い頃に一度、建設業に従事する父の現場で働いている姿を見て、すごくかっこいいなと思ったんです。父からは、例えば家を建てた時に『ありがとう』と声を掛けてもらったりと感謝される仕事であること、コミュニケーションを取りながら仕事をしているといった話も聞いていました。人の役に立つ仕事がしたいと思っていたことや人と話すのが好きなこともあり、建設業に進もうと決めました」
「実は、もともとは建築を志望していました。でも職場見学で内澤建設に行った時、職場や現場の雰囲気がとてもいいなと感じ、土木も楽しそう、この会社に入りたいと思い入社を希望しました」
―入社当初の頃のことを聞かせてください。
「測量も図面も道具の名前や使い方も、本当に何も分からず最初は不安でしかありませんでした。入社したばかりの頃はいろいろな現場に行き、先輩の手伝いや手元をしながら一つ一つ覚えていきました」
―現在どのような現場に携わっていますか?
「側溝の整備などを行う工事に携わり、測量や写真の撮影、納品書の整理、資材の発注などの業務をしています。現場が3カ所あるため、どこの現場かすぐわかるよう野帳はより見やすく書くようにしています」
―仕事をする上で、ほかにどのようなことを心掛けていますか?
「現場の作業員がスムーズに仕事を進めることができ、タイムロスを発生させないような段取りをするよう意識しています。それから、建設業ではほんのちょっとした不注意が大きな事故につながるため、掘削した開口部からの転落など、事故を起こさないように気を付けています」
―仕事が楽しいという気持ちが伝わってきます。
「現場に携わるこの仕事は好きですね。体を動かすことが好きで、会社の人たちの人柄がいいからかもしれません。今はまず、建設業で働けることが嬉しいです。これからも建設業に携わっていきたいと思っています」
「以前、現場の近くに住む方から『ありがとう』と声を掛けていただいたことがありました。自分が携わったものが誰かの役に立っていると思うとすごく嬉しいです」
―前の現場では、下水管の敷設やマンホールの設置に携わったとのことですが、完成した時のお気持ちを聞かせてください。
「測量を間違いマンホールの鉄蓋が出てしまうこともなく、きれいにできたのを見た時は達成感がありました。入職するまで何気なく見ていたマンホールなどの整備に今自分が携わっていると思うと、なんだかすごいな、と思いますね」
―目標にしている先輩はいらっしゃいますか?
「経験を重ねている人にとっては普通のことかもしれませんが、上司や先輩は図面や現場の状況を見てすぐに判断したり、しっかり先を読んで仕事を進めていたり、現場をきちんとまとめて動かしていたりしていて、みんな尊敬しています。上司や先輩を見ていると、段取りの重要性や周りをよく見ることの大切さを強く感じます」
―これからの目標を教えてください。
「先を読む力を身に付け、もっと段取りを良くして、みんなをまとめられる監督になれるよう頑張ります。資格取得にも積極的に挑戦したいです」
~ほしこの一言~
土木の世界に飛び込み、現在入社2年目の金井さん。今後は橋の現場にも携わってみたいとのことです。まっすぐに土木の現場に向き合う姿勢と、前向きで明るい人柄を感じました。金井さん、ありがとうございました!除雪オペレーター育成に向けた合同除雪訓練を実施
2022年1月28日 15:28北上支部
北上支部では1月27日、西和賀町の「道の駅錦秋湖」駐車場において除雪オペレーター育成に向けた合同除雪訓練を行いました。この訓練は、オペレーターの高齢化と人材が不足する中、持続可能な除雪体制を確保するため若手の除雪オペレーターの育成を目的に北上土木センターと㈱小田島組の協力をいただき実施したものです。会場には県及び北上市の関係職員のほか支部会員企業などから30名ほどが参集、訓練には3名が参加し㈱小田島組から派遣していただいた3名の熟練オペレーターの指導の下で行われました。
訓練は除雪ドーザー13t、除雪グレーダー4m、ロータリー除雪車250psの3台を使用して行われ、訓練生が熟練オペレーターと同乗し熟練オペレーターの操作を助手席で見学した後、実際に機械を運転し除雪作業を行いました。また、訓練終了後は見学者の試乗も行われました。
訓練終了後に講評があり、八重樫博之北上支部長から、冬の県民の交通を確保する除雪は建設業の重要な使命であり、今回の除雪オペレーター育成に向けた訓練は有意義であったと協力いただいた北上土木センター、㈱小田島組への感謝の言葉がありました。また、北上土木センター守屋康道路環境課長からは、除雪作業は苦労も多く大変な仕事であることを住民の方々に知っていただくとともに、今後も除雪オペレーターの育成活動を支援していきたいとの言葉がありました。
「建設キャリアアップシステム通信」第32号・33号
2022年1月27日 14:55岩手県建設業協会
「建設キャリアアップシステム」の運営主体である(一財)建設業振興基金より、取組や進捗状況等の情報提供として、「建設キャリアアップシステム通信」の最新号が届きました。
下記リンクよりご覧いただけます。
(PDFファイルが開きます)
「建設キャリアアップシステム通信」第32号
「建設キャリアアップシステム通信」第33号第2回建設現場安全パトロール実施
2022年1月24日 13:17一関支部
令和3年度も建設工事現場見学会を開催しました。
2022年1月11日 17:04岩手県建設業協会
岩手県建設業女性協議会
2022年1月 1日 14:47岩手県建設業女性協議会
岩手県建設業協会女性協議会の記事を掲載します。
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