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  • 千厩支部 第1回安全パトロールを実施

    2007年6月14日千厩支部

    sen070614-1.JPG 6月14日、平成19年度第1回現場安全パトロールを実施しました。

     指導協力機関からは、一関労働基準監督署、千厩土木センター、千厩農林センターの方々に参加いただきました。支部関係者からは、 担当役員、当番会員、安全指導者、女性マネジングスタッフ協議会、職員の総勢12名によりパトロールを行いました。
     
     今回の対象現場は、一関市東山町の土木工事現場2箇所です。管内で「夏季死亡災害ゼロ101日運動」が展開されている中で安全管理の徹底を訴えました。

    反省会では
    ◆開口部の転落防止措置が無かったため、転落防止措置をお願いしたい。
    ◆カーブで坂道のために見通しが悪い場所を片側通行にしているうえ、途中には枝道もあるため、第三者災害には十分に注意してもらいたい。
    ◎具体的に工程ごとの作業計画が作成され、安全掲示板にも掲示されていた。
    ◎休憩所と作業現場が離れているが、作業現場に日傘と冷水を置き、熱中症対策が行われていた。
    等の意見が出されました。

    ≪リスクアセスメント≫
     当支部では、昨年度より安全パトロールに建設業労働安全衛生マネジメントシステム(COHSMS)の柱であるリスクアセスメントを取り入れています。本日は「函渠工・接続桝工・カルバート工」と「基礎コンクリート打設・樋門均しコンクリート型枠解体」についてリスクアセスメントを実施いたしました。

    危険有害要因の特定を紹介します。 見積及び評価、危険有害要因の低減については省略いたします。

    ◎「函渠工・接続桝工・カルバート工」の危険有害要因

    1. 一般車両が作業現場に突っ込み作業者をはねる
    2. 開口部からの転落してケガをする
    3. 重機作業時、通行車両にバケットをぶつける
    4. 誤誘導により通行車両同士が衝突する
    5. 重機のブームで架空線を切断する

    ◎「基礎コンクリート打設・樋門均しコンクリート型枠解体」」の危険有害要因

    1. 増水時に仮締切りの決壊により溺れる
    2. 法面の崩壊により作業員が埋まる
    3. 通行車両が作業所内に突っ込む
    4. 重機旋回時に作業員と接触する
    5. 熱中症により作業員が排水路に転落して溺れる

    sen070614-2.JPG