いわけんブログ
ICT建機施工現場見学会(岩手県立千厩高等学校グラウンド整備工事)を開催
2017年8月31日千厩支部
8月30日、岩手県県土整備部建設技術振興課及び(一社)岩手県建設業協会広報委員会IT部会の共催による「ICT建機施工現場見学会」があり、岩手県職員、協会会員企業、広報委員会IT部会などから約40名が参加しました。
日 時:平成29年8月30日(水)13:30~15:00
場 所:岩手県立千厩高等学校(一関市千厩町千厩字石堂45-2)
対象者:岩手県、建設業協会(近隣会員企業、広報委員会IT部会)他
内 容:ICT建機による施工他
振動ローラー、ブルドーザー(MC)、バックホウ(MC,MG)
主 催:(一社)岩手県建設業協会広報委員会IT部会、岩手県県土整備部建設技術振興課
<工事概要>
工事名:岩手県立千厩高等学校グラウンド整備工事
工 期:平成28年10月20日から平成30年1月5日
監理者:岩手県教育委員会事務局教育企画室
請負者:横田建設株式会社 代表取締役 横田久義
構造物:ソフトボール・野球・テニス場、弓道場、実習圃場他
工 種:造成工事(範囲3.8ha、掘削工87,800㎥、盛土工57,000㎥、側溝、集水桝他)
当該企業は平成23年より情報化施工に取り組み、3D設計データを自社で作成、保有するICT建機で施工を行っています。これまで情報化施工での多くの施工実績を積み、今回の現場でも自主的に全面的な情報化施工に取り組んでいます。
挨拶
岩手県県土整備部建設技術振興課 特命課長 久保田和憲
(一社)岩手県建設業協会 副会長(広報委員会IT部会部会長)向井田岳
(一社)岩手県建設業協会千厩支部 支部長 小山裕昭
横田建設株式会社による説明
工事概要、当現場での情報化施工の取組み、一般的な3D設計データ作成の流れ
保有ICT機器
建機:バックホウ4台(MC1、MG3)、ブルドーザー4台、振動ローラー3台、グレーダー1台
測量機器:自動追尾TS2台、GNSS測定器2台、レーザースキャナー、ドローン
利点やノウハウをはじめ、課題点などについての説明もありました。
メーカーなどによる説明(ICT建機の説明と実機デモ、実機のモニターを表示など)
岩手測器社:ICT振動ローラー、3Dスキャナによる測量
コマツ岩手:ICTバックホウ
トプコンソキアポジショニングジャパン:ICTブルドーザー、3Dスキャナ
実機試乗
MCブルドーザー、MCバックホウ、振動ローラー
便利だから情報化施工を取り入れてきたそうで、自社完結でICT施工に取り組む先進事例でした。機材と人材の確保、ノウハウの蓄積などの難しさも感じました。
また、今後は3Dスキャナやドローンによる測量に本格的に着手し、現況測量や出来形管理、土量管理などに活用を図る予定があることの説明がありました。
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