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一般社団法人岩手県建設業協会は12月1日、担い手の確保と育成に関する現状と課題をテーマに『建設業の経営環境に関するシンポジウム』を開催しました。行政、建設業関係者など約100名が参加しました。


改正品確法などのいわゆる「担い手三法」が全面施行されたことを受け、広報委員会IT部会が企画したもので今年で3回目の開催です。岩手県内の人口減少が進行する中、企業では人手不足と人材育成が喫緊の課題になっています。震災復興後には建設投資の落ち込みが予想されることから、人員の抱え込みは経営悪化に直結する側面があり、建設業をはじめ、多くの地場企業は慎重な経営戦略が求められています。地方の中小企業が「担い手の確保と育成」に向けた取り組みを進めるにあたり、課題解決の一助となることを目的に開催しました。

基調講演には、職業訓練法人全国建設産業教育訓練協会富士教育訓練センター専務理事の菅井文明様をお迎えしました。特別講演では、当会が制作したマンガ「我らイワケン株式会社」の作者で漫画家のそのだつくし様にご講演いただきました。最後にお二人を交えパネルディスカッションを行いました。

岩手県、東日本建設業保証㈱岩手支店、㈱日刊岩手建設工業新聞社よりご後援をいただきました。

2017120100 (1)来賓挨拶 岩手県県土整備部長 中野穣治様(代理 建設技術振興課総括課長 菊達也 様)



第1部 基調講演
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「建設人材の確保・育成における取り組み」
 職業訓練法人全国建設産業教育訓練協会富士教育訓練センター 専務理事 菅井 文明 氏

教育内容や施設、利用者の声をはじめ、教育のねらいとして「業界のニーズに対応、即戦力の育成、安全管理の習慣化」などについてご説明をいただきました。動画にて受講者の生の声やセンターの幅広い取り組みを紹介いただきました。


第2部 特別講演2017120100 (4)

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「建設業で学んだこと」=マンガ「我らイワケン株式会社」作者が語る=
 漫画家 そのだつくし 氏

マンガ「我らイワケン株式会社」の取材を通して感じた建設業への思いなどをお話いただきました。絵を描きながら幅広いテーマに触れ、建設業が伝えるべき視点なども提言いただきました。



第3部パネルディスカッション

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岩手県県土整備部 建設技術振興課 建設業振興担当課長 島田 耕司 氏

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基調講演 講師 菅井 文明 氏

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特別講演 講師 そのだつくし 氏

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(一社)岩手県建設業協会 副会長  向井田 岳

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(一社)岩手県建設業協会千厩支部 支部長 小山 裕昭


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コーディネーター(株)日刊岩手建設工業新聞社 代表取締役社長 宮野 裕子氏


若年者の入職について学校とのパイプがないこと、学校側が求めている点など意見が出されました。ICTの活用と可能性、週休二日制、女性の雇用促進についての現状や課題など、幅広く議論がなされました。島田氏からは現場の生産性向上や環境改善に対する施策、女性の雇用促進に向けた指摘などのお話がありました。最後に目指すべき建設業の将来像についてパネラーからの意見を聞き閉会となりました。