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  • 千厩支部 安全パトロールを実施

    2006年12月14日千厩支部

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     本日(12月14日)、第4回現場安全パトロールを実施しました。指導協力機関からの参加者は一関労働基準監督署、千厩土木センター、千厩農林センター、藤沢町環境整備課、建設業労働災害防止協会技術管理部安全管理士の坂本氏に参加頂きました。支部からは、担当役員、当番会員、安全指導者、女性マネジングスタッフ協議会、職員が参加し、総勢16名の参加者でした。
     今回の対象現場は、東磐井郡藤沢町の建築現場1箇所と一関市川崎町の下水道工事現場1箇所です。年末年始の各安全運動が展開されている中で、冬場の安全管理の徹底を訴えました。

    反省会では 
    ◆地這い配線をしていたので被覆の損傷により漏電の恐れがある。場内にコンセントボックスを設置し、設置した設備を作業員に周知させるようにすること。
    ◆人力掘削をしている作業者の手元が暗いようなので明かり対策をお願いしたい。
    ◎環境対策を実施していて良かった。(ゴミの分別、空き缶のプルタブを分別、アイドリングストップの看板など)
    ◎具体的な作業計画が立てられており良かった。作業の進捗に応じて分かりやすく適正な計画が立てられている。
    等の意見が出されました。

     当支部では、本年度より安全パトロールに建設業労働安全衛生マネジメントシステム(COHSMS)の柱であるリスクアセスメントを取り入れています。本日は「型枠組立て」と「開削作業」についてリスクアセスメントを実施いたしました。

    危険有害要因の特定を紹介します。

    ◎「型枠組立て」の危険有害要因

    1. スラブから物が落下して人に当たる
    2. 支保工が動いてスラブが落ちて人に当たる
    3. 足場の下を歩いてつまづいてケガをする
    4. 地這い配線を傷つけて漏電し、火災が発生する
    5. 足場が倒壊して作業員が下敷きになる

    ◎「開削作業」の危険有害要因

    1. バックホウのバケットが作業員に接触する
    2. 路面が凍結し、一般車両が現場に突っ込む
    3. 開口部に作業員が転落する
    4. 玉掛作業中に吊り荷が落下する
    5. バックホウや作業機械が通行者に接触する

    上記のような危険有害要因を特定し、危険の見積と評価を実施しました。



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    千厩支部 村上純也