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  • 千厩支部 第5回安全パトロールを実施

    2007年2月09日千厩支部

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     2月9、第5回現場安全パトロールを実施しました。

     指導協力機関からは、一関労働基準監督署、千厩土木センター、千厩農林センター、一関市東山支所建設課の方々に参加いただきました。支部関係者からは、 担当役員、当番会員、安全指導者、女性マネジングスタッフ協議会、職員の総勢15名によりパトロールを行いました。
     
     今回の対象現場は、一関市東山町の建築現場2箇所と土木工事現場1箇所です。管内で「冬季死亡災害ゼロ100日運動」されている中で安全管理の徹底を訴えました。



    反省会では
     ◆まだ、日が短い時期であり、暗くなった際の足場の足元が見えづらい為、明かり対策や親綱の設置を考えて欲しい。
     ◆階段の手すりが単管を外側で固定している場所があり、手すりの幅が広がり掴みづらい。
     ◎危険予知活動を実施し記録もなされている。班ごとに具体的なKY活動がなされていて良い。
     ◎作業計画について、作業工程ごとに具体的に立案、計画がなされており良かった。
    等の意見が出されました。

    ≪リスクアセスメント≫
     当支部では、本年度より安全パトロールに建設業労働安全衛生マネジメントシステム(COHSMS)の柱であるリスクアセスメントを取り入れています。本日は「外部足場敷設」と「アンカー削孔作業、足場組立て」についてリスクアセスメントを実施いたしました。

    危険有害要因の特定を紹介します。

    ◎「外部足場敷設」の危険有害要因

    1. 手すりの切れ目から墜落する
    2. 枠組み足場の小口側に手すりが無いので墜落、落下する
    3. ブラケットの足場板先端から落下する
    4. 階段枠から落下する
    5. 屋根に移動する箇所から落下する

    ◎「アンカー削孔作業、足場組立て」の危険有害要因

    1. 浮石の落下によりケガをする
    2. 地山の崩壊により作業員が巻き込まれてケガをする
    3. 地震により作業足場が崩壊して作業員が落下する
    4. 削孔パイプの取り出し時に足に落ちてケガをする
    5. モノレールが外れて落ちて作業員にあたりケガをする
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