いわけんブログ
千厩支部 第2回安全パトロールを実施
2007年8月02日千厩支部
8月2日、平成19年度第2回現場安全パトロールを実施しました。
指導協力機関からは、一関労働基準監督署、千厩土木センター、一関市室根支所の方々に参加いただきました。支部関係者からは、 担当役員、当番会員、安全指導者、女性マネジングスタッフ協議会、職員の総勢13名によりパトロールを行いました。
今回の対象現場は、一関市千厩町、室根町の土木工事現場3箇所です。本格的な夏場をむかえ、管内では「夏季死亡災害ゼロ101日運動」が展開されている中で安全管理の徹底と特に熱中症対策について注意喚起を行いました。
反省会では
◆グループ毎に実施されており良いが、グループで内容が揃ってしまうと意味がない。作業全体を考えるのでは無く、鉄筋を組む・鉄筋を運ぶなどグループ別に毎日のテーマを絞り込んで行うことで具体的な活動になる。
◆破砕作業をしていたが、バックホウのフロントガラスにヘッドガードをつける・周囲に防護柵を設置する等の対応をお願いしいたい。
◎作業現場付近にテントを設置して熱中症対策を図っていた。
◎不適合品置き場を設置して、使用できないワイヤーを置いていた。
等の意見が出されました。
熱中症対策事例 作業現場付近にテントを設置
熱中症対策の飴、「熱中飴」を配備
≪リスクアセスメント≫
当支部では、昨年度より安全パトロールに建設業労働安全衛生マネジメントシステム(COHSMS)の柱であるリスクアセスメントを取り入れています。本日は「ボックスカルバートの破砕、仮設道路工」と「路床工、路肩人力整形」についてリスクアセスメントを実施いたしました。
危険有害要因の特定を紹介します。 見積及び評価、危険有害要因の低減については省略いたします。
◎「ボックスカルバートの破砕、仮設道路工」の危険有害要因
- ボックスカルバート破砕時に破片にあたりケガをする
- 誤誘導によりダンプが河川に転落する
- 土止め支保工が倒れて法面が崩壊し作業員が埋まる
- 重機同士が接触する
- 大雨による増水により土砂が流出して道路が冠水する
◎「路床工、路肩人力整形」」の危険有害要因
- 作業員が重機のバケットに接触してケガをする
- 車両と重機が接触する
- 作業員がつまづいて転倒してケガをする
- 誘導員が第三者車両にひかれる
- 一般車両とダンプが接触する
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