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  • 千厩支部 第3回安全パトロールを実施

    2007年10月11日千厩支部

    sen071011-1.JPG 10月11日、平成19年度第3回現場安全パトロールを実施しました。

     指導協力機関からは、一関労働基準監督署、千厩土木センター、千厩農林センター、藤沢町の方々に参加いただきました。支部関係者からは、 担当役員、当番会員、安全指導者、女性マネジングスタッフ協議会、職員の総勢15名によりパトロールを行いました。今回の対象現場は、藤沢町の土木工事現場3箇所です。

     

    反省会では
    ◎作業計画が具体的に作成されており良かった。朝礼で周知を図っている。
    ◎鉄板を敷いた上に山砂を置き、石などが混ざらない措置をとっていた。
    ◎路肩部にコーンを多く配置しており良かった。
    ◎枝線の道路にも看板を設置して十分な配慮があった。
    ◆管路埋設の際に路盤が崩れる恐れがあるので注意が必要だ。
    ◆電工ドラムの線を架空で通していたが、電工ドラムの線は引っ張りに弱いので破断の恐れがある。
    ◆管路掘削のところにバリケードが無いので、転落の恐れがある。
    ◆掘削部が深いのでシーティングを抜き取りの際には十分な注意が必要だ。
    △ダンプの荷台から直接バックホウで砂を積んでいるが、荷台が引っ張られたりして車が動くことがあるので、車止めは確実に行わなければならない。また、運転者が転落の恐れもある。
    等の意見が出されました。

    sen071011-2.JPG

    ≪リスクアセスメント≫
     当支部では、昨年度より安全パトロールに建設業労働安全衛生マネジメントシステム(COHSMS)の柱であるリスクアセスメントを取り入れています。本日は「管路工掘削、人孔桝埋設工」についてリスクアセスメントを実施いたしました。
     
    危険有害要因の特定を紹介します。 見積及び評価、危険有害要因の低減については省略いたします。

    ◎「管路工掘削、人孔桝埋設工」の危険有害要因

    1. 地震により掘削部が崩れて作業員が埋まる
    2. 開口部に作業員が転落する
    3. 架空線にバックホウのブームが接触し感電する
    4. 第三者の車が現場に突っ込み、作業員が轢かれてケガをする
    5. シーティングを吊り上げた際にワイヤーが切れて作業員に落下する