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  • 災害対策シンポジウム開催

    2008年8月08日岩手県建設業協会

    災害対策シンポジウム「今後の災害対策連携について―岩手・宮城内陸地震からの教訓―」((株)日刊岩手建設工業新聞社主催・岩手県建設業協会等後援)が8月6日(水)、盛岡市のエスポワールいわてで開催されました。主催者を代表して、(株)日刊岩手建設工業新聞社大内社長は「災害対応に尽力された皆さんに感謝申し上げるとともに、建設産業に関わる一人として誇りに感じる」とあいさつ。

    DSCF次第.JPG
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    DSCF佐藤氏.JPG
         佐藤県土整備部長
    「官民挙げての対応に感謝すると
    共に、連携の重要性を再認識して
    いる」などと述べた。

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       支援体制構築が課題
    野中県砂防災害課総括課長
    「予算も厳しい中にあるが、今
    後発注が本格化する際には、
    皆さんからの協力を頂き、早
    期復旧に努めたい」などと述
    べた。
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        無線機の底力を実感
    佐々木県建設業協会水沢支部長
    「今まで体験したことがない地
    震。会社の神棚も落ちた。携帯
    がつながらないなか、無線機を
    活用し収集したデータを振興局
    に伝えることができた」などと述
    べた。
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        市民と共に歩む意識
     宇部県建設業協会一関支部長

    「人の力の強さ、建設機械の
    力、この2点がうまくマッチした
    ことが迅速な応急復旧の実現
    につながったと思う」などと述
    べた。
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        住民の喜び感慨深く
     (株)平野組金野営業本部営業部長
    「市野々原の迂回路が完成した
    際に一時帰宅される住民の皆さ
    んがうれしそうに道路を使ってく
    れたことは建設業に携本当に良
    かった」などと述べた。
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        今後の課題明らかに
    加藤県測量設計業協会副会長
    「災害が発生した際、協会とし
    ていくつかのパターンを想定し
    ておくことや地域に精通した会
    員に対してあらかじめ河川や
    路線担当を割り振っておくこと
    で、より迅速な行動も可能とな
    る」などと述べた。
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        精神面のケアも重要
    米沢谷防災ボランティア県協会副会長
    「当会としても地震発生後延べ
    50人が出動した。余震が続く中
    で地元住民も不安になっている。
    声を掛け合うことで安心が得られ
    る。精神面でのケアも重要だろう」
    などと述べた。
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        地場企業と協力必要
    山本岩手河川国道事務所長
    「地元業者との協力が必要で
    あり、パートナーシップの必要
    性を再認識した」などと述べた。



    シンポジウムでは、6月14日の
    地震災害時の被災状況調査や
    応急復旧に当たった団体・グル
    ープの中から4団体が事例発表。