 支援体制構築が課題 野中県砂防災害課総括課長 「予算も厳しい中にあるが、今 後発注が本格化する際には、 皆さんからの協力を頂き、早 期復旧に努めたい」などと述 べた。 |
 無線機の底力を実感 佐々木県建設業協会水沢支部長 「今まで体験したことがない地 震。会社の神棚も落ちた。携帯 がつながらないなか、無線機を 活用し収集したデータを振興局 に伝えることができた」などと述 べた。 |
 市民と共に歩む意識 宇部県建設業協会一関支部長 「人の力の強さ、建設機械の 力、この2点がうまくマッチした ことが迅速な応急復旧の実現 につながったと思う」などと述 べた。 |
 住民の喜び感慨深く (株)平野組金野営業本部営業部長 「市野々原の迂回路が完成した 際に一時帰宅される住民の皆さ んがうれしそうに道路を使ってく れたことは建設業に携本当に良 かった」などと述べた。 |
 今後の課題明らかに 加藤県測量設計業協会副会長 「災害が発生した際、協会とし ていくつかのパターンを想定し ておくことや地域に精通した会 員に対してあらかじめ河川や 路線担当を割り振っておくこと で、より迅速な行動も可能とな る」などと述べた。 |
 精神面のケアも重要 米沢谷防災ボランティア県協会副会長 「当会としても地震発生後延べ 50人が出動した。余震が続く中 で地元住民も不安になっている。 声を掛け合うことで安心が得られ る。精神面でのケアも重要だろう」 などと述べた。 |
 地場企業と協力必要 山本岩手河川国道事務所長 「地元業者との協力が必要で あり、パートナーシップの必要 性を再認識した」などと述べた。 |
シンポジウムでは、6月14日の 地震災害時の被災状況調査や 応急復旧に当たった団体・グル ープの中から4団体が事例発表。 |