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  • 高病原性鳥インフルエンザ防疫演習

    2012年11月09日盛岡支部

    11月8日(木)岩手県で初めて総合的な「高病原性鳥インフルエンザ防疫演習」が行われ、当盛岡支部は掘削・埋設業務を担当しました。当日は県、市町村の鳥インフルエンザ担当約200人がアピオに集合し、午前中は机上演習を行いました。

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    午後からは、実際に防護服を着用しての演習です。

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    建設業協会盛岡支部会員が、畜産研究所に埋設用の穴(底:4m×20m×深4m、表面8m×20m)を前日4時間で掘削しました。5万羽規模の場合は底面で54m必要です。

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    午後1時半、フレコンバックに入った疑似汚染物質4袋を埋設しました。5万羽規模の場合は3段重ねで750袋の埋設になります。

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    消毒用の消石灰も重機で散布しました。埋戻しまで含めたこれらの作業を発生から3日以内に終えなければなりません。DSC00378

    平成16年に全国で初めて高病原性の鳥インフルエンザが発生してから、県内ではまだ発生していませんが、これから渡り鳥が来る季節を迎え、本番が来ないことを祈っています。