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  • 「放射線量低減対策事前調査」を開始

    2013年5月01日千厩支部

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    一関市は福島第一原発事故発生後の風向きや雨の影響で一部放射線量の高い地域が残っています。

    市では国から「汚染状況重点調査地域」の指定を受け、市民の安心・安全を守るために除染実施計画を策定しています。

    今年度は住宅や事業所、市道の除染を計画しており、事前に必要な箇所を把握するための空間放射線量調査「放射線量低減対策事前調査」を実施することになり、このほど調査が開始されました。

    事前調査により、放射線量および除染対象となる箇所を把握・検討し、除染作業計画に反映されます。



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    市道の調査は線量を測る専用の自転車とバイクを使って行われています。


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    住宅は玄関先や庭などを専用の測定器で計測しています。


    調査員は腕章と身分証明書を携行しています。




    (補足)
    一関市は岩手県の内陸部に位置しています。沿岸部の放射線量はかなり低いことが確認されています。震災によるガレキも他県の一般ごみと変わらない放射線量です。広域処理対象のガレキは国の基準以下です。