いわけんブログ
建退共岩手県支部 ☆建設業界のおトクな退職金の話☆
2013年10月10日建退共岩手県支部
第38回 ☆ 手続きあれこれーその2 ☆
建退共岩手県支部の窓口で…ちょっと違う契約って?
建三:遅くなりましたが、いいですか。
退子:秋の日のつるべ落としですねぇ。
まだ時間は大丈夫ですよ。建三:ハイ、当社では昨年建退共に加入
しましたが、知り合いから契約に
ついて照会がありまして、
少しお尋ねしたいことが…
設備関係の事業所ですが、
未加入です。退子:では、なにか別の退職金制度をお使いなんですね。
建三:ハイ、中退共制度に入っているようです。
退子:やはり専門工事では、現場の技術者は
社員として、期間を定めない雇用が多い
ですからね。
建三:ええ、ところが今回受注した工事では、
建退共加入の会社が下請に入る予定で、
共済証紙を現物で渡す必要があります。
ただ、知り合いの会社は中退共に加入
していて、建退共は未加入。
契約者証が無いと、銀行から共済証紙を
購入することができませんよね。
中退共に加入しているのに、建退共の
契約は可能ですか?
退子:可能です。
退職金を掛ける対象者が同じ方でなければ、
事業所は両方の制度をご利用いただけます。
また、下請さんに現物交付するための
特別な契約もありますよ。建三:えーっ、そうなんですか?
退子:通常の契約申込書(様式001号)に、
「手帳申込みをしない理由書」
(様式第003号)を添えていただくだけ
です。
建三:その用紙,、ダウンロードできますか?
退子:建退共事業本部のホームページから
(http://www.kentaikyou.taisyokukin.go.jp/)
取り出すことができます。
土木、建築の会社でもそういう形でのご契約が
まれにありますよ。
建三:でも建退共の契約は、その請負工事だけで
終了するものではないですよね。退子:ハイ、もちろんいったん契約すると、加入の
きっかけとなった工事が終わっても、契約
そのものは継続しますから、その後も対象に
なる下請会社を使う都度、証紙を購入して
現物交付をすることができます。建三:もし、次の下請会社が未加入だった場合
は?退子:なにか他の退職金制度をご利用でなけれ
ば、ぜひ、建退共への加入をお勧めください。
お問い合わせは ↓建退共岩手県支部へ 電話:019-622-4536
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