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  • 「防災の日」情報伝達訓練(会長メッセージ)

    2020年3月12日岩手県建設業協会

    会長 木下紘


     東日本大震災から、9年がたちました。

     岩手県建設業協会では、震災の記憶を風化させることなく災害への対応力を維持・向上していくため、3月11日を「防災の日」と定め毎年訓練を実施しております。

     一昨年、国の地震調査研究推進本部では三陸沖の30年以内の地震発生確率を公表しており、9年経過した今でも大地震と津波への警戒が欠かせない状況であります。県民の安全と安心を守る建設業界として社会的責任を果たすためには、災害時における初期対応を確実なものにする必要があります。

     また、東日本大震災や2016年台風10号及び2019年台風19号被害でも例がありますとおり、災害時においては、県、市町村などの災害対策本部と密接な連携を図りながら迅速な活動をすることが求められるものであります。

     今年の訓練におきましても、衛星携帯電話及びインターネット通話などを利用した情報伝達訓練を数日間の段階的な変化に合わせて行うことにしております。

     各支部の役職員におかれましては、実際の状況を想定して訓練にあたっていただきますようよろしくお願いいたします。

     本日の「防災の日」における伝達訓練が実り多いものとなりますことを祈念申し上げます。

     終わりに、新型コロナウイルス感染防止のため、会員の皆さまの積極的な取組をお願い申し上げ、挨拶に代えさせていただきます。


    令和2年3月12日
    一般社団法人岩手県建設業協会
    会長 木下 紘