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  • 高病原性鳥インフルエンザ防疫対応実地訓練を行いました

    2021年10月18日奥州支部






    去る10月13日に「高病原性鳥インフルエンザ防疫対応実地訓練」を金ケ崎町で行いました。

    当日は、時々小雨となる中協会本部や10支部の会員、県内土木部(センター)、家畜保健衛生所等々104名の参加を得て実施されました。

     ※ 前日に行った掘削作業状況 (事前除草作業や埋却溝掘削に4時間30分ほど要しました。)
        

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    当日は午後1時からの開会行事のあ後、県南家畜保健衛生所職員の指導により訓練傭員が防護服着用訓練を行いました。

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      1 訓練傭員は、県南広域振興局土木部や県南家畜保健衛生所の職員、支部会員事業所社員など19名が担当

      2 訓練傭員の腕には、作業分担ごとにカラーテープを巻きました。

    総括指揮者(土木部職員)の指示により掘削訓練を開始

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    一連の訓練後、質疑応答や講評を行いました。

    RIMG0352 県南家畜保健衛生所の八重樫課長は講評の中で、「72時間以内での防疫作業の終了は、一応の目安と考えており、有事の際は安全第一で臨機応変の対応が重要と考えています。」との見解を示されました。


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    また向井田協会長は、「本日の訓練を検証し、有事の対応がスムーズに行えるよう生かしたい。」
    更に他支部の会員からは、「埋設場所の選定も課題であるが、訓練の必要性を強く感じた。」などの意見が寄せられました。

    今回訓練の新たな取り組みを行いました。
    閉会行事後暗くなるのを待って夜間作業訓練として、埋却溝の埋戻し作業を投光器を点灯し行いました。DSCF2343作業に当たったオペレーターは、「暗くて見づらい。有事にはもっと明るくしないと危険である。」との意見をいただきました。

    5回目の訓練となりましたが、また新たな課題が発見された訓練でした。今後も各支部や関係機関の意見を頂戴しながら、有事に備え研鑽を深めて行きたいと考えております。