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  • 令和5年度「防災の日」災害情報伝達訓練を実施

    2023年3月13日岩手県建設業協会

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    岩手建設業協会は「震災の記憶を風化させることなく、災害への対応力を維持・向上していくこと」を目的に3月11日を「防災の日」と定めております。「防災の日」に合わせて災害情報伝達訓練を3月9日に実施しました。

    震災翌年から実施しており、11回目の開催となります。

    岩手県沖を震源とする地震(M8.0、沿岸部等で震度6弱を記録)が発生、大津波警報が発令されたとの想定で訓練を行いました。被災状況・安否等の情報共有、衛星携帯電話を使った応援要請の情報伝達に加え、WEB会議などを発災から4日後までを想定して行いました。

    本部と13支部の役職員などを合わせて約70名が参加、伝達方法や情報伝達機器の使用方法などを確認しました。また、盛岡支部は盛岡広域振興局土木部からの応急対応の要請訓練を実施しました。

    WEB会議の訓練ではスマートフォンでの現地から報告を行っております。

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    今回はこれまでの積み重ねもあり、応援要請の搬入経路や搬入場所について、目印、地名、路線などで具体的で分かりやすい要請が行われていました。内陸支部への応援依頼では、搬入経路の地名を伝えることに課題が残りました。

    訓練を重ねている成果により、対応者のレベルが上がっていることから、お互いが経験に基づいて判断して行動できるよう、より進化した訓練を次回に向けて検討していくことになりました。


    その他訓練
    (1)支部間の通話訓練
    (2)発電機の運転(使用機器等:発電機、投光器)
    (3)備蓄資材の在庫管理(使用機器等:イントラネット)

    今回の訓練にあわせ、7支部(269社参加)で独自の災害情報伝達訓練を行いました。