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  • 「防災の日」(令和6年9月1日)にあたって

    2024年9月01日岩手県建設業協会

    会長 向井田岳
     我が国では今日まで、地震、津波、台風など多くの災害が発生し、国民の尊い命と財産が奪われてきました。
     東日本大震災から12年が経過しましたが、当協会は発災直後の緊急対応に始まり、復旧復興工事も「オール岩手」で取り組んで参りました。
     東日本大震災から13年が経過しましたが、当協会は発災直後の緊急対応に始まり、復旧復興工事も「オール岩手」で取り組んで参りました。また、東日本大震災の発災日である3月11日前後には毎年様々なケースを想定しながら情報伝達訓練を実施するなど、震災の教訓を風化させず、有事には13支部のネットワークを組織的に活用できるよう対応力の向上に努めています。
     東北地方では、7月に山形県と秋田県で8月には本県において記録的な豪雨に見舞われ、大規模な冠水や土砂災害等が発生しました。8月8日には宮崎県沿岸沖を震源とするマグニチュード7.1の地震が発生して、気象庁は制度改正後初めてとなる「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」を発表しました。災害は場所や時間はもとより、規模も予期できないことから、平時からの備えと柔軟かつ迅速な対応が重要となります。
     建設業は、地域の生活や産業を支える社会基盤の整備と維持管理を担う基幹産業として、そして災害発生時には「地域の守り手」という重要な役割を担っておりますので、今後におきましても協会内部はもとより、関係機関との連携を強化しながら速やかな対応に努めて参ります。


    令和6年9月1日
    一般社団法人岩手県建設業協会
    会長 向井田 岳 



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    「防災週間」 令和6年8月30日~9月5日