いわけんブログ

ホームいわけんブログ釜石支部 工事現場見学会の実施について(青年部原稿)

    ≪ 前のエントリー     次のエントリー ≫

  • 釜石支部 工事現場見学会の実施について(青年部原稿)

    2007年11月26日釜石支部

    118日県土木部、青年部、女性マネージング3団体合同の現場見学会が開催されました。

    始めに、県土木から監督する側が望む現場管理のあり方(過去の例を挙げて)の説明、それについての質疑応答がなされました。

    続いて国土交通省三陸国道事務所の佐々木監督様より三陸縦貫自動車道の説明を受けました。

    興味深い点として仙台~八戸間は現状国道45号を利用した場合9時間40分掛かりますが三陸縦貫道及び北縦貫道が整備されると5時間と約半分に短縮されるそうです。

    我が仙人峠道路でも釜石からのアクセス時間が短縮しただけではなく実際に交通量がアップした事、釜石・遠野間で通勤する方の燃料費が年に5万円も減少した事に驚きました。

    分り易く興味深い話に続いて釜石山田道路の見学に向かいました。

    釜石山田道路の整備効果としては交通渋滞の緩和は勿論、災害に強い道路として津波等被災予想区間を回避し市街地や内陸方面との連絡が可能になる事、釜石北部や 大槌町からの救急搬送の所要時間の大幅短縮、急カーブ・急勾配を避ける事による搬送中の応急処置が行なえるようになるそうです。

    プロジェクトの規模にも驚かされましたが、昨今の社会情勢の中で建設業に携わる事に誇りを持っていた自分の気持ちが揺らいでいましたがこの現場見学を終えてやはり建設業は社会の為に絶対に必要な産業だとの思いを新たにしました。

    沿岸唯一の生命線、国道45号線、縦貫道により様々な波及効果を早く実感したいと思いました。

    IMGP1724.JPG IMGP1731.JPG
    IMGP1733.JPG IMGP1742.JPG