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  • 建設産業振興対策に関する要望 一関・千厩支部

    2009年12月18日一関支部

     一関支部、千厩支部は12月18日一関市に建設産業振興対策に関する要望を行いました。
    宇部支部長、橋本支部長はじめ各役員が一関市役所を訪れ、勝部市長へ要望書を提出

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    要望の内容として
    1 公共事業関係予算の確保による雇用と地域の活性化及び市民生活の安全確保について
     公共事業の労務費単価がピーク時の42%減、ダンピング受注が横行、民間分野も企業倒産や雇用の縮小が起こっている。
     地元建設業者は厳しい経営環境の中、地場企業の中核として雇用の確保と地域経済の活性化、市民の安全安心を確保するため、災害時の緊急対応を視野に地域の基幹産業として努力を重ねている。
     産業経済の発展を支え、社会資本の適切な管理を計画的に推進するため公共事業関係予算を確保されたい。

    2 会員企業の評価による優先入札参加について
     失格基準価格を引き上げ、ダンピング防止を図って頂きたい。公共工事の品質確保を図り公益的活動を積極的に行っている会員を評価していただきたい。

    3 公共工事の適正な工期及び工事施工等の平準化について
     端境期の工事施工を発注されたいこと。設計変更ガイドラインを行って頂きたい。

    4 適正な予定価格の設定と低入札価格調査基準価格について
     設計金額の一部「歩切り」を行わないよう、不良不適格業者を排除し、地域の実情に詳しい建設業者を入札・契約して頂きたい。

    5 均衡ある発展と格差是正について
     旧東磐井地域は、非常に経営が厳しい状況、社会資本整備の立ち遅れが顕著で衰退の一途を辿るのではないか懸念される。西・東分け隔てなく均衡ある予算配分を願いたい。

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     勝部市長は、「平成15,16年に県の予算が削減され、建設業の方々は厳しさを増すばかりで何とかしないと、地域を熟知している総合サービス業と思っている。地域の若者を残す受け皿になっている。体力をつけてもらわなければならない。」
     「行政だけではなく、行政サイドから皆さんに意見を頂くよう考えている」  

    要望の後、県発注工事に係る独占禁止法違反に関する嘆願書を提出
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     「県の中での問題、審決が出てから検討したい」と慎重な姿勢を示した。

    同日平泉町へ訪れ、一関支部役員が高橋町長へ要望書を提出、要望の後独占禁止法違反に関する嘆願書を提出

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