いわけんブログ

ホームいわけんブログ合同「土木技術研修会」ICT施工について一連の流れを実地研修

    ≪ 前のエントリー     次のエントリー ≫

  • 合同「土木技術研修会」ICT施工について一連の流れを実地研修

    2016年11月21日千厩支部

    sen11DSC0106811月16日、千厩土木センター、一関農村整備センター、千厩支部青年部会は合同で土木技術研修会を開催しました。今回は、宮城県大郷町のコマツIoTセンタ東北にて、実地研修会となりました。

    sen11DSC01052
    研修内容

    1)スマートコンストラクション概要説明
    2)ICT施工建設機械のデモ
    3)ドローンを用いた地形測量のデモ
    4)ICT建機実機試乗



    1)スマートコンストラクション概要説明
    sen11DSC01057国土交通省のi-Constructionに対応するため、コマツが開発したスマートコンストラクションについて解説。ドローンによる航空測量、3Dデータ作成、情報化施工、日々の進捗管理など、クラウド上で一元管理できるシステムです。


    2)ICT施工建設機械のデモ
    sen11DSC01062
    sen11DSC01068
    sen11DSC01076実機にて、ICT建機の性能を確認。自動で排土板を制御するMCブルドーザー、バケットの刃先位置を制御するMCバックホウの2台の動きを確認しました。上部のモニターには、オペレーターの様子、運転席のモニター(設計データと自機の位置など)、現場内の様子などを確認することができます。


    3)ドローンを用いた地形測量のデモ(強風のため室内のみで説明)
    sen11DSC01077
    sen11DSC01082強風のため、室内での説明のみとなりました。ドローンによる測量の方法、ドローンの各部の解説など。


    4)ICT建機実機試乗

    sen11DSC01083
    sen11DSC01087マシンコントロールのブルドーザーやバックホウに試乗して、ICTを活用した操作方法を体験しました。


    今年度、急激な動きを見せるICT施工ですが、まだまだ一般化には課題が多いのが事実です。今回、実機に触れてICT施工について学ぶことが出来ました。どの部分の技術が広く活用できるのか、今後、検証の機会が設けられればと思います。