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  • 岩手国体から38年

    2008年10月10日岩手県建設業協会

    10月10日は体育の日、との思いが強い。昭和39年東京オリンピツク、45年岩手国体のオープニング日である。岩手国体当日は、前日まで続いた雨が止み、全国からの選手団を絶好の秋晴れが迎え入れた。
    岩手の道路等の社会資本は、岩手国体時の高度成長期に多くが整備された歴史がある。国体誘致が決定した41年当時の土木部予算は約96億円で前年度予算を34.9パーセント上回る伸び。そして42年度111億円、43年度127億円。開催前年の44年度は180億円を計上し、国道4号や現在広く利用されている多くのバイパスや、橋梁、トンネルが完成するなど道路整備が一段と進んだ。
    その当時から38年が経過している現在、道路の維持補修費の割合が増大していると報道されている。公共施設に限らず構造物は、造れば維持管理は必要なもの。本県は自然災害に襲われることも多く、公共施設の計画的な管理運営が重要である。県民の安心・安全を守るためにも。