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  • 災害情報伝達合同訓練を開催しました。

    2009年9月02日千厩支部

     防災週間(8/30~9/5)中の9月2日、岩手県千厩土木センターと(社)岩手県建設業協会千厩支部の合同により『災害情報伝達合同訓練』を実施しました。

    千厩土木センター所長 あいさつ
    建協千厩支部長 挨拶

     訓練は、台風による大雨災害を想定して行いました。会員企業37社が事前に送付した被災状況写真を当日開封し、模擬パトロールにより災害状況の判断と報告を行うものです。

     災害情報連絡票により被災状況を千厩土木センター及び建協千厩支部にFAX送信し、土木センターでは情報収集及び応急対応の検討作業を実施しました。検討作業後に土木センターより建協千厩支部へ対応要請を行いました。
     災害状況の報告には、電話の不通を想定したNTT災害伝言ダイヤル171の活用も行いました。4社が被災状況の録音を実施し、建協千厩支部より応答の録音を行いました。

     また、建協千厩支部内では、支部役員が被災状況の情報収集作業を行いました。FAXの受け取りから内容確認、地図上への被災場所及び被災状況の記入を全てパソコン上で行いました。地図の拡大が容易な為に、参加者全員での位置確認には有効は手段という意見がございました。
    パソコンを活用した情報収集
    パソコンを活用した被災情報収集


     終了後には、課題検証を実施し、
     ・位置の確認が難しかった。
     ・通行止めの必要性や迂回路の有無などを書いていない。
     ・延長や数量が書いてない。
     ・手書きの場合には字が小さいと見えづらい。
     ・被害内容を箇条書きにした方が良い。
    (良かった点)
     ・良かった点として、略図を記載してきた連絡表は分かりやすかった。迂回路の表示もあった。
    などの意見が出されました。

     今後の課題として、災害情報連絡票の見直しを合同で行うこと、電話不通時の連絡手段の方法を検討すること等があげられました。