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  • 北の大地から救援物資が届きました!

    2011年3月22日岩手県建設業協会

    北の大地から救援物資

    21日、東北地方整備局岩手河川国道事務所の仲介により、北海道建設業協会から東北地方太平洋沖地震の被災地に対する救援物資(軽油、灯油、トイレットペーパー、粉ミルクなど)がタンクローリーやトラックで届きました。被災地で災害復旧作業にあたる地元建設業への燃料も含まれています。
    タンクローリーやトラックに会員企業の方々が直接乗り込み、岩手産業文化センターに集結しました。タンクローリーで現地にそのまま向かうという徹底ぶりに頭が下がります。

    北海道建設業協会の方々に心より感謝申し上げます。思いは一つです。

    北の大地から救援物資 北の大地から救援物資


    ≪情報・写真提供 東北地方整備局岩手河川国道事務所日刊岩手建設工業新聞社(以下3月22日同紙紙面より)≫
    北の大地から救援物資
     東北地方太平洋沖地震からの復興に向け、自衛隊や消防などに協力しながら被災地での土砂とがれきの撤去に尽力する本県建設業界。そのような中、北海道建設業協会(岩田圭剛会長)からは、本県に対する救援物資として灯油や軽油などが送られた。21日には岩手産業文化センター(アピオ)にタンクローリーとトラックが到着。北の大地からの救援物資を積んだ車両が、沿岸部や盛岡市周辺の病院などに向かった。
     支援物資の主なものは、軽油27・7キロリットル、灯油54・7キロリットル、ほかトイレットペーパーや粉ミルクなど生活支援物資6トン。今回の救援物資を提供したのは、札幌、空知、帯広、留萌、室蘭の5地区の会員企業で、取り引きをしている商社などから無償で提供を受けたもの。このうち軽油20キロリットルは、がれきなどの撤去に当たる地元建設企業の災害対応用として使用し、残りは各被災地に届けられる。
     総勢24人の一行は20日朝に苫小牧港を出発。21日の午前には15台のタンクローリーとトラックがアピオに到着したほか、八幡平市と釜石市には1台ずつが直接向かった。
     県土整備部の若林治男道路都市担当技監、仲介の窓口を務めた東北地方整備局岩手河川国道事務所の今日出人所長が一行を出迎え。各車両は若林技監からの指示を受けて、宮古市、釜石市、岩泉町、大槌町の沿岸部、盛岡市内周辺の病院などに向かった。若林技監は「被災されている住民の方も含め、大変感謝している。特にもタンクローリーで現地まで運んでいただけることは、非常にありがたい」と感謝の意を表す。
     東北6県の建設業協会と北海道建協とは古くから交流があり、今回の救援物資の提供はその流れにあるもの。また北海道では官民上げて燃料や生活物資の支援を行っており、北海道建協からは東北建設業協会連合会に対する義援金も送られている。今回の支援隊の隊長を務める空知建設業協会の砂子邦弘副会長は「岩手の企業には知り合いも多く、北海道で働いている協力会社の中には岩手の人もいる。いまだかつて無い大災害で、日本そのものの危機とも言える状況であり、微々たる援助だが少しでも被災地のお役に立てれば」と話している。