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  • ☆ 建設業界のおトクな退職金の話 ☆

    2012年1月04日建退共岩手県支部

          第23回 ☆ 現物交付は合理的 ☆

    退 子:第3次補正予算も決まったし、いよいよ本格的な復旧工事が
       始まるわね。
          

    建太郎:今年のお正月は復興元年ですよ。 龍の親子.JPG 
         そうだ、共済証紙のことで聞き
           たいことがあるんですけど…        

    退 子:いつもご協力ありがとうござい
           ます。

    建太郎:このあいだ完成した現場なん
         ですが、受注してすぐ証紙を
        
    購入していたんですけどね、
        協力会社から報告された作業
        員の延就労日数が、購入済み
        の証紙枚数をけっこう上回る
        ようなんですが、そんなこと
        も有りですか?

    退 子:う~ん。もともと標準購入率は現場作業員の7割に間に合う
        設定だから、現場によっては不足することもあるし、反対に
        余ったりすることもあるようね。

    建太郎:すると不足分は買い足すことになりますか?

    退 子:働いた日数が退職金に反映する制度だから、ぜひ不足分の購入
        をお願いしたいわ。

    建太郎:そうかぁ。まぁ購入時にはまだ始まっていない現場でしたから、
         必要枚数の把握はなかなか難しいところがあるんですけど。
         わかりました。
         今後の為にも早速購入して現物交付します。

    退 子:ありがとう。
        さすが建ちゃんは太鼓腹ね。
       カランディーバとサンタ.JPG

    建太郎:太っ腹って言ってくれません
            か?

    退 子:ゴメンゴメン、言い間違った
            わ。

    建太郎:もし反対に余ってしまった
            場合はどうするんですか?

    退 子:使い切れなかった時は、他の
            民間工事の現場などで自由に
            使うことができるけど、資産
            として管理することは必要よ。

    建太郎:なるほどね。
         知り合いの会社では、協力事業所に発注する際に共済証紙の
            代金に含めているということですが…

    退 子:その方法もあるわね。
        たださっきの話の現場のように過不足が発生すると、書類上
        すっきり片付かない面があるかな。

    建太郎:うん。やはり現物交付の方が、証紙の取扱いが明確ですね。

    退 子:そうなのよ。
        元請が一括購入して、事務受託様式2号、3号で下請に現物交付
        をするほうが整合性があるし、結果的に発注者への報告も
        スムーズになるようよ。

               お問い合わせは 建退共岩手県支部へ

                 電話:019 - 622 -4536