いわけんブログ
建退共岩手県支部 ☆ 建設業界のおトクな退職金の話 ☆
2012年6月28日建退共岩手県支部
第25回 共済手帳の更新はお済みですか?
ー建退共岩手県支部の窓口ですー
建太郎:すみません。担当から共済手帳を
持参するよう頼まれたんですが、
これお願いします。
退 子:はい。‘更新’5冊ですね。
少しお待ちいただくと新しい手帳を
お渡しできますよ。建太郎:じゃぁ待っています。その間にちょっと質問いいですか?
退 子:どうぞ、どうぞ。何なりと。
建太郎:この間の雇用管理研修に出席したんですが、スリーステップで
退職金になるという説明の時、ちょうど携帯に連絡が入って、
後の部分聞き漏らしたんですよ。
退 子:あら、残念!
でも内容は簡単です。
初めのホップは、銀行の窓口で共済証紙を購入すること。
次のステップは、その共済証紙を個人の手帳に貼ること。
最後のジャンプは、貼った共済証紙で手帳が満了になったら
更新すること。
この三つのステップで、初めて退職金の積立を行なったことになる
ということです。
建太郎:共済証紙を買った時点では、まだ誰の
退職金にも計算されていないということ
ですか。
退 子:そうです。
まだ‘材料貯蔵品’の段階ですね。
建太郎:なるほど。
ということは、今提出している手帳の
人達は、これで退職金の積立ができたということですね。
退 子:そうなんです。
簡単なことですが‘更新’って大事なんです。
建退共の予定運用率2.7パーセントのメリットは、
1年に1回更新することが前提ですから。
岩手県の共済手帳更新状況〈隔年でピックアップ〉年 度
H.15
H.17
H.19
H.21
H.23
被共済者数
41,716
42,560
43,633
43,809
44,488
手帳更新数
15,043
12,427
11,920
11,231
10,615
更新率〔%)
36.1
29.2
27.3
25.6
23.9
被共済者はほぼ順調に伸びていますが、手帳更新数は減少傾向にあります。
そのため更新率は年々低下、将来受け取る退職金額への影響が懸念されます。
H.23年度を例に取ると、23.9パーセントの更新率は、100人のうち約24人が更新、
退職金の積立をしたという割合です。
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