いわけんブログ
震災から2年5か月が経過した陸前高田市内
2013年8月12日千厩支部
東日本大震災から2年5か月が経過しました。震災後に千厩支部会員企業がガレキ撤去作業に従事した、陸前高田市の現在の様子を紹介します。
復元された「奇跡の一本松」は国道45号線沿いに駐車場があり、遊歩道も整備されています。炎天下でしたが多くの人が訪れていました。「奇跡の一本松」付近からの眺めです。防波堤工事や造成工事などが盛んにおこなわれています。
国道45号線沿いにはJR大船渡線のBRT、「奇跡の一本松」の停留所が設置されています。
大船渡市のご当地キャラ「おおふなトン」が描かれたBRTのバスが走っていました。こちらの花壇はきれいに整備されていました。
三角屋根の道の駅高田松原は震災遺構として残される予定です。
市内中心部の多くの建物が解体された中、米沢商会のビルが目印になっています。屋上の煙突にしがみつき、九死に一生を得た米沢商会の経営者が風化させたくないという想いで残した3階建てのビルです。
米沢商会付近から中心部を眺めると、雑草が生い茂り、元の位置を思い出すことが難しい状態です。写真中心部付近が元の市役所跡地です。
旧JR陸前高田駅方面です。
米沢商会から東側の眺めです。
8月7日に開催された「うごく七夕まつり」の山車が置かれていました。復興への想いや支援に対する感謝の言葉が書かれていました。
七夕飾りの先にある高台では建築工事中の建物が見えます。
以下は陸前高田市に北と南で面する大船渡市と気仙沼市の様子です。
大船渡市の盛駅の様子です。盛駅の北側踏切から撮りました。右側にあるバスがJR大船渡線のBRTのバスです。線路が舗装道路になっています。大船渡線は気仙沼から盛駅の間がBRTで運航しています。左の線路は石灰石運送専門の岩手開発鉄道です。南側には運行再開した三陸鉄道南リアス線の線路が延びています。
高台から大船渡の港方面の様子を眺めます。
旧さいとう製菓本社です。奥に見える煙突は太平洋セメントです。
気仙沼経由で帰る途中、震災で打ち上げられた漁船を見てきました。最近になって撤去が正式に決まったようです。
復興に向けた歩みは少しずつですが進みつつあるようです。
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