いわけんブログ
第2回「重機オペレーター技能競技大会」を開催(動画公開)
2019年9月12日岩手県建設業協会
7月10日、第2回「重機オペレーター技能競技大会」を開催いたしました。遅くなりましたが、動画を公開いたしましたので競技大会の様子とあわせてご紹介いたします。
主催 一般社団法人岩手県建設業協会
後援 岩手県、東日本建設業保証株式会社岩手支店、株式会社日刊岩手建設工業新聞社
県内13支部から推薦された技能に優れた重機オペレーターが熟練の技を競いました。出場者は、平均年齢50歳(30代1名、40代6名、50代4名、60代2名)、平均経験年数が24年という卓越した技能の方々です。
競技では「法面整形」と「積込み」を行い、2つの採点結果の合計点で順位を競いました。採点項目は施工スピード・正確性・安全・操作方法などです。競技では日本キャタピラー合同会社にご協力をいただきました。
当日の動画です。
(競技大会の趣旨)
重機オペレーターの仕事は建設現場において欠かすことが出来ないものであり、自然災害等が発生した際には最前線で緊急の応急対応に従事します。重機オペレーターの技能は地域を守るためにも継承されなければならないものと言えます。
本競技大会の主な目的は、技能の更なる向上と"やりがい"の創出により、ひいては将来的な技能継承につなげることにあります。また、競技内容は、現場で実際に行う作業を想定した内容となり、多くの方々に重機オペレーターの技能を知って頂くことで、建設業への理解促進と入職促進につなげることも目的の一つとしております。挨拶 一般社団法人岩手県建設業協会 会長 木下 紘(代理:副会長 向井田岳)
挨拶 岩手県 県土整備部 建設技術振興課 総括課長 大久保 義人 様
県内13支部から推薦された重機オペレーター13名
出場選手、選手同行者、後援先関係者、観覧者、報道関係者、協会関係者、運営側を含めて約90名が集まりました。
会員企業のご協力により、ドローン2台で撮影を行いました。会場に設置したモニターで競技の様子を生中継してもらいました。
ドローンの映像だけをまとめた動画です。 「積込み」では、10tダンプに7tの砂を積込み、スピードと重量の正確性、荷姿などを競いました。普段は積むことがない7tという重量指定でしたが、長年培われた経験から目分と感覚で積み込みます。
「法面整形」では丁張り(設計に沿った目印となる板)に沿って法面を整形します。普段はあまり行われない緩い勾配、乾いた柔らかい砂という悪い条件でしたが、熟練の技で平らに仕上げていきます。
入賞者(敬称略)
第1位 釜石支部 ㈱山元 村木幸司
第2位 二戸支部 ㈲甲斐建設 向駒木辰夫
第3位 遠野支部 ㈱栄組 阿部修
敢闘賞 一関支部 宇部建設㈱ 千田祐欣
特別賞 奥州支部 栗原建設㈱ 奥田武
後援企業賞(敬称略)
東日本建設業保証㈱岩手支店 賞 宮古支部 刈屋建設㈱ 谷口純也
㈱日刊岩手建設工業新聞社 賞 北上支部 高橋建設㈱ 伊藤康洋
競技大会ということで順位を付けておりますが、出場選手皆様の技能はいずれも素晴らしいものでした。順位は僅差での判定となりました。
技能のレベルの高さはもちろんですが、プロとして真摯に取り組む姿勢に今年も感銘を受けました。
不手際等が多々あったと思いますが、無事に終えることが出来ました。出場選手の方々、ご協力いただきました皆様、当日の運営に奔走された日本キャタピラー合同会社の皆様に心より感謝申し上げます。
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