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  • 建設業地域懇談会が開催されました

    2020年9月08日奥州支部






     奥州地区の建設業地域懇談会は9月2日に奥州地区合同庁舎で開催され、主催者の岩手県からは県土整備部佐々木河川港湾担当技監、出納局総務課佐々木入札課長など関係する部署の幹部12名。業界側から県建設業協会及川奥州支部長や菅原青年部会長、空調衛生工事業会紺野支部長など9名が参加し、活発な意見交換が行われました。

    DSC00831                                                                 挨拶する佐々木河川港湾担当技監

     DSC00833                       挨拶する建設業協会及川奥州支部長

     初めに県側から①いわて建設業振興中期プラン2019の取組や②情報共有システムの利用など6項目について説明があり、そのご意見交換を行った。

    DSC00836                       活発な意見交換が行われた

     建設業協会側からは、〇地元工事は、地元企業が受注しやすい制度。〇B・C級は企業数に比して発注件数が少なく発注限度額の見直しや工事件数の増。〇現場状況に応じた適正な価格での設計。〇ふれあい事業でイメージアップを図っているが、地元企業への入職者が増えない。

     電業協会や空調衛生工事業界からは、〇アンケートでは8割の会員が働き方改革に取組んでいるが、工事の性格上土日作業が多くあり対応に苦慮している。〇リモートワークが進展する中で、書類への押印を省略できないか。などといった多くの意見が出された。

     県側からは、「来年度からの入札制度見直しの中で検討していく。」ことや、「発注側に課題があると思われる案件も出されたが、実態を確認し改善していきたい。」との発言があり、今後も県と業界側との意見交換の場を設けていくこととし、懇談会を終えた。