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  • WEB会議及びWEBセミナーシステム運用開始セレモニーを開催

    2020年12月08日岩手県建設業協会

    DSC_978612月2日、当協会は「WEB会議及びWEBセミナーシステム運用開始セレモニー」を開催しました。

    当協会は、平成15年度よりIT化の取り組みを本格化し、全国的にも類を見ない全県単位での協会イントラネットの構築と運用を進めてきました。平成24年度には、東日本大震災での情報共有に関わる教訓から、衛星携帯電話などの情報伝達機器を導入して緊急時に備えております。

    WEB会議及びWEBセミナーシステムは、コロナ禍における広い県土での有効な情報共有手段であるとともに、会員の利益につなげることを第一の目的として構築を行いました。県内各支部の会議室にインターネット環境を整備して、WEB会議やWEBセミナーに各支部から複数人で参加できるようにしたものです。


    セレモニーでは、ご来賓の岩手県県土整備部長 中平善伸様(代理:建設技術振興課技術企画指導課長 菊地健司様)からは同システムの有効性や働き方改革への効果についてコメントを頂きました。同じくご来賓の東日本建設業保証㈱岩手支店長 林眞史様、日刊岩手建設工業新聞社代表取締役社長 宮野裕子様からもシステムへ期待の言葉を頂戴しました。

    screenshot2020-12-02 11.00.52
    セレモニーには北上、一関、釜石、久慈支部から各支部長がWEB会議システムで参加しました。
    向井田岳会長による運用開始宣言を受け、各支部長がシステムに対するコメントを述べました。


    <WEB会議・WEBセミナーシステムの運用目的と概要>
    1)WEB会議システム

    感染症対策を見据えた運用を図り、会議参集の迅速化と時間的柔軟性の向上を目指しています。また、災害時には被災地区の支部から迅速に情報収集を行う手段としての活用も考えております。

    2)WEBセミナーシステム
    本部を軸にした13支部間のネットワークを活用することで各支部でのオンライン受講が可能となり、受講機会の増加だけなく、移動に関わる「時間」の短縮や「費用」の削減という会員企業への利益創出を目的としております。受講機会の増加は人材育成や 確保への効果が期待され、地域建設業の維持により地域経済の発展と地域の守り手として県民への安心安全を提供することに繋がるものと考えます。将来的にはCPDS認証講習のサテライト開催を実施する予定です。


    従前の対面での会議やセミナーの重要性に変わりはありませんが、より柔軟な意見交換の機会や学びの機会を増やすことに主眼を置いております。


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    セレモニー終了後には、初めてのWEBセミナーとして「働き方改革及び新型コロナウィルス感染症対策等WEB講習会」を開催しました。県内各支部(今回は11支部)に講習会の内容をライブ配信して、主会場を含めて約130名が受講しました。


    働き方改革及び新型コロナウィルス感染症対策等WEB講習会
    「週休二日制の普及促進と外国人労働者への対応等について」
     岩手労働局労働基準部監督課長 川上明様

    「働き方・人づくり改革プロジェクトについて」

     国土交通省東北地方整備局岩手河川国道事務所長 平井康幸様


    本記事の写真(1枚目、2枚目)は日刊岩手建設工業新聞社より提供いただきました。