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  • 遠野支部 東日本大震災の年度末(釜石地区)

    2011年4月21日遠野支部

     3月11日発生した地震による被災地を月末に訪ねて見ました。
     毎日の被災地の報道により、協会支部にもC級会員の皆様方より電話、訪問などを受け何かしら支援をしたいとの申し出がありました。支部長は、次の日C級会員と二台の車両で現場に赴き、震災発生後の乗り込みからの経緯いと見通しについて説明致しておりました。

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    C級の会員が現況を見ながら説明をうけておりました。
    この写真の右側には、地元の業者1社がガレキ処理を行っておりました。

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    上の写真の脇はこのようなガレキの山です。

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    上、下の写真は、遠野支部会員が撤去したあとです。上の写真は県道の赤浜(大槌の魚市場)方面に通じる道路です。 下の写真は町内の県道です。町内はこの道路1本しか通れません。 火災のため、焼けただれ茶色に錆がうきでております。
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    大槌町の国道45のBPより町内に入るところからの写真です。ガレキと焼跡の残がいです。

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    上の写真が、国道45号のバイパスより入った古廟橋付近です。小槌川に架かっており、橋より下を除いて見ますと、川には車が沈んでおります。この橋より振り返ると大型SCマストがみえます。

    P1000769.JPG 帰り足に国道45号に出て浪板海岸と同ホテルの被災状況の国道の復興されたところを見学、岐路につきました。

     遠野支部では、3月20日過ぎ、人的支援を行うため会員企業にボランテア活動の協力要請をいたしました。各社では作業内容による範囲内でご協力しますとのことで会員各位のご協力をいただきました。
     数日後、遠野市災害対策本部より支援要請がありました。遠野市には、たかむろ水光園という宿泊施設があります。この施設を利用して、被災された方々へ入浴のサービスを提供しております。支援要請は大型運転手の人員要請でした。支部会員のC級会の会員が買って出で戴き、交代をしながら毎日大型のバスで釜石に二往復し後方支援を行っております。

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    上の写真が水光園です。太陽熱とトロンシステムによるトロン温泉です。
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    某会社の専務ではないですか?支部青年部会長様ですね。早朝7時30分の出発でした。二台で行います。

    P1000805.JPG 大型車両二台より70名ぐらの被災者の皆様が午前と午後に入浴に来ます。お話を伺いますと、3週間ぶりという人もいたようです。何せ、お風呂は遠野と釜石の製鉄所にあるだけです。
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    お帰りの写真です。赤い洋服を着た人が釜石から来た引率者で点呼を取っております。皆、サパリしたようでした。感謝、感謝でした。帰りには、仕訳けされた食べ物(カップラーメン)などが入口でほしい人に配布しておりましたが、貰ってくれる人は少なかったです。

    被災地の環境は、まだまだ大変のようですが、皆元気で前向きでした。 がんばろう!東北