いわけんブログ

  • 2008年8月 一覧
  • 8月の風景

    2008年8月18日 11:18建設研修センター・建設会館

    6万本のひまわりが満開。岩手県矢巾町煙山(けむやま)のひまわり畑は約2ヘクタールの広さ。すくっと立ち笑みが並ぶ。 さあ、二学期がスタート・・・・。
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  • 地域情報 盛岡七夕まつり

    2008年8月12日 17:56建設研修センター・建設会館

    CIMGkazari1.JPG 昭和初期に商店街ぐるみで始められた盛岡市肴町商店街恒例の夏の風物詩「盛岡七夕まつり」。今年も8月4日から7日までの4日間にわたって開催されました。
     盛岡地方では、明治時代中ごろには七夕行事が行われていたようで、七夕飾りは、もともとは各戸で飾ったものでした。
    また、盛岡市史によると旧7月7日は七夕、子供たちは万灯をもって市中をまわる。女の子は庭前にたてただけであったが、昭和戦後は市中の店舗豪華を競うとあります。

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     今年飾られた七夕飾りは50本ほど。店によっては1年を通してぼんぼりにつける飾りを作るなどして、このビッグイベントに備えるところもあるというだけあって、どれも豪華な七夕飾りでした。
     七夕まつりの期間中に見物に訪れた人に願いごとをかいてもらった短冊がつるされていました。
     みなさんの願いごとが叶いますように☆彡
  • いわて建設時報第501号

    2008年8月12日 16:48岩手県建設業協会

    「いわて建設時報」は、社団法人岩手県建設業協会が発行している月刊広報誌です。
    創刊は昭和43年1月23日、この8月号が創刊501号となりました。意外と歴史があるんです。
    発行部数は900部。会員企業や関係団体に配布しています。
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    今月号の内容は
    フォーラム:東北は訴える!
    平成21年・22年度の競争
    入札参加資格審査の動き
    など、お知らせ満載です。

  • 建退共岩手県支部☆共済証紙の取扱いあれこれ その2 ☆

    2008年8月12日 09:13建退共岩手県支部

    共済証紙についてご照会の多いあれこれをQ&A方式でお届けします。

    Q 請負った工事が設計変更により増額されました。共済証紙はすでに当初の請負金額に対応して購入しています。変更後の購入はどのように考えればよいのでしょうか?

    A 変更内容にもよりますが、原則として次のように計算をして差額分を購入します。

      工事種別のうち「その他の土木」を計算例とします。
      (1)当初の請負金額  10,000,000円 … A 
      (2)増加額         3,000,000円 … B

     (A+B)×3.6/1000-A×3.6/1000=46,800円-36,000円
     =10,800円(共済証紙35日分)

     なお、共済証紙は必要な枚数を過不足なく購入していただくことが原則ですが、的確な購入枚数の把握が難しい場合には、この例のように建退共の提示する購入率(前回の7月2日投稿記事‐その1‐の詳細をクリック)を参考にしてください。

     ↓小鬼百合(こおにゆり)                         ↓猪独活(ししうど) ししうど.JPG小鬼百合.JPG

            

      

                                                   

            美ケ原高原美術館屋外展示場                                                                                                    美ケ原高原美術館.JPG

  • 協会情報の窓口「いわけんブログ」

    2008年8月11日 16:57岩手県建設業協会

    協会ホームページの純アクセス数が6月ひと月で初めて1万件を突破しました。5月は8990件。6月14日に発生した岩手・宮城内陸地震地震、一関支部発の情報発信をはじめ被災状況と災害対策情報を網羅して情報提供したことが検索件数を引き上げたものと思います。
    インターネット情報は、瞬時に伝わるスピードが魅力で、情報の種類は多岐にわたります。今、協会が把握している情報を的確にそして速やかにお知らせする窓口が「いわけんブログ」です。
     建設業の情報は、専門紙の情報が主体で、地元紙をはじめ一般紙で報道される情報量は少ないのが現状。  皆さん!「いわての建設業の動き」をご覧ください・・・・・・・・・。

  • 技士会 2級土木施工管理技術検定試験受験準備講習会のご案内

    2008年8月11日 16:53土木施工管理技士会

    (社)岩手県土木施工管理技士会各種講習会のご案内ページを更新いたしました。なお、(社)岩手県建設業協会の会員の方には、協会イントンラネットの掲示板で8月6日に案内済みです。会員専用案内

    平成20年度 2級土木施工管理技術検定(種別:土木)試験受験準備講習会

    1.対象者    
     平成20年度 2級土木施工管理技術検定試験(種別:土木)の受験予定者

    2.日程
     平成20年10月1日(水)・2日(木)・3日(金)  3日間

    3.会場
     建設研修センター 3F大ホール
      盛岡市松尾町17-9 (TEL 019-653-6111)


      詳細は こちら(PDF) をクリックしてください。

  • 二戸支部 北の道クリーンキャンペーン

    2008年8月11日 14:15二戸支部

    第16回目の「北の道クリーンキャンペーン」が8月6日、岩手県建設業協会二戸支部青年部主催により開催されました。

    「北の道クリーンキャンペーン」は、「二戸広域圏の道路をきれいにする運動」を目的に又、8月10日の「道の日」に合せて、
    平成5年から毎年この時期に開催しております。

     午後1時30分、二戸市シビックセンター芝生広場に集合。 国交省二戸国道維持出張所職員、二戸地方振興局職員、
    各市町村(二戸市・一戸町・軽米町・九戸村)職員並びに二戸支部青年部会員、総勢200名が参加して出発式が行われました。                                         

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         出発式の様子  前景 二戸市シビックセンター


    30℃を越す炎天下の中、約2時間30分道路・待避所のゴミ・空き缶拾い、街路樹の剪定・草刈り等の作業を行いました。

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    集められたゴミ等は、樹木の枝等2トントラック28台、国道等から回収したゴミは、ゴミ袋129袋、粗大ゴミ2トントラック3台となりました。

     

  • 盛岡支部:平成20年度「道の日」の活動状況

    2008年8月11日 13:52盛岡支部

     普段、あまりに身近すぎて道の意義・重要性が見過ごされがちです。もう一度、道路の意義・重要性に対する国民の関心を高めるため建設省(現:国土交通省)によって1986年(昭和61年)8月10日が「道の日」と制定されました。
     (社)岩手県建設業協会盛岡支部では10日の「道の日」を前に、8月2日から8月11日間に参加会員52社、参加人数約500名が国道・県道・市道と広域に亘り清掃活動に付きました。
     道路、路肩等のゴミ拾いを始め、バス停回りの清掃、草刈、ガードレール清掃また散水車での路面清掃、デリニエーター(夜間での誘導標)の清掃等、地域に密着した地道な活動を続けてきております。

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  • 災害対策シンポジウム開催

    2008年8月 8日 19:22岩手県建設業協会

    災害対策シンポジウム「今後の災害対策連携について―岩手・宮城内陸地震からの教訓―」((株)日刊岩手建設工業新聞社主催・岩手県建設業協会等後援)が8月6日(水)、盛岡市のエスポワールいわてで開催されました。主催者を代表して、(株)日刊岩手建設工業新聞社大内社長は「災害対応に尽力された皆さんに感謝申し上げるとともに、建設産業に関わる一人として誇りに感じる」とあいさつ。

    DSCF次第.JPG
             次第

    DSCF佐藤氏.JPG
         佐藤県土整備部長
    「官民挙げての対応に感謝すると
    共に、連携の重要性を再認識して
    いる」などと述べた。

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       支援体制構築が課題
    野中県砂防災害課総括課長
    「予算も厳しい中にあるが、今
    後発注が本格化する際には、
    皆さんからの協力を頂き、早
    期復旧に努めたい」などと述
    べた。
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        無線機の底力を実感
    佐々木県建設業協会水沢支部長
    「今まで体験したことがない地
    震。会社の神棚も落ちた。携帯
    がつながらないなか、無線機を
    活用し収集したデータを振興局
    に伝えることができた」などと述
    べた。
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        市民と共に歩む意識
     宇部県建設業協会一関支部長

    「人の力の強さ、建設機械の
    力、この2点がうまくマッチした
    ことが迅速な応急復旧の実現
    につながったと思う」などと述
    べた。
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        住民の喜び感慨深く
     (株)平野組金野営業本部営業部長
    「市野々原の迂回路が完成した
    際に一時帰宅される住民の皆さ
    んがうれしそうに道路を使ってく
    れたことは建設業に携本当に良
    かった」などと述べた。
    DSCF加藤氏.JPG
        今後の課題明らかに
    加藤県測量設計業協会副会長
    「災害が発生した際、協会とし
    ていくつかのパターンを想定し
    ておくことや地域に精通した会
    員に対してあらかじめ河川や
    路線担当を割り振っておくこと
    で、より迅速な行動も可能とな
    る」などと述べた。
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        精神面のケアも重要
    米沢谷防災ボランティア県協会副会長
    「当会としても地震発生後延べ
    50人が出動した。余震が続く中
    で地元住民も不安になっている。
    声を掛け合うことで安心が得られ
    る。精神面でのケアも重要だろう」
    などと述べた。
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        地場企業と協力必要
    山本岩手河川国道事務所長
    「地元業者との協力が必要で
    あり、パートナーシップの必要
    性を再認識した」などと述べた。



    シンポジウムでは、6月14日の
    地震災害時の被災状況調査や
    応急復旧に当たった団体・グル
    ープの中から4団体が事例発表。
  • 一関支部 今日も暑いデスネ†!清掃活動 と 「DVDこども110番」

    2008年8月 8日 19:03一関支部

     一関支部、青年部を中心として第8回目となる「黄金ロードふれあい作戦」
    が8月8日一関市、花泉支所、平泉町の各自治体参加の下行われました。
       清掃場所は国道284号東工業団地周辺、国道342号花泉町周辺、主要
    地方道平泉厳美渓線の3路線。

    また、各社の周辺も清掃ゴミ拾い以外にも側溝に土砂が詰まり草が生え
    ている箇所もあり、きれいに取り除く作業をした会員もおりました。

     今回総合支局土木部は地震災害事務にご多忙の為参加できず、
    約70名参加、各社周辺清掃された人数も含め140名ほど。

     昨年よりゴミは少し少ないようでしたが、まだまだマナーがなってないようです。

    「貴重な予算を使って作った、大事な道路を利用者は忘れているのでは、
    道路を大事に使ってほしい!」と宇部支部長のコメント!

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    今日の最高気温 34度 

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    女性マネジングスタッフも参加

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    閉会式にて
    一関市建設部次長より講評


     遅ればせながら、7月31日一関支部青年部宇部会長、千葉、鈴木、厨子
    副会長と千厩支部青年部小野寺会長と小山幹事長6名が一関市教育委員
    会へ行き、教育委員長へ「子ども110番」DVDを市内小学校41校へ寄贈
    しました。

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  • 千厩支部 「道の日」イベント開催

    2008年8月 8日 15:08千厩支部

    道の日
     8月8日(金)、千厩土木センター、一関市各支所、(社)岩手県建設業協会千厩支部青年部会、岩手県建設業女性マネジングスタッフ協議会千厩支部の共催により「道の日」イベントを開催いたしました。
     川崎町「道の駅かわさき」、室根町「旬菜舘」、東山町「ひがしやま季節館」の3会場に別れ、沿道のゴミ拾いや草取り、花の苗及びパンフレット配布等を行いました。

     炎天下での作業でしたが、帰省客を迎える前に道路の環境美化に一役買う事が出来ました。

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  • 宮古支部:道の日in宮古

    2008年8月 8日 13:56宮古支部

    8月8日(金)晴天の猛暑の中、市役所分庁舎より宮古消防署までクリーン作戦と称して道路清掃。また消防署より分庁舎まで街頭パレードが行われた。

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  • 岩手・宮城内陸地震の義援金

    2008年8月 7日 17:34岩手県建設業協会

    6月14日発生した岩手・宮城内陸地震に際して、次の関係団体の皆様から義援金を賜りました。誠にありがとうございました。
    この義援金につきましては、復興の一助となればとの思いから、被災地である一関市役所に200万円、奥州市に100万円、宮城会長から贈呈させていただきました。
    岩手県建設業協会におきましては、この災害を契機に、今後とも地域の安心・安全を担う支援活動への取り組みに努めてまいります。
    (社)全国建設業協会
    (財)建設業振興基金
    (財)建設業福祉共済団
    (社)青森県建設業協会
    (社)山形県建設業協会
    (社)福島県建設業協会
    (社)新潟県建設業協会
    (社)新潟県建設業協会長岡支部

  • 宮古支部:道の日の一環事業に係る道路クリーン作戦「小山田トンネル清掃」

    2008年8月 7日 12:22宮古支部

    8月6日(水)晴天。昨年に引続き、宮古振興局土木部主催、建協宮古支部の協力の下、小山田トンネルのゴミ拾い、並びにトンネル内防護柵の清掃が行われた。用意したスポンジ、雑巾と同じくらい、服も手も真っ黒になりながら、全長約900mの小山田トンネルの防護柵の清掃を完遂。

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  • 「道の日」特別寄稿 『100年を見越した国土造り』

    2008年8月 7日 11:09建設産業団体連合会

    8月10日は「道の日」です!
    mitinohimark.gif 道路は私たちの毎日の生活にとって欠かすことのできない基本的な社会資本ですが、あまりに身近な存在のため、その重要性が見過ごされがちです。そこで、道路と生活とのかかわり、魅力ある地域づくりの為の道路の役割や大切さについて、もう一度見直す機会として、「道路ふれあい月間」中の8月10日が「道の日」と制定されました。
     「道の日」にあたって、6月12日に開催された平成20年度岩手県建設業女性マネジングスタッフ協議会定時総会における(社)岩手県建設産業団体連合会 宮城政章 会長の挨拶を掲載します。

    ≪100年を見越した国土造り≫宮城政章建産連会長挨拶より

    miyagikaichou.jpg 建設業は何かというと、我々が生活しているのは、100年前に投資してくれたもの、300年前に投資してくれたものの上に我々の生活があります。
     身近なもので言うと北上川は、伊達政宗が300年前に河口を石巻の波の静かな所に切り替えました。その恩恵を今、宮城県の人々は受けています。北上川の河口をそのままにしておいたら、東北の中心は仙台ではなかったはずです。


     地方が反乱を起こし、江戸幕府を倒して明治政府が誕生しました。地方から日本の国を変えていくのが、この国です。明治22年に山陽道、東海道に鉄道を敷き、明治24年には、青森まで鉄道を敷いています。1964年に東海道新幹線が出来たのに、まだ、青森まで新幹線は出来ていません。明治時代の人々は、100年後の日本を考え、それだけのスピードで鉄道を敷いたのです。その恩恵を我々がこうむっています。道路などは別として、鉄道をいち早くつないで、日本を発展させようとしたことが、今、活きているのです。
     江戸時代は水運主体であり、今は、自動車の時代です。高速道路が青森まで出来、無駄な道路といわれていますが、高速道路が出来たので、北海道で獲れた秋刀魚が大阪の寿司屋で2日目に刺身として出る。それは高速道路がつながったからです。
     昨今、評論家が無駄な道路、道路というのは何か、定義を言ってくれと言いたくなります。無駄な道路というのは、どこにあるのか。いずれ、我々は、明治の人たちの恩恵をこうむって、今、生きています。

     建設産業は、100年後の人たちのために国土をどういうふうに造っておいてやるかというのが、我々の仕事だと思います。
     明治の人がどのようなことを議論したかと言うと、過去の人のために、今、生きている人のために使うのではなく、100年後の人のために使うお金はどうするかということを政治家は議論したのに、今の政治の議論は、全くそれが無い。
     後藤新平が、大正9年に東京市長になり、大正12年に関東大震災が起きたが、その時に東京をどうしようか、後藤新平は考え、12億から13億円の膨大な投資計画を作りました。その当時の国家予算は15億円位であり、それを国会に出したものだから、猛反発を受け、5億円に削られました。後藤新平の計画通りに造っていれば、理想的な東京が出来ていたと思います。今、東京に行くと片側4車線、全線で8車線の道路が出来ているが、あれは岩手県水沢出身の後藤新平が計画を作り、昭和5年に完成したものです。
     昭和16年に第2次世界大戦が始まり、東京が焼け野原になるが、後藤新平の大正12年の震災時の計画を手直しして、今の東京を創りあげ、あれだけの快適な道幅の道路ができたのです。今使うお金と100年後のための国土形成をどうするのか考えて、日本の政治家は議論しなければ日本の国は駄目になります。

     日本の国を発展させるには、2つしかない。それは、人間の教育。もう一つは、私が明治の人の話しをしたように国土を造ってやっておくこと。我々は少ない子供しか育てられなかったが、これからヨーロッパ人とか、アメリカ人に負けないくらいの気概を持った子供を育てて、国土を発展させるのが、2つのうちの1つです。そして、その子供達が、世界で活躍をしようとする時の国土をどの様に形成しておいてやるか、今からの日本を発展させる2つの要素です。今、公共事業がどんどん減らされている状況は、我々は、確かに我慢すべきところは、我慢するが、皆さんの孫とか、ひ孫が、我々が生活している以上に悪い生活をするような国になったら大変です。
    私が、東北建設業協会連合会の会長になった際、新聞記者に建設業が一番景気が悪いが、どの様な考えを持っているかと質問されました。
     1時間、政治家の前で講演させてほしい。私は、それをやりたい。明治時代の100年前の人達が、作ってくれたような計画を、100年後の理想的な日本の国を、国土経営をしてもらいたいと政治家に言いたい。私の子供も、孫も、ひ孫も立派な日本人として育って、世界で活躍できるような国土を造っておいてあげるのが、今、生きている人間の使命ではないかと思います。
     我々は未来産業でなければ日本の国はつぶれる、という考えを皆さんも怯むことなく、持ってやってもらいたい。

     今、皆さんが一番気になっている道路特定財源の一般財源化ですが、暫定税率の税額は、53円80銭であり、イギリスは、税金が125円です。フランスもドイツも120円の税金がかかっています。それは、一般財源化されてから上がっていったのです。私もタバコを吸うが、タバコは50円位だったのが、今300円もしています。何の抵抗もなく上げられてきている。一般財源化されたら、知らないうちに上がっていく。これは、ヨーロッパで証明されているのです。
     油の税金を一番払っているのは東北で、データから言うと富山県が一番払っています。一番払っていないのが、山手沿線の人達です。その山手沿線の中で一番払っていないのが中野区で、1世帯で0.3台しか車を持っていません。これは、電車も地下鉄も全部あるし、車を買っても、駐車料金が高いから公共交通機関を使ったほうが良いのです。0.3台しか持っていないので、1年間の揮発油税の支払額は年間12,000円、茨城県の下妻市は、1世帯2.5台持っており、年間、税金だけで104,000円払っています。茨城県でそうだから、岩手県は1世帯で3台、2.5台として計算すると、12から13万円税金を払っているのです。東京に住む人の納税額は1万2千円程度であり、我々は10倍です。それを一般財源化されて、例えば、高齢者が増えるにつれて、医療制度に使う、環境に使うとか言われたら、都道府県の中で岩手県は賃金が低い。岩手の年間所得が今240万円位の人達が、一番油の税金を払っています。それを社会保障に使うとか、国の借金を返すのに使われていったら、一番所得の少ない県の人達が、その借金を払っていくこととなります。

     道路特定財源は、5兆4千億円位であり、この前の暫定税率は、2兆6千億円位、大体半分です。暫定税率分をどこかに回そうということになると、東京の中野区では暫定税率分は、6,000円しかないので、環境税等に回そうとしても東京に住む人は6,000円位で済み、我々は、6万から7万円位負担となります。ある政治家は、「暫定税率を環境税に使おうと、そのようにならなければ、絶対賛成しない」と言っています。
     例えば、農業をしている人は、旦那さんはサラリーマンで外に勤めるため車が1台必要。おじいさん、おばあさんは、農作業するために、1台必要。サラリーマンの奥さんは、子供を幼稚園に送ったり、おじいさん、おばあさんを病院に送ったりするのに1台。3台持っているのが普通。それが、12万から15万円の税金を納めています。それを一般財源化されていったら、我々の道路網は未整備であり、公共交通機関が無いから、テクテク歩いていくしかなくなるのです。
     道路特定財源の道路は結構です。道路はもう立派になりました。確かに、我々の子供の時の下駄を履いて、砂利道を走り回った時代よりも、高速道路が出来て良くなったが、そんな問題ではなく、何を基準にして言うのか。アメリカの道路の基準、人口その様なものから換算して、ヨーロッパはどうだ、それらと比べて、日本の道路は、見劣りしていないのか。経済の発展のため道路が必要かの議論がない。もう道路は十分だ。道路特定財源は、昭和28年に出来上がり、ずっと来ているからもう結構だとなっています。

     今、地方の時代が始まろうとする時に、一般財源化するということですから、今、主張しなければ、我々は置き去りにしていかれるということです。薩摩から反乱が起きて江戸がつぶされて、明治が始まったのです。また変なことをすると地方から反乱が起きて、東京がつぶされるということを、私は、国会議員の前で1時間話しをしたい。
     どこの国と比べて、日本の道路は十分だと言っているのか。それから、公共事業には、無駄な公共事業がない。皆さんも公共事業はいらないと言われたら、無駄な公共事業の定義は何ですかと聞いて下さい。私もこの前、東京であるジャーナリストが、「もう道路いらないですよね、無駄な公共事業もいらないですよね」と聞かれたので、あなたはどこの出身ですか、あなたの故郷だって無駄な公共事業は一つもありませんよ。無駄な道路の定義は何なのですか、と逆に聞きました。今、道路網が完全に整備されていないために、岩手県は300万円の予算をつけてドクターヘリの調査をしています。
     救急車よりドクターヘリで運んだ方が早いということで、東北6県では、福島県が昨年導入しました。来年か再来年あたりは、岩手県が次に続く予定となるのか。非常に医師不足となっているが、道路網の整備が間に合わないために、ドクターヘリの導入を図ろうとしています。
     100年後の日本の国、岩手に住んでいる人のために、建設産業が頑張っていかなければ、将来がないということを申し上げて終わりとします。

    がんばろう岩手

  • 経営支援センター ≪募集開始≫第3回経営革新講座

    2008年8月 7日 09:45岩手県建設業協会

    コストダウン・原価見直しをテーマに、第3回経営革新講座「全社体制で臨むコストダウン経営 現場の原価管理と会社の経営管理を連動させる」を(株)日本コンサルタントグループ 小澤康宏氏を講師として迎え、開催いたします。

     経営者は、工事を受注しても、営業利益が確保できないというような構造的な問題を抜本的に見直す必要があります。自らそのコストダウン経営に対してチェックし、課題を抽出して、会社として、現場をコントロールしながらコストダウンを実施しなければなりません。

     本講座では現場と会社のコストダウン経営を解説します。

     詳細については案内文・申込書をご覧ください。この機会に是非ご参加くださいますようご案内いたします。

    日時場所 平成20日(月)午後1時30分から午後3時30分

          宮古会場:宮古地区合同庁舎3階大会議室
         
    平成20年9月2日(火)午後1時30分から午後3時30分

          盛岡会場:建設研修センター2階研修室

    ・案内文 → こちら
    ・申込書 → こちら
  • 公共工事動向7月・建設TODAYを更新しました

    2008年8月 6日 17:54岩手県建設業協会

    (社)岩手県建設業協会ホームページ更新のお知らせです。
    「各種情報」内の「東日本建設保証(株)岩手支店 提供資料」に東日本建設保証(株)岩手支店より情報提供頂いている公共工事動向(岩手県内)7月版・建設TODAYの最新版を掲載しました。

    ↓PDFファイル↓
    公共工事動向(岩手県内)7月版→ こちら(PDF)
    建設TODAY  8月 1日版→ こちら(PDF)


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    がんばろう岩手
     がんばろう!岩手2008
  • 経営支援センター 第1回経営革新講座開催

    2008年8月 6日 17:39岩手県建設業協会

    (社)岩手県建設業協会経営支援センターでは、岩手県と共催のもと、8月4日(月)建設研修センターで第1回経営革新講座「官から民へ営業転換講座」を開催しました。講師に(株)日本コンサルタントグループ 酒井誠一氏を迎え、建設投資の推移を公共工事、民間工事比較しながら、大規模な災害にあっても公共投資は上がることはないことを説明した。官から民への営業についての問題点、これからの建設営業活動のキーワードを指摘し、同じ意識・しくみを持ち組織で営業することの必要性、待ちの営業から攻めの営業(顧客に提案していく)へ切り換えていかなければならないこと。営業技術向上の条件を何点も上げ、建築、電気など分野ごとに事例を用いて解説をしました。講座は3時間という長時間ではありましたが、講師の酒井氏はパワーポイント、ホワイトボードを巧みに使用し、受講者に問いかけをすることも多く、受講者にとって得るものがある内容の講座になったと思われます。

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      日本コンサルタントグループ
          酒井 誠一 氏
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           受講の風景

  • 地域行事:盛岡さんさ踊り

    2008年8月 5日 18:49建設研修センター・建設会館

    第31回盛岡さんさ踊りが8月1日から8月4日の4日間盛岡市中央通りで開催されました。今年度は231団体(太鼓13,000人、横笛2,000人、踊り手18,000人)が参加しました。達増知事、谷藤市長を始め、昨年の連続ドラマ「どんど晴れ」に主演された比嘉愛未さんの出身地沖縄県うるま市職員、いわて・平泉観光キャンペーン隊、台湾観光誘致舞踏団等参加し、世界一の太鼓パレードを盛り上げた。
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            輪踊り
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            ミスさんさ
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            ミス太鼓
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            ちびっこさんさ

    さんさ踊り参加者全員が太鼓、舞、横笛の練習の成果を披露し、岩手・宮城内陸地震、岩手北部地震と二度あった震災を感じさせない元気いっぱいのパレードを披露していた。

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           谷藤市長

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           達増県知事

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    DSCF20岩女.JPG DSCF舞.JPG


  • 千厩支部 支部会館への珍?侵入者

    2008年8月 5日 18:10千厩支部

    花林舎動物記に影響された訳ではありませんが、動物の話を。

    うおっー!と思わず、声を上げたくなるような衝撃でした(ちょっと大げさですが)。それは、ひょろ長く茶色の生き物でした。ヘビ?いや、足がある、カナヘビ?、でも質感と模様が違うような。
    こちらに気づくと、本棚の下にするりと隠れてしまいました。うーん、見なかった事にしよう・・・、そのうち勝手に出て行くだろう・・・等と都合の良い思いつきだけが頭をよぎります。



    隠れてしまったものはしょうがないので、仕事を続けていると、視界の片隅に動くものがありました。とりあえず、ハエ叩きを持って近づくと、今度は冷蔵庫の下に隠れてしまいました。やはり、カナヘビでは無い?ツヤがあり、背中には縦に黒い2本の模様が入っています。
    意を決して、冷蔵庫の下から追い出す作戦を考えました。足でドタドタと音を立てる作戦、次にキンチョール(殺虫剤)噴射作戦を実行してみましたが、出て来る気配はありません。その日は、とうとう姿を現せませんでした。

    次の日、すっかり忘れていて、和室のドアを開けると、こちらにびっくりしたのか彼がのた打ち回っています。こちらもびっくりして思わずドアを閉めてしまいました。いつの間にかドアを隔てた和室に進入していたのです。倉庫のようになっている和室で見逃したら、2度と出て来ないでしょう。
    なんとか、和室から出さなければと思い、ほうきを持って和室に入ると、物で溢れている押入れに逃げてしまいました。万事休すです。

    正体を突き止めなければと思い、ネットで検索すると「ニホントカゲ」だということが分かりました。たぶん、ニホントカゲです。
    ニホントカゲの捕獲方法を知っている方は、千厩支部へご一報をお願いいたします。

    爬虫類が苦手な方は、決してクリックしないで下さい。二ホントカゲ画像

    ≪千厩支部会館内及び付近で目撃した動物リスト≫
    カモシカ テン キツネ シマヘビ オニヤンマ 虫多数 鳥類多数(会館のガラスに激突死した鳥もいます) その他大勢
    会館から少し山の方に行くと、水田にホタルがいます。
    以前、一関市千厩町東小田付近を中心にヤスデが大量発生してニュースになりましたが、会館付近でヤスデを見た事はありません。

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    支部会館の外壁でサナギから出てきたばかりのオニヤンマ、オニヤンマは沢山います。

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    支部会館向いに現れたカモシカ、冬には駐車場に足跡を発見しました。


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