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  • 千厩支部 一関市川崎町で「Eボート大会」が開催されました

    2008年9月 8日 09:38千厩支部

    sen080908-1.JPG 9月7日、一関市川崎町の北上大橋付近の北上川で10人1チームによる手こぎボートで速さを競う北上川流域交流Eボート大会が開催されました。今年は、岩手・宮城内陸地震に配慮して前夜祭は中止となり、参加チームも減らされましたが地元をはじめ県内外から64チームが参加して川に親しみました。

     往復350mで2回のタイムトライアルを行い、上位5チームによる順位決定戦で優勝を争いました。ゲゲゲの鬼太郎の目玉のおやじに扮装するチームや隣のボートに激突するチーム、川に転覆するチームなどあり、観衆を沸かせていました。

    一関市 北上川流域交流Eボート大会
    一関市 北上川流域交流Eボート大会 写真集

    sen080908-2.jpg sen080908-3.JPG


  • 建災防「講習会について」

    2008年9月 5日 17:21建設業労働災害防止協会

     この度、建災防岩手県支部では、厚生労働省委託事業の一環として各講習会を下記のとおり実施します(無料)。たくさんの受講をお待ちしております。

                                記

    「専門工事業安全管理担当者研修会」
    1.開催日時
     (1)盛岡会場 平成20年10月21日(火)9:00から16:30
        建設研修センター 3階大ホール (盛岡市松尾町17ー9)
     (2)北上会場 平成20年10月27日(月)9:00から16:30
        さくらホール 小ホール (北上市さくら通り2ー1ー1)
    2.受講対象者
      建設業の専門工事業のうち、下記の対象業種で安全衛生業務を担当する安全管理者、安全衛生推進者 等
    3.定 員
      どちらも各60名(定員になり次第締め切りさせていただきます。受講票は発行いたしません。連絡がない場合は、受講を受付したものと考えてください。
    4.受講料
      無 料
    5.申込方法
      申込書←をクリックしてダウンロードしていただき、建災防岩手県支部宛にFAXでお申し込みください。

    「店社安全衛生担当者研修会」
    1.開催日時
      平成20年10月6日(月)9:00から16:00
      建設研修センター 3階大ホール(盛岡市松尾町17ー9)
    2.受講対象者
      建設業店社の安全管理者、衛生管理者、安全衛生推進者、店社安全衛生管理者 等
    3.定 員
      60名
    4.受講料
      無 料
    5.申込方法
      申込書←をクリックしてダウンロードしていただき、建災防岩手県支部宛にFAXでお申し込みください。
      

  • 9月16日は南部流鏑馬神事

    2008年9月 5日 17:11建設研修センター・建設会館

    盛岡八幡宮(もりおかはちまんぐう)。盛岡の人々は「お八幡さん」と親しみをこめて呼びます。 県下随一の大社・ 盛岡八幡宮は城下町鎮護のためにおかれた南部家の氏神で、同時に村氏神でもありました。 八幡森に神社が置かれたことによって八幡町が拓け、賑わっていきました。 八幡宮には以前、南部流鏑馬(やぶさめ)を描いた、高さ約8m、幅約7mの日本最大の絵馬がありました。 しかし、あまりの大きさに壊れてしまい、残念ながら現在は見ることができません。

    ところで流鏑馬。今、馬場造りが進められ、9月16日(火)午後1時に神事が行われます。

    盛岡八幡宮.jpg
    流鏑馬馬場。準備着々
    お祭り.jpg
    木々の向こうに建設会館が見える
  • 公共工事動向8月・建設TODAYを更新しました

    2008年9月 4日 13:25岩手県建設業協会

    (社)岩手県建設業協会ホームページ更新のお知らせです。
    「各種情報」内の「東日本建設保証(株)岩手支店 提供資料」に東日本建設保証(株)岩手支店より情報提供頂いている公共工事動向(岩手県内)8月版・建設TODAYの最新版を掲載しました。

    ↓PDFファイル↓
    公共工事動向(岩手県内)8月版→ こちら(PDF)
    建設TODAY  9月 1日版→ こちら(PDF)


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  • 経営支援センター 第3回経営革新講座開催しました!

    2008年9月 4日 08:39岩手県建設業協会

    第3回経営革新講座「全社体制で臨むコストダウン経営」現場+管理の一体運営を9月1日(月)に宮古地区合同庁舎、9月2日(火)に建設研修センターで開催した。講師に建設マネジメントコンサルティング研究所所長小澤康宏氏を迎え、コストダウン体制が構築できない実態の調査を講師が作成した調査表を例に、全社コストダウン・原価管理の自社チェックや分析が必要であること。目標設定のブレイクダウンと統制(部門・物件)の重要性、原価管理機能をフローチャート等の図を用いて解説した。また、コストダウン改革事例としてコストダウンに取り組んだ会社の取り組み、戦略策定、目標数値設定、具体的方策などを説明した。盛岡・宮古ともに受講者が熱心に受講していたことから、この講座で学んだことを役立たせ、経営・本業の強化につなげていくことを期待する。

    DSCF宮古.JPG
    9月1日(月)
    宮古地区合同庁舎(29名)
    DSCF盛岡.JPG
    9月2日(火)
    建設研修センター (54名)
    DSCF小澤康宏氏.JPG


    建設マネジメント
      コンサルティング研究所
     所長 小澤 康宏 氏


    次回第4回経営革新講座案内は → こちら


  • 「カスリン・アイオン」知ってますか

    2008年9月 3日 16:36岩手県建設業協会

    某建設情報総合誌に県建設技術振興課総括課長の投稿記事が掲載されている。
    6月14日発生した岩手・宮城内陸地震に対応した本県建設業協会一関支部の迅速な取り組みを内容としたもの。
    「一関支部は、市民と共に歩む建設業のスローガンの下、60年前の大災害であるカスリン、アイオン台風を教訓に、日頃から地域内の公共施設や危険箇所点検などの勉強会を自主的に開催していることや、市内が壊滅的な被害を受けた大災害を忘れることなく後世に伝える運動などを実践している。今回の地震災害への献身的な行動は、支部の防災に対する使命感と、意識の高さが現れたもので、地域とともに歩もうとする建設業の方向性の正しさを改めて示したと評価。県内の地域々々に、真に技術力、施工力、そして経営力に優れた建設業が存続し、成長していくことができるような環境を整備していくことを痛感した」と結んでいる。

    カスリン(昭和22年)、アイオン台風(同23年)の大災害は、県内に多くの損害を与えた。中でも、甚大な被害を受けた県南一関市では60年を経た今日まで語り継がれている。現在は、北上川5大ダム(四十四田ダム・御所ダム・田瀬ダム・湯田ダム・石渕ダム)によって洪水調整等が行われ、また、一関市弧禅寺の北上川狭さく部では、一関遊水地建設事業が今なお続けられ、県民の生命と財産を見守っている。
    カスリン、アイオンは、ともに9月中頃の大雨台風による大水害であった。県民の皆さん、全国的に、ゲリラ豪雨と呼ばれる局地豪雨が頻発している中、これからは降雨が多い時期、災害への備えは万全ですか?

  • 建退共岩手県支部☆共済証紙の取扱いあれこれ-その5-☆

    2008年9月 2日 18:44建退共岩手県支部

    共済証紙についてご照会の多いあれこれをQ&A方式でお届けします。

    Q 被共済者が怪我などで休む期間は、共済証紙を貼る対象日となるのでしょうか?

    A 共済証紙は、賃金の支払いの対象となる就労日数に応じて貼ることになっています。
      雇用期間中に休日、祝日、または欠勤日がある場合は、共済証紙の貼付は行わないことになりますが、有給休暇及び事業主の都合による休業日は貼付の対象日となります。
      設問では「休む期間」が有給休暇の取扱いであれば貼付することになりますが、休職の取扱いになると、就労していないので貼付しなくても良いこととなります。

    九蓋草.JPG

     

    九蓋草(くがいそう)…葉の輪生がうまく写っていないので「ヤマトラノオ」かも?

     

    車山湿原.JPG

     

                   車山湿原(くるまやましつげん)

      「共済証紙の取扱いあれこれ」シリーズは、今回でいったん終了します

  • マイカー 岩手県は1世帯1.361台

    2008年9月 2日 17:52建設研修センター・建設会館

    岩手県の自家用自動車の保有台数は67万9,790台。世帯当たり普及台数は1.361台で都道府県別で21番目となっている。
    財団法人自動車検査登録情報協会は、平成20年3月末現在の「自家用乗用車の世帯当たり普及状況」(軽自動車も含む) を8月13日に発表した。
    自家用乗用車の保有台数は5,727万7,719台で、1世帯  1.095台の普及となっている。
    都道府県別の普及の上位は、1位が福井県(1.751台)で、以下2位富山県(1.725台)、3位群馬県(1.686台)、4位岐阜県(1.653台)、5位山形県(1.653台)。
    1世帯当たり1台に満たないのは、47位東京都(0.510台)、46位大阪府(0.705台)、45位神奈川県(0.788台)、  44位京都府(0.885台)、43位兵庫県(0.954台)。
    ちなみに、岩手県の約68万台の自動車が一斉に道路に乗り出したらどうなるだろうか?県内の道路延長は、国、県、市町村管理道路合わせて32,785.1km。仮に68万台が5m単位で数珠つながりとなった場合で3,400km。道路延長の約10パーセント程度だが、ゾッとする風景を想像する。

    朝夕の渋滞でも気持ちは楽に、日一日と日没時間が早くなる昨今、現場との往復など、交通事故には十分気をつけてください。

    交通安全.jpg

    盛岡市仙北町(明治橋交差点)


  • 秋まつり・太鼓の音が聞こえる

    2008年9月 2日 16:43建設研修センター・建設会館

    太鼓の音が聞こえてくる。祭り太鼓の稽古だ。恒例の盛岡秋まつり が9月14日(日)から3日間行われる。
    280年以上の伝統を誇る例大祭には、絢爛豪華な山車とお囃子の行列が市内を練り歩き、毎年約10台の山車が参加する。14日午後1時に盛岡八幡宮からパレードする八幡下り(お通り)、15日は山車大絵巻パレード、16日は八幡宮境内で古式ゆかしい“流鏑馬(やぶさめ)”が行われる。(13日は宵宮祭)
    準備が着々と進む盛岡の秋。

    八幡宮例大祭.jpg 
    八幡下り(お通り)は盛岡八幡宮から
    盛岡秋まつり.jpg 


  • [建災防] 平成20年度建災防永年勤続職員表彰

    2008年9月 2日 10:01建設業労働災害防止協会

    08090111.DSC01115.JPG 建災防岩手県支部事務局の小田晶子さん(左側)と同一関分会の阿部利枝さん(右側)が、建設業労働災害防止協会から「永年勤続職員表彰(10年)」を受けられ、去る9月1日(月)岩手県建設会館会議室において、宮城支部長から表彰状と記念品が伝達されました。

     宮城支部長から、「建設業の労働災害防止活動は、建設業がなくならない限り続けられなければならないものである。社長が(労働災害防止に)取り組んでいるところは事故が少ない。(労災)事故がおきれば企業の利益は飛んでしまい、大きな痛手となる。皆さんもそのことを深く認識して職務に当たってほしい。これからも、健康に留意して頑張ってください。」とのお話がありました。

     受賞されたお二人からは、「ありがとうございました。これからも頑張りますので、よろしくお願いします。」と、お礼の言葉がありました。 お二人の御健勝をお祈りしたいと思います。

     話は変わりますが、天候不順な日が続いておりますけれども、これからが台風のシーズンになります。

     会員の皆様には、工事現場の状況を的確に判断し、労働災害防止対策の徹底を図られますようお願いいたします。

                                

  • 防災の日

    2008年9月 1日 15:38岩手県建設業協会

    9月1日は「防災の日」。もしもの災害の備えを確認する日である。県内では、6月、7月と震度6強を観測した岩手・宮城内陸地震、岩手北部地震が相次いだ。8月に入り大雨、洪水警報が頻発して出されている状況。災害はいつ、どこで発生するかわからない。もしもの時に備えを・・・・・・・・・・。

    永年勤続表彰 (4).jpg

    連日の降雨で増水する北上川(9月1日)

  • 一関支部 安全パトロール

    2008年8月29日 17:11一関支部

     今年度の支部事業として7月から毎月現場安全パトロールを行っています。
     参加者は建災防安全指導者2名、理事2名また、9月・1月には労働基準監督署、一関総合支局、一関市、花泉支所、平泉町の各関係機関と合同安全パトロールを予定しています。
     安全指導者2名でのパトロールも毎月行っています。

    CIMG08.20パト.JPG

    安全作業に留意し、建災防一
    関分会として指導・徹底してお
    ります。 

    CIMG8.20-2パト.JPG 20.パトロール 004.jpg


  • 災害対応施策委員会(仮称)設置の動き

    2008年8月29日 16:48岩手県建設業協会

    岩手県建設業協会等東北各県の建設業協会で構成する東北建設業協会連合会(宮城政章会長)は、大規模災害時の災害応急対策を検討する「災害対応施策委員会(仮称)」の設置し、9月25日に初会合を開催することにしました。
    各県の建設業協会では、行政機関と災害時における災害応急対策に関する協定を締結。災害発生時には、必要な建設資機材や労力等の確保・動員の方法を定め、被害拡大の防止と被害施設の早期復旧活動をに取り組み、地域住民の生命と財産を守ることに務めています。
    6月14日、7月24日と相次いで発生した大地震災害では、いち早く建設資機材の提供や応急復旧に当たりましたが、マスコミ報道では、消防や警察、自衛隊などの初動活動がクローズアップされ、建設業の活動は報道されていない状況にありました。
    委員会では、○災害時の協会活動の検証。○災害協定書の見直し○災害支援の実態のPR○災害対策実働隊の結成○初期活動時の保険制度などの検討を進め、建設業協会の災害時における活動計画をまとめる予定です。

  • 施工管理技士の技術開発・技術改革

    2008年8月29日 13:44土木施工管理技士会

    東北土木施工管理技士会連合会(会長三瓶英才福島県建設業協会長)の平成20年度総会が、8月28日ホテルメトロポリタン仙台で開催された。
    総会には、本県土木施工管理技士会橘副会長ほか東北各県の土木施工管理技士会の関係者17名が出席し、平成19年度事業報告並びに収支決算を承認、20年度の事業計画と予算案を審議し決定した。
    事業計画では、総合評価方式の本格的な実施に伴い、施工管理技士の技術開発・技術改革の向上を図るための取り組みを推進していくことにした。
    重点事業は次のとおり。○新技術開発セミナーの開催○東北地方整備局との意見交換会開催○会員の技術開発に関する研修会開催○EE東北並びに東北地方セーフティ大会への参加等。
    総会終了後の講話では、宮田忠明氏(東北地方整備局技術調整管理官)から「東北地方の建設業を取り巻く状況」と、21年度の予算概算要求に関する整備局の事業概要について紹介があった。





  • 経営支援センター≪受講者募集中≫第4回経営革新講座!

    2008年8月29日 12:27岩手県建設業協会

     経営管理をテーマに、(株)建設経営サービス滝口兼悟氏を講師に、第4回経営革新講座「中小建設企業の多様な事業戦略と組織再編 建設投資額の減少に伴う企業経営対応策」を開催します。

     本講座は、厳しくなる経営環境の下、建設企業の後継者問題の経営課題、従業員の雇用などの問題点や、会社を継続させる方策を事例研究を含め、さまざまな手法や対応策について解説します。 

    詳細については下記要領及び申込書をご覧ください。

    この機会に是非ご参加くださいますようご案内いたします。
                                        

    〔日    時〕平成2025日(
             午後1時30分から午後
    30分

    〔場    所〕建設研修センター2階研修室

    プログラム〕中小建設企業の多様な事業戦略と組織再編 
             
    建設投資額の減少に伴う企業経営対応策  

             講師(株)建設経営サービス経営コンサルティング部 
                 主席コンサルタント 
    滝口 兼悟 氏

    〔主   催〕 岩手県・社団法人岩手県建設業協会経営支援センター

    〔対   象〕 岩手県内に事業所を持つ建設業許可業者・業界関係
             者・行政関係者     

    参加費   

     〔定   員〕 60名(定員になり次第受付を終了いたします)
         
       案内・申込書 → こちら  

       第3回経営革新講座 9月1日、2日開催! 詳細は → こちら

  • 花林舎動物記 第3回 哀しきマムシ

    2008年8月28日 18:43花林舎

     6月から「花林舎動物記」という楽しい動物のお話を読み切りで掲載しています。この「花林舎動物記」とは、滝沢村にある(株)野田坂緑研究所発行(所長 野田坂伸也氏)の会員限定情報誌「花林舎ガーデニング便り」の中で最も人気がある連載記事です。今月は第3回「哀しきマムシ」です。

    「哀しきマムシ」
      ニョロニョロ嫌いの方には申し訳ありませんが、前回のアオダイショウに続いて、今回はマムシのお話です。

    うー、危なかった
     
    この地で初めてマムシに会ったのは、移ってきて2年目の秋でした。まだカラマツの大きな切り株がたくさん転がっていて、畑作りの邪魔になるので、手伝いの若者数人と肩で押して、敷地の端の方へ移動させていた時のことです。
     ごろりと転がった切り株から、何かがボタッと落ちて少し動きました。「あれ、蛇のようだな」と思って近寄って見ると、やっぱり蛇、それもマムシです。ギョッとして「近寄るなよー」と叫んだのですが、わずかに左右に身をくねらすだけであまり動きません。晩秋でしたから冬眠に入りかけていたのでしょう。長い木の枝ですくい取って隣の林の中に捨てました。
     この時はちょっと驚いただけでしたが、後で思い出すと全くゾッとするような出来事でした。誰かの首筋の間近にこのマムシは潜んでいたのです。手でぐっと押してしまったかもしれません。何事もなくてすんだのは全く好運でした。
     また別の年の夏。社員と2人で石積用の石を運んでいた時のことです。
     40キロくらいの石を2人で「ヨーイショ」と持ち上げたら、下から大きなマムシがのっそり出てきました。怒った様子はありませんでしたが、2人をジロリと見てから、気だるそうにゆっくりと隣の石の間に潜りこんでいきました。私がそれまでに見たうち、最も大きいマムシでした。
     腹が異常に太く、ひところ秘境動物マニアを夢中にさせた"ツチノコ"という蛇にそっくりでした。あのゆっくりした動作と、膨れた腹から推測すると、鼠でも飲み込んだばかりだったのではないでしょうか。空腹のマムシだったら、どんなことになっただろうか、と今でも時々考えることがあります。

    マムシに噛まれた犬
     
    犬を5匹飼っていましたが、その内の1匹が数年前のある日の夕方、顔をパンパンに膨れ上がらせて、よろめきながらやってきました。そして、私の前で口から泡を吹いて倒れ、動かなくなってしまいました。
     花林舎の敷地では、毎年スズメバチが繁殖しますので、てっきり蜂に刺されたのだろうと思ったのですが、そうではなかったようです。
     そのまま死ぬかと思った犬は、2~3分後に力をふりしぼるように立ち上がって、よろめきながら草むらの中に姿を消してしまいました。"象の墓場"へ去っていく象のような感じで、私は引き止めることもできずにそのまま見送ってしまったのですが、2~3日後に腫れが引いて、以前のようにハンサムな顔をして何事もなかったかのように現れたのには驚きました。犬はマムシ毒に耐性を持っているのでしょうか。
     しかし、それ以降、この犬は蛇をみつけると異常に興奮して吠えかかるようになりました。
     我が家の犬はどれも蛇が嫌いで怖いらしく、私が蛇を見つけて「蛇だぞー」と叫ぶと、犬達は何事かと一度は近寄ってくるのですが、すぐに逃げていってしまいます(噛まれた犬だけは近くで吠えている)。しかし父親犬は「蛇だぞー」という言葉が聞こえなかったふりをして、あらぬ方を眺めていて、近寄ってこないのです。蛇を見て逃げるのは、プライドが傷つくのでしょう。

    kari080828-1.jpgマムシの誤算
     
    マムシは花林舎周辺にはあまり多くは棲息していないらしく、1年に1回くらいしか見かけませんが、それでも10回近く遭遇しているうちに、これは一般に考えられているような恐ろしい生物ではなく、むしろ哀しい存在ではないのか、と思うようになりました。
     マムシは人間と出くわした時、他の蛇のように急いで逃げるよりも、開き直って人を威嚇することが多いのです。なまじ猛毒を持っているために、脅かしたら相手は逃げるだろうと思うのでしょう。
     しかし、マムシを恐がる人間だけではないのです。マムシを見つけると目を輝かせて喜ぶ人も大勢います。特に赤マムシなどが現れたら、欣喜雀躍です。その辺の木の枝をY字型に切り取って、たちまちマムシの首根っこを押さえて生け捕りにしてしまいます。
     そして喉を押さえて口を開き、手ぬぐいを噛ませてぐいとひっぱると牙が折れてしまいますから、もう危険はありません。袋に入れて持ち帰り、水を入れた一升瓶に1ヵ月閉じ込めておくのです。マムシは水から首だけ出して生き続けますが、こうして腹の中の糞を排出させるわけです。
     1ヵ月水中にある、というのも耐えがたい苦しみだと思うのですが、この後別のビンに移され、頭から濃い焼酎を注がれて七転八倒して死ぬのです。これがマムシ酒の作り方です。
     マムシを捕らえると、ただちに首のところで皮を切って引き剥いてしまい、小さい肝臓をペロリと呑みこんでしまう人もいます。つい30年くらい前までは、マムシと人の関係はこれが普通でした。妻の実家は岐阜県の山の中ですが、子供のころ囲炉裏の上には乾燥させたマムシがぶらさがっていて、時々食べさせてもらったそうです。

    生命の供養
     ある年、家の近くで2日続けてマムシに出くわしたので、こんなことでは安心して歩くこともできない、と思い、1匹殺してしまったことがあります。しかし、殺してから後悔の念が湧き起こり、私の手で消滅させた一つの生命を無にしないためにどうしたらいいだろうと考えたあげく、食べてやるのが一番の供養になるのではないかという結論に達しました。
     マムシの生命力はすごいものです。首を切り落とされた胴体が、1時間あまりも動いているのです。
     ようやく動かなくなった後に、皮を剥いて、身をぶつ切りにし、金網にのせて遠火で焦げないように焼きました。これに醤油をたらして食べてみると、いや実にうまいのです。
     マムシ君、もう私の前に姿を見せてはいけません。

    哀しきマムシ
     時代劇の小説などを読むと、"マムシのような"悪漢がよく出てきます。冷酷で血も涙もなく、危険で人を殺すことなどなんとも思わないような男です。
     しかし実際のマムシは、確かに猛毒をもっているために人間に恐れられ嫌われる一方、酒や食料や薬にされるために他の蛇より圧倒的多数が人間に捕らえられ、殺されているのです。人間を殺すために持った毒ではないのになまじ猛毒を持ったために嫌われ、殺されるマムシは何と哀しい生物でしょう。マムシの側から見れば人間は悪鬼のような生物です。
     時代劇作家へ。"マムシのような"という表現は考え直しましょう。

    第2回 アオダイショウは可愛い
    第1回 ナメクジ退治

  • 入札契約制度を考える

    2008年8月27日 17:47建設産業団体連合会

    山形県斎藤弘知事は、自身のブログで山形県の入札契約制度について、次のように紹介している。

    「我が山形県の入札契約制度に関し、以下の特徴。
      ○ 皆で作り上げる制度であること(業界、議会、そして行政)。

      ○ 「不正の徹底排除」に加え、「安定的品質確保」ならびに
        「健全な企業育成」を明確に謳うこと。

      ○ 新たな「第三者委員会」を設置、PDCAにより柔軟かつ
       不断に同制度の見直し・改善を行うこと。

     そして、以上を、全国で、初めて、条例化する。 」


     山形県議会は、6月定例議会で、公共調達制度に関する重要事項を調査審議するための第三者機関「公共調達評議委員会」の設置などを盛り込んだ「県公共調達基本条例」を可決した。これを受けて山形県は、18日付で同条例の施行し、早ければ10月にも同委員会を設置する。県レベルで公共調達全般にわたる条例の制定は、全国初という。
    同条例は、入札契約制度に対する県民の信頼を確保するとともに、県発注工事などの品質及び価格の適正化を図るために制定した。 基本理念には、談合などの不正行為の排除徹底や、公正な競争の促進、透明性の確保などを挙げている。
     公共調達のうち、特に建設工事などについては、経済活動の基盤となる社会資本を整備する社会経済上重要なサービスであり、これを担う健全な建設企業などの育成は、県民経済を発展させる上で重要としている。 このため、建設工事等の入札契約制度は建設業者等の技術のほか、法令の順守状況や環境保全対策、従事者の安全衛生及び福利厚生に対する取組み、社会貢献活動についても、適切に評価し、入札契約の過程で反映すべきとしている。
     さらに、基本理念に基づき、入札参加者の資格の見直しや、入札契約制度の改善に関する重要事項を調査審議する公共調達評議委員会の新設を盛り込み、委員会のメンバーは、学識経験者ら8人以内で組織し、任期は3年。委員の人事は議会同意を得て、知事が任命する。委員会は、知事からの諮問の有無にかかわらず、自発的に制度改善に取り組む。 
  • 建退共岩手県支部☆共済証紙の取扱いあれこれ-その4-☆

    2008年8月27日 17:38建退共岩手県支部

    共済証紙についてご照会の多いあれこれをQ&A方式でお届けします。

    Q 共済証紙の現物交付を行った場合、元請、下請の税法上の取扱いと会計処理はどのようになるのでしょうか?

    A 元請が下請に現物交付した共済証紙代金は、積算の際、工事原価に算入されることがあきらかです。
      したがって、元請が法人であれば損金、個人事業主であれば必要経費として処理します。
      また下請は、現物交付を受けた共済証紙代金相当額を収入金に計上し、共済手帳に貼った共済証紙の金額を、退職金掛金の科目を設けて損金または必要経費として処理することになります。

      なお、使用していない共済証紙の在庫は、損金または必要経費とは認められませんので、資産として計上しなければなりません。

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    雨の午後、生命力あふれる「むくげ」は夏が大好き!

  • ハンギングバスケットの街・盛岡

    2008年8月26日 18:29建設研修センター・建設会館

    ハンギングバスケットの街・盛岡市。2004年からスタートし季節の風物詩となった。昨年には設置数600個を超え、神戸市や宮崎市を抑えて日本一を達成している。

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    岩手県盛岡市の国道106号線・中ノ橋。清流・中津川が流れる
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    岩手銀行中の橋支店前のハンギングバスケット。市内の通りを彩る
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    岩手県公会堂花壇。ボランティアの皆さんが手植え
  • 建災防【ラジオ体操について】

    2008年8月26日 18:06建設業労働災害防止協会

     ラジオ体操の始まりはいつだろうと思って調べてみました。
     昭和3年11月、当時の通信省簡易保険局が、昭和天皇ご即位の大礼を記念して「国民健康体操」という名で、NHKから放送されたのが始まりだということです。
     現行の「ラジオ体操第一」は、昭和26年5月から放送されたそうです。

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     朝、会社の広場や建設現場などで、ラジオ体操をしているのを見かけます。
     朝のラジオ体操の効用は、三つほどあるそうです。
     ひとつは、ラジオ体操をすることによって、「さあ、今日も始まるぞ!」という、仕事への向かう気構えができる。
     ひとつは、スムーズに身体が動けるように、身体を目覚めさせる準備運動になる。
     もうひとつは、全員でラジオ体操をすることによって、一体感が醸成されるということです。
     建設業協会事務局でも、毎朝、ラジオ体操をしています。
     いい仕事ができるよう、一体感が益々強くなっていければと思っています。
                                                               (記:建災防山本)