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  • 久慈支部 秋祭りの後の‥

    2008年10月 6日 15:59久慈支部

    岩手県女性マネジングスタッフ協議会久慈支部(西野文子支部長)
    では「久慈秋まつり」が終わった後の河川敷清掃を行いました。

    例年、秋まつりの後は河川敷にはゴミが放置されていたりすることが多く
    美観を損ねておりましたが、年々少なくなってきたように思われますが、
    目立たないところにはまだまだ捨てられております。

    CIMG1949.JPG


    久慈地合同庁舎駐車場をお借りして
    会員が集合し、さっそく河川敷に下り
    て、ゴミ拾いをいたしました

    CIMG1937.JPG

    CIMG1938.JPG



    作業を終えた女性マネジングスタッフ協議会の皆さんからは
    「自分たち市民一人ひとりがみんなの施設をきれいに大切に使うという意識を持ち、これから
    も継続して行いたい。」との声が上がりました。

    当日はお天気もよく、女性の大敵「紫外線」もものともせずに河川敷を清掃された
    会員の皆様お疲れ様でした

    今年の久慈の秋祭りは9月19日~21日の3日間で開催されました

                    こんなかわいい子達も参加してました

    P1000120.JPG


  • 北上支部 10月31日は献血協力活動します

    2008年10月 6日 15:57北上支部

    北上支部ではいろいろな地域貢献活動を実施しておりますが、その一環として、今回北上市献血推進協議会の献血協力依頼を受けてまして、下記のとおり行うことになりましたので会員以外の方でも協力をお願いします。

                      記

    1.日時 平成20年10月31日(金) 午前9時から午後4時
    2.場所 (社)岩手県建設業協会北上支部会館

    F1000026.JPG 献血バス


    全血献血200mI
    または、400mI


  • 水沢支部 奥州市水沢産業まつり案内

    2008年10月 6日 15:57奥州支部

    平成20年10月18日(土)、19日(日)に奥州市水沢産業まつりが開催されます。
    なお、19日にはジャンボいものこ鍋による「いものこ汁」が無料でいただけます。
    また、出店等のイベントの一つとして、18、19の両日に水沢支部 青年部による建設機械(バックホウ・高所作業車)への無
    料乗車体験が行われます。
    子どもさんには、「フーセン」を配布いたします。

    P9290128.JPG 高所作業車
    乗車状況


  • 大船渡支部  総合防災訓練への参加

    2008年10月 6日 15:57大船渡支部

    来る10月19日(日)に、大船渡市を訓練地として「平成20年度総合防災訓練」が実施されます。
    当大船渡支部からも役員・青年部15名余の参加で、倒木により道路が通行止めとの想定で、緊急交通路確保・障害物除去訓練に参加致します。
    午前7時50分から8時25分までの訓練時間です。朝早いですが、ご参観の程お願い致します。

    CIMG4704.JPG 写真と記事
    は関係ありません
  • 岩泉支部 紅葉だより

    2008年10月 6日 15:26岩泉支部

    10月になり朝晩めっきり寒くなった岩泉です。
    岩泉の象徴であります、宇霊羅山も少しだけ色づき始めています。

    CIMG0615-1.JPG 支部事務所玄関より
    CIMG0620-1.JPG 角度を変えて
    CIMG0619-1.JPG

    龍泉洞向側(?)の山
    少し黄色味がかっています。



  • 東北地方整備局が一関支部表彰

    2008年10月 6日 11:32岩手県建設業協会

    6月14日に発生した岩手・宮城内陸地震で、被災した地域で応急作業に率先して取り組み、被害の拡大防止に尽力した(社)岩手県建設業協会一関支部に対して、東北地方整備局では災害対策功労者局長表彰を行うことが決まった。
    今回の表彰対象は一関支部など9団体、10月7日に東北整備局で行われる予定。
    一関支部は、地震による大規模な土砂崩落により、一関市市野々原地区(いちののばら)の磐井川に発生した河道閉塞(天然ダム)による水位上昇を防止する仮排水路の掘削など緊急工事や産女川(うぶすめ)の砂防ダムの除石緊急工事を実施し、土砂災害の拡大と二次災害の防止に尽力したことが評価されての表彰となる。
  • 盛岡支部:絶好のゴルフ日和でした!

    2008年10月 3日 15:27盛岡支部

     10月2日(木)盛岡南ゴルフ倶楽部におきまして、「盛岡支部第19回親睦ゴルフ大会」を開催しました。会員相互の親睦を図ることを目的として、今年で19回目となりますが、ここ4,5年は参加者十数名とちっょと寂しいコンペが続いておりました。
     当日、参加者20名は爽やかな風と光を浴び、秋空の下、楽しい大会一日を終えました。

    CIMG0011参加者.jpg
                                  集合写真 


     

    CIMG0012始球式.jpg
     始球式 

     

    CIMG0006コース.jpg
    日本晴れ

     


     


    CIMG0014第1打.jpg
                 第1打 支部長 

    CIMG00241打.jpg

    CIMG0025男女混合.jpg
                   男女混合

    CIMG0030青年.jpg
                  青年チーム

    CIMG0058フラッグ.jpg
    CIMG0034倶楽部ハウス.jpg
    CIMG0056秋.jpg



     

    CIMG0063表彰式.jpg











     

     



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                表彰式&優勝者          


               

  • 花林舎動物記 号外編 原種シクラメン・ヘデリフォリュームの紹介

    2008年10月 2日 16:28花林舎

     いわけんブログに「花林舎動物記」を掲載いただいている滝沢村にある(株)野田坂緑研究所の所長 野田坂伸也氏から「原種シクラメン・ヘデリフォリューム」の紹介記事を頂きましたのでご紹介いたします。

    岩手の庭でも越冬できる、耐寒性抜群のシクラメン

     冬の花の王者はなんと言ってもシクラメンです。この美しい花が庭で育ったらと思ったことはありませんか。我国ではまだあまり知られていませんが、シクラメンの野生種(原種)は15種以上もあり、その中には耐寒性の強い種類がいくつかあります。
     そのなかでもシクラメン・ヘデリフォリュ-ムはとても丈夫で育てやすく、盛岡で数箇所の庭に植えてみましたが、何年もそのままで元気に育っています。もちろん鉢植で育てても良く、「シクラメン・ヘデリフォリュームの性質と育て方」に述べる注意点を守っていただければ何年でも生育を続け、年々大きくなり多数の花を咲かせて見事です。是非この可愛らしい花を育てることをお勧めします。 

    kari081002-1.jpg kari081002-2.jpg
    (要 約)
    ・ シクラメン・ヘデリフォリュームは野草のような可憐な花が咲きます。
    ・ シクラメン・ヘデリフォリュームは耐寒性がとても強く、岩手の庭で越冬できます。
    ・ 排水良好な土に植え、潅水と肥料を少なめにするのがコツです。
    ・ 6月から7月の2ヶ月は葉が消えて9月から10月の花芽が伸びてきて開花、その後で葉が出てきて6月はじめまで葉がついています。
    ・ 球根は上に土が3、4cm載るように植えてください。

    シクラメン・ヘデリフォリュームの性質と育て方

    kari081002-3.jpg1.シクラメン・ヘデリフォリュームの原産地は地中海沿岸です。この地方は冬に雨が多く夏には極めて少ないので、このシクラメンは6月~8月には葉が枯れてしまうと言う性質(夏眠という)を持っています。この時期には潅水しないで下さい。植替えはこの時期が適しています。
      花は早いものは7月頃に咲くものもありますが、(この場合潅水します)多くは9月から10月に咲きます。1ヵ月以上咲き続けます。花は園芸種のように豪華ではありませんが、可憐でいかにも野生種といった風情があります。

    2.土は透水性良好で、ややアルカリ性に適しています。ここで売っているシクラメンの栽培用土は次のような混合になっています。これが最良かどうかは分かりませんが、順調に育っています。1000倍くらいに薄めた液肥を月に2回くらいやると花つきが良くなるという人もいますが、水も肥料も少なめにやるのがコツです。鉢植の場合、水は土の表面が乾いたらさらに1~2日経ってからやります。鉢底から水が出てくるまでやるのは普通の植物と同じです。ひんぱんに潅水したり、肥料を多くやると球根が腐ってしまいます。地植えの場合は全く潅水しなくても大丈夫です。
      十和田砂 5  、 クン炭(灰混じり) 1 、 バーク堆肥 1
      ヨウリン 0.01

    kari081002-4.jpg3.日陰にかなり耐えますが、真夏以外は日の当る場所のほうが生育良好のようです。真夏にはできれば直射光を避けてください。この時期には葉が出ていないことが多いので、球根のあるあたりに十和田砂を3cmくらいかけておいてもいいでしょう。
      耐寒性が強いとは言っても、岩手では冬には鉢植のまま外に置くのは危ないので、凍らない程度のところに置いて下さい。
      地植えの場合は、球根が4~5cmもぐるように植え、冬が近づいたら前記の栽培用土をさらに3cmくらいかけてください。次の年の冬からは減った分だけ補ってください。

    4.花は横に花柄が伸びてから立ち上がる性質があり、大玉になると開花期の1株の直径が40~50cmにもなりますから鉢植の場合は1年ごとに植え替えて、少しずつ大きな鉢にしてやると見事になります。

    5.増やしてみたい人は、6月に熟す種を取って前記栽培用土に1cmくらいの深さに埋め込んで乾かない程度に水をやって半日陰に置くと、9月から10月ころ小さい葉が出てきます。2年間は冬も凍らないところで育てるのが間違いないでしょう。小さい間は夏も葉が付いている事が多いので潅水を続けます。混み合って来たら植え広げます。3年くらいで開花します。

    「シクラメン・ヘデリフォリュームの性質と育て方」→PDFファイル
  • 建退共岩手県支部 ☆ 理事長表彰受賞者決定!☆

    2008年10月 2日 10:40建退共岩手県支部

    株式会社山元(釜石市)、刈屋建設株式会社(宮古市)

     勤労者退職金共済機構理事長表彰を受賞しました。

     建設業退職金共済事業本部では、10月の加入促進強化月間の一環として、制度の普及に特に貢献され、また今後も積極的な協力が期待される事業所に対し表彰を実施しています。
     本年度は、岩手県では標記二事業所の受賞が決定しました。
     来る11月20日に開催予定の「岩手県建設雇用改善推進大会」の席上で、表彰状の伝達及び記念品の贈呈が行われます。

     建退共制度は、建設現場で働く方が意欲的に安心して働くことができるように、また退職後の生活の安定のため、さらに事業主にとっては優秀な人材を確保し雇用と経営の安定を図る目的で、昭和39年に創設されました。43年を経た現在、建退共制度が果たす役割について、加入企業や従業員の方々のご理解も進み、制度としては成熟期にさしかかっています。
     経済構造が大きく変化していく現代ですが、災害支援体制などにおける地域社会への貢献、インフラ整備における顕著な実績など、建設業が地域社会の安定と発展に一定の役割を果たしていることに変わりはありません。

    コルチカム.JPG この建設業を底辺で支える多くの従業員の労働環境の変化に対応し、安心、安定を担う制度として、建退共制度への加入促進と一層の充実が望まれています。

    "Who are you?"

    "コルチカム..."

     

    建退共岩手県支部 HP

  • 建退共岩手県支部  ☆ イギリス海岸散策 ☆

    2008年10月 1日 18:53建退共岩手県支部

    イギリス海岸.JPG 9月21日、宮沢賢治の命日に開催される「賢治祭」に合わせて、通常は水面下にある花巻市の「イギリス海岸」を出現させようという楽しい試みがありました。
     北上川ダム統合管理事務所において、四十四田ダム、御所ダム、田瀬ダムの放流調整を行い、水位の低下を図ったものです。
     小雨模様の当日、白い泥岩層が出てくるかな?と期待する人々が集まりましたが、残念!早朝の雨量が多かったからでしょうか、あと少しで見えそう、で見えない結果になりました。

    IMG_0401_1.JPG  ドーバー海峡の白亜の海岸(壮大!かつユーモラスな比喩ですね)のような岸辺は出現しませんでしたが、川べりの散歩道には今を盛のコスモスが揺れ、休憩に縁側を提供してくださる民家で、お茶をご馳走になりました。
     

    賢治の生きた遠い時代に想いを馳せる半日でした。

    IMG_0403.JPGIMG_0404.JPG ホトトギス.JPG(ホトトギス)

     

    建退共岩手県支部 HP

  • 民間版テックフォース(緊急災害対策派遣隊)を目指す!

    2008年10月 1日 16:28岩手県建設業協会

    東北建設業協会連合会(宮城政章会長)は、大規模災害時の災害応急対策を検討する目的に「災害対応施策委員会」を9月25日に設置した。
    宮城県建設産業会館で開かれた初会合では、宮城会長から「民間テックフォース(国土交通省緊急災害対策派遣隊)」を検討し年度中に方向性を出したい」と要請。今回の岩手・宮城内陸地震等の自然災害への対応や、今後、予測されている宮城県沖地震に東北6県の建設業が一体となって取り組むと強調した。
    委員からは「民間テックフォースは実働隊として結成、応急復旧工事の契約のあり方や保険措置」「資機材のデータベース化」「災害対策本部との情報共有」「災害時の情報通信手段の確保」「災害活動の広報や報道機関への対応」「業界企業のBCP(事業継続計画)策定」など、さまざまな意見が出された。
    委員会は、今後1カ月半に1回のペースで開催し、検討成果を取りまとめる予定。次回は11月上旬を予定している。

    各県の建設業協会は、行政機関と災害時における災害応急対策に関する協定を締結。災害発生時には、必要な建設資機材や労力等の確保・動員の方法を定め、被害拡大の防止と被害施設の早期復旧活動をに取り組み、地域住民の生命と財産を守ることに務めている。
    6月14日、7月24日と相次いで発生した大地震災害では、いち早く建設資機材の提供や応急復旧活動を展開し、二次災害の防止に努めた。
    委員会では、○災害時の協会活動の検証。○災害協定書の見直し○災害支援の実態のPR○災害対策実働隊の結成○初期活動時の保険制度などの検討を進め、建設業協会の災害時における活動計画をまとめる予定。

    ○委員会構成は次のとおり。
    委員長    金内 剛 (社団法人東北建設協会)
    副委員長  川端壽男 (財団法人海洋架橋・橋梁調査会) 
    委員     大坂憲一 (社団法人青森県建設業協会) 橋場 覚(社団法人岩手県建設業協会) 深松 努(社団法人宮城県建設業協会) 荒川英俊(社団法人秋田県建設業協会)  矢萩一志(社団法人山形県建設業協会) 長谷川浩一(社団法人福島県建設業協会) 平井公康(宮城建設株式会社) 佐藤俊之(建設新聞通信社)
     
     




     

  • 達増岩手県知事に建設産業振興対策を要望

    2008年10月 1日 14:51岩手県建設業協会

    (社)岩手県建設産業団体連合会・(社)岩手県建設業協会(会長宮城政章)は、9月30日、岩手県知事をはじめ関係部局長に対して要望活動を行った。
    今回の要望は次の5項目
    ○公共事業関係予算の確保による地域経済社会の活性化と県民生活の安定向上
    ○入札・契約制度の改善
    ○県営建設工事執行体制の適正化
    ○新分野新出等支援対策
    ○市町村の入札・契約制度の改善指導
    宮城会長から達増知事に対して、予定価格の事前公表の廃止等、入札制度の改善の必要性を強調。県議会6月定例会議で採択された入札制度の改善に関する請願や、総務省と国土交通省が9月に都道府県知事などに通知した業務要請について早急に対応するよう要望した。

    CIMG知事へ要望.JPG
    達増知事(左側2人目)に要望する宮城会長(右3人目)
    「今日いただいた要望については、岩手県の経済の重要な部分を担う建設
    産業の仕事の現場からの要望ということでいただきましたので、これを参考
    にしながら県としても取り組んで参りたいと思います。」と達増知事。


    CIMG総合政策部長.JPG

    菊池秀一総合政策部長(左)
    「地震災害の対応に感謝する。
    建設産業は基幹産業であり、支
    援していきたい。」

    DSCF地域振興部長.JPG 藤原善一地域振興部長(右中央)
    「地域災害への迅速な対応に感
    謝。建設産業の深刻な現状は認
    識しており、市町村への助言を含
    め一生懸命取り組む。」
    CIMG農林水産部長.JPG 高前田寿幸農林水産部長
                 (左2人目)
    「 厳しい状況であるが、必要な事
    業の予算確保に努める。災害対
    応の補正予算は措置した。農業
    分野への進出企業に応援してい
    きたい。」
    CIMG教育長.JPG 法貴敬教育長(右)
    「小・中学校の耐震化や統廃合に
    伴う事業が想定される。」
    DSCF医療局長.JPG

    田村均次医療局長(右)
    「県立病院の耐震化計画を検討
    している。」

    CIMG企業局長.JPG 千葉勇人企業局長(左2人目)
    「 地震災害の対応に感謝する。
    強固な施設を造ってもらい企業局
    施設の被害はなかった。地震災
    害への備えは大事であり、今後と
    も協力願いたい。」
  • 11月に木造住宅(軸組構法)の構造計画講習会

    2008年10月 1日 14:43建設産業団体連合会

    住宅・建築関係事業者を対象にした「木造住宅(軸組構法)の構造計画講習会」は、11月6日奥州市で開催されます。講習会は、国において様々な住宅・建築関係の法制度が改正、制定されるため、これらの制度が円滑に実施されることを目的に行われるもの。岩手県住宅・建築関連事業者支援連絡会議(事務局財団法人岩手県建築住宅センター)がサポートしています。講習会の内容・場所は次のとおり。(参加費・テキスト代無料・定員がありますので早めに準備を)
    ○木造住宅(軸組構法)の構造計画講習会
      11月 6日(木)奥州市文化会館(奥州市水沢区佐倉河)
    (今後の予定)
    ○住宅の長寿命化(200年住宅)講習会
      今冬以降の開催を計画
    ○住宅・建築物の省エネ法等講習会
      建築編・住宅編ともに21年1~3月の間で開催を計画

  • 花林舎動物記 第4回 ボーフラとオタマジャクシの知られざる効用

    2008年9月30日 19:54花林舎

     6月から「花林舎動物記」という楽しい動物のお話を読み切りで掲載しています。この「花林舎動物記」とは、滝沢村にある(株)野田坂緑研究所発行(所長 野田坂伸也氏)の会員限定情報誌「花林舎ガーデニング便り」の中で最も人気がある連載記事です。今月は第4回「ボーフラとオタマジャクシの知られざる効用」です。


    ボーフラとオタマジャクシの共通点
     
    近ごろの子どもでもオタマジャクシ(以下オタマ)は知っているでしょうが、ボーフラは知らない子がほとんどではないでしょうか。
     ボーフラは頭を下にして水面に浮いていますが、人が近づく気配を察すると底に沈んで隠れてしまいます。しかし、空気呼吸するのでやがて息苦しさに耐えかねてまた水面に浮いてきます。それを小皿などでパッとすくいとって集めては、金魚の餌としてやったものです。
     憎い蚊の幼虫ですが、ノロマでユーモラスで必死になって隠れようとする姿がいじらしくてかわいい生きものです。
     オタマも、頭でっかちで泥土の上を這いずり廻っている姿が、まことに単純でかわいく、子ども達の人気の的です。魚と違って子どもでも容易に捕らえられるのが楽しいのでしょう。
     ある時、山登りの途中で小さく浅い水溜りに底が黒く見えるほどオタマがいたので、一休みしながらしばらく見ていたのですが、気がつくと小さい蛇が1匹やってきてパクリ、パクリとオタマを食い始めました。オタマは水溜りから出られませんから、逃げようがありません。私はいたたまれなくなってそこを去りましたが、あれほどいたオタマもきっと全滅したのではないでしょうか。
     大きい蛇は蛙を食べ、小さい蛇はオタマを食う。なんとむごいことでしょう。もっとも大きいガマガエルが小さい蛇を呑み込むこともたまにはあるそうですが。
     話が脱線してしまいました。ボーフラもオタマも幼生期には水中で過ごし、成長すると水から出るという点が共通しています。また、幼生期の姿と成長後の姿がまるで似ていない点も同じです。

    ボーフラの食物
     ボーフラは泳ぐ力は弱いので流水には棲めませんが、溜まり水であればあらゆるところにいます。これまでに一番驚いたのは、トンテンカンテンと農具を作る鍛冶屋さんが、真っ赤になった鉄をジュッと冷やすための水桶の中の水に浮かんでいたボーフラを見たときです。ゆだってしまわないのだろうか、いったい何を食べて生きているのだろうか、と誠に不思議に思いました。
     ボーフラが水溜りにいることは知っていても、何を食べて生きているのだろうとまでは考えない人がほとんどではないでしょうか。
     ボーフラを透明なコップなどに入れてそこに金魚の餌を落としてやると、ボーフラは時々沈んでいってこれを食べます。倍率の高い虫メガネで見るとボーフラの口が見えるでしょう。私は肉眼でしか観察したことがありませんが、子どもの夏休みの研究としてなかなか面白いテーマだと思います。
     私の推論では、ボーフラは水の中の汚物を食べているのです。水の中に浮かんで漂っている汚れ、底に沈んだ汚物(必ずしも〝汚いもの〟とは限りませんが)を小さな口でチョンチョンと突っついているのです。

    雲霞のごときボーフラの群れ
     我が家の台所、風呂、洗面所、水洗トイレの排水は小さい溜池に流し込まれ、ゆっくりと流れていく間に浄化されます。この池は冬も凍らないよう屋根をかけてあります。
     今は、敷地の端に細い流れにしてありますが、以前は全体が正方形で、その中を仕切り板で区切り、曲がりくねって長い距離を流れるようにしてありました。ここに、夏になるとものすごい数のボーフラが発生しました。ちょっと見ると水が黒くなったように見えるのですが、私が近づいて黒雲のようなものが一斉に沈んで透明な水に変わるのです。何万匹か何十万匹かのボーフラが浮いているのです。まさしく〝雲霞のごとし〟という形容がぴったりです。
     そして、ボーフラの大群が現れると、汚水池の水は急速にきれいになるのでした。これはボーフラが水中の汚れ物質を食べてくれたからだと解釈するのが妥当でしょう。1匹1匹は小さくても、これだけの数になりますと汚水浄化にかなりの力を発揮するのです。「神はこの世に無用なものは作らなかった」という言葉がふと浮かびました。
     こうして我が家の汚水処理池は夏になると本当に透明な澄んだ水になったのです。水中に棲んでいますが、ボーフラは水面に浮き上がって空気呼吸するので、かなり汚れた水でも生きていけるのです。
     はるかに汚れて、汚物がドロドロしているようなところには、ハエの幼虫(ウジ)やハナアブの幼虫(尻尾のあるウジ)がうごめいています。抗菌グッズでないと受け付けない近ごろの清潔好きの若者が見たら卒倒しそうな光景ですが、「ハエのウジを使って汚物を食べさせ、そのハエをきれいに洗ってから人間の食料に・・・(あ、いや、もうやめましょう)」という研究をしている国がある、と何かの雑誌で見て、私はひどく感心したのです。さすがの私もそこまでは思いつかなかったものですから。
     話は再び脱線しますが、傷口が化膿した時、ハエのウジに膿を食べてもらって傷を治すという方法が外国の医術としてはかなり普及していて、最近日本でも研究が始まったと、これは大新聞で読みましたので、記憶しておられる方もいらっしゃるでしょう。

    オタマジャクシも汚れを食べる
     我が家の最初の汚水浄化池は素掘りの池でした。つまり、地面に穴を掘っただけのところに汚水を流し込んでいたのです。出口はありません。火山灰土の黒土層を直径3メートル、深さ80センチほど掘っただけですから、初めは水がドンドン染み込んで無くなりましたが、しだいに漏らなくなり、50センチくらいの深さの池になりました。底には軟らかい黒いヘドロが溜まっています。
     この汚水の中に、夏になると大きなオタマがたくさん泳いでいるのです。毎年早春の雪解けの清澄な水の中に、蛙の卵が産み出されているのを見ていましたので、オタマは春早く生まれ、きれいな水の中で育つと思い込んでいたのですが、蛙の種類によっていろいろなようです。
     それにしてもこんな汚水の中でオタマが平気で生きている、ということにびっくりしました。何しろ初めは透明度が5センチも無く、何かが時々浮き上がってきては反転して、水中に潜っていくことがわかるのですが、その姿はほとんど見えないくらい水が濁っているのです。ドジョウもこういう行動をしますが、こんな所に自然発生するはずがありませんからオタマであろう、という推測はつくものの、半信半疑でいました。
     それが、だんだん水が澄んできて夏の終わり頃には水深50センチの底まですっかり見えるようになり、間違いなく多数のオタマが棲息しているのです。かなり大きいオタマで多分トノサマガエルの子どもでしょう。
     オタマが水をきれいにする力を持っていることは前から知っていましたが、これほどの力を持っていた、というのは驚きでした。当時は我が家は親子5人で生活していましたが、夏の間だけとはいえ、汚水が全く透明になってしまったのですから。
     オタマの汚水浄化力をなんとか活用できないものでしょうか。次号では私の「空想(あるいは妄想)汚水浄化生物園」の話をしたいと思います。乞う御期待。
    kari080930.jpg
    第3回 哀しきマムシ
    第2回 アオダイショウは可愛い
    第1回 ナメクジ退治

  • 経営支援センター 第4回経営革新講座開催!

    2008年9月30日 18:24岩手県建設業協会

      第4回経営革新講座は「中小建設企業の多様な事業戦略と組織再編 建設投資額の減少に伴う企業経営対応策」をテーマに、9月25日(木)建設研修センターで開催された。
      講師の株式会社建設経営サービス滝口兼悟氏は、岩手県内建設投資額推移のグラフを参考に現状を説明し、企業が将来へ向けて、新分野進出・企業再編・撤退戦略等をどうするかを詳しく解説した。
      今回は、講座に先立ち、県土整備部建設技術振興課安部光一主任主査が平成20年度新分野進出等表彰事業の応募について説明。また、経営支援センター小原和哉コーディネーターが経営革新アドバイザー事業・企業共同研究モデル事業を紹介した。

    DSCF080925滝口兼悟.JPG
        講師 滝口 兼悟 氏
    DSCF080925講座風景.JPG
           受講の様子


  • 久慈支部:「ふれあい事業」実施

    2008年9月30日 17:41久慈支部

    9月9日久慈市立「小久慈小学校」において平成20年度の「ふれあい事業」を
    実施いたしました。

      当日は天候に恵まれ、さわやかな秋の空気の中小久慈小学校5・6年生
      96名を対象に現在小学校で行われているキャリア教育の一環として
      お時間を頂き開催いたしました。

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    事業開始前の打ち合わせ

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       舗装工事の見学

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    バックホウによる
    デモンストレーション

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      高所作業車乗車体験

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         将来有望?

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    距離を当てると図書券がっ!
    みんな真剣でした



    後日、感謝状と感想文を頂きました。(一部をご紹介します)

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  • 千厩支部 総合評価落札方式及び県営建設工事に係る研修会を開催

    2008年9月26日 16:45千厩支部

    sen080925.JPG 9月25日に千厩支部青年部会の主催により、『総合評価落札方式及び県営建設工事に係る研修会』を開催しました。

     千厩土木センターのご協力により、総合評価落札方式における技術提案書作成上の注意点を中心にワンデーレスポンスや三者協議について説明を受けました。 特に総合評価方式では、技術評価項目Cにおいて加点されない事例や点数を上げるポイント等について説明がありました。

     終了後には、意見交換を行いました。

  • 花巻支部:建設業労働災害防止安全研修会を実施

    2008年9月25日 12:06花巻支部

     9月19日に花巻市文化会館中ホールにおいて建設業労働災害防止安全衛生研修会を会員企業の現場代理人などを中心に71名が参加しました。
     内容は、花巻労働基準監督署の川上第一課長が「労働条件の確保について」と題し、労働基準法の基本的なことを中心に講演しました。

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    川上第一課長の講演の状況
     同じく花巻労働基準監督署の千田産業安全専門官が「建設業における労働災害防止について」と題し、管内における労働災害の発生状況とその原因分析と防止策などについて講演しました。



    講演を受講中の状況
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     続いて、花巻警察署交通課八重樫交通課長代理が「交通事故の防止について」と題し、花巻市内の交通事故の多発地点や発生時間帯などと事故防止のための危険予知の手法などについて講演しました。
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    八重樫交通課長代理の講演状況
     続いて、会員企業の㈱照甲組の藤田安全衛生管理者が「リスクアセスメントの実践活動について」と題し、リスクアセスメントの考え方の事例や実際にどういう手順で導入したかを具体的に講演しました。
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    公演中の藤田安全衛生管理者


  • 建退共岩手県支部 ☆ 10月は建退共加入促進強化月間です ☆

    2008年9月24日 18:22建退共岩手県支部

     10月は建退共加入促進強化月間です。

     平成20年度強化月間ポスター.JPG建設業退職金共済事業本部では、
    毎年10月1日から31日まで、関係機関や関連団体の協力のもと、加入促進と履行確保を目的に様々な活動を重点的に展開し、本制度の一層の普及を図ることとしております。

     平成20年3月末現在、加入事業主の許可業者数に対する加入率は全国平均で37.6%(岩手県支部50.2%)、同じく共済手帳を持っている被共済者は対象労働者数の66.2%(岩手県支部77.5%)になります。
     本制度の最大の特長であるポータビリティ(携帯性・通算)が機能するには、より多くの事業主に加入していただき、共済証紙の適正な貼付が行われることが必要不可欠となります。

     建退共岩手県支部では、関係行政機関、関連団体及び元請事業主に強化月間実施要綱、ポスター等をお送りし、普及活動に対する協力をお願いしております。
     また、強化月間中の広報活動の一環として、IBCラジオとエフエム岩手で建退共のインフォメーションを行います。放送予定は次のとおりです。

    放送予定
     IBCラジオ : 9/29(月)から10/10(金)まで
              17:46~17:49 全10回
     エフエム岩手: 9/29(月)から10/2(木)
              17:40~17:43  
            10/3(金)のみ17:15~17:18 全5回

     

    建退共岩手県支部 HP

  • いわけん界隈・盛岡八幡宮例大祭

    2008年9月24日 18:03建設研修センター・建設会館

    「暑さ寒さも彼岸まで」とは、よく言ったもので、めっきり涼しくなった昨今。盛岡八幡宮例大祭は連日の好天に恵まれ幕を閉じた。
    熱気に包まれたシーンをハイライトで・・・・・・・・

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    最高潮・盛岡八幡宮例大祭                   9月15日12時03分

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    豪快・南部流鏑馬 射手奉行が3箇所の的を次々と射抜いていく
    9月16日13時36分

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