いわけんブログ
- 岩手県建設業協会 一覧
平成22年 年頭所感
2010年1月 6日 17:37岩手県建設業協会
新年あけましておめでとうございます。
皆様には、輝かしい新春をお迎えのことと心からお慶び申し上げます。
昨年中は、社団法人岩手県建設業協会の活動に格別のご支援とご協力を賜り厚く御礼を申し上げます。さて、アメリカの鉱工業生産指数が5カ月連続上昇するなど、景気の底打ち感が鮮明になる一方で、国内経済は、デフレ基調の顕在化、円高・株安の進行など景気を下押しする懸念が強まっております。
県内経済は、新設住宅着工戸数が8カ月連続の前年割れが続いており、国の緊急経済対策の大幅な執行停止のほか、来年度当初予算が今年度比14%減となる見込みであるなど、今後企業倒産の多発など、建設業をめぐる環境はかなり厳しいものになると予想されます。
特にも雇用の状況は、一進一退の状況が続き、出口の見えない状況にあり、地域の疲弊が進んでおります。
建設産業は、公共事業を始め県内建設投資が大幅に減少する中で、価格競争の激化に伴う、行き過ぎた低入札による利益率の低下や工事品質への影響、下請企業・資材関連企業などへのしわ寄せなど、様々な問題を発生させており、かつてない厳しい状況に置かれております。
建設業協会としましては、このような厳しい状況を打開するために、県に対して、公共事業費関係予算の積極的な補正措置や入札契約制度の改善などについて、要望を行って参りました。
この結果、予算においては補正予算の確保と公共事業の早期発注がなされ、入札制度においては、必ずしも満足のいく形には至りませんでしたが、数次の改善措置がなされたところです。
さらに、10月には県営建設工事に係る公正取引委員会の審決案が提示されました。審決案は企業側が主張してきたことが悉く退けられた形となり、実態を正確に反映したものとは到底言えない、大変厳しいものとなりました。
これに対し、今年早々にも直接意見陳述が行われる予定ですが、これまでの例からすると、審決案が覆ることはほとんどないことから、審決も厳しい内容になることが予想されます。
もとより、建設産業は良質な社会資本整備のほか、雇用の場の確保、地域経済の活性化や災害対策などの地域貢献を通じ、地域の基幹産業として重要な役割と責務を負っているところです。こうした重要な役割と責務を担う業界としては、この審決案をただ単に対象企業の問題として片付けてしまうのではなく、業界全体につきつけられた体質改善の課題として重く受け止める必要があるものと考えます。
私どもは、改めて関係法令の遵守、企業倫理の高揚に努め県民の信頼を回復し、県民生活の安定向上と地域経済の発展に貢献できるよう、一層の努力をしていく必要があると考えます。
冒頭申し上げましたとおり、平成22年度の国の公共事業費は前年比14%減少の見込みであり、県の公共事業予算も前年比微減とされているところから、景気低迷により、民間建設投資に期待ができない現状では、経営環境は一段と厳しさを増すものと思っております。
今年におきましては、以上の状況を踏まえ、地域における喫緊の課題である雇用の問題について、建設産業の総力を挙げて雇用機会の確保に取り組みたいと思いますし、岩手宮城内陸地震の教訓に学び、災害への対応能力の向上に力を入れてまいりたいと考えております。
また、公共事業への依存度が高い業界の体質改善や経営体質の強化に向け、財務等の経営基盤の強化、技術提案力の向上さらに異分野への取り組みへの、経営支援センターのサポート事業の充実を図ってまいります。
入札契約制度については、これまでの改善措置の効果などを検証し、積極的に改善案の提案をしながら、総合評価落札方式の全面実施と行き過ぎた低入札の排除によって、適正な利益が得られる制度の実現を目指すとともに、真に必要な社会資本の整備に要する公共事業関係予算の確保を求めてまいります。
さらに、公益法人改革への対応としては、一般社団法人への移行を基本として、関係団体との統合や本部・支部の関係を見直し、新しい制度に的確に対応できる体制の整備について検討を進めてまいります。
(写真 社団法人岩手県建設業協会宮城政章会長)平成21年優良県営建設工事表彰式が開催されました。
2009年12月24日 18:24岩手県建設業協会
平成21年優良県営建設工事表彰式が12月22日(火)岩手県庁12階講堂で行われました。
今年度の受賞は、土木工事で13工事・13業者・6下請負企業、舗装工事で2工事・2業者・1下請負企業、法面工事で1工事・1業者、建築工事一式2工事・4業者・1下請負企業、電気設備工事2工事・2業者・1下請負企業、管工事の1工事・1業者・1下請負・1。下請負企業合わせて21工事・23業者・10下請負企業が栄えある表彰を受けました。
表彰者を代表して(株)小原建設小原志朗代表取締役が謝辞を読み上げ、これまで技術力を始め、建設生産システムの合理化による経営の安定向上を図り、特に雇用の場の確保により、企業としての社会的役割と責務を果たすべく、鋭意努力していくと述べた。
表彰式会場風景
表彰状記念品授与
受賞者代表挨拶
優良事業所一同
優良下請負企業一同
平成21年度表彰工事一覧 → こちら
建設業の財務統計指標(平成20年度決算分析)を掲載しました
2009年12月17日 17:24岩手県建設業協会
(社)岩手県建設業協会ホームページ更新のお知らせです。
「各種情報」内の「東日本建設保証(株)岩手支店 提供資料」に建設業の財務統計指標(平成20年度決算分析)を掲載しました。↓PDFファイル↓
建設業の財務統計指標(平成20年度決算分析) 1.27MB → こちら(PDF)
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岩手をアピール 2010年 年賀状フリー素材
2009年12月 8日 18:25岩手県建設業協会
岩手県は年賀状で岩手をアピールするため、2010年の年賀状フリー素材の提供をホームページで開始しました。下記のリンクから無料でダウンロード可能ですのでご紹介いたします。
マンガ雑誌「BE-LOVE」に連載されていた岩手県を舞台にしたマンガ「ゴーガイ・岩手チャグチャグ新聞社」(一関市在住の漫画家の飛鳥あるとさん作、講談社)の原画から作成した素材もあります。岩手県が岩手ゆかりの漫画家の協力により地域振興策に力を入れるために設置した「いわてマンガプロジェクト」チームの第一弾企画ではないでしょうか。
その他に釜石地方の伝統芸能「虎舞」、キャラクターのわんこきょうだい、岩手山等の風景をモチーフにしたフリー素材があります。
2010年 年賀状フリー素材ダウンロードコーナー
〔マンガ〕
・郭公団子
・座敷童子
・わんこそば
・猊鼻渓(カラー)
〔干支〕
・虎舞
・虎舞(釜石まつり)
・虎舞(大槌まつり)
〔キャラクター〕
・わんこきょうだいと虎舞
〔風景〕
・岩手山
・毛越寺
・八幡平の樹氷群
・浄土ヶ浜
わんこきょうだいは、いわて・平泉観光キャンペーン「幸せ出ずる国、いわてへ」のキャンペーンキャラクターです。公共工事動向11月を更新しました
2009年12月 3日 16:52岩手県建設業協会
(社)岩手県建設業協会ホームページ更新のお知らせです。
「各種情報」内の「東日本建設保証(株)岩手支店 提供資料」に東日本建設保証(株)岩手支店より情報提供頂いている公共工事動向(岩手県内11月版)を掲載しました。
↓PDFファイル↓
公共工事動向(岩手県内)11月版→ こちら(PDF)
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県発注の建築工事に係る不利益処分等の寛大な取扱いについて(嘆願)
2009年11月26日 10:07岩手県建設業協会
11月24日(火)、(社)岩手県建設産業団体連合会、(社)岩手県建設業協会は、独占禁止法違反に対して予定されている不利益処分等についての寛大な措置を求め、県民26万人の嘆願署名簿、当事者企業の嘆願書を添えて嘆願しました。
それに対し、副知事は「県では事実関係を注視し、建設業の動向を見極め、嘆願書を見せていただいた上、これを踏まえてどうするか検討していきたい。」と述べました。これは、平成21年10月13日公正取引委員会から、県発注建築工事において独占禁止法違反が行われたとして、県内多数の建設業者に対し、排除措置命令を主な内容とする審決案が出されたことによる嘆願です。
公正取引委員会の勧告後、建設業者は潔白を主張してきたが、この主張が通らず、このような審決案が出されました。
審決案が確定し審決となると、国からは課徴金、県からは賠償金が徴収されるとともに国・県・市町村から指名停止処分が行われるものです。
公益法人制度改革に関する研修会
2009年11月19日 10:46岩手県建設業協会
新型インフルエンザ(A_H1N1)に関する事業者・職場のQ&A
2009年11月18日 15:17岩手県建設業協会
新型インフルエンザの感染者が増え続ける中、この冬には更なる大流行が懸念されています。厚生労働省では、事業場・職場におけるQ&Aを公開していますのでご紹介いたします。
新型インフルエンザ(A_H1N1)に関する事業者・職場のQ&A ※PDFファイルです。
その他のQ&Aは下記リンクを参照下さい。
厚生労働省 新型インフルエンザ Q&A集
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岩手県CALS/ECに係る意見交換会
2009年11月17日 17:17岩手県建設業協会
いわて環境王国展2009
2009年11月 9日 18:13岩手県建設業協会
農業分野特別講座「何を作り、どう売るか?」セミナーを開催しました。
2009年11月 6日 13:21岩手県建設業協会
(社)岩手県建設業協会では岩手県と共催のもと、11月4日(水)エスポワールいわてで農業分野特別講座「何を作り、どう売るか?」セミナーを開催しました。
本講座は、建設業から農業分野へ進出あるいは進出を検討している企業への情報提供と個別相談の機会を創出する。 「何を作り、どう売るか?」をテーマに、各界の専門家から取り組みの現状に対するアドバイスなどをいただくことを目的として実施しました。
講師には農林水産部農業振興課五日市主任、せいぶ農産ダイレクト(株)宮川専務取締役、(株)佐藤政行種苗松浦代表取締役、千代田青果貿易(株)笠原代表取締役、(株)スーパーマーケットマルイチ中崎チーフ、(株)ホップスまがりやnet鎌田店長の6名を迎えての講演となりました。
受講されたこれから農業分野参入を検討している企業、農業分野に参入しており、更なる事業拡大を検討している企業、共に将来展望のヒントを得られたものと思われました。
岩手県農林水産部農業振興課
五日市主任
せいぶ農産ダイレクト(株)
宮川専務取締役
(株)佐藤政行種苗
松浦代表取締役
千代田青果貿易(株)
笠原代表取締役
(株)スーパーマーケット
マルイチ中ノ橋店中崎チーフ
公共工事動向10月を更新しました
2009年11月 5日 15:00岩手県建設業協会
(社)岩手県建設業協会ホームページ更新のお知らせです。
「各種情報」内の「東日本建設保証(株)岩手支店 提供資料」に東日本建設保証(株)岩手支店より情報提供頂いている公共工事動向(岩手県内10月版)を掲載しました。
↓PDFファイル↓
公共工事動向(岩手県内)10月版→ こちら(PDF)
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秋の一本桜
2009年10月27日 10:48岩手県建設業協会
以前当協会ホームページのトップ画面で使用していた一本桜の秋の風景を写真に収めました。
写真ではまだそれほど紅葉が進んでないように見えますが、小岩井付近は見頃です。
この一本桜は、2007年4月2日から2007年9月29日まで放送されたNHK朝の連続テレビ小説「どんど晴れ」にも登場し、知名度上がりました。放送が終わり、数年経ちますが、写真撮影に訪れる方が多く見られます。
この一本桜と岩手山の風景は四季折々の移り変わりを見ることができるとてもいい景色です。
岩手県各地の紅葉情報についてはこちら1をクリックしてください。 こちら1
一本桜への行き方についてはこちら2をクリックしてください。 こちら2建設業景況調査(岩手県版)9月調査を掲載しました
2009年10月22日 16:59岩手県建設業協会
(社)岩手県建設業協会ホームページ更新のお知らせです。
東日本建設保証(株)岩手支店より情報提供頂いている建設業景況調査(岩手県版)の9月調査(平成21年度第2回)を「各種情報」内の「東日本建設業保証(株)岩手支店提供資料」に掲載しました。↓PDFファイル↓
建設業景況調査(岩手県版)9月調査
調査結果(概要) → こちら(PDF)
データ表 → こちら(PDF)
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コンクリートに関する講座を開催しました!
2009年10月21日 08:37岩手県建設業協会
岩手県建設業協会では建設産業振興センターとともにコンクリートに関する講座を開催しました。
本講座は全国土木施工管理技士会連合会の継続学習制度(CPDS)対象講座です。
講師にケイコン株式会社顧問長谷川光弘氏を迎え、コンクリート構造物のひび割れの種類と原因(塩害・凍害・中性化等)、補修方法(工法・材料)について、コンクリートの施工(打設計画)、コンクリートの側圧測定計算値・実測値(参考値)についての詳細をご説明いただきました。
受講者の皆さんにとって、専門的な知識を修了する講座となりました。
講座 受講風景
講師 長谷川 光弘氏【受講者募集】農業分野特別講座セミナー・個別相談会
2009年10月15日 17:26岩手県建設業協会
近年、岩手県内建設業の経営革新の取組みにおいては、農業分野への新事業進出は、数を増してきており、既に高いステージへと登られている方々から、今回の改正農地法などをきっかけに関心を持ち、これからの参入を検討している方々まで様々な段階にあります。
今回の講座では、農業に関連のあるビジネスの現場から専門家を招き、現状や将来の展望に関わる情報をいただき,現場同士でのミーティングの機会を設けることで,皆様の取り組みをより高いステージへと発展させていくことを目的としています。
既に農業者が長年取り組んでいる市場に、新規参入者としての建設業者がどういう取組みをしていったらよいのか、どうすれば適正な販路の確保や生産と需要のアンバランスから生じる価格崩壊や各種の無駄を省くことができるのかなど、現在抱えている様々な問題の解決の糸口として、ご活用いただければ幸いです。
日 時:平成21年11月4日(水)10:30~16:40
場 所:エスポワールいわて 特別ホール(3F)
内 容:『第Ⅰ部農業参入についてセミナー』10:30~12:00
1「参入入門」 改正農地法・企業参入の方法など
岩手県農林水産部農業振興課
2「先進農業者」 農業参入者へのエール
せいぶ農産ダイレクト(株)
『第Ⅱ部何を作り、どう売るか?セミナー』13:15~14:55
1「種苗企業の観点から」(株)佐藤政行種苗
2「青果卸の観点から」千代田青果貿易(株)
3「スーパーの観点から」(株)スーパーマーケットマルイチ
4「IT企業の観点から」(株)ホップス
『第Ⅲ部何を作り、どう売るか?個別相談会』15:00~16:40
参加費:無 料
申込問合先:(社)岩手県建設業協会経営支援センター
案内・申込書は → こちら
いわて花巻空港を利用しよう
2009年10月 9日 11:42岩手県建設業協会
岩手県空港利用促進協議会では、いわて花巻空港を多くの皆様へ便利に利用していただくように様々な活動を行っており利用促進のための活動を行っています。
その協議会会員である岩手県建設業協会は、いわて花巻空港の利用促進PRの一助として、ツアーチラシの案内(PDF)を下記こちらへ添付しました。
この機会にいわて花巻空港をご利用いただけたら幸いです。
「寒露(かんろ)」
2009年10月 8日 15:32岩手県建設業協会
10月8日は旧暦で8月20日です。寒露とは?
「寒露(かんろ)」は、二十四節気の1つです。天文学的には「太陽黄経が195度の時」で、露を冷たく感じる頃です。
冷気を感じる時期です。
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公共工事動向9月を更新しました
2009年10月 8日 14:23岩手県建設業協会
(社)岩手県建設業協会ホームページ更新のお知らせです。
「各種情報」内の「東日本建設保証(株)岩手支店 提供資料」に東日本建設保証(株)岩手支店より情報提供頂いている公共工事動向(岩手県内9月版)を掲載しました。
↓PDFファイル↓
公共工事動向(岩手県内)9月版→ こちら(PDF)
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マル(○)適マークの生コンクリート使用に関する要望
2009年10月 7日 11:26岩手県建設業協会
平成21年10月6日(火)、岩手県生コンクリート工業組合阿部理事長が社団法人岩手県建設業協会に対しての要望が岩手県建設会館会議室で行われた。
生コンクリートの使用について、公共土木工事等では「全国品質管理監査会議の選定した基準に合格した工場等」から選定することが定められており、民間工事でも同様の規定がある。
岩手県生コンクリート工業組合では「マル(○)適マークの生コン」と称しており、工事の設計、施工において、このマル(○)適マークの生コンの活用を岩手県建設業協会に要望した。
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