いわけんブログ

  • 千厩支部 一覧
  • 千厩支部 平成18年度活動状況備忘録

    2007年3月27日 11:21千厩支部

     平成18年度の千厩支部での主な事業等を振り返ります。
     春の叙勲で(株)山喜建設代表取締役会長の小山喜久雄氏が旭日双光章を受章され、6月28日に祝う会を開催しました。暗いニュースが多い中で、今年度最も明るい話題となりました。
     電子入札、電子納品、総合評価落札方式競争入札の試行が本格的になり、新しい制度の講習会等を実施しました。
     安全パトロールは、工事量の激減により、前年度まで月1回行っていたパトロールを年5回に縮小しました。回数が減った分、建設業労働安全衛生マネジメントシステム(COHSMS:コスモス)のリスクアセスメントによる危険有害要因の特定及び評価を安全パトロールに取り入れました。
     その他、「新会社法と税制改正」研修会、安全衛生千厩大会、官公署との懇談会などを開催いたしました。

     以下に写真などを掲載します。

    主 な 事 業

    sen070327-1.JPG

    H18.5.10
    小山喜久雄氏 旭日双光章伝達式

     赤坂プリンスホテル

    sen070327-2.JPG

    H18.6.28
    小山喜久雄氏旭日双光章を祝う会

     ベリーノホテル一関
     391名参加

    sen070327-3.JPG H18.6.1
    建設業労働災害防止安全衛生千厩大会(現場代理人講習会)

     両磐地域職業訓練センター
     ・建設業労働安全衛生マネジメントシステム(COHSMS)他
    sen070327-4.jpg H18.6.9~年5回
    現場安全パトロール
    H18.10.26
    木造建築現場安全パトロール
    H19.2.15
    千厩農林センター安全パトロール
    sen070327-5.JPG
    sen070327-6.JPG

    H18.7.7
    建設業ふれあいウィ†ク事業(千厩支部青年部会主催)

     一関市立折壁小学校
     全児童116名、教師14名

     職業体験学習
     ・建設機械体験乗車(バックホウ、高所作業車)
     ・駐車場舗装工事の見学
     ・建設業に係るクイズ  等

    sen070327-8.JPG

    H18.7.13
    電子納品実践教室
    H18.10.6
    電子納品攻略セミナー
    H18.11.24
    電子入札セミナー

    sen070327-9.JPG
    sen070327-91.JPG
    sen070327-92.JPG

    H18.8.10
    「道の日」イベント

    道の駅かわさき(一関市川崎町)
    千厩土木センター、千厩警察署、交通安全協会、一関市川崎支所、一関市千厩支所、川崎村商工会
    千厩支部青年部会、女性マネジングスタッフ 等


     ・道の日の宣伝(宣車、アドバルーン、パンフレット配布)
     ・花の苗、ティッシュの配布
     ・道の駅周辺花壇の草取り
     ・道の駅周辺道路のゴミ拾い






    その他の主な事業

    H18.4.11
    「総合評価落札方式競争入札」講習会
    H18.6.2
    「新会社法と税制改正」研修会
    H18.6.6~
    一関市各支所、藤沢町との意見交換会
    H18.11.8
    車両系建設機械運転業務従事者安全衛生教育講習会
    H18.12.6
    第三者賠償責任補償制度説明会
    H18.1.23
    千厩土木センターとの意見交換会


  • 千厩支部 千厩地区民祭(伊藤英二郎・菊池卓展)

    2007年3月12日 10:37千厩支部

     3月11日(日)、一関市千厩町の千厩体育館・千厩武道館にて千厩地区民祭が開催されました。自治会・子供会・婦人会・各種団体の活動内容や作品の展示、自治会対抗競技等が行われました。

     地区民祭の中で異彩を放っていたのが、一関市千厩町出身の二人の芸術家による「伊藤英二郎・菊池卓作品展」です。二人の作品が同じフロアでコラボレーションした展示は異空間であり、千厩のような田舎でこの空間を体感できることは非常に貴重なことだと思いました。
     伊藤さんの作品は、一般多色刷りと呼ばれる銅版画20数点と原版2枚等が展示され、菊池さんの作品は、繊維強化プラスチックで製作した彫刻や13個のオブジェクトを並べて表現する「連鎖」等が展示されていました。

    伊藤英二郎 ≫
     現在フランスのパリで、フランス芸術家協会会員として、銅版画の作品を多数製作して個展や版画展で活躍しており、ヨーロッパでの受賞経験もあります。35歳。
    菊池卓 ≫
     現在地元一関市千厩町在住で、生命の神秘を形にした空間を演出する立体芸術「造形物」の作品を制作しています。28歳。

    sen070312-1.jpg sen070312-2.jpg
    sen070312-3.jpg sen070312-4.jpg


     この機会に当地域出身の主な芸術家を紹介いたします。

    熊谷 登久平(くまがい とくへい)(1901†1968)一関市千厩町 絵画≫
     洋画家 岩手を代表する画家

    白石 隆一(しらいし りゅういち)(1904†1985)一関市千厩町 絵画≫
     「魚の画家」として有名

    大原 呑響(おおはら どんきょう)(1767†1810)一関市大東町 絵画≫

    ≪佐藤 醇吉(さとう じゅんきち)(1876†1953)一関市大東町 絵画≫
     有栖川宮記念公園内の国史絵画館にある「平城京」は傑作と称される

    ≪鈴木 翠村(すずき すいそん)(1874†1947)一関市東山町 絵画≫
     日本名画推薦会から「最優秀なる技りょうある画伯」の特選状と「実力画士」の称号を受けた

    ≪真山 梧洞(まやま ごどう)(1854†1927)一関市室根町 絵画≫
     南画家

  • 千厩支部 千厩農林センター工事安全パトロール

    2007年2月15日 17:44千厩支部

    sen07021501.jpg 本日(2月15日)、岩手県一関総合支局農林部千厩農林センター主催の工事現場安全パトロールが行われました。パトロールには一関労働基準監督署、千厩農林センター職員、工事現場施工担当者が参加し、当支部からは安全指導者及び職員が参加いたしました。
     管内の復旧治山やほ場整備事業等の下記5現場を2班により、最盛期に入った現場の安全管理体制のチェックを行いました。

    1班・・・復旧治山事業、経営体育成基盤整備事業、地域支援道路ネットワーク事業
    2班・・・経営体育成基盤整備事業、中山間地域総合整備事業

     反省会後には、設業労働安全衛生マネジメントシステム(COHSMS)の柱であるリスクアセスメントの講習を行いました。概要を学習した後に、今日の現場からピックアップした作業における危険有害要因の特定と評価、低減対策を参加者で話し合いました。

    危険有害要因の特定を紹介します。

    ◎「ブロック積工、護岸工」の危険有害要因

    1. バックホウのバケットと作業員が接触してケガをする
    2. ブロック積の作業で手、指を挟んでケガをする
    3. 法肩が崩壊してバックホウが転倒する
    4. 法面が崩落して作業員が巻き込まれてケガをする
    5. 生コン打設の際に打設足場から転落してケガをする
    sen07021502.JPG sen07021503.JPG


     

  • 千厩支部 第5回安全パトロールを実施

    2007年2月 9日 11:52千厩支部

    sen07020901.JPG 
     2月9、第5回現場安全パトロールを実施しました。

     指導協力機関からは、一関労働基準監督署、千厩土木センター、千厩農林センター、一関市東山支所建設課の方々に参加いただきました。支部関係者からは、 担当役員、当番会員、安全指導者、女性マネジングスタッフ協議会、職員の総勢15名によりパトロールを行いました。
     
     今回の対象現場は、一関市東山町の建築現場2箇所と土木工事現場1箇所です。管内で「冬季死亡災害ゼロ100日運動」されている中で安全管理の徹底を訴えました。



    反省会では
     ◆まだ、日が短い時期であり、暗くなった際の足場の足元が見えづらい為、明かり対策や親綱の設置を考えて欲しい。
     ◆階段の手すりが単管を外側で固定している場所があり、手すりの幅が広がり掴みづらい。
     ◎危険予知活動を実施し記録もなされている。班ごとに具体的なKY活動がなされていて良い。
     ◎作業計画について、作業工程ごとに具体的に立案、計画がなされており良かった。
    等の意見が出されました。

    ≪リスクアセスメント≫
     当支部では、本年度より安全パトロールに建設業労働安全衛生マネジメントシステム(COHSMS)の柱であるリスクアセスメントを取り入れています。本日は「外部足場敷設」と「アンカー削孔作業、足場組立て」についてリスクアセスメントを実施いたしました。

    危険有害要因の特定を紹介します。

    ◎「外部足場敷設」の危険有害要因

    1. 手すりの切れ目から墜落する
    2. 枠組み足場の小口側に手すりが無いので墜落、落下する
    3. ブラケットの足場板先端から落下する
    4. 階段枠から落下する
    5. 屋根に移動する箇所から落下する

    ◎「アンカー削孔作業、足場組立て」の危険有害要因

    1. 浮石の落下によりケガをする
    2. 地山の崩壊により作業員が巻き込まれてケガをする
    3. 地震により作業足場が崩壊して作業員が落下する
    4. 削孔パイプの取り出し時に足に落ちてケガをする
    5. モノレールが外れて落ちて作業員にあたりケガをする
    sen07020902.JPG sen07020903.JPG
    sen07020904.JPG sen07020905.JPG


  • 千厩支部 カモシカあらわる

    2007年1月18日 17:23千厩支部

    sen070118.jpg 仕事をしながら、ふと窓の外を見ると目の前の山と言うか森の中を歩いている動物を発見しました。よく見ると特別天然記念物のカモシカが歩いていました。昨年の冬に雪が積もった駐車場にカモシカと思われる足跡が残っていたのですが、本当にこの付近にカモシカがいたのです。 
     以前は、冬にオレンジ色のテンが前の畑を駆け抜けていったこともあります。
     千厩支部は、そんな”のどかな”ところにあるのです。


    千厩支部 村上純也
  • 千厩支部 あけましておめでとうございます。

    2007年1月 5日 17:46千厩支部

    sen070105-1.JPGあけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。

     千厩地域は、例年にない穏やかなお正月を迎えました。年末に降った雪もほとんど残っていません。岩手日報に盛岡で季節はずれのタンポポが咲いた記事がありましたが、千厩でも小さな虫を見かけました。例年は元旦から除雪に出動と言う事もよくあるのですが、本当に暖かいお正月です。写真は千厩町内を館山公園から撮影しました。
     また、この地域シンボル的な山である室根山(895.4m)にも白いものは見られません。

    sen070105-2.JPG室根山
     周囲に高い山がないため、展望がよく、天気の良い日には山頂付近から遠く金華山まで見渡すことが出来ます。山頂付近には約20万本のツツジが群生しており、5月下旬から6月中旬頃に山頂一帯が赤く染まります。また、ハンググライダーエリアやキャンプ場などがあります。室根高原県立自然公園となっています。
     室根山の八合目には、室根神社があります。閏年の翌年の旧暦9月19日に開催される室根神社特別大祭は奥州三大荒祭りとして有名です。大祭は約1300年の歴史があります。

     

    千厩支部 村上純也

  • 千厩支部 安全パトロールを実施

    2006年12月14日 19:39千厩支部

    sen06122401.jpg

     本日(12月14日)、第4回現場安全パトロールを実施しました。指導協力機関からの参加者は一関労働基準監督署、千厩土木センター、千厩農林センター、藤沢町環境整備課、建設業労働災害防止協会技術管理部安全管理士の坂本氏に参加頂きました。支部からは、担当役員、当番会員、安全指導者、女性マネジングスタッフ協議会、職員が参加し、総勢16名の参加者でした。
     今回の対象現場は、東磐井郡藤沢町の建築現場1箇所と一関市川崎町の下水道工事現場1箇所です。年末年始の各安全運動が展開されている中で、冬場の安全管理の徹底を訴えました。

    反省会では 
    ◆地這い配線をしていたので被覆の損傷により漏電の恐れがある。場内にコンセントボックスを設置し、設置した設備を作業員に周知させるようにすること。
    ◆人力掘削をしている作業者の手元が暗いようなので明かり対策をお願いしたい。
    ◎環境対策を実施していて良かった。(ゴミの分別、空き缶のプルタブを分別、アイドリングストップの看板など)
    ◎具体的な作業計画が立てられており良かった。作業の進捗に応じて分かりやすく適正な計画が立てられている。
    等の意見が出されました。

     当支部では、本年度より安全パトロールに建設業労働安全衛生マネジメントシステム(COHSMS)の柱であるリスクアセスメントを取り入れています。本日は「型枠組立て」と「開削作業」についてリスクアセスメントを実施いたしました。

    危険有害要因の特定を紹介します。

    ◎「型枠組立て」の危険有害要因

    1. スラブから物が落下して人に当たる
    2. 支保工が動いてスラブが落ちて人に当たる
    3. 足場の下を歩いてつまづいてケガをする
    4. 地這い配線を傷つけて漏電し、火災が発生する
    5. 足場が倒壊して作業員が下敷きになる

    ◎「開削作業」の危険有害要因

    1. バックホウのバケットが作業員に接触する
    2. 路面が凍結し、一般車両が現場に突っ込む
    3. 開口部に作業員が転落する
    4. 玉掛作業中に吊り荷が落下する
    5. バックホウや作業機械が通行者に接触する

    上記のような危険有害要因を特定し、危険の見積と評価を実施しました。



    sen06122402.jpg sen06122403.jpg


    千厩支部 村上純也