いわけんブログ
コンプライアンス及び経営力向上研修会・災害自主パトロールに係る担当地域等の見直し作業
2010年3月 2日 17:59千厩支部
3月2日、一関市千厩町の両磐地域職業訓練センターにおいて「コンプライアンス(労働者災害補償保険法・安衛法)及び経営力向上研修会」 と「災害自主パトロールに係る担当地域等の見直し作業」を実施しました。
研修会は、一関労働基準監督署から労働者災害補償保険法の概要や経営者等の特別加入制度、車両系建設機械と移動式クレーンにおける労働災害防止についてご説明を頂きました。また、一関公共職業安定所からは雇用調整助成金・中小企業緊急雇用安定助成金等についての説明がございました。
≪研修会≫
1.コンプライアンス(労働者災害補償保険法・安衛法)
①労働者災害補償保険法について
②車両系建設機械と移動式クレーンにおける労働災害防止について
一関労働基準監督署
2.雇用調整助成金・中小企業緊急雇用安定助成金等について
一関公共職業安定所
研修会終了後には、2月1日に一関市・藤沢町と災害協定を締結したことに伴い、災害自主パトロールの担当地域等の見直し作業を実施しました。各地区別に分かれて、会員企業別の担当地域の見直しを行いました。
風景と樹木 1,2 「ケヤキとサツキの大罪」
2010年3月 1日 16:29花林舎
風景と樹木
平成20年6月から「花林舎動物記」という楽しい動物のお話を読み切りで掲載しておりましたが、今回から数回は趣向を変え、植物の観点からのお話を掲載いたします。
『すこやかな暮らし発見、岩手から。「家と人。」』という雑誌から「花林舎動物記」の作者である(株)野田坂緑研究所 所長 野田坂伸也氏の記事「風景と樹木」を抜粋し、転載させていただきます。
今回は、第1話「ケヤキとサツキの大罪 -その1-」と第2話「ケヤキとサツキの大罪 -その2-」です。
ケヤキとサツキの大罪 -その1-近年、植物に関する本の出版が増えている。しかし、風景の一部としての植物(特に樹木)という観点から書かれた本はほとんど無い。
私は造園の植栽設計を仕事としているので、前々から、そのような目で見た樹木の話を書いてみたいと思っていた。建築関係者は言うまでもないが、造園業界に携わる人々でも、樹木の知識があまりにも乏しい人が大半を占めるという現状が、我が国の風景を画一的で面白くないものにする一因となっている。そのような状況に波紋を投げかけることができれば本望である。盛岡「らしさ」を表現する木
前例に従い、他人と同じようにしていれば良い、と考えて仕事をしている人が世間には圧倒的に多い。
造園の植栽設計の分野でもまた、同様である。その結果、日本中に特定の樹種がうんざりするほど、どこにでも植えられることになった。
その代表が、高木ではケヤキ、低木ではサツキである。
どちらも美しく丈夫で使いやすい樹種であるから、ある程度多く用いられるのは当然だと思うが、バカの一つ覚えと言う言葉がぴったりするほどの乱用ぶりが我が国の都市景観に与えた影響は大きい。
もう二十五年くらい前のことであるが、盛岡駅前通りの改造が行われたことがある。
その時「街路樹をケヤキにする」と新聞に載ったのを見て、私は驚いた。ケヤキの街路樹は東京をはじめとして全国に掃いて捨てるほどある。
何よりも、東北にはすでに仙台駅前に有名なケヤキの街路樹があるのに、なんで盛岡駅前までまねをしてケヤキを植えるのか、盛岡の個性はどうなるのだ、と思ったのである。
そこで、改善計画をすすめていた組合に手紙を出して私の考えを説明した。組合ではその意見を取り入れて、樹種をイタヤカエデに変更してくれた。一度決定して新聞にまで発表したものを覆すのは大変なことだったと思うが、良く対応してくれたものだと感謝している。
それから十年以上もたってから、この改造計画を受け持ったプランナーと話をする機会があった。
彼はこの樹種変更に大変憤慨した、と直接私に打ち明けてくれた。彼は、仙台のケヤキ街路樹に似せてケヤキのトンネルを盛岡駅前に実現したかったのに、それが出来なくなってがっかりしたのだそうである。
私はそれを聞いて、彼のような優秀なデザイナーが、仙台の風景を盛岡につくるということを良しと考えていることに驚いた。私なら、仙台のまねなど絶対にしたくない、とまず考える。もっとも、建築家の彼にはケヤキ以外の樹木は思い浮かばなかったのだろう、という推測もつく。造園家でも十人のうち八人くらいまではケヤキと考えるだろうから、無理もないとは思う。
盛岡市の夕顔瀬橋のたもとに、シンジュ(神樹)の大木がある。これが実に美しい姿をしている。特に葉を落とした裸木の美しさには、ここを通るたびに見とれてしまう。
数年前、反対側の橋詰めの近くに小緑地が造られて、当然のように一本のケヤキが植えられた。それによって盛岡はローカリティ―(盛岡らしさ)をつくるチャンスを一つ失い、全国画一化へ小さいながら一歩を進めたのである。
ここにシンジュでなくても良い、例えばシナノキ、キハダ、ハリギリ、ハナキササゲのどれかでも植えていたなら、「おっ、なんだこれは」と思う人がきっと何%かはいて、街が少しは面白くなったはずなのである。
ここにどうしてキハダの木があるのか、というようなことから、何か物語をつくり出すこともできたかも知れないというのに。
為政者も設計者も、樹木のことなどどうでもいいと内心では思っているから、前例を踏襲すればそれで良いし、どこでもケヤキを植えているから、ここもケヤキでいい、ケヤキがいい、となる。情けない話である。
ケヤキとサツキの大罪 -その2-
前回はケヤキの話をしたので、今回はサツキについて書く。
サツキはツツジの一種でわが国の造園樹木のなかでは抜群の人気を誇る。バブル経済で造園工事が最盛期の頃は、年間一千万本以上植えられていたといわれている。これほど多用された理由の第一は、サツキが極めて優れた造園木であるということである。
成長が遅くコンパクトにまとまる樹形。しかも刈り込みによって容易に整形できる。常緑の葉が美しいばかりでなく、花も華麗である。移植が容易で病虫害が少なく、挿木で容易に増やせる。サツキやツツジを植えておけば無難で失敗がない。必ず「サマ」になる。こんなに使いやすく楽な造園木は、世界的に見ても少ないのではないだろうか。
多用される第二の理由は、昔から日本庭園で使われてきて、日本の造園家になじみが深いということである。「なじみが深い」などというより、サツキ無しに日本庭園はできないといっても過言ではないほど、二者のつながりは深い。
ところで、わが国が工業大国になったのは資源が少ないために加工技術を発達させ、付加価値をつけることによって金を得るしか方法がなかったからだという説がある。アラブ諸国などは豊富な石油という資源があるから、産業が発達しないのだという考えである。
この説に従えば、日本で造園の植栽デザインが発達しなかったのは、サツキやクルメツツジのような便利すぎる造園木があったからではないだろうか。
日本の造園家は、むやみにサツキ、クルメツツジ、ヒラドツツジを使ってきた。大きな公園や緑地(たとえば工場と住宅地を分離する緩衝緑地)では、数万本もまとめて植えられることもあった。開花期には美しいと言えないこともないが、私にはむしろグロテスクに見える。住宅メーカーの広告写真なども雑木の木立の下にサツキかクルメツツジを密植するというのが、何十年も続いているパターンである。
日本の造園設計家のなかでこのようなサツキ・ツツジ依存症にかかっていない人は百人に一人もいないだろう。しかもサツキや常緑性ツツジは、多雪地や寒冷地ではよく育たないことがあるのに、北国でもこの依存症患者で満ちているのだ。
さらに困ったことに発注者側にもツツジ・サツキ依存症患者が多い。こうして日本中にうんざりするほど同じような景観ができあがってしまった。わが岩手県もまた同じである。
三年ほど前、岩手県北にある県立病院の庭の設計をある建築事務所の下請けでやったことがある。私はもちろんサツキも常緑のツツジも一本も使わない設計をしたのだが、植栽工事が終わって見に行ったら、なんとサツキとツツジが大半を占める庭ができていた。私の設計とは全く無関係の庭になっていて、違う場所に来たのではないかと思ったほどである。
なぜこんなことになったのか、下請けである私には何も知らされなかったが、日本におけるサツキ、ツツジの威力はこれくらい大きい。
しかし近年、個人造園の庭木としてのサツキと常緑ツツジの人気は急落しているそうである。その理由は、これらの使い方が型にはまっていて新鮮味が無いこと、必ず刈り込んで整形するのが人工的な印象を与えるからであろう。私も昨年、ある庭造りの仕事でエクステリア業者が勝手に植えていったサツキとリュウキュウツツジを捨ててくれといわれて、数十本掘りあげて持ち帰った。
こうして今や嫌われものになったサツキ、ツツジ、ドウダンツツジが我が家の畑に溜まる一方であるが、これはあきらかにガーデニングブームの影響であると思われる。
ガーデニングは、季節感があって成長の過程を楽しめる植物へと人々の関心を導いた。サツキはどこへ行くのだろう。
ハイチ地震救援金贈呈
2010年2月23日 16:04岩手県建設業協会
岩手県内の建設企業の新分野進出・新事業の取り組みを紹介する「第7回建設業新分野進出・新事業発表フォーラム」を去る2月16日に開催しましたが、このフォーラムにおいて、ハイチ地震災害救援を目的として、建設企業が生産した商品のチャリティー販売を実施しました。
各商品(米、イチゴ、わさび、米麺、長芋、ホウレン草、まな板、プチヴェール、椎茸、りんご、りんごジュース、りんごチップ、エコ石鹸、冊子等)を販売企業が持ち寄り、その収益金を「ハイチ地震救援金」として、(社)岩手県建設業協会が2月22日に日本赤十字社岩手県支部へ寄付してきました。
日本赤十字社岩手県支部は寄付された収益金を現地の復興として、テント、水、食糧など不足している物資補給に役立てたいと述べ、岩手県建設業協会ではこのような形で新分野進出が役に立つのであれば、各企業としても大変励みになるものと思われると述べました。
ハイチ地震救援金 受領証
チャリティー販売参加企業一同
石綿含有製品等の製造、輸入、譲渡、提供、又は使用の禁止の徹底について
2010年2月23日 14:44建設業労働災害防止協会
標記について、厚生労働省から、周知徹底するよう依頼がありましたので、お知らせします。
石綿含有製品の使用等が禁止されているにもかかわらず、当該製品の輸入等が相次いで発覚したことから、改めて法令遵守について周知徹底するよう要請があったものです。第7回建設業新分野・新事業発表フォーラムを開催しました
2010年2月19日 09:36岩手県建設業協会
(社)岩手県建設業協会は、岩手県・国土交通省東北地方整備局・東北地方建設産業再生協議会との共催で、第7回建設業新分野・新事業発表フォーラムを2月16日(火)エスポワールいわてにて開催いたしました。
受賞企業は最優秀賞が3社・優秀賞8社、分野別では農林水産分野1社(遠野建設工業(株))、環境リサイクル分野2社((有)クレンリネンサンライズ、(株)舞石組)、保健福祉生活分野1社((株)佐賀建設)、建設分野2社((有)アサヒテクノ、(有)丸已建設)、サービス関連分野2社((株)太田建設、(株)司組)となり、全企業がプレゼンテーションにおいて、表彰を受けた事業の紹介、事業を始めた経緯、新分野に進出した良かった点・今後の課題などを発表しました。
講演では、有限会社ヒーロー石ヶ森代表取締役社長を講師として迎え、地元の建設会社など5社の経営者が中心となって設立したこと。農業分野進出に活路を求め、先駆的企業として安心、安全をキーワードに確立したヒーロー農法のブランド化を目指し事業展開し、周辺の農家も巻き込みながら、5年余りで黒字化を達成した経緯など説明しました。
商品・事業PRブース展示では、29社の建設企業がパネル、サンプル、映像、配布資料、チャリティー販売を行い、そのうちのチャリティー販売においては、13社の建設企業の御協力をいただき、新分野新事業の成果となる商品の売上金を「ハイチ地震救援金」へ寄付することとなりました。
今年度の総参加者は130名を越え、めんこいテレビ等の報道機関の取材もあり、受賞企業、ブース出展企業ともに自社の経営基盤強化・新分野進出の取り組みを対外的に広くアピールできた催しとなりました。
会場の様子
受賞企業一同労働者死傷病報告の様式が改正されました
2010年2月17日 09:47建設業労働災害防止協会
今般、安衛則様式第23号(休業4日以上の労働者に係る労働災害等に係る労働者死傷病報告)について、派遣元の事業者が「派遣先の事業場の郵便番号」を記入する欄を新たに設ける等の改正が行われ、平成22年4月1日から施行されることになりました。
なお、本改正のリーフレット等につきましては、厚生労働省のホームページに掲載されているとのことです。大東大原「水かけ祭り」が開催されました
2010年2月12日 10:29千厩支部
建設業を取り巻く課題について意見交換会
2010年2月10日 17:27一関支部
2月9日一関商工会議所会議室において、一関市議会建設常任委員と建設業を
取り巻く課題について意見交換会を開催いたしました。
業界からは一関商工会議所建設部会、建設業協会一関支部、千厩支部、一関市
水道工事業協同組合の各役員 計35名出席
一関商工会議所建設部会 佐々木一嘉部会長が挨拶され、市議会建設常任委
員会大野恒委員長より「いろいろな課題をくみ取って市勢に繁栄していきたい」とご
挨拶。
業界のおかれている現状として、一関支部 宇部支部長、千厩支部 橋本支部
長、水道工事業協同組合 小野寺理事長からそれぞれ述べられ、このほかに意見
が出された。
・平成12年度から現在までの雇用・完工高推移下降している
・入札制度改革(ダンピング)等
・専門業種関係等
・労務費・資材単価の現状
最後に市議委員それぞれから意見が出され一定の理解を示された。
公共工事動向1月を更新しました
2010年2月 5日 18:12岩手県建設業協会
(社)岩手県建設業協会ホームページ更新のお知らせです。
「各種情報」内の「東日本建設保証(株)岩手支店 提供資料」に東日本建設保証(株)岩手支店より情報提供頂いている公共工事動向(岩手県内1月版)を掲載しました。
↓PDFファイル↓
公共工事動向(岩手県内)1月版→ こちら(PDF)
← クリックにご協力を
平成21年度建設業労働災害防止強調月間実施要領が示されました
2010年2月 3日 10:46建設業労働災害防止協会
平成21年度建設業年度末労働災害防止強調月間実施要領が示されましたので、お知らせします。
年度末は、完工時期を迎え、工事が輻輳し、労働災害の多発が懸念されるところです。
そこで、本年3月1日から31日までの期間を「平成21年度建設業年度末労働災害防止強調月間」と定め、この期間中の労働災害防止対策の一層の強化を図ることとなりました。
会員各位におかれましては、本要領を参考に実効ある労働災害防止活動を展開されますようお願いします。平成22年度「1級土木施工管理技術検定学科試験」、「1・2級舗装施工管理技術者資格試験」受験準備講習会のお知らせ
2010年2月 3日 10:06土木施工管理技士会
(社)岩手県土木施工管理技士会よりお知らせ致します。平成22年度の1級土木施工管理技術検定学科試験受験準備講習会、1・2級舗装施工管理技術者資格試験受験準備講習会を開催いたします。詳細は下記よりご覧下さい。(PDFファイルにリンクしております)
本講習会は「CPDS」認定の講習会となります。
なお、(社)岩手県建設業協会の会員の方には、協会イントンラネットの掲示板にて案内済みです。会員専用よりご確認下さい。◎「22年度1級土木施工管理技術検定学科試験受験準備講習会」
詳細は こちら をクリックしてください。
◎「22年度1・2級舗装施工管理技術者資格試験受験準備講習会」
詳細は こちら をクリックしてください。【開催のお知らせ】第7回建設業新分野・新事業発表フォーラム
2010年2月 2日 22:03岩手県建設業協会
岩手県・社団法人岩手県建設業協会、国土交通省東北地方整備局主催で平成22年2月16日(火)、第7回建設業新分野・新事業発表フォーラムを開催いたします。
平成21年度建設業新分野進出等表彰事業に応募した企業が、新分野・新事業への進出、新技術・新工法の開発等への先進的・意欲的な取組みと認められた事業をPRし、製品・技術の活用を対外的にアピールするための催し事です。
今年度は農林水産分野1社、環境リサイクル分野2社、保健福祉生活分野1社、建設分野2社、サービス関連分野2社の8社が表彰されます。
この他には建設業が農業へ参入した先駆的事例の講演、新分野に進出した20社以上の企業が商品・事業PRブース展示を行います。
ブース展示は午前からオープンし、パネル、パンフ等の展示・わさび、米、しいたけ、ほうれん草、いちご、りんご、石鹸などのチャリティー販売も行っております。
フォーラム案内・申込書ついてはこちら1をご覧ください。
ぜひこの機会にご参加くださいますようご案内いたします。
奥州市イベント情報(2月・3月)
2010年2月 2日 13:48奥州支部
全日本農はだてのつどい
開催日:平成22年2月13日(土)
開 場:午後2時30分
開 始:午後3時
会 場:胆沢野球場特設会場《内容》
「庭田植」の再現や、日本最大級の大臼による「福餅つき」、重さが8トンにもなる「福俵引き」など
☆福引大会があります
先着200名に抽選券がもらえるよ(^^)v
☆ラストは20:00~冬空花火
黒石寺蘇民祭
くくり雛まつり
くくり雛とは...
「押し絵」の技法で作られた雛人形のこと
開催日:平成22年2月27日(土)
~3月3日(水)
時 間:午前10時~午後5時
会 場:水沢駅通り商店街他《内容》
くくり雛体験コーナー
くくり雛スタンプラリー など
スタンプ5個集めると素敵な景品が抽選で当たります観覧無料
詳細は... 奥州市役所HP http://www.city.oshu.iwate.jp/
東経連・地域活性化講演会IN岩手が開催されました
2010年2月 1日 18:46岩手県建設業協会
1月29日(金)ホテルメトロポリタン盛岡NEWWINGで(社)東北経済連合会主催の「東経連・地域活性化講演会IN岩手」が開催されました。(社)岩手県建設業協会は後援として支援しました。
講演会では慶応義塾大学教授米田雅子氏が「林建共働と次世代林業の方向」をテーマに地域には建設業がいないと地域を保てないことから農商工連携や林建共働のような業種を越えた複業化が必要であり、それが地方経済の活性化につながることを説明した。また、今が林業改革の時で森林再生・環境保全を実現するよう取り組めば、林業再生、地域・観光の振興等の総合的な効果が期待できると述べた。
そして次に日吉町森林組合理事兼参事湯浅勲氏が「森林・林業現場の現状と展望」をテーマに、日本の森林、林業・木材業の現状を説明した。作業道開設作業、間伐・造材・搬出作業などの施業を説明した上で林業再生の課題整理が必要なこと、林業再生への実情は厳しいことを述べた。
米田 雅子氏
湯浅 勲氏
一関市・藤沢町との「災害時における応急対策等の活動に関する協定」調印式が開催されました。
2010年2月 1日 17:20千厩支部
2月1日、一関市・藤沢町と社団法人岩手県建設業協会千厩支部の災害協定調印式が開催されました。一関市長、藤沢町長、千厩支部長の他、関係者約30名が参加して災害協定書の調印が行われました。
この協定は、豪雨や地震等における天然現象や事故により災害が発生、または発生の恐れがある場合に社団法人岩手県建設業協会千厩支部管内である一関市大東町、千厩町、東山町、室根町、川崎町及び東磐井郡藤沢町の地域において、千厩支部会員がボランティアにより、市町が管理する道路や河川等の公共土木施設などの被災情報の収集及び連絡、並びに応急復旧工事等の対応を行うものです。
調印式では、3者により協定書に調印を行い、それぞれが挨拶を述べました。橋本支部長は挨拶の中で「我々にとって災害活動は社会的使命である」と、今後の協力について表明いたしました。
3者により協定書に調印
一関市
勝部 修 市長
藤沢町
畠山 博 町長
県建設業協会千厩支部
橋本 健 支部長
バーミキュライトが吹き付けられた建築物等の解体等の作業に当たっての留意事項について(趣旨説明)
2010年1月29日 09:26建設業労働災害防止協会
平成21年12月28日付けで発せられた標記通達について、趣旨説明の事務連絡が出されましたので、お知らせします。
第2回合同安全パトロール及び安全研修会開催
2010年1月28日 18:22一関支部
第2回合同安全パトロールを開催いたしました。
一関労働基準監督署、県南広域振興局一関総合支局土木部・農林部・農林部農
村整備室、一関市建設部、平泉町建設水道課と当建災防県支部一関分会役員、
安全指導者25名参加
県、一関市発注の建築1現場、土木3現場をパトロール
現場代理人から工事概要等説明
現場の状況を細かく点検
パトロール終了後検討会を行い、最後に一関労働基準監督署産業安全専門官から
講評をいただき本日の合同安全パトロールを終了。
引続き午後には、支部全員による安全研修会を開催いたしました。
一関労働基準監督署、県南広域振興局一関総合支局土木部、農林部、支部会員、
リース会社 約95名が参加。
平成21年一関管内において、死亡事故が3件発生し鉄板の積込等作業における
災害が起こったことから、支部会議室で講義、その後一関市総合体育館裏敷地内
に移動し実地研修会を行いました。
移動式クレーン使用の場合
ドラグショベルでの鉄板積込作業等を建災防安全指導員が説明
建退共岩手県支部 ☆ 建設業界のおトクな退職金の話 ☆
2010年1月28日 17:39建退共岩手県支部
第13回 共済証紙購入の考え方について
-建退共の証紙って、どんな基準で購入するの?-
盛岡では青空の下でも、気温は氷点下という日があります。
建太郎:おばんで~す!
建太郎:つるつるもいいとこダァ。
伯母さん、家に帰るとき、
転ばないよう気をつけた
ほうがいいですよ。退 子:サンキュー、建ちゃんは
いつも優しい
ね。 (スキー日和)
今日はどうしたの。
なにか質問があるんじゃない?建太郎:そうなんですよ。
このあいだ受注した舗装工事の共済証紙、何枚購入すれば
いいんですか?って、現場の担当から連絡がきているんです
けど、千分の2.9とかなんとか言ってたなぁ。退 子:基本は、現場で必要な共済証紙を過不足なく確保すること
なのよ。建太郎:その「現場」には、当然下請、孫請さんも含まれますよね。
退 子:そう、だから工事の規模にもよるけれど、最終的に必要な
延べ稼働日数を算出することは、なかなか大変よね。建太郎:なにか購入の目安になるような表が、あったような...
退 子:現場で働く人達の調査から割り出した
この表 のことね。
「建設業退職金共済制度事務処理の手引き」に記載されて
いるのよ。建太郎:なるほど~計算例もあるんだ。
今回は「舗装」だから明確だけど、受注した工事が工事種別
のどれに該当するのか、分からないときもあるんですよ。退 子:そんな場合は、次のページの 分類表 を参考にしたらどう?
建太郎:おぉ!けっこう具体的だ。
この手引きの赤本一冊もらえますか?退 子:どうぞどうぞ、何冊でも持ってって。
第19回マムシ家族
2010年1月28日 16:57花林舎
花林舎動物記
平成20年6月から「花林舎動物記」という楽しい動物のお話を読み切りで掲載しています。この「花林舎動物記」とは、滝沢村にある(株)野田坂緑研究所発行(所長 野田坂伸也氏)の会員限定情報誌「花林舎ガーデニング便り」の中で最も人気がある連載記事です。今回は第19回「マムシ家族」です。第19回マムシ家族
花林舎で見られる蛇の種類
2008年は、マムシとこれまでになく多く出会った年でした。その2年前までは青大将が多く、堆肥小屋に8匹も重なり合って休んでいるのを見たこともあります。最長で170センチ(尻尾を持ってぶら下げて私の背と比べてみたものや、ぬけがらを測定したもの)もありましたから、花林舎の敷地は青大将が制圧していて他の蛇類は小さくなって暮らしているのだろうと推測していました。
他の種類は稀にしか見かけないのですが、堆肥舎の一部に以前作った地下の室(深さ50センチ、縦×横=2メートル×1メートル)の蓋を開けて見たら、150センチほどもあるヤマカガシとその子分と思われる数匹が潜んでいて驚いたことがありました。このヤマカガシの親分はその後不運にも我が家の犬に噛み殺されてしまいました。
シマヘビにはめったにお目にかかれません。昨年は二度ジムグリと思われる頭の小さい滑らかな肌をしたとてもおとなしい蛇に会いました。一度はその名の通り地面の中に潜って行って姿を消してしまいました。
さて、本題のマムシですが、社宅の物置のあたりに1匹住みついていて、これには3~4回出会っています。色は地味な灰褐色で大きさは中位、典型的なマムシ体型です。物置の脇に堆肥を造る木枠を造ってあるのですが、そこに雑草を投げ込もうとして近寄った時、木枠の前にいて、危うく踏みつぶすところでした。一生懸命逃げようとしているのですが木枠にさえぎられて逃げられないのです。逃げる方向を横に変えればいいのに本当に間抜けなマムシでした。あわてふためいて、「助けて、助けて」と言っているような姿がおかしくていっぺんで好きになってしまいました。1年に1回くらいこの付近で出会いますが少しずつ大きくなっています。
昨年の秋に出会った時は木枠の中の堆肥の上でトグロを巻いていました。トグロを巻いている時は1メートルくらいは跳び上って噛みつくことがあると聞いていましたから、少し離れたところから見ていたのですが、相手もじっとこちらを見て動きません。「君に危害を加えるつもりはないからね」と言う私の気持ちが分かるのか、穏やかな表情でした。今は多分この堆肥の下で冬眠しているのでしょう。
極彩色の大マムシあらわる
2008年の5月の連休に、東京から3人の助っ人が来て植物育成用のハウスの改造をしてくれました。古くなった羽目板を取りはずしていたOさんが、「グワーッ」と大声をあげたので駆けつけて見ると赤と黒のダンダラ模様の太い大きな蛇がゆっくりと動いているではありませんか。Oさんは、丁度60歳になった人生経験豊かな才人なのですが「長いものだけは苦手で・・・」グワーッとなってしまったのです。
赤黒ダンダラの長いものは、ゆっくりと移動しながら板の隙間に頭を突っ込んでいったのですが、狭くてそれ以上入っていけません。無毒の蛇を捕まえる時は私は尻尾を足で踏んで動けなくしておいてから、捕まえてぶら下げるのですが、Oさんが「これはヤマカガシだ」と叫ぶので、ちょっとためらいました。ヤマカガシはご存知のように毒蛇で、稀にですが噛まれて死ぬ人がいます。
しかしこの蛇は動きがばかにのろく頭を半分突っ込んだまま立ち(?)往生しているのでもうめんどくさくなって左手で尻尾を持って持ち上げてしまいました。右手にはビニール袋を持って、頭からそっとこの中に落とし込んでしまおうという魂胆です。目測でほぼ1メートルあります。ところがぶら下げて眺めているうちに大変なことに気付きました。あまり毒々しい赤色なのでてっきりヤマカガシだと私も思いこんでいたのですが、胴体にはマムシの特徴である銭型模様が並んでいるではありませんか。
一つ気付くと胴体の太さもヤマカガシではなくマムシであることを示しています。頭部を見ると顎のえらが大きい三角形です。間違いありません。それにしてもおとなしいマムシです。長年山仕事をしてきた知人が「他の蛇は尻尾を持ってぶら下げてもいいが、マムシは頭を持ち上げて噛みつくから絶対やるな」と何度も注意されていたのにこのマムシはだらんとぶら下がったままです。それにしても大きいマムシでした。青大将なら1メートルはまだ小物ですが、ずんぐりむっくり型のマムシは1メートルというのは滅多にいません。これは大変だ、と思ってビニール袋に入れて口を閉めました。見ていたヤジ馬たちは「殺せ、殺せ」と叫んでいましたが、私は蛇を殺すのは嫌なので200メートルほど離れた畑の隅に放してきました。袋から出されても動きもしません。この時になってようやく気がついたのですが、5月初旬なのにこの年はとても寒く、マムシは冬眠からは覚めたもののまだ活発に動くほどの体温になっていなかったのです。暖かい春だったら私はこの大マムシに噛まれて死ぬか生きるかの大騒動になっていたでしょう。本当に何が幸いになるか分かりません。再び現れた極彩色大マムシ
それから1ヵ月ほどしたある日、ハウスの中で働いていた妻と実習生の若い女性が、「あのマムシが現れた」と言ってきました。2人が作業している作業台の横にはまだ改造が済んでいない羽目板があるのですが、そのあたりのどこかから現れて2人から2メートルから1メートルも離れていない棚の上を横切って行ったというのです。まことに危険極まりない話です。あるいは捕えて捨ててきた私を怨んで復讐しようと機会を狙っているのかもしれません。2人の話によれば大きさ、色ともあの大マムシにそっくりです。しかし、200メートルの距離を間違いなくここに戻ってくるとも思えません。
それから1週間くらいの間に三度も姿を見せましたのでこれは放っておけないと思い、未改修の羽目板を剥がしてその後ろの蛇が潜みそうな穴などを全部つぶし、羽目板は隙間の無いしっかりした板張りに変えました。板にはクレオソートを充分にしみ込ませましたので、これも蛇除けには役立ったと思います。それから大マムシはその付近には姿を見せることは無くなりましたが、20メートルほど離れた場所で実習生が一度見たとのことでまだこの辺にいることは確かです。
ハウスの反対側に以前小屋を壊した時にとっておいた板や角材を積んであるのですが、私はここで二度ほど小さいマムシに会っています。どうもこの辺にもマムシが棲みついているようです。木曜日の午前にボランティアの人達が植物園造りの手伝いに来てくださるのですが、マムシ騒ぎから2週間ほどした木曜日に、「この辺にはよくマムシが出ますから気を付けてください」とボランティアの人達に説明していると「ほら、そこにいますよ」と言われて振り返ると1メートルほど離れたところに例の極彩色のマムシがいるではありませんか。ただ、5月の連休に捕まえたマムシよりは小さく色、模様も少し違います。あのマムシの子供かもしれません。
その後はずっとマムシと遭遇することは無かったのですが、ハウス周辺に棲みついていることはほぼ間違いないので、冷や冷やしながら過ごしました。7月には例年通り近くにスズメバチが巣を造りましたので、こっちも気を付けなければいけません。こんな状態では植物園が完成しても恐ろしくて見に来る人はいないでしょう。なんとか真剣に対策を考えなくてはいけません。
11月になってハウスの改造工事を再開し、積んである板や角材を使用することになりました。この堆積物のどこかにマムシが潜んでいることはほぼ確実ですから板を引っ張り出すときは随分神経を使いました。まず板を上からガンガン叩いてそれから5~6分してからその板を引きあげます。この繰り返しで板を全部取りはずして近くの場所に縦にして立てかけました。幸いマムシは現れません。とうとう最後の1枚になりました。地面に触れると板が腐りますから横木を置いてその上に置いてある幅広の1枚をひょいと持ち上げると...
いました。あの5月のマムシそっくりの極彩色のマムシが3匹平行に並んで潜んでいたのです。1匹は大物で1メートルくらいあります。2匹は60センチくらいで太さもかなり劣ります。しかし色模様はそっくりで、親子であろうと推測しました。
すると私が5月に捕えて捨ててきたマムシはこの大物の夫か妻ということになります。その後出没した大物は行方不明になった連れ合いを探してその辺を動き回っていたのではないでしょうか。可哀そうなことをしてしまいました。しかし、なるべくならいてほしくない家族です。どうしたものかと私は迷っています。
この日は3匹はスルスルと草むらの中に姿を没してしまいましたが、まだこのあたりに潜んでいることはほぼ間違いありません。マムシもこっちが先に気付けば危険はありませんが、出会い頭ということもありますから油断できません。また、めぐり来る春にはどんなことになるでしょう。
マムシ家族。
第18回インコと娘の涙-2
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第10回刺されても恐れず憎まずスズメバチ〈その2〉
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第4回 ボーフラとオタマジャクシの知られざる効用
第3回 哀しきマムシ
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第1回 ナメクジ退治
新年交賀会・建設業経営者研修会
2010年1月28日 13:45宮古支部
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