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  • 復興祈念鯉のぼり掲揚事業

    2011年5月12日 08:41宮古支部

    支部長が後援会長を努めるNPO法人劇団ゆう が復興祈念鯉のぼり掲揚で地元の子供たちの激励を行った。

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  • 東日本大震災~発生当初の取組み~

    2011年5月11日 19:00岩手県建設業協会

     この度の震災にあたり、全国の皆様から多大なるご支援を頂きましたことに対し衷心より感謝申し上げます。皆さまからのご支援に恥じぬよう、我々は故郷の希望を取り戻すため復興に向けた作業に取り組んでおります。

    社団法人岩手県建設業協会長メッセージ

     このたびの大震災により犠牲となられた皆様に深く哀悼の意を表しますとともに、被災された方々、そのご家族・関係者の皆様に心よりお見舞い申し上げます。被災地の一日も早い復興を切に祈念いたします。

     発災から2か月余りが過ぎましたが、岩手県三陸海岸を襲った大津波は、7,000人を超える犠牲者と行方不明者を出しております。未だに余震が止まない状況で、家をなくされ避難を余儀なくされておられる方も夥しい数に上ります。私ども建設業界におきましても、会員、その従業員などに多くの犠牲者を出しておりますし、会社社屋も流出するなど甚大な被害を蒙っております。

     今現地におきましては、自衛隊・消防・警察を始め、国・県・市町村、関係団体などの方々により懸命な復旧作業や被災者への雇用対策など支援がなされており、建設業界におきましても、瓦礫の撤去や道路の応急工事など復旧に向けて日夜作業に努めているところでございます。
     
     もとより、私ども建設業界は、県民の皆様の安心・安全・快適のために、県土の社会資本整備、災害対応の役割を担っており、このたびの復旧・復興には沿岸・内陸を問わず業界の総力を挙げて果敢に取り組んでおります。
     
     これから復旧・復興までには、長い道のりになるものと考えられます。避難されております方々には今しばらく不自由な生活が続きますが、必ずや豊かで平穏な生活を取り戻すことができるものと信じております。
     私ども建設業協会は、渾身の力を振り絞って我々の故郷であるいわてを一日も早く復興し、理想郷いわての実現にむけて県民の皆様とともに手を携え邁進して参りたいと存じます。

    平成23年5月11日
      社団法人岩手県建設業協会
       会長 宇部 貞宏



    社団法人岩手県建設業協会の取組み

     2011年(平成23年)3月11日(金)14時46分に発生した東北地方太平洋沖地震は、日本の観測史上最大のマグニチュード9.0を記録しました。この地震により東北地方太平洋沿岸部は大津波に襲われ、壊滅的な被害をもたらしました。

    宮古市田老地区
    高さ10mの防潮堤を超える津波 宮古市田老)

    被災者数(2011年5月10日現在 警視庁まとめ)
     死者
      14,949人(岩手県 4,400人)
     行方不明者
       9,880人(岩手県 3,275人)
     避難
      117,085人

     当協会は地域の基幹産業としての社会的使命から、災害パトロール、応急復旧活動、ガレキ撤去作業、人道支援に災害発生当初より取り組んでおります。

    動画「東日本大震災 復興の懸け橋」

    • 3月11日
    • (本部)災害対策本部設置(本部長:宇部会長)
      (一関支部)国交省より三陸国道事務所大船渡出張所への派遣要請
      (遠野支部)県遠野土木センターに対策本部が設置、会員企業へダンプ・ローダー・BHハサミ付などの建設機械の協力要請、応急復旧作業開始
    • 3月12日
    • (大船渡支部)大船渡市の指示で道路等のがれき撤去・応急復旧活動開始
      (釜石支部)釜石・大槌地区災害対策本部設置(釜石地区合同庁舎内)、がれき・泥の撤去作業開始(沿岸広域振興局・釜石市・釜石支部)
      釜石・大槌地区災害対策本部設置
      釜石・大槌地区災害対策本部設置
      応急復旧作業 
      応急復旧作業
      応急復旧作業

      (宮古支部)災害対応について県・宮古土木センターと打合
      (岩泉支部)県岩泉土木センターと災害対策に係る打合
      (久慈支部)県北広域振興局土木部と災害復旧等対策協議
      (盛岡支部)今後の対応体制について協議
      (一関支部)全会員支部集合各担当区域をパトロール、一関市・岩手県から応急復旧依頼、炊き出し実施(国交省一関出張所・一関土木センター)
      一関支部情報収集
      一関支部 無線
      全会員集合打合せ

      (千厩支部)各社自主パトロール実施(11日から)、県千厩土木センターと応急復旧活動について連絡
      (遠野支部)支援車両現場搬入、一部応急復旧活動実施(釜石合庁前・釜石遠野線・鵜住居交差点国道45号・大槌町国道45号)
      遠野支部 応急復旧活動 道路の通行確保
      遠野支部 道路の通行確保
    • 3月13日
    • (本部)会長・専務 岩手県・岩手河川国道事務所訪問
      (大船渡支部)県大船渡土木センターの指示で道路等のがれき撤去・応急復旧活動開始
      (宮古支部)建設業協会宮古支部災害対策本部を大坂建設に設置、自衛隊の後方支援として道路復旧・がれき撤去作業開始(田老・鍬ヶ崎・金浜・赤前地区)
      (岩泉支部)国道等の幹線道路の通行確保のため廃車やがれき撤去作業開始
      岩泉支部
      岩泉支部

      (久慈支部)久慈市役所土木課と今後の応急復旧について協議、各社復旧応急対応
      久慈支部 応急復旧
      久慈支部 応急復旧

      (一関支部)
      国交省一関出張所からの指示で陸前高田市において国道45号線復旧作業開始
      (千厩支部)県千厩土木センター経由で陸前高田への応援要請
      (遠野支部)本格的支援活動実施、国土交通省管轄への支援要請、通行止看板設置・燃料供給について行政へ支援要請
    • 3月14日
    • (本部)緊急支部長会議(建設業協会としての復旧対応等の協議:全県を4ブロックに分け、沿岸支部を内陸支部が支援する体制を構築)
      (大船渡支部)岩手県・大船渡市からの指示で応急復旧活動実施
      (久慈支部)県北広域振興局と協議、災害復旧支援車両ステッカーを作成・会員企業に配布、野田村へランドセル・文房具等の物資提供依頼開始(久慈支部・久慈青年会議所)
      (北上支部)緊急役員会(今後の支援体制について協議)
      (一関支部)炊き出し実施(一関土木センター)、大船渡に重機搬入(復旧活動実施)
      (遠野支部)復旧作業活動中の会員企業の建設機械および車両にタンクローリーで給油活動実施
      (二戸支部)緊急役員会(災害対応協議)、会員に対し支援物資の要請(二戸事務局に集約)
    • 3月15日
    • (釜石支部)沿岸広域振興局と今後の対応・復旧作業について協議
      (岩泉支部)岩泉土木センター・岩泉町・田野畑村の指示でダンプ調達、各管内の業者が復旧活動実施
      岩泉支部
      岩泉支部

      (一関支部)炊き出し実施(国交省一関出張所)
      (千厩支部)緊急役員会(今後の支援体制について協議)
      (遠野支部)現地応急復旧活動実施、沿岸広域振興局土木部長から現況と今後の応急復旧作業について説明、沿岸広域振興局へ燃料確保状況及び釜石支部会員への提供可能状況について報告
      通行が確保された道路
      (ガレキを撤去して通行が確保された大槌町内の道路)
    • 3月16日
    • (本部)内閣府副大臣から建設業協会の復旧対応状況確認および応援要請、会長が岩手県・岩手河川国道事務所へ今後の応急復旧対策について要請
      (釜石支部)復旧活動中の作業員向けの炊き出し実施
      (宮古支部)行政関係機関と協議、宮古地区災害復旧対策連絡協議会設置(建設業協会宮古支部・宮古建設協会・宮古電業協会・宮古市水道工事業協同組合・管工業協会宮古支部・宮古市指定下水道工事店・宮古建築組合・岩手県沿岸広域振興局・宮古市役所・宮古商工会議所)
      宮古地区災害復旧対策連絡協議会設置

      (久慈支部)久慈市土木課と燃料確保について協議
      (盛岡支部)緊急理事会(災害対応協議)
      (一関支部)陸前高田市で災害復旧作業実施
      国道45号線の通行確保
      国道45号線の通行確保
      緊急車両が通行可能に
      (緊急車両の通行が可能に)
    • 3月17日
    • (本部)沿岸部へ支援物資搬送(食料品・飲料水等)
      (大船渡支部)大船渡市対策本部(大船渡市総務部)と水沢支部三役とともに協議(今後の作業展開、がれき撤去・捜索活動、後方支援の見通し、被災した車・船・家屋等のがれきの仮置場確定後の応援要請)
      (久慈支部)災害復旧支援本部設置、県北広域振興局土木部と震災対応について協議、県北広域振興局からの指示で道路・港内・河口堰等のがれき撤去・流木撤去作業実施
      (水沢支部)
      支部三役が大船渡市災害対策本部・岩手県大船渡土木センター・岩手県建設業協会大船渡支部を訪問(市対策本部の大船渡市総務部と協議)、灯油100L・ペットボトル60本・マスク・食料等の物資を大船渡市対策本部へ搬入
    • 3月18日
    • (本部)岩手県・岩手河川国道事務所に、会員企業の資機材の保有状況に関する調査の結果を提供
      (岩泉支部)支部役員会開催 今後の応急復旧対応について協議
      (久慈支部)野田村役場災害復旧について協議、野田村4河川のがれき撤去および調査実施、災害復旧支援対策本部、緊急役員会開催
    • 3月19日
    • (宮古支部)宮古市の姉妹都市である青森県黒石市の黒石市建設業協会から支援物資搬入(トラック3台、軽油トレーラー)
      黒石市建設業協会から支援物資搬入
      黒石市建設業協会から支援物資搬入

      (岩泉支部)岩泉土木センターに応急復旧対応打合・状況を報告
      (久慈支部)久慈市から廃棄物集積においての注意点指導、民家家屋の撤去・県北広域振興局の指示で水門流木撤去・漁港がれき撤去作業、支援物資が野田村の建設業者へ
      支援物資が野田村の建設業者へ

      (花巻支部・北上支部)
      釜石土木センター並びに釜石支部訪問・情報収集(北上支部と合同)、釜石支部に支援物資搬入(ポール50本・灯油300リットル・軍手1箱・ゴム手30個・飲み物等)
      釜石支部訪問・情報収集
      釜石支部に支援物資搬入
    • 3月20日
    • (久慈支部)行政機関に対して支援物資提供
      (遠野支部)釜石支部へ支援物資としてプロパンガス搬入会員企業ボランティア活動開始(釜石・遠野間で大型バス運行支援、宿泊施設での入浴)
      入浴支援バス運行
    • 3月21日
    • (本部)会長・専務 岩手県・岩手河川国道事務所へ要望書提出
      (久慈支部)野田村と施工計画について協議、民間家屋のがれき撤去作業実施
    • 3月22日
    • (本部)岩手県・プレハブ建築協会と打合 仮設住宅の施工について協議
      (岩泉支部)岩泉土木センターから河川等のがれき撤去の依頼
      (千厩支部)自衛隊から岩手県経由で重機の派遣要請があり山田町へバックホウを3台派遣
      (二戸支部)支援物資を本部へ搬送(毛布・おむつなど)
    • 3月23日
    • (本部)栃木県建設業協会、資材連合会からの支援物資を沿岸支部に送付(大船渡・釜石・宮古・岩泉・久慈)
      栃木県建設業協会からの支援物資
      栃木県建設業協会からの支援物資

      (一関支部)一関支部、千厩支部合同役員会(沿岸地区への支援、災害復旧対応に関する協議)
      (千厩支部)一関支部、千厩支部合同役員会(沿岸地区への支援、災害復旧対応に関する協議)、支部役員会(今後の支援体制、気仙沼市への給水支援について協議)
    • 3月24日
    • (本部)会長 宮古・釜石・大船渡の各支部・国・県訪問し、国・県・市に対し支援指導要請
      会長沿岸部訪問
      会長沿岸部訪問

      (岩泉支部)岩泉・田野畑地区災害復旧連絡協議会設置(岩泉土木センター・岩泉町・田野畑村、建設業協会岩泉支部)、管内河川災害復旧・田野畑村海岸線沿いの県道がれき撤去作業開始
      (久慈支部)野田村でがれき撤去作業実施、国道45号線復旧工事実施、久慈市に対して稼働可能重機調査結果を報告
    • 3月25日
    • (本部)正副会長会議(被災対応報告、資金・資材の確保、労働災害、支援活動等について討議)、会長が岩手県へ応急復旧に関する要請
      正副会長会議

      (一関支部・千厩支部)被災地状況把握、大船渡支部長と会談、大船渡支部で管内の状況確認
      大船渡支部長と会談
      大船渡市内
      国道45号線落橋

      (千厩支部)気仙沼市での給水活動(室根町業者が14日より実施中)に青年部会が人員支援を開始
      給水活動
    • 3月28日
    • (一関支部・千厩支部)一関支部・千厩支部合同で会員企業提供の毛布等を大船渡支部へタンクローリー1台分の経由(2000L)とドラム缶10本を支援物資として搬入
      軽油支援物資
      支援物資搬入
    • 3月29日
    • (本部)第4回理事会(沿岸各支部および遠野支部から現状報告、岩手県建築住宅課およびプレハブ建築協会より仮設住宅建設に関して説明)
      第4回理事会

      (釜石支部)釜石・大槌地区災害対策本部を釜石支部会館に移動
      (盛岡支部)日本赤十字社(岩手日報窓口)に義援金を贈呈
    • 3月30日
    • (本部)会長が岩泉・久慈の各支部・県・町に対し応急復旧の支援要請
      (久慈支部)三役会議(応急復旧業務について)、県北広域振興局より支援物資「防塵マスク」支給
    • 4月2日
    • (大船渡支部)気仙地区災害復旧対策連絡協議会設置(三陸国道事務所大船渡出張所、沿岸広域振興局、大船渡市、住田町、陸前高田市、大船渡支部、陸前高田建設企業団、電業協会気仙支部、管工業組合、クレーン工業協会)
    • 4月5日
    • (本部)会長が岩手県・岩手河川国道事務所へ要望
      岩手県へ要望
      岩手河川国道事務所へ要望

      (盛岡支部)宮古支部の要請を受けてがれき撤去のため重機・人員派遣、自衛隊の指揮下でがれき撤去・捜索活動開始(宮古市田老・鍬ヶ崎、山田町)
      盛岡支部 宮古市鍬ヶ崎
      盛岡支部 宮古市鍬ヶ崎
      盛岡支部 宮古市鍬ヶ崎
    • 4月11日
    • (大船渡支部)大船渡市内全域でがれき撤去開始
    • 4月14日
    • (本部)正副会長会議 釜石支部・大船渡支部への支援内容協議
      (釜石支部)釜石市内民有地のがれき撤去作業開始
    • 4月19日
    • (久慈支部)会員企業(主に青年部会)が野田村生涯学習センター等ボランティアで土砂撤去作業
      久慈支部土砂撤去作業
    • 4月21日
    • (本部)会長団・専務が沿岸広域振興局等関係訪問(がれき撤去・仮設住宅等について意見交換)
      会長団・専務が沿岸部関係機関訪問
    • 4月25日
    • (千厩支部)陸前高田市建設企業団からの要請を受けて陸前高田市でのがれき撤去作業開始
    • 4月26日
    • (遠野支部)遠野農林センターと合同で大槌町吉里吉里にて入浴施設を提供
      仮設風呂
      仮設風呂
    • 5月11日
    • (宮古支部)全壊・半壊家屋を含めた本格的なガレキ撤去作業開始
      家屋の撤去開始

      (千厩支部)
      陸前高田市へ一関市大東支所を通じて作業着を寄贈(被災者の片付け作業用、上着90着、ズボン50着)、支部長 陸前高田市で支部会員のガレキ撤去作業を視察・激励
      作業着寄贈

      陸前高田市ガレキ撤去作業
      陸前高田市ガレキ撤去作業
    • 震災から2ヵ月を迎えた5月11日、宮古湾で復興祈願の鯉のぼりが掲揚された
      復興祈願巨大鯉のぼり
    • 5月17日
    • (北上支部)沿岸被災者支援として北上市に義援金を贈呈
    • 5月20日
    • (北上支部)沿岸被災者支援として西和賀町に義援金を贈呈


    (掲載写真の一部は日刊岩手建設工業新聞社から提供頂きました)
    東日本大震災関連の最新情報(いわけんブログ)



    各地の被災状況写真

    • 田野畑村
    • 田野畑村 画像
    • 田野畑村
    • 宮古市
    • 宮古市
      宮古市
      宮古市
      宮古市役所
    • 宮古市田老地区
    • 宮古市田老地区を津波が襲った瞬間、10mの防潮堤を超える。
      宮古市田老地区
      宮古市田老地区
      宮古市田老地区
      宮古市田老地区
      宮古市田老地区
      宮古市田老地区
    • 釜石市
    • 釜石市
      釜石市
      釜石市
    • 大槌町
    • 大槌町
      大槌町
    • 大船渡市
    • 大船渡市
      大船渡市

    • 陸前高田市
    • 気仙中学校
      陸前高田市役所
      高田高校
      陸前高田市

      陸前高田市では気仙川を津波が8km遡った。竹駒町付近に大量のガレキが運ばれてきた。
      陸前高田市竹駒町



    復旧作業、がれき撤去作業に関わる教訓

    • 現場で不足したもの
    • 今回の震災では燃料不足(軽油やガソリン)が深刻な事態に陥った。
      作業で必要な防塵マスク、作業用手袋、作業用ゴム手袋、軍手、タオル、ブルーシート、安全ベストが不足した。
      ダンプなどの車両が釘などを踏みパンク、パンク修理が出来る場所がなかった。
      重機が故障、重機の修理を出来る場所がなかった。
    • 健康上の問題と対策
    • 乾いた土砂などが風で舞い、粉塵が立ち込める→防塵マスク、ゴーグル
      流された建材に紛れ込む石綿→防塵マスク、散水・薬液処理による湿潤化、建材を割らない
      傷口から破傷風に感染の恐れ→丈夫な手袋、安全靴など底の厚い靴、長袖の作業着、傷を負った際の消毒・治療、予防接種
      PCBの混在→古いトランス、コンデンサー等PCBを含むものを触らない
    • 安全上の問題と対策
    • 余震による津波の発生→ラジオで把握、避難経路の確保
      作業員、第三者と作業用機械の接触→第三者の立ち入り禁止、作業半径内立ち入り禁止、誘導
      被災した建物の倒壊→建物の状況・強度確認
      重ねたガレキの倒壊→重ね過ぎない、ガレキ上で作業を避ける
      釘の踏み抜き→安全靴など底の厚い靴
  • 震災から2ヵ月、陸前高田市のガレキ撤去作業を視察

    2011年5月11日 18:26千厩支部

    陸前高田市役所

    千厩支部では陸前高田市のガレキ撤去作業の応援要請を受け、4月25日より陸前高田市内のガレキ撤去作業にあたっています。

    5月11日で東日本大震災から2ヵ月となり、ガレキ撤去作業の進捗状況確認のために千厩支部長と陸前高田市へ向かいました。

    一関市大東町から国道343号で国道340号線に入り、陸前高田市内の主に千厩支部会員が担当している区域と仮のガレキ置き場を視察しました。その後、広田方面を周ってから、国道340号線に戻り竹駒町に迂回、気仙町から国道45号線に入り気仙沼を抜けて帰路に着きました。

    竹駒町付近、市内、気仙町付近等は徐々に片付いて来た印象を受けましたが、広大な被災地域とガレキの量からも今後更に時間を要するものと思われます。仮のガレキ置き場も許容量を超えるのは時間の問題と思われ、早急な対応が必要だと思います。

    作業環境面からは砂ぼこりや粉じんが舞う中での作業であり、健康被害対策の徹底が必要不可欠です。また、余震により津波が発生した際の避難手順を確認しておく必要があります。陸前高田市内は平地が多く、海岸近くから高台にはかなりの距離があります。

    国道45号線から市内中心部。
    全てが流されています。
    左には県立高田病院が見えます。
    陸前高田市中心部
    奥に陸前高田市役所が見えます。
    市内中心部です。
    陸前高田市役所
    市役所付近でのガレキ撤去作業。
    市内中心部にも多くのガレキがあります。
    市役所付近でのガレキ撤去作業

    市役所付近でのガレキ撤去作業
    陸前高田市消防署付近。
    陸前高田市内

    陸前高田市内

    陸前高田市内

    陸前高田市内
    道の駅高田松原、仮ガレキ置き場。
    分別作業が行われています。
    凄まじいガレキの量です。
    仮ガレキ置き場

    仮ガレキ置き場

    仮ガレキ置き場

    仮ガレキ置き場

    仮ガレキ置き場

    仮ガレキ置き場

    仮ガレキ置き場

    仮ガレキ置き場

    仮ガレキ置き場

    仮ガレキ置き場
    多くの大型ダンプが行き交います。
    ダンプ

    ダンプ

  • 震災から2カ月!

    2011年5月11日 17:27宮古支部

    東日本大震災からちょうど2カ月。宮古の名所・浄土ヶ浜も駐車場やレストハウスは被害を受けたが風光明媚な姿はそのまま・・・。
    業者はいよいよ全壊・半壊家屋を含めた本格的な瓦礫撤去に挑む!!

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  • 陸前高田市への支援物資として作業着を寄贈しました。

    2011年5月11日 16:52千厩支部

    大東支所長、千厩支部長

     本日、一関市大東支所を通じて陸前高田市へ作業着を寄贈しました。

     一関市大東支所は陸前高田市に隣接している土地柄から旧大東町の時代から交流があり、東日本大震災発生当初から支援を続けているそうです。
     バス送迎により町内の大原公民館でお風呂を提供し、炊き出しも行ったそうです。お風呂に入りに来た陸前高田市の方からは、衣類は足りて来ているが片付け作業でのスコップや長靴が不足しているとの話を聞き、即座に提供した経緯もあるそうです。

     今回、被災した方々がガレキ片づけ作業の際に着る作業着が不足していることから、一関市大東支所より千厩支部へ作業着の提供について要請がありました。この事を受け、会員企業に作業着の提供を呼び掛け、多くの作業着を寄贈することが出来ました。

     日常の衣類などは全国からの善意で足りて来ているものの、片付け作業が本格化した今、作業に必要なものが不足しているとのことで、状況の変化に応じた支援が必要であると実感いたしました。ニーズの把握と適切な情報提供が大切です。

  • 公共工事動向4月を更新しました

    2011年5月 9日 16:28岩手県建設業協会

    (社)岩手県建設業協会ホームページ更新のお知らせです。
    「各種情報」内の「東日本建設保証(株)岩手支店 提供資料」に東日本建設保証(株)岩手支店より情報提供頂いている公共工事動向(岩手県内4月版)を掲載しました。


    ↓PDFファイル↓
    公共工事動向(岩手県内)4月版→ こちら(PDF)






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  • がれきの処理における留意事項について

    2011年5月 6日 16:43建設業労働災害防止協会

     厚生労働省からがれきの処理における留意事項として事業所向け、作業者向けのリーフレットが作成されましたのでお知らせいたします。安全に十分注意して作業を行ってください。

    がれきの処理における留意事項について(事業所向け)
    がれきの処理における留意事項について(作業車向け)

  • 震災から一カ月半

    2011年4月28日 17:20宮古支部

    今日が震災から数えて49日目ということで、田老地区では慰霊祭が執り行われた。
    27日をもって自衛隊の遺体捜索も終了し、わが災害復旧対策連絡協議会も本格的に地区割りをし、腰を入れて瓦礫の撤去に挑む。
    仮設住宅建設も桜満開の中、順調に進んでいるようである。

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  • 北上川清掃活動

    2011年4月28日 16:36北上支部

      平成23年4月16日(土)北上支部会員106名が参加して、北上川の

    清掃活動を行いました。 場所は、展勝地レストハウスから下流約2

    キロにわたって河畔の清掃をしましたが、全部で トラック3台分のゴ

    ミを収集しました。中には冷蔵庫や一輪車、浴槽までありました。 

    困ったものです。 最後に被災地の皆さんとともに「明日に向かって

    がんばろう。」と北上支部会員の団結を 深め合いました。

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     清掃活動をした展勝地のさくらは、今が見ごろです。被災地の方々

    も訪れてきており、 多くの人でにぎわっています。展勝地もちや団子

    などの出店もたくさん出ており、 ゴールデンウィーク期間が満開にな

    るでしょう。是非お出かけ下さい。

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  • 東日本大震災のつめ跡

    2011年4月27日 16:44岩泉支部

    面積が比較的狭い為、、被害が少ないように感じるが、決して少なくはない当支部管内の被災地。

    被災直後(田野畑村)

     
    2階部分だけが無惨に

    被災直後(平井賀)  
    向こうには穏やかな海が・・・
    島越  
    三陸鉄道線路落橋(田野畑村島越)
    被災者就労  
    白いヘルメットと作業着を支給され、
    がんばる被災者の方々


  • 遠野支部 震災後一ヶ月の吉里吉里国訪問

    2011年4月26日 08:31遠野支部

     井上ひさし氏の小説で一躍有名になった「吉里吉里国」それは、岩手県上閉伊郡大槌町にあります。
    当時、地方自治体は、町おこし、して独立国家宣言をした町です。この度の震災で、このミニ独立国も大きな被害に見舞われました。
     遠野支部と遠野農林センターと会員企業は、震災にあった上閉伊郡大槌町吉里吉里の被災地に、4月1日から入浴施設を提供しております。
    この設備は、遠野農林センター所長様より被災地へ薪ボイラーの活用の提案があり、さっそく支部会員企業のご協力も戴き、車両2台に貯タンクを2槽据付、ボイラーと直結シャワーも使えるようにして稼働させました。
     設置後、少し経過してから現地を訪ねました。町民のご意見を聞きましたところ、1ヶ月も水道が出ないので入浴する機会も少ない状態でしたので、そのような薪ボイラ―を提供していただき大変ありがたいと申しておりました。どうも、どうもの大変の感謝でした。

    では、この度の震災により被害を受けました吉里吉里は次の状況でしたす。

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    P1000833.JPG 大槌町、吉里吉里の町内被災状況です。
    P1000836.JPG この細い道路を走って避難したと思われます。三角屋根のが避難所の大槌町立吉里吉里小学校です。下の写真が拡大した避難所です。避難所には、そこそこの人達がいるようでした。


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    P1000828.JPG 遠野市の車両もありました。ボランテア協力隊と思われます。お疲れ様です
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    上の写真に貯水槽2つセットしています。左のブルーシートは漁業に使用するイケスに水をいれております。水は、毎日自衛隊の方々が大きなタンクロリーで運んでいました。



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    2時間で4000リットルのお湯を沸かせます。燃料が全部廃材で充分です

    1時間で300リットルのお湯を沸かします。家庭用の9浴槽分です。 どちらも、釘、カスガイ等が問題です。


    P1000813.JPG 被災地の人は時折、手を休め子供とお話をしております

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    上の写真は、最初にドラム缶のお風呂を提供し入浴された跡がありましたが、五右衛門風呂の感があります。

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    さっそくボラーで沸かしたお湯が、二つのドームの湯船に入れられます。上の写真は、左が男湯、右が女性の湯です。間もなく早い人は入浴に訪れますが、車で入浴に来る人もおり、NPO協力隊の話では、人数は数えないけど100人ぐらいは入りますと申しておりました。

    P1000831.JPG 地域の被災者は暖をとりながら会議です。お話にはめて戴きまりましたが皆さんは前向きで手をたづさえ協力しながら後片付を行っているようです。地域のある人は、私どもの部落には、建設機械が重機とダンプ1台しか来ていませんと話しておりました。これでは復興が進まないと言っておりました。小生は部落の皆と相談して行政に相談をした方がよいのではとお話をしてきました。そのほか、被災に合われた方々は生まれた土地で、生活の糧となる漁業しか出来ないと話しておりました。いち早く、港湾の整備が望まれます。

     改めて、被災した皆様方にお見舞いを申し上げる次第です。

    がんばろう!!吉里吉里

  • 地盤沈下!!

    2011年4月23日 14:18宮古支部

    地盤沈下により宮古魚市場前が浸水
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  • 遠野支部 東日本大震災の年度末(釜石地区)

    2011年4月21日 09:46遠野支部

     3月11日発生した地震による被災地を月末に訪ねて見ました。
     毎日の被災地の報道により、協会支部にもC級会員の皆様方より電話、訪問などを受け何かしら支援をしたいとの申し出がありました。支部長は、次の日C級会員と二台の車両で現場に赴き、震災発生後の乗り込みからの経緯いと見通しについて説明致しておりました。

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    C級の会員が現況を見ながら説明をうけておりました。
    この写真の右側には、地元の業者1社がガレキ処理を行っておりました。

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    上の写真の脇はこのようなガレキの山です。

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    上、下の写真は、遠野支部会員が撤去したあとです。上の写真は県道の赤浜(大槌の魚市場)方面に通じる道路です。 下の写真は町内の県道です。町内はこの道路1本しか通れません。 火災のため、焼けただれ茶色に錆がうきでております。
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    大槌町の国道45のBPより町内に入るところからの写真です。ガレキと焼跡の残がいです。

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    上の写真が、国道45号のバイパスより入った古廟橋付近です。小槌川に架かっており、橋より下を除いて見ますと、川には車が沈んでおります。この橋より振り返ると大型SCマストがみえます。

    P1000769.JPG 帰り足に国道45号に出て浪板海岸と同ホテルの被災状況の国道の復興されたところを見学、岐路につきました。

     遠野支部では、3月20日過ぎ、人的支援を行うため会員企業にボランテア活動の協力要請をいたしました。各社では作業内容による範囲内でご協力しますとのことで会員各位のご協力をいただきました。
     数日後、遠野市災害対策本部より支援要請がありました。遠野市には、たかむろ水光園という宿泊施設があります。この施設を利用して、被災された方々へ入浴のサービスを提供しております。支援要請は大型運転手の人員要請でした。支部会員のC級会の会員が買って出で戴き、交代をしながら毎日大型のバスで釜石に二往復し後方支援を行っております。

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    上の写真が水光園です。太陽熱とトロンシステムによるトロン温泉です。
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    某会社の専務ではないですか?支部青年部会長様ですね。早朝7時30分の出発でした。二台で行います。

    P1000805.JPG 大型車両二台より70名ぐらの被災者の皆様が午前と午後に入浴に来ます。お話を伺いますと、3週間ぶりという人もいたようです。何せ、お風呂は遠野と釜石の製鉄所にあるだけです。
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    お帰りの写真です。赤い洋服を着た人が釜石から来た引率者で点呼を取っております。皆、サパリしたようでした。感謝、感謝でした。帰りには、仕訳けされた食べ物(カップラーメン)などが入口でほしい人に配布しておりましたが、貰ってくれる人は少なかったです。

    被災地の環境は、まだまだ大変のようですが、皆元気で前向きでした。 がんばろう!東北

  • 東日本大震災・津波の写真(田老)

    2011年4月15日 17:49宮古支部

    震災から一カ月ちょっと、当日の壊滅的な被害の受けた田老地区の、津波の写真を入手することが出来た。

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  • 震災から一カ月

    2011年4月12日 10:29宮古支部

    震災から、あっという間の一カ月。道路は確保されたものの、自衛隊の遺体捜索が続く中では民地の瓦礫搬出には手をつけられず、それでも瓦礫置き場は既に満杯状態。仮設住宅は着工はしたものの、断熱材の不足で思うように進捗せず。

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  • 国・県へ要望書を提出

    2011年4月 7日 19:06岩手県建設業協会

    岩手県建設業協会では4月4日(月)岩手県と東北地方整備局岩手河川国道事務所に対して以下のとおり要望をしてきました。
    被災された事業者は地域の復旧に努力しており、内陸部の会員においても復旧・復興に向けた万全な体制を整えているところですが、建設産業全体としては、工事中止や契約保留のため、資金繰りに窮している企業も少なくない状況にあり、沿岸地域においても、震災により多くの事業所が休業などを余儀なくされています。
    このことから、地域にとって雇用機会の創出や確保が課題となっており、今回要望することとなりました。

    岩手県への要望
    1 復旧活動に支障を生ずる恐れのない工事については、中止や契約保留の措置を緩和していただきたいこと。
    2 被災した企業に対する運転資金・設備資金を手当するための制度資金の創設や拡充をお願いしたいこと。
    3 復旧事業への地元建設業者等の優先的発注をお願いしたいこと。
    4 復旧に係る資材の調達に当たっては、地元業者を参入させていただきたいこと。
    5 金額や工事期間にかかわらず、全ての応急復旧工事を前金払(中間前金払)制度の対象にしていただきたいこと。
    6 がれきの撤去作業の経費については、作業上の拘束及び待機の時間を勘案のうえ積算していただきたいこと。
    7 工事一時中止期間については、工期延長をお願いしたいこと。
    8 津波によって流失した建設機械及び自動車等については、契約上の不可抗力による損害扱いとして頂きたいこと。
    9 被災にあった工事については、出来形確認を行い、部分払いで対応願いたいこと。
    10 復旧活動に支障が生じない範囲での、震災に直接関係しない内陸部等における
    工事の発注をお願いしたいこと。
    岩手河川国道事務所への要望
    1 復旧活動に支障を生ずる恐れのない工事については、中止や契約保留の措置を緩和していただきたいこと。
    2 復旧事業への地元建設業者等の優先的発注をお願いしたいこと。
    3 工事一時中止期間については、工期延長をお願いしたいこと。

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      岩手河川国道事務所へ要望
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          岩手県へ要望

     ※写真は日刊岩手建設工業新聞社より提供頂きました。

  • 建退共岩手県支部 ☆ お知らせ ☆

    2011年4月 7日 14:49建退共岩手県支部

     災害救助法適用地域に対する特例措置のお知らせ

      東北地方太平洋沖地震により被害に遭われた共済契約者
      及び被共済者の皆様への救済措置について
                                   平成23年3月11日適用

     3月11日の大地震により甚大な被害に遭われた皆様に、
    心よりお見舞いを申し上げます。
    厳しい状況の中、多くの方が心をひとつにして日々を過ご
    されていることとぞんじますが、一日も早い復興をお祈り
    申し上げます。

     建退共では被害に遭われた共済契約者及び被共済者の皆様
    に対し、各種手続き(共済手帳の紛失、退職金の請求等)に
    ついて、できうる限りの範囲において速やかに対応したい
    と考えております。

     以下はその特例措置のあらましです。

    1、共済手帳に関する取り扱いについて

    (1)共済手帳を紛失したときの取り扱い
      災害により手帳を紛失したときは、共済契約者(または被共済者)からの
     「特例措置申請書」により、手帳を再発行いたします。
      手帳の貼付実績については、原則として申し出のあった枚数を認めること
     といたします。
      ただし、この範囲は、最終手帳の交付年月から罹災日まで起算した暦日
     の範囲とし、250日を限度といたします。
      上記で認めた実績については、再交付した手帳に消印のうえ「特例措置」
     と明示し、共済契約者(または被共済者)に交付いたします。
      なお、「特例措置による再交付共済手帳受領書」も同時に提出していただ
     きます。
      また、紛失した手帳が発見され、再発行した手帳の実績と異なる場合は、
     発見された手帳の貼付実績に変更いたします。
    (2)共済手帳を損傷したときの取り扱い
      取り扱いは(1)と同様ですが「棄損による再交付申請書」に損傷した手帳
     を添えて、
    建退共岩手県支部まで送付してください。

    2、共済証紙に関する取り扱いについて

    (1)共済証紙を滅失したときの取り扱い
    ⅰ 共済契約者が災害により保有の共済証紙を滅失した場合は
    「共済証紙
     再交付申請書」
    を建退共岩手県支部まで送付してください。
     罹災日以前の状況などから、申し出の共済証紙について正当性が認めら
     れた場合は、同種同数の共済証紙を再交付いたします。
    ⅱ ⅰの申請が認められた場合は「再交付共済証紙受領書」に記入・押印し
     ていただき、共済証紙を再交付いたします。
    (2)共済証紙を損傷したときの取り扱い
    ⅰ 共済契約者が災害により保有の共済証紙を損傷した場合は、損傷した
     共済証紙を現状保持の状態で「共済証紙再交付申請書」と一緒に建退共
     岩手県支部まで送付してください。
    ⅱ ⅰの申請により損傷した共済証紙を確認した後に
    「再交付共済証紙受
     領書」
    に記入・押印していただき、共済証紙を再交付いたします。
    (3)社判・社印が災害により消失している場合
     
    拇印等での手続きが可能です。

    3、退職金の請求に関する取り扱いについて

    (1)退職金請求書の証明欄について
      退職金請求事由に応じて必要となる事業主の証明が取れない場合は、
     当該事業所の「罹災証明書」(写しでも可)をもって証明に代えることができ
     ます。
    (2)退職金請求書の請求人の押印について
      
    印鑑がない場合は、請求人の拇印での手続きが可能です。
    (3)共済手帳を紛失・損傷している場合の取り扱いについて
      
    「1.共済手帳に関する取り扱いについて」と同様の取り扱いといたします。
    (4)被共済者が亡くなられた場合について
      
    ご遺族の請求については、本人及び請求人について、戸籍謄本等で
     確認させていただきます。
      時間が経過しても請求権は無効になることはありませんので、書類が
     整えられる状況に移行されてから手続きをお進め下さい。

    4、加入・履行証明書の発行について

    (1)審査方法は基本的には従来どおりですが、社判・社印が災害により消失
      している場合は拇印等での手続きが可能です。
    (2)災害により必要な添付書類(共済手帳受払簿・共済証紙受払簿)が消失
      し、揃えることが困難な場合は、手帳更新状況や証紙購入状況を確認させ
      ていただき証明書を発行いたします。

     なお、「罹災証明書」につきましては、原則として災害救助法が適用された
    地域に所在している共済契約者(事業主)からの申し出につきましては必要
    ありませんが、被共済者(労働者)からの申し出につきましては必要となりま
    すのでご注意ください。

     特例措置にかかる申出書等については、建退共岩手県支部または建退共
    事業本部へお問い合わせいただくか、建退共事業本部ホームページの新着
    情報からダウンロードしてお使い下さい。

    問い合わせ電話番号

    建退共岩手県支部  019-622-4536
    建設業退職金共済事業本部  03-5400-4320



     





     

  • =「せんまや」から元気と笑顔を発信!=「せんまや夜市」(平成23年第1回)が開催されます。

    2011年4月 5日 18:19千厩支部

    千厩夜市
    4月9日(土)、「わたしたちのまち「せんまや」から、元気と笑顔を発信」を合言葉に2011年第1回「せんまや夜市」が開催されます。昭和57年にスタートした夜市は今年で30年となり、今回が通算222回となります。

    千厩の商店街が歩行者天国となり、裸電球の下、多くの出店が立ち並びます。今回の夜市ではイベントは自粛されますが、復興支援を目的に開催されることが決定したようです。復興に向けた元気と笑顔が発信されることが期待されます。

    なお、4月1日から9日までの間、千厩町内の銀行や商店で東日本大震災被災地支援の為の募金が受け付けられています。
  • 公共工事動向3月を更新しました

    2011年4月 4日 18:24岩手県建設業協会

    (社)岩手県建設業協会ホームページ更新のお知らせです。
    「各種情報」内の「東日本建設保証(株)岩手支店 提供資料」に東日本建設保証(株)岩手支店より情報提供頂いている公共工事動向(岩手県内3月版)を掲載しました。


    ↓PDFファイル↓
    公共工事動向(岩手県内)3月版→ こちら(PDF)






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  • 県の枠を超えて気仙沼市で給水活動を実施しました。

    2011年4月 2日 15:19千厩支部

    給水活動  給水活動

    千厩支部の室根町地区会員5社(小野寺建設、加藤興業、岩辰、佐藤建興、山喜建設)は3月14日から気仙沼市で給水活動を実施しました。3月25日からは当支部青年部会(33社)が活動に加わり、県の枠を超えてボランティアで気仙沼市内の給水所に水を運びました。

    3月11日に発生した東日本大震災により気仙沼市においても甚大な被害がありました。津波や大規模火災により、市内の多くの部分が壊滅状態となっています。

    気仙沼市内の被災状況  気仙沼市内の被災状況
    気仙沼市内の被災状況  気仙沼市内の被災状況

    一関市は気仙沼市と接しており、特に室根町地区の方々は買い物や通院、通学、通勤、各種交流などで気仙沼市は古くから生活圏となっております。

    この様なことから当支部の室根町地区会員の方々が被災した気仙沼の為に何か出来ないかと現地に出向き、断水で苦労している現状を見て給水活動を始めました。当初は、独自に活動していましたが、活動を知った気仙沼市が水や燃料の手配を行うようになり、市と合同で活動を行いました。

    給水活動  給水活動
    給水活動 給水活動

    3月14日から休みなく続けているボランティア活動に対して25日から当支部青年部会が応援として加わりました。4月2日からは気仙沼市からの要請により一関市が給水を行うことになり、4月1日に19日間のボランティア活動は終了しました。

    気仙沼市内の被災状況
    気仙沼市内の被災状況