2013年11月の記事一覧

   第39回 ☆ 手続きあれこれ-その3 ☆

建退共岩手県支部の窓口で…〈津波で流された共済手帳)

建次:外は冷たい雨になりましたよ…     IMG_2441.JPG
    ここに入ると暖かくてほっとします。
   
    
退子:お寒いなかお疲れ様ですね。
    今日はいかがなさいました?          
    
建次:はい、このあいだ雇い入れた作業員
    から、共済手帳を無くしたという相談
    がありましてね。
    津波で車を流されたようなんですが、
    たまたまその車のグローブボックスに
    共済手帳を入れていたそうです。
      

退子:あぁ、どうにもできない状況でしたねぇ。
    ただ、共済手帳については、番号などお調べして再発行
    いたしますから、ご心配はいりません。  
    3.11の被災については、特例措置による再交付を受付けています。
            
建次:この場合、本人に申請してもらうことになりますか?

退子:そうですね。ご本人様が申請される場合は、この2つの書類と
    「罹災証明書」も必要です。

    

建次
:わかりました。
   「被共済者に対する特例措置申出書」と
   「被共済者に対する特例措置による再交付共済手帳受領書」
   それに
「罹災証明書」でしたね。
   どちらに提出すればよろしいですか?

退子:岩手県支部に郵送してくだされば、
    すぐに再発行してお送りしますよ。
    

  「被共済者に対する特例措置申出書」と
  「被共済者に対する特例措置による再交付共済手帳受領書」
  の様式は建退共本部のホームページから
  ダウンロードできます。

    http://www.kentaikyo.taisyokukin.go.jp/ 

          お問い合わせは↓  

建退共岩手県支部:電話019-622-4536


11月22日、家畜伝染病における緊急対策業務に係る訓練を実施しました。

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訓練には、県南広域振興局土木部、奥州支部の役員、災害自主パトロールの各班長が参加しました。

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平成24年度に作成された「鳥インフルエンザ等防疫対応マニュアル」を基に、訓練が行われました。

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鳥インフルエンザについて知識を深め、建設業協会での対応を検討しました。

安全パトロール
千厩支部では11月26日に現場安全パトロールを実施しました。今回は一関市室根地区の土木工事現場2カ所です。一関労働基準監督署、千厩土木センター、一関農村整備センターの方にご同行いただきました。

本格的な冬に備えた安全対策の再確認をうながしました。

安全パトロール
現場安全パトロール

反省会では好事例として以下の点などがあげれらました。
・AEDが常備してあった。
・誘導員は笛を使って一般車両の通過を合図していた。
・リスクアセスメントは危険を軽く見積もることが多いが、適正に見積がなされていた。

改善事項として、道路上のセーフティーコーンの設置方法などについて意見が出されました。

最後に「舗装版壊し及び積込み」、「切り土、盛土、締固め」についてリスクアセスメントを行いました。

東日本大震災における道路啓開等作業従事者証言集

 東日本大震災における被災現場の最前線で、地元建設業者は人命救助活動や道路啓開作業、応急・復旧作業などにあたりました。その活動は、震災当日から翌日にかけて始まっていました。

 地元を熟知して、重機類を保有する地元建設業者は当初、緊急車両などの通行を確保する為の道路啓開作業(1車線だけでも通行できるようにする)が主な活動でした。行政や地元住民との信頼関係を築いていたことが迅速な活動につながりました。

 "『そのとき地元建設業は』~3.11東日本大震災、最前線の記憶~"では、最前線で作業にあたった方々の「生の声」をお伝えします。建設業者が果たした役割について再確認するとともに、震災の実情を風化させないことを目的としております。

 第1回は大船渡支部の(有)熊谷技工 専務取締役 熊谷芳男さんです。


 (有)熊谷技工(大船渡市)専務取締役 熊谷芳男さん(47歳:震災当時)
 ≪職種≫現場管理、重機オペレーター、現場作業
 ≪啓開等作業時の作業内容≫指示役、重機オペレーター

東日本大震災における道路啓開等作業従事者の証言集



「地元の人間が働いている市役所と、日頃からのコミュニケーションが大切だと思います」

―震災発生直後にどのような業務に当たりましたか

 従業員の安否は当日午後10時頃までに確認しました。その後、午前0時頃に市役所の方が私の自宅にきて、「朝6時から道路のガレキ撤去に出てほしい」と言われました。午前2時頃から、被災していない従業員の家に直接行って、朝から作業に出て欲しいと伝えました。午前3時頃からは山の方に置いていたバックホウの移動を始めました。

 会社は被災しましたが、残っていた重機と、被災を免れた従業員と私の7人体制で朝から啓開作業を始めました。他社を含め12、3人で国道45号線の茶屋前から野野田付近までの作業に当たりました。その後、県道などに移動して1カ月くらいは連日作業を行いました。


―どの様なことに注意して作業を行いましたか

 余震がありましたので、常に逃げる方向を確認しながら慎重に作業を行いました。1日目、2日目は余震のたびに重機を退避させました。市役所職員の退避命令に従いましたので、動きやすかったと思います。

 津波の波打ち際付近には、ガレキの下に数人のご遺体がありました。特に家や車両を撤去する際には十分注意をして慎重に作業を行いました。ご遺体を見つけた際には、作業を止めて警察が確認します。作業には時間を要しましたが、2日間で1車線だけでも車両が通れるようにしました。


―どの様な思いで作業を行いましたか

 必死でした。とにかくガレキをよけて車両を通すことだけを考えていました。「子供がいるので高田方面に行きたい」、「末崎方面に物資を運びたい」という声を聞きましたので、一刻も早く通してあげたかったです。


―困ったこと、辛かったことはありますか

 当初、従業員の朝食や昼食のことは全く頭にありませんでした。金野支部長にお願いして、炊き出しからおにぎりを持ってきてもらいました。

 我々は現場に出ているので、炊き出しや支援物資の受け取りに行けませんでした。家に残した女性と子供だけでは、貰いに行くことは困難でした。従業員には大変な迷惑を掛けました。お昼に配ったおにぎりを家族のために持ち帰る従業員もいました。

 被災した会社には、1、2週間は行けずに気になっていました。女性事務員がガレキの中を会社まで歩いて行き、書類等を持ってきた際には大変感動しました。

 家を流された従業員や親せきの手伝いに行けなかったことも辛い経験でした。

東日本大震災における道路啓開等作業従事者の証言集


―作業を振り返って教訓として伝えたいことはありますか

 日頃から、維持工事などで市役所とコミュニケーションが取れていました。その人のためなら動けるというお互いの信頼関係がありました。人と人とのつながり、地元の人間が働いている市役所と日頃からのコミュニケーションが大切だと思います。

 道路が2日目で開通した時、住民の表情が変わっていました。道路の大切さを感じ、本当に人の役に立ったということを実感しました。



(おわり)



 将来的には建設業協会が発行する記録誌などへの掲載を予定しております。

盛岡支部の今年度の県及び管内市町村に対する「建設業振興対策に関する要望」が11月21日(木)県と盛岡市を皮切りに支部役員によってスタートしました。

盛岡広域振興局長に対して、公共事業予算確保と早期発注、適正な落札率の確保や入札制度の改善など7項目について要請しました。

H25県要望

盛岡広域振興局長は、盛岡支部に対し今年8月、9月の豪雨災害対応への感謝を述べるとともに、来年度は通常の工事費92億円に加えて30億円から50億円の災害復旧予算を執行することになるという見通しがあり、協力を求められました。

H25県要望1

盛岡市長に対しては、公共事業予算確保と早期発注、通年施工の確保など7項目を要望しました。

H25市要望1

盛岡市も災害復旧費など来年度は大幅に工事発注が増える見込みで、ゼロ債などを活用した早期発注による発注の平準化は、発注側も受注側にもメリットがあり、発注の平準化について検討していく必要があるとの見解が示されました。

H25市要望

合同パトロールを実施

パトロール

11月22日県市町村と現場代理人等との合同パトロールを行ないました。

出発に先立ち、二戸労働基準監督署大川地方産業安全専門官より、5項目(労働災害発生状況・作業計画書・ボンジョイント・振動障害の予防・あんぜんプロジェクト)について講和をいただきました。

その後、参加者26名2班に分かれ 6現場のパトロールへ出発しました。

復旧治山工事 道路改良工事
河川改修工事 ほ場整備工事
森林基幹道改築工事 道路改築(函渠工)
資材置場 融雪剤置場
安全喚起 安全通路明示
バックに注意 足元に注意
第27回建設業労働災害防止安全衛生宮古・下閉伊大会1 第27回建設業労働災害防止安全衛生宮古・下閉伊大会2
第27回建設業労働災害防止安全衛生宮古・下閉伊大会3 第27回建設業労働災害防止安全衛生宮古・下閉伊大会4
第27回建設業労働災害防止安全衛生宮古・下閉伊大会5 第27回建設業労働災害防止安全衛生宮古・下閉伊大会6
第27回建設業労働災害防止安全衛生宮古・下閉伊大会7 第27回建設業労働災害防止安全衛生宮古・下閉伊大会8

11月21日、花巻労働基準監督署の協力のもと、花巻市・花巻土木センター・北上農村整備事務所・空港事務所・東北電力と合同で、県営工事3件・花巻市営工事9件の安全パトロールを実施しました。

パトロールの様子

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開会式(支部長挨拶)

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現場パトロール終了後の意見交換会

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05パネルディスカッション パネルディスカッション
(左から青年部連絡協議会佐々木遠野部会長、佐藤県土整備部長、IBC岩手放送土村アナウンサー、前田建設工業岩坂氏、岩手大学三東さん、久慈工業高校播磨さん、粒来さん)

岩手県建設業協会では岩手県と共催で、11月10日(日)に岩手教育会館において『いわて建設業みらいフォーラム』を開催しました。
本フォーラムは建設業の役割やその魅力について、次世代を担う若年層の関心を高め、さらには県民全体に建設業の事を知ってもらうことを目的としました。

みらいフォーラムは3部構成として、第1部は前田建設工業はアニメという空想上の建造物(マジンガーZ格納庫、宇宙戦艦ヤマト建造準備)を実現検討した場合の取り組みを講演、第2部は青年部連絡協議会遠野支部より建設業とは地域社会の生活を支える役割をもつやりがいのある職種であることの説明やかっぱ工事隊などの地域の取り組みを事例発表しました。
第3部はパネルディスカッションとして前田建設工業および青年部連絡協議会を含め、岩手大学学生、久慈工業高校生徒等と建設業に対するイメージ・復興工事や地域づくりに携わる建設業への期待などの意見交換を行いました。

01県土整備部長
岩手県県土整備部 佐藤部長
02会長
岩手県建設業協会 宇部会長
03前田建設工業
前田建設工業 ファンタジー営業部
岩坂照之氏
04かっぱ工事隊
岩手県建設業協会 青年部連絡協議会
佐々木遠野部会長とかっぱ工事隊

07聴講風景
聴 講 風 景

06ひとふでんず
ひとふでんずと重機の模型

11月20日、千厩支部青年部会は千厩土木センター、一関農村整備センターと合同で「土木技術研修会」を開催しました。両磐地域職業訓練センターを会場に、約60名が出席しました。

土木技術研修会

以下の4つのテーマで研修会を行いました。

(1)いよいよ一般化がスタート!情報化施工 土工編
 【講師】株式会社シーティーエス 宮坂氏、関口氏

 ①情報化施工とは(概要と、事例などの最新状況、TS出来形・締固め管理・MG・MC技術等)
 ②TS出来形管理用模型を使用し三次元データを用いた実測デモ(最新式自動追尾型TS、TS出来形用模型使用)
 ③三次元データの有効活用(任意出来形管理を用いた、現場での進捗確認・丁張り設置他)

(2)CALS/ECに変わる「CIM」とは?
 【講師】アイサンテクノロジー株式会社 首都圏営業部 中村氏
 ①CIMの概要、CALS/ECやBIM・IFCとの関係、最新動向と今後の見通し
 ②CIMで利用する技術とシステムの紹介(GNSS測位、イメージングTS、レーザースキャナ、MMS、3次元CAD、シミュレーションなど)

(3)苅萱地区道路改良工事報告~大規模土工における品質管理~
 【講師】千厩土木センター 主任  安部氏

(4)写真管理の目的は!
 【講師】一関農村整備センター 農地整備課長  菊地氏



株式会社シーティーエスの関口氏による講演。情報化施工のTS出来形管理、マシンガイダンスなどについて説明を受けました。
情報化施工研修

株式会社シーティーエスの宮坂氏によるデモです。自動追尾型TSと電子野帳を使用して、模型の三次元データを用いた実測デモです。
情報化施工研修


アイサンテクノロジー株式会社の中村氏はCIM(Construction Information Modeling)について講演。CIMの概要、CALS/ECやBIM・IFCとの関係について説明を受けました。
CALS/ECに変わる「CIM」とは
3Dレーザースキャナーのデモです。会場内をスキャンします。
CALS/ECに変わる「CIM」とは


千厩土木センター主任の安部氏による講演。管内の大規模土工工事で用いられた情報化施工について説明を受けました。
千厩土木センター講演


一関農村整備センター 農地整備課長の菊地氏による講演。パイプラインの管理写真からみた工事施工管理、工事写真ダイジェスト版作成のポイントについて説明を受けました。
一関農村整備センター講演
一関農村整備センター講演

最近、急速に広がりつつある情報化施工について学ぶ、有意義な研修会となりました。

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