2014年9月の記事一覧

東日本大震災における道路啓開等作業従事者証言集

 東日本大震災における被災現場の最前線で、地元建設業者は人命救助活動や道路啓開作業、応急・復旧作業などにあたりました。その活動は、震災当日から翌日にかけて始まってい ました。

 地元を熟知して、重機類を保有する地元建設業者は当初、緊急車両などの通行を確保する為の道路啓開作業(1車線だけでも通行できるようにする)が主な活動でした。行政や 地元住民との信頼関係を築いていたことが迅速な活動につながりました。

 『そのとき地元建設業は』~3.11東日本大震災、最前線の記憶~では、最前線で作業にあたった方々の「生の声」をお伝えします。建設業者が果たした役割について再確認す るとともに、震災の実情を風化させないことを目的としております。

(第16回より、内陸からの後方支援を掲載しています)

 第24回は鈴木工材(株)(一関市)菊地勝則さんです。

鈴木工材(株)菊地勝則さん(43歳:震災当時)
《職種》オペレーター
《啓開作業時の作業内容》オペレーター


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「沿道の人たちから手を振られて」

―震災当日の3月11日は、どこで仕事をしていましたか

 私は一関市内の治山工事の現場にいました。土砂崩れなどは無かったのですが、現場も相当に揺れたので作業を一時中断して会社に戻りました。

 

―被災地に入るという指示は

 翌12日に会社から現地入りするという話を聞いて、やはり行くしかないだろうなと、そして自分が行くことになるだろうなとは思いました。

 

―陸前高田市の現場に入ったとき、どのような印象を持たれましたか

 この辺りの記憶は曖昧ですが、たぶん車載テレビか何かで現地の様子は見ていたんですよ。でも現地に行ってみれば、テレビの画面で見るのとは全くの別物。

 とにかく被害は広範囲にわたっているし、橋も流され、気仙中学校の建物も被害を受けています。地元の人たちは本当に大変だろうなという思いしかなかったですね。

 

―14日からの現地作業では、どのような仕事を

 長部地区の国道45号を啓開し、車1台分が通れるだけの道路を確保するのが私たちに与えられた役目でした。宇部建設と矢萩建設のグラップルが先行してがれきを撤去し、私が後 からブルドーザーで細かいがれきや土砂をどける工程で進めました。

 がれきが多くなると、後ろから見ていても分かるぐらい作業のスピードが遅くなるのですが、私はそれを後ろから見守っているしかないんですよね。

(有)矢萩建設提供

―作業中に気をつけたことは

 ご遺体を見つけたときは触らず、消防団の方に連絡するようにと。ご遺体が出てくることが前提にあるとは、現地に行くまでは考えていなかったので、恐ろしい気持ちにはなりまし た。

 

―作業していて、困ったことや危険な思いをしたことは

 特にはなかったです。ただし、マンホールの場所が分からないから、引っかからないよう細心の注意を払いました。

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―普段は山の仕事が多いと思われますが、土砂の違いとかを感じたことはありませんか

 普通の砂とか土砂利のような感覚で、違和感はなかったですね。むしろがれきが含まれている分、軽いなという感じでした。海が近い場所だからといって、特に恐ろしいという思いも持ちませんでした。

 

―2日間とはいえ、慣れない作業で相当に疲れたのではないですか

 やっぱり疲れましたね。現地の作業もそうですが、長い移動が意外と疲れるんですよ。私はただ乗せられているだけなんですけどね。

 

―現地で作業しているときに印象に残っていることはありますか

 被災した人と直接会話をしたわけではありませんし、がれきを直接撤去するのは前の2人ですから...。そういえば、機械を運んでダンプで走っているとき、沿道の人たちが私たちに 手を振ってくれたんですよ。激励してくれていたのでしょうかね。



(おわり)


『そのとき地元建設業は』~3.11東日本大震災、最前線の記憶~
第38回(最終回) (株)山千(大槌町)代表取締役 山崎 真さん
第37回 (株)藤原組(大槌町)専務取締役 藤原 士さん
第36回 松村建設(株)(大槌町)土木部長 松村康文さん
第35回 (株)共立土木(陸前高田市)工事課長 鈴木正幸さん
第34回 (株)かねまつ建設(陸前高田市)取締役専務 菊池秀明さん
第33回 (株)長谷川建設(陸前高田市)営業部長 吉田昭彦さん
第32回 南建設(株)(軽米町)取締役社長室長 田中一也さん
第31回 (株)中舘建設(二戸市)土木部長 大鳥義博さん
第30回 成和建設(株)(花巻市)重機車両部執行役員部長 民部田正道さん
第29回 (株)小原建設(北上市)小田島愼さん
第28回 髙惣建設(株)(奥州市)高田営業所長 小野寺正晴さん
第27回 (株)山友建設(一関市)熊谷堅美さん
第26回 (株)山喜建設(一関市)三浦公夫さん
第25回 横田建設(株)(一関市)高田営業所長 新沼克則さん
第24回 鈴木工材(株)(一関市)菊地勝則さん
第23回 宇部建設(株)(一関市)工事副長 千田祐欣さん
第22回 (有)矢萩建設(一関市)重機主任 関村一男さん
第21回 吉田建設(株)(盛岡市)三浦一春さん
第20回 盛岡舗道(株)(盛岡市)機械係長 高橋直美さん
第19回 三陸土建(株)(盛岡市)伊藤成美さん
第18回 松田重機工業(株)(遠野市)重機部長 菊池隆悦さん
第17回 佐藤工業(株)(遠野市)飯森清幸さん
第16回 (株)テラ(遠野市)常務取締役 小笠原秀夫さん
第15回 (株)晴山石材建設(野田村)上川寿隆さん
第14回 (株)晴山組(野田村)山田 勉さん
第13回 兼田建設(株)(久慈市)大尻明男さん
第12回 佐藤建設(株)(田野畑村)常務取締役 片座康行さん
第11回 富山建設(有)(山田町)代表取締役 富山由光さん
第10回 三好建設(株)(宮古市)土木部次長 小川 司さん
第9回 大崎建設(株)(田野畑村)橘 良友さん
第8回 工藤建設(株)(岩泉町)土木部技士 西倉淳也さん
第7回 刈屋建設(株)(宮古市)五十嵐 和朗さん
第6回 (株)小松組(大船渡市)代表取締役 小松 格さん
第5回 (株)青紀土木(釜石市)萬 寛さん
第4回 佐野建設(株)(釜石市)八重樫充さん
第3回 新光建設(株)(釜石市)工事課長 中村 明さん
第2回 (株)中澤組(大船渡市)機材主任 霜山 隆さん
第1回 (有)熊谷技工(大船渡市)専務取締役 熊谷芳男さん



『記録誌第3号「記憶を思いに 未来につなげる」~震災復興5年の記録 これからも地域とともに~』に収録しております。

 『私たち、僕たち、頑張っています!』では建設業に従事する女性及び若者の紹介記事を不定期に掲載致します。

 建設業で頑張っている女性や若者を紹介することで、多くの方に建設業の魅力を知って頂きたいと思います。また、建設業に興味を持っている方、入職を希望される方が建設業について少しでも知って頂けるきっかけになれば幸いです。

 第11回は、工藤建設株式会社(奥州市)の佐々木彩さんです。


所属会社:工藤建設株式会社(奥州市)
氏   名:佐々木彩さん
職   種:土木技術者
経験年数:6カ月
仕事内容:主に測量


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入職した動機、きっかけは?
 祖父の大工仕事を見てものづくりに興味を持ち、高校で土木を選択したので、卒業後もそれを生かす仕事に就きたいと考えました。


仕事のやりがいは?
 入社してそんなに期間が経っていませんが、先輩方と測量などをしながら、図面どおりに何も無かったところに工作物が作られていく過程を目の前で見られることで元気が出ます。


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苦労していることは?
 学ぶことが多いことと、肉体労働なので体が慣れるまで疲れがなかなかとれないことがありますが、日々勉強の毎日です。


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将来の目標は?
 現場で経験をしながら少しずつ学んでいき、早く自分でも現場をもてるようになりたいです。


上司から一言
 今は覚える事だけで精一杯かと思うが、まずは基本をしっかりと身に着け、徐々に自分で考えて行動できるようになって欲しい。近い将来、現場を持ってもらいたいと思います。大いに期待しています。



 佐々木さん、ありがとうございました。日々、覚えることが沢山あって大変だと思いますが、会社と建設業の将来のために頑張って下さい。

 『私たち、僕たち、頑張っています!』では、会員企業の会社で働く女性・若者を募集しています。

 若者については概ね25歳以下(女性は年齢不問)の方でお願いします。技術者、技能者、運転手の方など、職種は問いませんのでご協力をお願い致します。


バックナンバー
第10回(14/08/28) 株式会社 千葉匠建設(北上市) 高橋秀子さん
第9回(14/06/26) 株式会社 小原建設(花巻市) 伊藤春香さん
第8回(14/05/28) 株式会社 熊谷工務店(盛岡市) 稲荷平麻衣子さん
第7回(14/04/25) 刈屋建設 株式会社(宮古市) 奥地裕介さん
第6回(14/03/28) 松田重機工業 株式会社(遠野市) 八木義行さん
第5回(14/02/26) 株式会社 下河原組(盛岡市) 佐藤美由紀さん
第4回(14/01/29) 株式会社 佐々木組(一関市) 佐藤章さん
第3回(13/12/17) 豊島建設 株式会社(大船渡市) 菊池信幸さん
第2回(13/11/15) 高田工業 株式会社(花巻市) 中村隼太さん
第1回(13/10/23) 株式会社 青紀土木(釜石市) 倉澤久美さん

小本地区集団移転地造成工事の説明を聞く中学生

中学生現場見学 中学生現場見学
中学生現場見学 DSC00980

 

小川地区橋梁耐震補強工事では鉄筋切断の実演がありました。興味津々!

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使用している鉄筋で作った文鎮を頂き、早速書道の時間に使うそうです。
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9月23日から30日まで、一関市藤沢町の藤沢公民館(縄文ホールとなり)で「ひとふでんず」イラスト展(建設業ふれあい事業in藤沢小学校)を開催しています。
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9月パトロール

武道場新築工事

9月の工事安全パトロールを9月19日行いました。

今月は、二戸労働基準監督署熊谷署長にご同行いただきました。

上記写真は、一戸町武道場新築工事現場(木造建築)です。

2016年開催の「いわて国体」で一戸町は、「なぎなた」の会場となりますが、

練習場として活用されます武道場を建築中です。

武道場新築工事内部 作業中

 

もう一件は、河川改修工事現場をパトロールしました。

防犯を兼ねたカメラが設置され、水位の変化をいつでも・どこにいても監視できるようにしておりました。

河川改修工事1 河川改修工事2

 

パトロールの結果として

・休憩所に手洗い場を設けており、衛生面に配慮されていた。

・墜落防止対策が良く行われていた。

・資材が識別され、整理整頓されていた。等々 良い点があげられました。

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一関市千厩町清田の第13区自治会「ふれあい花壇」が今年も見頃を迎えています。花壇は国道284号沿いにあり、「花の駅せんまや」に隣接しています。

約30種類の花々が1万本ほど植えられているそうです。


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今年のテーマは「先生と元気なともだち」です。清田小学校の1年生3人が先生と運動会の練習をしている姿を表現しています。

10月5日には隣接する「花の駅せんまや」で花フェスタが開催されます。花の販売、軽トラ市などの催しが予定されています。


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東日本大震災における道路啓開等作業従事者証言集

 東日本大震災における被災現場の最前線で、地元建設業者は人命救助活動や道路啓開作業、応急・復旧作業などにあたりました。その活動は、震災当日から翌日にかけて始まっていました。

 地元を熟知して、重機類を保有する地元建設業者は当初、緊急車両などの通行を確保する為の道路啓開作業(1車線だけでも通行できるようにする)が主な活動でした。行政や地元住民との信頼関係を築いていたことが迅速な活動につながりました。

 『そのとき地元建設業は』~3.11東日本大震災、最前線の記憶~では、最前線で作業にあたった方々の「生の声」をお伝えします。建設業者が果たした役割について再確認するとともに、震災の実情を風化させないことを目的としております。

(第16回より、内陸からの後方支援を掲載しています)

 第23回は宇部建設(株)(一関市)工事副長の千田祐欣さんです。

宇部建設(株)工事副長 千田祐欣さん(37歳:震災当時)
《職種》オペレーター
《啓開作業時の作業内容》オペレーター

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「必要とされるならばどこにでも」

―最初は大船渡から現地入りしたのですよね

 13 日に三陸国道事務所の大船渡維持出張所に入って打ち合わせをしたところ、大船渡側では自衛隊が動いているから、私たちは気仙沼側から入って、陸前高田市内の国道45 号の道路啓開を行うことになりました。

 当社からは、バックホウとダンプを1台ずつ。あとは重機運搬の計3人体制で現地に入りました。

 

―指示を受けたのは12日ですか

 社長から指示を受けた時、現地はどれだけ悲惨な状況だろうと思いましたね。その時点では津波警報も解除されていませんでしたし、余震も頻発していましたから、2次災害が心配でした。家族からは気をつけて行ってこいの一言で、仕事に対しては前向きに理解をしてもらいました。

 

―現地に入っての印象は

 事前に携帯電話のテレビで現地の様子は見ていたのですが、小さい画面で一部を切り取って見るのとは全く違い、視界全部にあの光景が広がっていました。言葉も出ないし、想像を絶するとはこのことを言うのだろうと思いました。

(有)矢萩建設提供

―現地ではどのような作業を

 まずは地元消防団が行方不明者の捜索をして、OKであれば私と矢萩建設の関村さんがグラップル付きのバックホウでがれきを撤去するという作業です。

 やはり間違って行方不明者を機械でつかんで傷付けてしまわないよう、この部分には本当に注意を払いました。また現地の人からは、プロパンに気をつけるように教えていただきました。

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―現地作業で、困ったことなどはありましたか

 私たちが入った場所は、がれきが陸地の奥まで押し流されていたので、国道45号の上は比較的がれきが少なく、さほど大変な作業だという感じはありませんでした。

 ただし、「がれき」とはいっても人の家ですから、やはり気が引けますよね。おそらくまだ使える品や思い出の品とかもあるのでしょうから、後から引き取りに来る人のことも意識しながら作業をしました。

 

―地元の人たちとは何か会話をもたれましたか

 私はそれほどはなかったです。ただ、家族を探しに来ている人や泣き崩れている人を見かけたときは心が痛みましたね。

 また作業の終わり頃に、地元の人たちから小さい港の方も何とかしてほしいという話をいただきました。個人的な思いとしては何とか協力したかったのですが、あくまでも指示を受けて動く立場なので、私の一存で勝手に動くわけにも行きませんから。これが心残りと言えばそうなりますね。

 

―一関支部は、みなさん非常に防災意識が高いですよね

 そうですね。私も必要とされるのであればどこにでも。拒否するつもりはありません。



(おわり)


『そのとき地元建設業は』~3.11東日本大震災、最前線の記憶~
第38回(最終回) (株)山千(大槌町)代表取締役 山崎 真さん
第37回 (株)藤原組(大槌町)専務取締役 藤原 士さん
第36回 松村建設(株)(大槌町)土木部長 松村康文さん
第35回 (株)共立土木(陸前高田市)工事課長 鈴木正幸さん
第34回 (株)かねまつ建設(陸前高田市)取締役専務 菊池秀明さん
第33回 (株)長谷川建設(陸前高田市)営業部長 吉田昭彦さん
第32回 南建設(株)(軽米町)取締役社長室長 田中一也さん
第31回 (株)中舘建設(二戸市)土木部長 大鳥義博さん
第30回 成和建設(株)(花巻市)重機車両部執行役員部長 民部田正道さん
第29回 (株)小原建設(北上市)小田島愼さん
第28回 髙惣建設(株)(奥州市)高田営業所長 小野寺正晴さん
第27回 (株)山友建設(一関市)熊谷堅美さん
第26回 (株)山喜建設(一関市)三浦公夫さん
第25回 横田建設(株)(一関市)高田営業所長 新沼克則さん
第24回 鈴木工材(株)(一関市)菊地勝則さん
第23回 宇部建設(株)(一関市)工事副長 千田祐欣さん
第22回 (有)矢萩建設(一関市)重機主任 関村一男さん
第21回 吉田建設(株)(盛岡市)三浦一春さん
第20回 盛岡舗道(株)(盛岡市)機械係長 高橋直美さん
第19回 三陸土建(株)(盛岡市)伊藤成美さん
第18回 松田重機工業(株)(遠野市)重機部長 菊池隆悦さん
第17回 佐藤工業(株)(遠野市)飯森清幸さん
第16回 (株)テラ(遠野市)常務取締役 小笠原秀夫さん
第15回 (株)晴山石材建設(野田村)上川寿隆さん
第14回 (株)晴山組(野田村)山田 勉さん
第13回 兼田建設(株)(久慈市)大尻明男さん
第12回 佐藤建設(株)(田野畑村)常務取締役 片座康行さん
第11回 富山建設(有)(山田町)代表取締役 富山由光さん
第10回 三好建設(株)(宮古市)土木部次長 小川 司さん
第9回 大崎建設(株)(田野畑村)橘 良友さん
第8回 工藤建設(株)(岩泉町)土木部技士 西倉淳也さん
第7回 刈屋建設(株)(宮古市)五十嵐 和朗さん
第6回 (株)小松組(大船渡市)代表取締役 小松 格さん
第5回 (株)青紀土木(釜石市)萬 寛さん
第4回 佐野建設(株)(釜石市)八重樫充さん
第3回 新光建設(株)(釜石市)工事課長 中村 明さん
第2回 (株)中澤組(大船渡市)機材主任 霜山 隆さん
第1回 (有)熊谷技工(大船渡市)専務取締役 熊谷芳男さん



『記録誌第3号「記憶を思いに 未来につなげる」~震災復興5年の記録 これからも地域とともに~』に収録しております。

平成26年9月16日。
好天に恵まれ、陸前高田市立高田第一中学校1年生102人の参加を頂き、会員16名、協力業者4名の体制のもと重機体験を実施致しました。
今年度は高所作業車(15m・10mの2種類)、バックホー、コンバインドローラーの三種類を体験して頂きました。

・開会式
ふれあいウィーク

・長谷川部会長挨拶
ふれあいウィーク


・重機体験(高所作業車の部)

出発前の1枚。
皆さん余裕のある表情です ^^
ふれあいウィーク

グングン登り。
ふれあいウィーク

高さ15mに到達!
ふれあいウィーク

先ほどの余裕は何処に?
15mとは言え十分すぎる程の高さを体験して頂きました。
ふれあいウィーク

状況撮影の為15mの高さから1枚!
ふれあいウィーク


・重機体験の部(バックホー)

今回は102名の参加と言う事で3台用意させて頂きました。
そして広いスペースも確保させて頂いた為、自由に旋回出来る等楽しく体験して頂きました。
もちろん安全第一で!
ふれあいウィーク

しっかりと動作の説明をして。
ふれあいウィーク

操作開始。
ふれあいウィーク

・重機体験(コンバインドローラー)

こちらも広いスペースを確保できたので縦横無尽に!
当然安全第一です。
ふれあいウィーク

説明を聞く生徒さんも真剣です。
ふれあいウィーク

・約2時間の重機体験を終え閉会式へ。
ふれあいウィーク

1学年代表の生徒さんより、ありがたい感謝の言葉を頂きました。
ふれあいウィーク

記念品贈呈
ふれあいウィーク

終わりに。
ふれあいウィーク

東日本大震災により使用出来るグランドが少ない中、大船渡支部では初となる仮設グランドでの重機体験となりました。
周辺では嵩上げ工事により盛土された高さ14.0mにも及ぶ環境の中102名の生徒達に参加を頂きありがとうございます。
そして参加頂いた生徒さんには『笑顔』と言う一番の宝物までいただきました。
参加を頂きました陸前高田市立第一中学校102名の一年生の皆さん、先生方に感謝申し上げます。
ふれあいウィーク

岩手県建設業協会北上支部、北上市建設業協会、北上市水道工事業協同組合、北上地区電気業協同組合の4者で「決算書の見方」研修会を9月9日(火)建設業協会北上支部会館で行いました。

講師に岩手建設工業新聞でお馴染みの中小企業診断士 宮健氏をお招きし、複式簿記の基本から貸借対照表の読み方まで熱心に研修しました。

研修会は2回にわたり行われ、次回は9月16日(火)に損益計算書の読み方や実際に自社の経営分析表を作る研修内容となっています。

この研修は、県職員が「決算書の見方研修会」を行った新聞記事を小原支部長が見て、是非当協会でも行いたいと宮先生にお願いして開催となったもので、4団体の会員事業所の経営者、役員、経理担当者が40名参加して行われました。

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あいさつする小原支部長

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講師の宮健先生

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「我社の経営は大丈夫かな」熱心に受講する経営者等の皆さん

東日本大震災における道路啓開等作業従事者証言集

 東日本大震災における被災現場の最前線で、地元建設業者は人命救助活動や道路啓開作業、応急・復旧作業などにあたりました。その活動は、震災当日から翌日にかけて始まっていました。

 地元を熟知して、重機類を保有する地元建設業者は当初、緊急車両などの通行を確保する為の道路啓開作業(1車線だけでも通行できるようにする)が主な活動でした。行政や地元住民との信頼関係を築いていたことが迅速な活動につながりました。

 『そのとき地元建設業は』~3.11東日本大震災、最前線の記憶~では、最前線で作業にあたった方々の「生の声」をお伝えします。建設業者が果たした役割について再確認するとともに、震災の実情を風化させないことを目的としております。

(第16回より、内陸からの後方支援を掲載しています)

 第22回は(有)矢萩建設(一関市)重機主任の関村一男さんです。

(有)矢萩建設 重機主任 関村一男さん(63歳:震災当時)
《職種》・オペレーター
《啓開作業時の作業内容》オペレーター

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「岩手宮城内陸地震とは全く別の体験として」

―震災後、何日目から現地入りされたのですか

 大船渡市内にある三陸国道事務所の出張所に重機を運搬したのは震災発生の2日後、3月13日です。そこで陸前高田市の道路啓開に当たるよう指示を受け、午後1時半過ぎに大船渡を出て、大東町から気仙沼経由で陸前高田に着いたのは夕方5時過ぎ。実際の作業は翌朝からとなりました。

 

―被災地に入られての印象は

 大船渡の出張所からは、重大な被害状況は見えなかったのですが、気仙沼から陸前高田に入った時には本当に驚きました。

 船は打ち上げられ、橋も上流部に流されていました。たぶん気仙大橋だったんでしょう。陸前高田はよく知っている場所でしたが、何も残っておらず、いわゆる奇跡の一本松がぽつんと残っているのが見えたことを覚えています。

 

―道路啓開作業はどのように進められたのですか

 車1台が通れる幅を確保するよう、グラップル付きバックホウ2台とブルドーザー1台で、気仙中学校前を起点に国道45 号を北に向かって道路を開きました。私たちのグループには、国交省の職員が同行してくれたほか、地元消防団の方も自主的に合流していただき、先行して行方不明者の確認に当たってくれました。

写真提供 (有)矢萩建設

写真提供 (有)矢萩建設

―関村さんは、岩手宮城内陸地震でも現場の土砂撤去に従事されています。そのときの経験が生かされたことも多かったのでは

 いや、私にとっては全く別の体験ですね。内陸地震では山の中で膨大な土砂をひたすら撤去する仕事でしたが、今回はがれきの中に行方不明者がいる可能性もあるので、とにかく慎重さが求められました。

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―余震も多かったと思います

 作業中に警報が出た時など、迅速に避難できるよう、グループの最後尾には、移動用の車両がバックで付いてくるようにしていました。14日の午前11時20分頃には大津波警報が出て、作業を一時中断して高台に避難しています。震災直後だったので、さすがに恐ろしかったです。

 

―現地での食事はどのように

 支部事務長の阿部さんや会員企業の女性職員の方が、関係機関に炊き出しをしていたので、私たちもおにぎりを持って現地に行くことができました。商店も多くが閉まっていた時期なので、とても助かりましたね。

写真提供 (有)矢萩建設

―現地では被災された方とは会われたのですか

 一度、母親に連れられた小さい子供に会いました。父親を探しに来ていたようです。「探しに来てくれたんですか?」と聞かれたのですが、自分たちは道路を開けに来たとしか答えられなくて...。本当に気の毒でしたね。

 

―2日間の作業で得た教訓などがあれば

 状況に応じて、その場ごとの判断が求められることを改めて感じました。いずれにせよ、二度とこのような災害は起きてほしくない。それだけですね。作業に当たった人はみんな同じ思いではないでしょうか。



(おわり)


『そのとき地元建設業は』~3.11東日本大震災、最前線の記憶~
第38回(最終回) (株)山千(大槌町)代表取締役 山崎 真さん
第37回 (株)藤原組(大槌町)専務取締役 藤原 士さん
第36回 松村建設(株)(大槌町)土木部長 松村康文さん
第35回 (株)共立土木(陸前高田市)工事課長 鈴木正幸さん
第34回 (株)かねまつ建設(陸前高田市)取締役専務 菊池秀明さん
第33回 (株)長谷川建設(陸前高田市)営業部長 吉田昭彦さん
第32回 南建設(株)(軽米町)取締役社長室長 田中一也さん
第31回 (株)中舘建設(二戸市)土木部長 大鳥義博さん
第30回 成和建設(株)(花巻市)重機車両部執行役員部長 民部田正道さん
第29回 (株)小原建設(北上市)小田島愼さん
第28回 髙惣建設(株)(奥州市)高田営業所長 小野寺正晴さん
第27回 (株)山友建設(一関市)熊谷堅美さん
第26回 (株)山喜建設(一関市)三浦公夫さん
第25回 横田建設(株)(一関市)高田営業所長 新沼克則さん
第24回 鈴木工材(株)(一関市)菊地勝則さん
第23回 宇部建設(株)(一関市)工事副長 千田祐欣さん
第22回 (有)矢萩建設(一関市)重機主任 関村一男さん
第21回 吉田建設(株)(盛岡市)三浦一春さん
第20回 盛岡舗道(株)(盛岡市)機械係長 高橋直美さん
第19回 三陸土建(株)(盛岡市)伊藤成美さん
第18回 松田重機工業(株)(遠野市)重機部長 菊池隆悦さん
第17回 佐藤工業(株)(遠野市)飯森清幸さん
第16回 (株)テラ(遠野市)常務取締役 小笠原秀夫さん
第15回 (株)晴山石材建設(野田村)上川寿隆さん
第14回 (株)晴山組(野田村)山田 勉さん
第13回 兼田建設(株)(久慈市)大尻明男さん
第12回 佐藤建設(株)(田野畑村)常務取締役 片座康行さん
第11回 富山建設(有)(山田町)代表取締役 富山由光さん
第10回 三好建設(株)(宮古市)土木部次長 小川 司さん
第9回 大崎建設(株)(田野畑村)橘 良友さん
第8回 工藤建設(株)(岩泉町)土木部技士 西倉淳也さん
第7回 刈屋建設(株)(宮古市)五十嵐 和朗さん
第6回 (株)小松組(大船渡市)代表取締役 小松 格さん
第5回 (株)青紀土木(釜石市)萬 寛さん
第4回 佐野建設(株)(釜石市)八重樫充さん
第3回 新光建設(株)(釜石市)工事課長 中村 明さん
第2回 (株)中澤組(大船渡市)機材主任 霜山 隆さん
第1回 (有)熊谷技工(大船渡市)専務取締役 熊谷芳男さん



『記録誌第3号「記憶を思いに 未来につなげる」~震災復興5年の記録 これからも地域とともに~』に収録しております。

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