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第2回合同工事安全パトロールを実施
2015年1月30日 13:49二戸支部
『私たち、僕たち、頑張っています!』(第16回)建設業に従事する女性・若者インタビュー
2015年1月28日 18:47岩手県建設業協会
『私たち、僕たち、頑張っています!』では建設業に従事する女性及び若者の紹介記事を不定期に掲載致します。
建設業で頑張っている女性や若者を紹介することで、多くの方に建設業の魅力を知って頂きたいと思います。また、建設業に興味を持っている方、入職を希望される方が建設業について少しでも知って頂けるきっかけになれば幸いです。
第16回は、株式会社及川工務店(釜石市)の阿部一了さんです。所属会社:株式会社及川工務店(釜石市)
氏 名:阿部一了さん
職 種:現場技術員
経験年数:1年目
仕事内容:現場代理人の補助、及び潜水士補助の業務
<入職した動機、きっかけは?>
東日本大震災の復興の最前線である建設業界の人員が不足している事を知り、自分にも出来ることがあるのではないかと考え、建設業に就職することを決めました。
<仕事のやりがいは?>
漁港、港湾の整備といった復興の最前線で働けているという事です。また、今までの暮らしの中でほとんど経験したことの無い様な事を日々経験できているという、ときめきを感じながら日々の仕事をこなしています。
<苦労していることは?>
測量機器の据付(トランシッド、トータルステーション)に時間がかかってしまっているので、できるだけ素早く正確に据付が出来るようになりたいと考えています。
<将来の目標は?>
まず土木施工管理技師の資格を取ることが第一目標です。その後は測量士の試験等に挑戦し、できる事を増やしていきたいと考えています。
<上司から一言>
現場の作業状況を自分なりに把握し、又、多少怒られる事があっても我慢し、一日でも早く現場を任せていける様に頑張ってほしい。
阿部さん、ありがとうございました。目標を目指して、復興のためにも頑張って下さい。
『私たち、僕たち、頑張っています!』では、会員企業の会社で働く女性・若者を募集しています。
若者については概ね25歳以下(女性は年齢不問)の方でお願いします。技術者、技能者、運転手の方など、職種は問いませんのでご協力をお願い致します。
バックナンバー
第15回(14/12/25)豊島建設株式会社(大船渡市)の金野貴樹さん
第14回(14/12/15)株式会社テラ(遠野市)千葉秀吉さん
第13回(14/11/26)株式会社千葉建設(一関市)小又駿さん
第12回(14/10/29)株式会社平野組(一関市)大場優也さん
第11回(14/09/26)工藤建設株式会社(奥州市)佐々木彩さん
第10回(14/08/28) 株式会社 千葉匠建設(北上市) 高橋秀子さん
第9回(14/06/26) 株式会社 小原建設(花巻市) 伊藤春香さん
第8回(14/05/28) 株式会社 熊谷工務店(盛岡市) 稲荷平麻衣子さん
第7回(14/04/25) 刈屋建設 株式会社(宮古市) 奥地裕介さん
第6回(14/03/28) 松田重機工業 株式会社(遠野市) 八木義行さん
第5回(14/02/26) 株式会社 下河原組(盛岡市) 佐藤美由紀さん
第4回(14/01/29) 株式会社 佐々木組(一関市) 佐藤章さん
第3回(13/12/17) 豊島建設 株式会社(大船渡市) 菊池信幸さん
第2回(13/11/15) 高田工業 株式会社(花巻市) 中村隼太さん
第1回(13/10/23) 株式会社 青紀土木(釜石市) 倉澤久美さん工事現場合同安全パトロール実施
2015年1月28日 17:20一関支部
『そのとき地元建設業は』~3.11東日本大震災、最前線の記憶~(第34回)
2015年1月26日 18:08岩手県建設業協会
東日本大震災における道路啓開等作業従事者証言集
東日本大震災における被災現場の最前線で、地元建設業者は人命救助活動や道路啓開作業、応急・復旧作業などにあたりました。その活動は、震災当日から翌日にかけて始まってい ました。
地元を熟知して、重機類を保有する地元建設業者は当初、緊急車両などの通行を確保する為の道路啓開作業(1車線だけでも通行できるようにする)が主な活動でした。行政や 地元住民との信頼関係を築いていたことが迅速な活動につながりました。
『そのとき地元建設業は』~3.11東日本大震災、最前線の記憶~では、最前線で作業にあたった方々の「生の声」をお伝えします。建設業者が果たした役割について再確認す るとともに、震災の実情を風化させないことを目的としております。
第34回は(株)かねまつ建設(陸前高田市)取締役専務 菊池秀明さんです。(株)かねまつ建設 菊池秀明さん(42歳:震災当時)
《職種》取締役専務
《啓開作業時の作業内容》オペレーター
「重機の力が必要だと改めて感じました」―当日の状況を教えてください
陸前高田市内でも内陸側の横田町で作業中でした。防災無線からは、「津波が高田松原の防波堤を超えたので避難してください」と聞こえてきました。作業を中止して、会社に戻ることにしました。高田町から国道340号線を市内に向かうと、気仙川をガレキが遡り、低い場所では道路上にもガレキがありました。それでも何が起きているのかが分からない状態でしたね。
竹駒まで来ると国道は通れません。裏道や林道、農免道などを通り、会社までたどり着きました。会社は無事で、辺りを見回すと見慣れた風景は何もなくなっています。母親と妻がいる家に向かうと、寸前で被害を免れていました。その夜は避難所になった高田第一中学校で過ごしました。高田松原近くで部活をしていたはずの息子は、翌日、別の避難所にいることを知って再会できました。―ガレキ撤去作業はいつからはじめましたか
12日の夜、市役所の担当者から建設業関係者に声が掛かりました。13日は、重機や作業員及び現場の状況把握などを行いました。14日の朝から、重機オペレーターとして作業を開始しました。
―どこから作業を始めたのですか
市の中心部に向かう国道340号線、高田第一中学校の入り口付近からです。流されてきたガレキが10m程の高さに積みあがっていました。ガレキの堆積で先が見えませんので、どこまで続くのかが不安でした。上から確認したところ、20m先までの堆積でした。その先はガレキが少なかったのですが、高田松原の松が沢山あったことを記憶しています。
最初は、ハサミやフォークといったガレキをつかむ機械がなかったので、バケットで横によけるという作業です。とにかく車が通れるようにしました。
その後、孤立している広田地区に道路をつなげるため、小友地区の啓開を行いました。始めのころは、孤立している地区に行けるように道路を開けることが最優先です。―犠牲になられた方が多く、かなり気を使っての作業だったと思います
流された人がいると分かっていたので、むやみに機械を動かすわけには行きません。小友地区では3人の方のご遺体を見つけました。その後は2人です。被災した方から頼まれて、家 族を探すこともありました。見つからず、なんと話して良いか分かりませんでしたね。
―市内の建設業者のほとんどが被災していましたね
幸いにも私の会社は社員、建物ともに無事でした。動ける4人程で、すぐに作業を進められました。多くの会社は、代表者や建物が津波の被害に合い、会社を続けることさえも分か らない状況だったと思います。その様な中で、徐々に作業に加わる人や会社が増えて行きました。
以前から市内業者の協会組織はあったのですが、会長は亡くなってしまいました。動ける会社が中心になって、仮の協会を立ち上げて少しずつ組織的に動くようになりました 。市役所の職員も犠牲者が多かった中で、残った職員と打ち合わせをしながら進めていきました。自宅が被災した作業員が多かったので、市役所からは食料を配給してもらいました。―作業を振り返ってみて感じたことや思いは
津波にしても土砂災害などにしても、人の力だけではどうしようもない、重機の力が必要だと改めて感じました。震災当日から動くことが出来ていればと思う時もありましたが、少 しは役に立てたのかなと思います。
(おわり)
『そのとき地元建設業は』~3.11東日本大震災、最前線の記憶~
href="https://www.iwaken.or.jp/info/2015/03/04_1755.html">第38回(最終回) (株)山千(大槌町)代表取締役 山崎 真さん
href="https://www.iwaken.or.jp/info/2015/02/21_1742.html">第37回 (株)藤原組(大槌町)専務取締役 藤原 士さん
第36回 松村建設(株)(大槌町)土木部長 松村康文さん
第35回 (株)共立土木(陸前高田市)工事課長 鈴木正幸さん
第34回 (株)かねまつ建設(陸前高田市)取締役専務 菊池秀明さん
第33回 (株)長谷川建設(陸前高田市)営業部長 吉田昭彦さん
第32回 南建設(株)(軽米町)取締役社長室長 田中一也さん
第31回 (株)中舘建設(二戸市)土木部長 大鳥義博さん
第30回 成和建設(株)(花巻市)重機車両部執行役員部長 民部田正道さん
第29回 (株)小原建設(北上市)小田島愼さん
第28回 髙惣建設(株)(奥州市)高田営業所長 小野寺正晴さん
第27回 (株)山友建設(一関市)熊谷堅美さん
第26回 (株)山喜建設(一関市)三浦公夫さん
第25回 横田建設(株)(一関市)高田営業所長 新沼克則さん
第24回 鈴木工材(株)(一関市)菊地勝則さん
第23回 宇部建設(株)(一関市)工事副長 千田祐欣さん
第22回 (有)矢萩建設(一関市)重機主任 関村一男さん
第21回 吉田建設(株)(盛岡市)三浦一春さん
第20回 盛岡舗道(株)(盛岡市)機械係長 高橋直美さん
第19回 三陸土建(株)(盛岡市)伊藤成美さん
第18回 松田重機工業(株)(遠野市)重機部長 菊池隆悦さん
第17回 佐藤工業(株)(遠野市)飯森清幸さん
第16回 (株)テラ(遠野市)常務取締役 小笠原秀夫さん
第15回 (株)晴山石材建設(野田村)上川寿隆さん
第14回 (株)晴山組(野田村)山田 勉さん
第13回 兼田建設(株)(久慈市)大尻明男さん
第12回 佐藤建設(株)(田野畑村)常務取締役 片座康行さん
第11回 富山建設(有)(山田町)代表取締役 富山由光さん
第10回 三好建設(株)(宮古市)土木部次長 小川 司さん
第9回 大崎建設(株)(田野畑村)橘 良友さん
第8回 工藤建設(株)(岩泉町)土木部技士 西倉淳也さん
第7回 刈屋建設(株)(宮古市)五十嵐 和朗さん
第6回 (株)小松組(大船渡市)代表取締役 小松 格さん
第5回 (株)青紀土木(釜石市)萬 寛さん
第4回 佐野建設(株)(釜石市)八重樫充さん
第3回 新光建設(株)(釜石市)工事課長 中村 明さん
第2回 (株)中澤組(大船渡市)機材主任 霜山 隆さん
第1回 (有)熊谷技工(大船渡市)専務取締役 熊谷芳男さん平成27年各賞受賞祝賀会&新年交賀会を開催について
2015年1月26日 14:53釜石支部
安全研修会
2015年1月23日 09:27盛岡支部
1月22日(木)「安全研修会」が会員60名の参加で建設研修センターで開催されました。
盛岡労働基準監督署の若月安全衛生課長からは、「最近の災害事例と災害防止について」と題して説明がありました。
盛岡管内全体では平成26年の労災事故は減っているものの建設業では増加しており、更なる注意が必要です。
平成27年7月から施行予定の足場からの墜落防止対策を盛り込んだ安全衛生規則の一部を改正する省令案の説明もありました。
続いて建設業労働災害防止協会の伊川安全管理士から「災害防止のために」と題して”災害防止のための7つの心得”を中心に説明がありました。
①基本を守ること
②現場は「危険がいっぱい」であることを忘れないこと
③「自分だけは大丈夫」と勘違いしないこと
④「ヒトは間違うものである」ことを自覚すること
⑤現場のコミュニケーションが大切
⑥事故防止は”管理”の問題(災害は”運”の問題)
⑦「命の大切さ」に思い至ること
最後に東北電力㈱盛岡営業所の菅野安全主査から「建設現場の電気安全」について説明がありました。
平成27年はこの研修を機会に建設業においても労働災害ゼロを目指していきたいと思います。
建設業新分野進出等表彰事業とは。
2015年1月16日 19:52岩手県建設業協会
【案内チラシ・申込書はココをクリックするとご覧になれます。】
岩手県建設業協会では岩手県と共催のもと「平成26年度建設業新分野・新事業発表フォーラム」を開催いたします。本フォーラムでは新分野・新事業への進出や新技術・新工法の開発等への先進的・意欲的な取組みの表彰を行います。
今回は保健福祉生活1社、建設分野1社の岩手県知事表彰式を行うほか、建設経営サービス植草陽一氏を迎えて「事例に学ぶ新分野進出の成否」をご講演いただき、過年度の表彰企業数社から受賞後の取り組みの発表も併せて行います。詳細は添付ファイルの案内・申込チラシをご覧くださいますようお願いいたします。
ぜひこの機会にご参加頂きますようご案内いたします。日 時:2月2日(月)13:10~16:00
場 所:エスポワールいわて
内 容:①岩手県知事表彰
②基調講演
③受賞者プレゼンテーション◎別会場にて「パネル展示」および「無料経営相談」を行います。
※無料経営相談は建設業協会経営指導コーディネーターが多種多様の
相談に対応します。
また、必要に応じて貴社にお伺いし、支援いたします。問合・申込先:岩手県建設業協会
『そのとき地元建設業は』~3.11東日本大震災、最前線の記憶~(第33回)
2015年1月16日 16:41岩手県建設業協会
東日本大震災における道路啓開等作業従事者証言集
東日本大震災における被災現場の最前線で、地元建設業者は人命救助活動や道路啓開作業、応急・復旧作業などにあたりました。その活動は、震災当日から翌日にかけて始まってい ました。
地元を熟知して、重機類を保有する地元建設業者は当初、緊急車両などの通行を確保する為の道路啓開作業(1車線だけでも通行できるようにする)が主な活動でした。行政や 地元住民との信頼関係を築いていたことが迅速な活動につながりました。
『そのとき地元建設業は』~3.11東日本大震災、最前線の記憶~では、最前線で作業にあたった方々の「生の声」をお伝えします。建設業者が果たした役割について再確認するとともに、震災の実情を風化させないことを目的としております。
第33回は(株)長谷川建設(陸前高田市)営業部長 吉田昭彦さんです。(株)長谷川建設 吉田昭彦さん(46歳:震災当時)
《職種》営業部長
《啓開作業時の作業内容》指示役
「動ける人は自然に集まってくるものです」―3月11日のことを教えて下さい
住田町の建設会社にいる時でした。「ただごとではない」と感じる揺れで、陸前高田市内の会社に戻ることにしました。途中、竹駒の現場で安否確認や避難指示をして、近くの知り合いの会社に立ち寄りました。事務員さんが「ここまで津波が来ると放送があった」と言うので、「冗談だべ、ここまで来たら高田の町がなくなるべ」と話したのを覚えています。
まさか津波が来るとは思わず、数分話をしていると、どんどん車が住田町方面に向かって行きます。自社の役員も避難したことを知り、取り敢えず住田町の自宅に帰りました。大船渡から戻ってきた妻の話で状況を知り、市内に行こうと思いましたが家族から止められました。―次の日からの動きは
次の日、明るくなったと同時に市内に向かい、現実を目の当りにしました。「これは大変だ」と。とにかく高田を何とかしなければならないと思いましたね。道路のガレキを片付けなければ、支援も入って来られないですし、助かる命も助からないですから。
まずは社員や協力会社の人を探しました。避難している数人に会うことができましたが、被災していてすぐには動けない状況です。その後は流されずに残った重機を探して回りました。そうしているうちに、作業が出来るというグループ会社の社長と社員の4人が出て来ました。13日の朝7時に竹駒の広場に集合することを約束して別れました。―13日からの作業の進め方は
既に森林組合と消防団が大きい道路を始めていました。私たちは竹駒地区の枝線から作業を始めました。孤立している地区の状況を見て、自分たちの判断で動きました。他の会社も同じような状況だったようです。被災していない人が集まり、重機を集め、その場の判断で動いていました。動ける人は自然に集まってくるものです。3日後位からは市役所にも報告するようになりました。
―組織的な動きが出てきたのはいつごろですか
1週間位で仮の協会を組織して、市役所とも連携を図りました。会長をお願いした(株)かねまつ建設さんの事務所を本部にして打ち合わせをするようになりました。最初は5社位だったと思います。
―代表者や社屋が被災した会社が多くありましたが
社長が見えないから、動いて良いものか分からないという人がいたのも事実です。協会で責任を持つから手伝って欲しいと声を掛け、被災しながらも来てくれた人がかなりいました。
―自衛隊などとの連携は
福井から来た鯖江駐屯地の方たちには、かなり助けられました。鯖江駐屯地の記念行事に3年間招待いただき、その後も当時の隊長さんとは連絡を取り合っています。
―陸前高田市は犠牲になられた方も多かったと思います
私が見つけた人は、苦しんでいるような顔の人はいませんでした。突然津波に襲われたためだと思います。小さい子供を見つけると、何とも言えない思いが湧いて来ました。自分の子供と照らし合わせてしまい、「お父さん、お母さんのところに帰ってくれよ」と祈るだけでした。
―ガレキが片付いて来て思ったことは
ガレキが片付いて何もなくなり、高田の町と海が平らなんだと、ふと気付きました。「津波てんでんこ」という言葉は本当だと思います。地震が来たら、とにかく高台に逃げることです。
(おわり)
『そのとき地元建設業は』~3.11東日本大震災、最前線の記憶~
href="https://www.iwaken.or.jp/info/2015/03/04_1755.html">第38回(最終回) (株)山千(大槌町)代表取締役 山崎 真さん
href="https://www.iwaken.or.jp/info/2015/02/21_1742.html">第37回 (株)藤原組(大槌町)専務取締役 藤原 士さん
第36回 松村建設(株)(大槌町)土木部長 松村康文さん
第35回 (株)共立土木(陸前高田市)工事課長 鈴木正幸さん
第34回 (株)かねまつ建設(陸前高田市)取締役専務 菊池秀明さん
第33回 (株)長谷川建設(陸前高田市)営業部長 吉田昭彦さん
第32回 南建設(株)(軽米町)取締役社長室長 田中一也さん
第31回 (株)中舘建設(二戸市)土木部長 大鳥義博さん
第30回 成和建設(株)(花巻市)重機車両部執行役員部長 民部田正道さん
第29回 (株)小原建設(北上市)小田島愼さん
第28回 髙惣建設(株)(奥州市)高田営業所長 小野寺正晴さん
第27回 (株)山友建設(一関市)熊谷堅美さん
第26回 (株)山喜建設(一関市)三浦公夫さん
第25回 横田建設(株)(一関市)高田営業所長 新沼克則さん
第24回 鈴木工材(株)(一関市)菊地勝則さん
第23回 宇部建設(株)(一関市)工事副長 千田祐欣さん
第22回 (有)矢萩建設(一関市)重機主任 関村一男さん
第21回 吉田建設(株)(盛岡市)三浦一春さん
第20回 盛岡舗道(株)(盛岡市)機械係長 高橋直美さん
第19回 三陸土建(株)(盛岡市)伊藤成美さん
第18回 松田重機工業(株)(遠野市)重機部長 菊池隆悦さん
第17回 佐藤工業(株)(遠野市)飯森清幸さん
第16回 (株)テラ(遠野市)常務取締役 小笠原秀夫さん
第15回 (株)晴山石材建設(野田村)上川寿隆さん
第14回 (株)晴山組(野田村)山田 勉さん
第13回 兼田建設(株)(久慈市)大尻明男さん
第12回 佐藤建設(株)(田野畑村)常務取締役 片座康行さん
第11回 富山建設(有)(山田町)代表取締役 富山由光さん
第10回 三好建設(株)(宮古市)土木部次長 小川 司さん
第9回 大崎建設(株)(田野畑村)橘 良友さん
第8回 工藤建設(株)(岩泉町)土木部技士 西倉淳也さん
第7回 刈屋建設(株)(宮古市)五十嵐 和朗さん
第6回 (株)小松組(大船渡市)代表取締役 小松 格さん
第5回 (株)青紀土木(釜石市)萬 寛さん
第4回 佐野建設(株)(釜石市)八重樫充さん
第3回 新光建設(株)(釜石市)工事課長 中村 明さん
第2回 (株)中澤組(大船渡市)機材主任 霜山 隆さん
第1回 (有)熊谷技工(大船渡市)専務取締役 熊谷芳男さん第28回建設業経営者研修会・27年新年交賀会
2015年1月15日 09:54宮古支部
一関市長、平泉町長へ要望
2015年1月14日 16:32一関支部
一関支部と千厩支部合同で、一関市長へ「建設業産業振興対策に関する要望」を行いました。
市側は、市長と副市長2名、建設部、総務部職員が対応、当支部では各支部長、役員ほか16名参加
勝部市長へ佐々木支部長、小山支部長が要望書を手渡し
私ども建設業は、地域の住民生活・産業活動を支える社会基盤の整備、維持管理を担う産業であり、災害にあたっては被害情報の収集や応急復旧対応、冬期には除雪によって住民の足を確保するという重要な任務を担っております。
今後も地域住民の安心、安全を守る地元建設業として必要な公共工事を継続していくことが、安定した経営、地域の雇用、担い手の育成確保を図られると考え要望を申し上げます。
「大東大原水かけ祭り」(2015.2.11)開催案内
2015年1月14日 15:15千厩支部
天下の奇祭と称され、350年の歴史をもつ「大東大原水かけ祭り」が開催されます。極寒の中、裸男たちが沿道から水を浴びせられながら駆け抜けます。火防祈願や無病息災、家内安全などを祈り、最近では復興祈願を祈って参加する人も多く見受けられます。
パンフレットPDF"この祭りは、明暦3年(1657)旧正月18日、江戸本郷丸山本妙寺(現 豊島区巣鴨)を火元とする、俗に振袖火事と呼ばれる大火があり、江戸城天守閣まで消失し、江戸の街が壊滅状態となったこの日を厄日と定め、火防祈願と火防宣伝の二つを兼ねた祭りとして始まったものと伝えられています。
後年、厄年の人々の厄落しが併せて行われるようになり、今日では、厄落しと諸々の安全祈願が主流をなすようになっており、さらに近年は、1年間の無病息災と大願成就を祈願しての参加者も多くなっています。"(パンフレットより引用)
(開催日時)2015年2月11日9:00~15:50頃 水かけ開始15:00
(連 絡先 )一関市・大東大原水かけ祭り保存会
大原公民館(0191-72-2282)
一関市大東支所産業経済課(0191-72-2111)
(開 催 地) 岩手県一関市大東町大原 大原商店街ほか
(参加料金) 裸男の参加費:約5,500円(装束自前の場合は1,000円)
駐車場協力金:1台500円(裸男も一般も)平成27年新春講演会・新年交賀会
2015年1月13日 13:44盛岡支部
『そのとき地元建設業は』~3.11東日本大震災、最前線の記憶~(第32回)
2015年1月 9日 16:04岩手県建設業協会
東日本大震災における道路啓開等作業従事者証言集
東日本大震災における被災現場の最前線で、地元建設業者は人命救助活動や道路啓開作業、応急・復旧作業などにあたりました。その活動は、震災当日から翌日にかけて始まってい ました。
地元を熟知して、重機類を保有する地元建設業者は当初、緊急車両などの通行を確保する為の道路啓開作業(1車線だけでも通行できるようにする)が主な活動でした。行政や 地元住民との信頼関係を築いていたことが迅速な活動につながりました。
『そのとき地元建設業は』~3.11東日本大震災、最前線の記憶~では、最前線で作業にあたった方々の「生の声」をお伝えします。建設業者が果たした役割について再確認す るとともに、震災の実情を風化させないことを目的としております。
(第16回より、内陸からの後方支援を掲載しています)
第32回は南建設(株)(軽米町)取締役社長室長 田中一也さんです。南建設(株)田中一也さん(30 歳・震災当時)
《職種》取締役社長室長(震災当時:工事部)
《啓開作業時の作業内容》給油支援補助
「素晴らしかった関係機関の適確な判断」―震災直後はどのような動きを
震災翌日の12日時点では工期が迫っており、通常通り現場を動かしていたのですが、岩手河川国道事務所二戸国道維持出張所と連絡を取り合う中で、私たちにも被災地の為に何か手 伝えることはないかと申し出をしました。
その際に重機やダンプのほか、会社がスタンドとタンクローリーを所有しているので給油が可能という話をしたところ、当社が給油支援を行うことが急遽決まりました。自社 の必要量確保も心許なかったのですが、被災地の役に立ちたいとの思いから給油支援の決断をしました。―スタンドを所有しているのは強みでしたね
実は当社のスタンドは震災翌日に給油する予定だったので、給油先のローリーが津波に流されて給油不可能になり、燃料の残量が心細い状態でした。社員総出で取引先にお願いをし たところ、「被災地のためならば」と協力してくれたスタンドの皆さん、さらにはそれまで一度も取引がなかったスタンドからの協力もいただき、本当に頭が下がる思いです。
―現地入りは12日ですか
そうです。重機やダンプトラックを動かすために必要な燃料が少しでも早く届けばそれだけ多くの人が助かりますので、非常に重要な役割だと気持ちが引き締まりました。携帯のワ ンセグで現地の惨状は確認していましたが、被災地に向かうことに特に怖さは感じませんでした。家族は心配していたようですが。
―給油作業はどちらで
宮古市千徳です。三陸沿岸道路が国道106号付近にタッチする地点が駐機所になっており、そこに向かうよう指示を受けました。会社のスタンドでタンクローリーに給油し、ドライ バーと二人現地に向かいました。到着したのは夜の10時か11時くらいだったと記憶しています。
駐機所にはダンプが15台から20台ほど待機しており、盛岡からの車輛もいました。車輛の数を見てその膨大な作業量が理解できました。重機は見あたりませんでした。たぶん 現地にはりついていたのだと思います。―宮古まではどのルートで行ったのですか
沿岸部の状況がつかめないので、盛岡経由で106号を使いました。東北自動車道を利用できるよう国交省の職員の方が依頼状を書いてくれて、臨時の通行許可証代わりに使わせてい ただきました。
NEXCOの職員さんも、途中で通行規制をしていた警察関係の方も、緊急事態ということで臨機応変に対応してくれたのだと思います。どこか1カ所でも止められていたら、 宮古にはたどり着けなかったでしょう。今振り返っても、関係機関の皆さんの判断の素早さや的確さは素晴らしかったと思います。―給油の支援はその1回ですか
12日は維持出張所の非常用電源装置にも給油しましたし、別の社員が14日に花巻の国交省の施設で軽油を積み大船渡市でドラム缶に給油しました。また国交省以外にも仙台―宮古間 をローリーで3日間、燃料輸送を行いました。
震災の規模からすれば、私達の支援は微々たるものだと思います。それでも今振り返ると、そこには本当に多くの方の支えがあり、給油支援が無事できたのだとしみじみ思い ます。一日も早い復興を心から祈っています。
(おわり)
『そのとき地元建設業は』~3.11東日本大震災、最前線の記憶~
href="https://www.iwaken.or.jp/info/2015/03/04_1755.html">第38回(最終回) (株)山千(大槌町)代表取締役 山崎 真さん
href="https://www.iwaken.or.jp/info/2015/02/21_1742.html">第37回 (株)藤原組(大槌町)専務取締役 藤原 士さん
第36回 松村建設(株)(大槌町)土木部長 松村康文さん
第35回 (株)共立土木(陸前高田市)工事課長 鈴木正幸さん
第34回 (株)かねまつ建設(陸前高田市)取締役専務 菊池秀明さん
第33回 (株)長谷川建設(陸前高田市)営業部長 吉田昭彦さん
第32回 南建設(株)(軽米町)取締役社長室長 田中一也さん
第31回 (株)中舘建設(二戸市)土木部長 大鳥義博さん
第30回 成和建設(株)(花巻市)重機車両部執行役員部長 民部田正道さん
第29回 (株)小原建設(北上市)小田島愼さん
第28回 髙惣建設(株)(奥州市)高田営業所長 小野寺正晴さん
第27回 (株)山友建設(一関市)熊谷堅美さん
第26回 (株)山喜建設(一関市)三浦公夫さん
第25回 横田建設(株)(一関市)高田営業所長 新沼克則さん
第24回 鈴木工材(株)(一関市)菊地勝則さん
第23回 宇部建設(株)(一関市)工事副長 千田祐欣さん
第22回 (有)矢萩建設(一関市)重機主任 関村一男さん
第21回 吉田建設(株)(盛岡市)三浦一春さん
第20回 盛岡舗道(株)(盛岡市)機械係長 高橋直美さん
第19回 三陸土建(株)(盛岡市)伊藤成美さん
第18回 松田重機工業(株)(遠野市)重機部長 菊池隆悦さん
第17回 佐藤工業(株)(遠野市)飯森清幸さん
第16回 (株)テラ(遠野市)常務取締役 小笠原秀夫さん
第15回 (株)晴山石材建設(野田村)上川寿隆さん
第14回 (株)晴山組(野田村)山田 勉さん
第13回 兼田建設(株)(久慈市)大尻明男さん
第12回 佐藤建設(株)(田野畑村)常務取締役 片座康行さん
第11回 富山建設(有)(山田町)代表取締役 富山由光さん
第10回 三好建設(株)(宮古市)土木部次長 小川 司さん
第9回 大崎建設(株)(田野畑村)橘 良友さん
第8回 工藤建設(株)(岩泉町)土木部技士 西倉淳也さん
第7回 刈屋建設(株)(宮古市)五十嵐 和朗さん
第6回 (株)小松組(大船渡市)代表取締役 小松 格さん
第5回 (株)青紀土木(釜石市)萬 寛さん
第4回 佐野建設(株)(釜石市)八重樫充さん
第3回 新光建設(株)(釜石市)工事課長 中村 明さん
第2回 (株)中澤組(大船渡市)機材主任 霜山 隆さん
第1回 (有)熊谷技工(大船渡市)専務取締役 熊谷芳男さん新年のごあいさつ
2015年1月 5日 09:31岩手県建設業協会
新年明けましておめでとうございます。皆様にはお健やかに新しい年をお迎えのことと存じます。
昨年中は、岩手県建設業協会の活動に格別のご支援とご協力を賜り御礼申し上げます。
東日本大震災から3年10か月ほどが経過し、被災地は4度目の厳しい冬を迎えており、1日も早い復興と平安な日々が訪れることを願っております。
さて、昨年の県内建設業の状況をみますと、復旧・復興工事は道路・高台移転工事を中心として進んでおりますが、個別工事ごとにみると、用地の取得や労働力・資材の確保など多くの困難を抱えており、施工確保対策の一層の充実が求められております。
一方昨年は、品確法などいわゆる「担い手3法」の改正がなされました。公共工事の品質を将来にわたって確保するためには、地域建設業の担い手となる人材を中・長期的に育成・確保していく必要がありますが、これを実現するため、受注者が適正な利潤を確保できるようにすることが発注者の責務として明記されました。
建設業界といたしましては、法理念の具現化を求めていくと同時に、業界としても労働条件・労働環境の改善に取り組み、若者が将来を見通せる魅力的な産業にしていかなければならないと考えております。
また、国の平成27年度予算は過去最大規模となる見込みであり、東日本大震災からの復興、地方創生と人口減少の克服、東京オリンピックに向けたインフラ整備、防災・安全対策等を進めることとなっています。
県の予算においては、前年同様、東日本大震災の復旧・復興事業を最優先に進めることとされております。
申し上げるまでもなく、建設業は地域経済を支える基幹産業であり、災害に当たっては最前線に立って地域住民の生命と財産を守るという重要な任務を担っています。
こうした役割を着実に果たしていくため、当会は昨年12月建設産業団体連合会と合同で県に対する要望を行い、施工確保対策の一層の充実を始め、工事発注の平準化、公共事業予算の確保、入札制度の改善、指定地方公共機関への指定等を強く求めたところです。
地域の復興には多くの困難が山積しておりますが、建設業界といたしましては、沿岸・内陸の別なく「オール岩手」で早期の復旧・復興に取り組んで参ります。
本年も引き続き一層のご支援とご協力をお願い申し上げますとともに、皆様のご繁栄とご隆盛を心から祈念申し上げ新年のごあいさつといたします。- 1
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