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  • 『私たち、僕たち、頑張っています!』(第5回)建設業に従事する女性・若者インタビュー

    2014年2月26日 17:42岩手県建設業協会

    『私たち、僕たち、頑張っています!』では建設業に従事する女性及び若者の紹介記事を不定期に掲載致します。

    建設業で頑張っている女性や若者を紹介することで、多くの方に建設業の魅力を知って頂きたいと思います。また、建設業に興味を持っている方、入職を希望される方が建設業について少しでも知って頂けるきっかけになれば幸いです。


    第5回は、株式会社 下河原組(盛岡市)の佐藤 美由紀さんです。

    所属会社 : 株式会社 下河原組(盛岡市)
    氏   名 : 佐藤 美由紀さん
    職   種 : 事務員
    経験年数 : 15年
    仕事内容 : 総務全般


    入職した動機、きっかけは?

    明確な理由は特にありませんが、なぜか高校の時から建設業に対する憧れや惹かれる部分がありました。そんな時に求人票をみて、「これは」と思いました。


    仕事のやりがいは?
    社員の皆さんから書類作成等を依頼され、終わった時に「ありがとう」や「助かりました」と言っていただいたときはうれしいですね。


    苦労していることは?

    実は、数字や計算があまり得意なほうではありません。
    それと、こういうこと(インタビュー)も・・・。

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    将来の目標は?

    資格取得に、挑戦します。


    上司から一言
    一生懸命頑張っている、うちのムードメーカーです。


    佐藤さん、ありがとうございました。会社の皆さんから信頼され、頼りにされている様子が分かります。目標の資格取得に向けて頑張って下さい。



    『私たち、僕たち、頑張っています!』では、会員企業の会社で働く女性・若者を募集しています。若者については概ね25歳以下(女性は年齢不問)の方でお願いします。技術者、技能者、運転手の方、職種は問いませんのでご協力をお願い致します。


    バックナンバー
    第4回(14/01/29) 株式会社 佐々木組(一関市) 佐藤 章さん
    第3回(13/12/17) 豊島建設 株式会社(大船渡市) 菊池信幸さん
    第2回(13/11/15) 高田工業 株式会社(花巻市) 中村隼太さん
    第1回(13/10/23) 株式会社 青紀土木(釜石市) 倉澤 久美さん

  • 技術・法令遵守研修会を開催

    2014年2月25日 13:43北上支部

    2月21日(金)ホテルシティプラザ北上において岩手県建設業協会北上支部と北上市建設業協会が合同で「技術・法令遵守研修会を開催した。

    研修会には、北上市から斎藤三義都市整備部長のほか22名の職員が、両協会から33社50名の会員らが出席し、技術と法令について熱心に研修した。

    北上市道路環境課職員による「道路の維持修繕」に係る講演

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    優良工事建設会社による事例発表

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    安全指導者による安全パトロール結果の講評

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    新井弁護士による「建設業者が知っておくべきコンプライアンス」講演

    P1010723

    研修終了後、小原支部長の乾杯で懇親会を開催し、さらに研鑽を重ねた。

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  • 2014「せんまや ひなまつり」開催中

    2014年2月24日 18:04千厩支部

    一関市千厩町の国登録有形文化財千厩酒のくら交流施設(旧佐藤家住宅・旧横屋酒造)や千厩商店街を会場に第7回「せんまや ひなまつり」が開催されています。

    千厩ひな祭り

    千厩酒のくら交流施設には明治から昭和初期のひな段飾りや地元女性らが制作したつるしびなが飾られています。

    千厩ひな祭り
    千厩ひな祭り

    千厩商店街の各店舗には趣向を凝らしたひな飾りで、街中がひな祭り一色となっています。温泉宿泊券などが当たるスタンプラリーに参加される方が多く街の中を歩いています。


    【期  間】 平成26年2月11日(火)~3月3日(月) 
    【場  所】 千厩酒のくら交流施設・千厩商店街   
     
    千厩ひな祭りパンフレット

    パンフレット

    千厩ひな祭り地図

    地図

  • 建退共岩手県支部 ☆建設業界のおトクな退職金の話☆

    2014年2月24日 14:33建退共岩手県支部

       第42回 ☆ 手続きあれこれ-その6 ☆

    建退共岩手県支部の窓口で…〈長期未更新者調査)

    建次:いいお天気ですね。             スキー26年2月.JPG                            
           
        
    退子:おはようございます。
        あらっ、田中さん雪焼けですか?

    建次:えっ、わかりますか?
        先週末は、終日下倉スキー場で競技会
        のボランティアでした。

    退子:さすが!体力ありますね。
        お疲れ様でした。          
        
    建次:一応お尋ねしようと思っていたことなんですが、かなり前に
        退職した従業員
    から、退職金請求をしたいという相談があり
        ましてね。
        うちでは必ず、退職時に共済手帳を本人に渡していますから、
        何のことかすぐには理解できなかったんですが…
        本人の話では、当社を退職したあとすぐ運送会社に就職。
        共済手帳のことはすっかり忘れてそのままにしていた。
        そこに東京の事業本部から何か文書が 
        届いて、そういえば手帳があったなと気 レッドゾーン.JPG
        がついたということなんです。
        でまぁ、手続きの要領を説明したという
        わけなんですが、昨日の電話では今月
        中に受け取れそうだということでした。 
           
        
    退子:そうですか。
        共済手帳に時効はありませんから、
        良かったですね。
        そのかたはおそらく10月の
        「長期未更新者調査」
    の対象になった
        方ですね。
                              
    建次:そういえば以前照会がありました。
        連絡先が分かる何人かは回答した記憶
        がありますよ。   
        

    退子
    :過去3年間、共済手帳の更新手続きが
        行われていない被共済者を対象に、毎年、
        現況把握のための調査をお願いしております。
        今回も御協力いただきまして、ありがとうございました。
                                    
      
        
    建次
    :いえいえ、それは当然です。
        うちでも、しばらく稼ぎに来ていない被共済者については、本人の
        意向を確認していますから、ちょうどいい機会でしたよ。
        対象になる人はどのくらいですか?

    退子:今年度の対象者は全国で28,159人、 IMG_2491.JPG
        そのうち岩手県では471人でした。  

    建次
    :ほう、うちの元従業員のように連絡が
        つくといいですが…    

    退子:そうなんです。
        地元の方の場合は比較的手掛かりが
        あるようですが。
        請求手続きの御案内をお送りした方は、
        全国では1,700人弱、そのうち岩手県の
        該当者は34人でした。
        なかには更新手続きをお忘れの事業所もありましたので、
        その点も効果があったようです。

    建次:あぁ、なるほど。
        雇用形態によっては、次の更新まで2年くらいかかる被共済者も
        いますからね。
     
       
                                         粉雪レッドゾーン.JPG

        お問い合わせは↓            

     建退共岩手県支部
    電話019-622-4536  


  • 県北沿岸地方にも大雪です!

    2014年2月17日 19:23久慈支部

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    建設会館の入り口付近です

     

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    水分を含んだ重たい雪のため会館裏山の杉の木が折れて倒れてきてます
    幸い、会館建物の脇をかすめただけで建物に被害はありませんでした

  • 『そのとき地元建設業は』~3.11東日本大震災、最前線の記憶~(第7回)

    2014年2月17日 18:43岩手県建設業協会

    東日本大震災における道路啓開等作業従事者証言集

     東日本大震災における被災現場の最前線で、地元建設業者は人命救助活動や道路啓開作業、応急・復旧作業などにあたりました。その活動は、震災当日から翌日にかけて始まっていました。

     地元を熟知して、重機類を保有する地元建設業者は当初、緊急車両などの通行を確保する為の道路啓開作業(1車線だけでも通行できるようにする)が主な活動でした。行政や地元住民との信頼関係を築いていたことが迅速な活動につながりました。

     "『そのとき地元建設業は』~3.11東日本大震災、最前線の記憶~"では、最前線で作業にあたった方々の「生の声」をお伝えします。建設業者が果たした役割について再確認するとともに、震災の実情を風化させないことを目的としております。

     第7回は刈屋建設(株)五十嵐 和朗さんです。

     刈屋建設(株)(宮古市)五十嵐 和朗さん(61 歳:震災当時)
     《職種》現場管理
     《啓開作業時の作業内容》指示役、重機オペレーター

    刈屋建設(株)五十嵐 和朗さん



    「『がれき』と割り切れない人々の暮らした家」

    ―震災直後にはどのような作業に携わったのですか

     普段は現場管理を担当していますが、この時は緊急的にオペレーターとして道路啓開に当たりました。担当は市街地で国道106 号と45 号が交差する部分の周辺と、金浜地区です。

     

    ―実際の現場に入られたときの思いは

     状況が理解できなかったです。想像を超えるというより、考えが及ばない状態。何がどうなっているのか飲み込めませんでした。

     市役所の周辺では家屋が内陸側に流されていたので、バックホウで土砂をよける作業が中心でした。土砂で何も見えない中、行方不明者の生存を前提に動くので、万が一にも傷つけたりしないよう、細心の注意を払いながらの作業になります。悪いことばかりが頭をよぎり、一気に片付けるという訳にはいきませんでした。

     

    ―余震も多かったですが、市街地の中の作業で、避難場所はどのようにしていたのですか

     NTTの建物を避難場所に借りていましたので、何かあった場合はそこまで徒歩で移動することを決めていました。

     

    ―作業を進める上で苦労したことは

     消防関係者の方が、事前に車や建物をチェックしてくれていましたが、車をどける時には中に残された人がいないか、細心の注意を払いました。

     被災された方から「この車で家族が逃げたから、中に人がいるはずだ」と訴えられ、確認しても車内には誰もいないんです。それでも軽々しく「誰もいませんよ」とは言えませんから、本当につらかったですね。このようなことは何度もありましたし、実際にご遺体も見つけました。あとはやはり燃料の問題。これは本当に大変でした。


     刈屋建設(株)五十嵐 和朗さん

     

    ―金浜方面にも入られたのですよね

     市街地が予想以上に早くめどが付いたので、金浜の現場でも道路啓開に当たったのですが、こちらは本当に家屋が多かったです。道路も分からない状態で、またヘドロもひどかったですね。

     家屋を解体しながら進めば良かったのでしょうが、許可がその日は下りませんでしたから、海側の堤防との間を何とか通りながら山田町側から迂回して現場に入りました。人が暮らしていた家がそのままの形で残っていて、とても「がれき」と割り切ることはできませんでした。

     

    ―休みもなかったと思いますが、疲れはなかったですか

     疲れたという感覚はなかったですね。これを使命感と言っていいのかどうかは分かりませんが、気が張っていたのだと思います。幸い食事については会社の方で炊き出しをして、社員が作業ポイントまでおにぎりを毎日届けに来てくれたので、困ることはなかったです。

     

    ―がれきが片付いたときに、どのような思いを持ちましたか

     「道路は通った。しかし今後は一体どうなるのだろう」という思いでした。この先どのように地域を復活させていくのか心配が先に立ち、安堵感などは持てませんでした。これは今も変わっていません。



    (おわり)


    『そのとき地元建設業は』~3.11東日本大震災、最前線の記憶~
    href="https://www.iwaken.or.jp/info/2015/03/04_1755.html">第38回(最終回) (株)山千(大槌町)代表取締役 山崎 真さん
    href="https://www.iwaken.or.jp/info/2015/02/21_1742.html">第37回 (株)藤原組(大槌町)専務取締役 藤原 士さん
    第36回 松村建設(株)(大槌町)土木部長 松村康文さん
    第35回 (株)共立土木(陸前高田市)工事課長 鈴木正幸さん
    第34回 (株)かねまつ建設(陸前高田市)取締役専務 菊池秀明さん
    第33回 (株)長谷川建設(陸前高田市)営業部長 吉田昭彦さん
    第32回 南建設(株)(軽米町)取締役社長室長 田中一也さん
    第31回 (株)中舘建設(二戸市)土木部長 大鳥義博さん
    第30回 成和建設(株)(花巻市)重機車両部執行役員部長 民部田正道さん
    第29回 (株)小原建設(北上市)小田島愼さん
    第28回 髙惣建設(株)(奥州市)高田営業所長 小野寺正晴さん
    第27回 (株)山友建設(一関市)熊谷堅美さん
    第26回 (株)山喜建設(一関市)三浦公夫さん
    第25回 横田建設(株)(一関市)高田営業所長 新沼克則さん
    第24回 鈴木工材(株)(一関市)菊地勝則さん
    第23回 宇部建設(株)(一関市)工事副長 千田祐欣さん
    第22回 (有)矢萩建設(一関市)重機主任 関村一男さん
    第21回 吉田建設(株)(盛岡市)三浦一春さん
    第20回 盛岡舗道(株)(盛岡市)機械係長 高橋直美さん
    第19回 三陸土建(株)(盛岡市)伊藤成美さん
    第18回 松田重機工業(株)(遠野市)重機部長 菊池隆悦さん
    第17回 佐藤工業(株)(遠野市)飯森清幸さん
    第16回 (株)テラ(遠野市)常務取締役 小笠原秀夫さん
    第15回 (株)晴山石材建設(野田村)上川寿隆さん
    第14回 (株)晴山組(野田村)山田 勉さん
    第13回 兼田建設(株)(久慈市)大尻明男さん
    第12回 佐藤建設(株)(田野畑村)常務取締役 片座康行さん
    第11回 富山建設(有)(山田町)代表取締役 富山由光さん
    第10回 三好建設(株)(宮古市)土木部次長 小川 司さん
    第9回 大崎建設(株)(田野畑村)橘 良友さん
    第8回 工藤建設(株)(岩泉町)土木部技士 西倉淳也さん
    第7回 刈屋建設(株)(宮古市)五十嵐 和朗さん
    第6回 (株)小松組(大船渡市)代表取締役 小松 格さん
    第5回 (株)青紀土木(釜石市)萬 寛さん
    第4回 佐野建設(株)(釜石市)八重樫充さん
    第3回 新光建設(株)(釜石市)工事課長 中村 明さん
    第2回 (株)中澤組(大船渡市)機材主任 霜山 隆さん
    第1回 (有)熊谷技工(大船渡市)専務取締役 熊谷芳男さん



    『記録誌第3号「記憶を思いに 未来につなげる」~震災復興5年の記録 これからも地域とともに~』に収録しております。

  • 除雪ボランティア活動に150人参加

    2014年2月17日 14:14北上支部

    北上市建設業協会では、2月8日(土)に北上市内に住む一人暮らしの高齢者世帯などの除雪ボランティア活動を実施しました。

    会員企業48社から150人が参加し、市職員も加わって164世帯の除雪活動を行いました。今回で15回目の活動となります。

    参加者の皆さん。本当にご苦労様でした。

    P2080135

    除雪前の状況。北上市内でも最も雪の多い和賀町仙人地区の世帯です。

    屋根から地面まで家がすっぽり雪に埋まっていました。

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  • 労働災害防止対策の要請

    2014年2月14日 16:47遠野支部

    2月13日 釜石労働基準監督署 川上署長より年度末までの活動計画

    について要請を受けた。

    DSC00715

    要請を受けた三団体

    岩手県建設業協会遠野支部
    遠野地区木造建築労働災害防止協議会
    東北電力(株)遠野営業所

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    釜石労働基準監督署管内の平成25年度の労働災害の発生は前年比33.3%の増加となり死亡事故も発生し極めて憂慮すべき状況にあるとした
    釜石労働基準監督署の一斉パトロールを行った結果,70%が安全管理上なんらかの問題があるとされた。
    このようなことから、三団体に対し労働災害防止対策のさらなる活動の取り組みについて要請を求められた。

    三浦遠野支部長は、年度末を控え忙し状況にあるが年度末までに研修及びパトロールをとおして、会員事業所に労働安全衛生活動の一層の取り組みと啓発を行うとした。

  • 建設業景況調査12月調査について

    2014年2月10日 16:34岩手県建設業協会

    岩手県建設業協会ホームページ更新のお知らせです。

    東日本建設保証(株)岩手支店より情報提供頂いている建設業景況調査12月調査(平成25年度第3回、東日本大震災被災地版)を「各種情報」内の「東日本建設業保証(株)岩手支店提供資料」に掲載しました。

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    ↓PDFファイル↓

    建設業景況調査(岩手県版)12月調査
    調査結果(概要) → こちら(PDF)
    データ表 → こちら(PDF)


    建設業景況調査(東日本大震災被災地版)12月調査
    調査結果(概要) → こちら(PDF)

  • 公共工事動向1月を更新しました

    2014年2月10日 16:31岩手県建設業協会

    岩手県建設業協会ホームページ更新のお知らせです。

    「各種情報」内の「東日本建設保証(株)岩手支店 提供資料」に東日本建設保証(株)岩手支店より情報提供頂いている公共工事動向(岩手県内1月版)を掲載しました。

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    ↓PDFファイル↓
    公共工事動向(岩手県内)1月版→ こちら(PDF)

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  • 【地域情報】もりおか雪あかり2014

    2014年2月10日 09:53建設研修センター・建設会館

    H25雪灯り1
    平成25年2月7日(金)から9日(日)までの期間「もりおか雪あかり」が盛岡城跡公園を中心として盛岡市内各地で開催されました。
    各会場では氷の彫刻、雪像が飾られ、スノーキャンドルの幻想的な灯りで包んでおりました。

    もりおか雪あかりは、本州一寒い街「もりおか」の冬の夜に、凛とした空気の中のひとつひとつの灯りの中に寒いからこそ感じられる「まち」「ひと」のあたたかさを伝えようとはじめられたものです。

    H25雪灯り2 H25雪灯り3

  • 建設業の新たな取り組みが表彰されました

    2014年2月10日 09:38岩手県建設業協会

    H25新分野フォーラム全景 H25新分野フォーラム受賞者等一同

    岩手県建設業協会では、平成25年度建設業新分野・新事業発表フォーラムを岩手県・国土交通省東北地方整備局・建設業振興基金との共催で1月30日(金)に開催しました。
    受賞企業は最優秀賞が2社(建設分野 株式会社オリテック21(盛岡市)、サービス関連分野 ACサカモト株式会社(盛岡市))、優秀賞が1社(環境リサイクル分野 株式会社平野組(一関市))となり、受賞者プレゼンテーションでは各事業紹介・始めた経緯・新分野に進出したことによる本業の効果など今後の課題を含めて発表しました。
    基調講演では、ベアレン醸造所木村社長より、本来の取り組みのほか、東日本大震災後の沿岸被災地復興支援のために現地の関係者と協力して地元の食材とのコラボレーションなども積極的に開催している説明や「お客様のために」という姿勢など、起業後10年の取り組みの紹介となりました。
    その他事業PRブース展示では、73社の建設企業の新分野事業の取り組み紹介のパネル展示を行いました。

    H25ACサカモト
    ACサカモト 不動産業及び住宅関連事業
    H25平野組
    平野組 自然エネルギー事業
    H25オリテック21
    オリテック21 橋梁用排水装置関連事業
    H25新分野フォーラムパネル展示  平成17年度~25年度受賞企業パネル展示

  • ドラグショベルの運転操作を学習しました

    2014年2月10日 09:33岩手県建設業協会

    H25ドラグショベル

    岩手県建設業協会では建設業労働災害防止協会岩手県支部と共催で小型車両系建設機械(整地・運搬・積込み及び掘削用)の運転資格取得のための特別教育を大船渡市で開催しました。
    会員企業の従業員50名の受講となりました。
    1日目は走行に関する装置の構造及び取扱いの方法などの学科講習、2日目は重機操作の前に指差呼称や始業前点検、乗車・降車・操作時の安全確認作業、ドラグショベルを運転して掘削作業などの実技講習を行いました。
    走行や作業に関する基本操作等の手順を修了した受講者の皆様は、今後実際に現場へ出て重機を運転し、技術を生かして復旧・復興工事に携わっていくものと思います。

    H25特別教育(大船渡) H25指差呼称
    H25実技講習全景 H25掘削作業

  • 『そのとき地元建設業は』~3.11東日本大震災、最前線の記憶~(第6回)

    2014年2月 6日 18:56岩手県建設業協会

    東日本大震災における道路啓開等作業従事者証言集

     東日本大震災における被災現場の最前線で、地元建設業者は人命救助活動や道路啓開作業、応急・復旧作業などにあたりました。その活動は、震災当日から翌日にかけて始まっていました。

     地元を熟知して、重機類を保有する地元建設業者は当初、緊急車両などの通行を確保する為の道路啓開作業(1車線だけでも通行できるようにする)が主な活動でした。行政や地元住民との信頼関係を築いていたことが迅速な活動につながりました。

     "『そのとき地元建設業は』~3.11東日本大震災、最前線の記憶~"では、最前線で作業にあたった方々の「生の声」をお伝えします。建設業者が果たした役割について再確認するとともに、震災の実情を風化させないことを目的としております。

     第6回は(株)小松組(大船渡市)代表取締役 小松 格 さんです。

     (株)小松組(大船渡市)代表取締役 小松 格 さん(46歳:震災当時)
     《職種》経営者
     《啓開作業時の作業内容》指示役およびオペレーター

    小松組(大船渡市)代表取締役 小松 格 さん



    「自分以外の苦しんでいる人のために」

    ―震災発生時はどちらにいたのですか。

     その時は社内にいました。水位が上がってきたので、屋根に上って海に飛び込む覚悟もしましたが、船や建物がものすごい勢いで流れてきて、とても飛び込める状況ではありませんでした。

     タンクローリーは横転し、プロパンが爆発して火災が発生するなど、現実の世界とは思えない光景が広がっていました。津波が引いた隙を見て、途中泳いだりしながら自宅のある赤崎に帰れたのは深夜になってからです。

     

    ―翌日から道路啓開に入ったのですか。

     後ノ入川上流の治山工事現場が無事だったので、翌朝徒歩で向かい重機を確保しました。バックホウ3台のうち2台は社員が持ち出して自主的に作業に入っており、県道の大船渡綾里三陸線を社員は赤崎小学校の付近から太平洋セメント方面に、私は蛸の浦方面に向かって道路啓開を進めました。

     体力的には相当消耗していたのですが、半日で人が往来し車1台がなんとか通れる程度の道を開けることができました。建物や船が道路をふさぎ、学校のグラウンドもめちゃくちゃになっており、作業中はただ悲しかったことを覚えています。

     

    ―会社としてはどのような動きを。

     気仙光陵支援学校付近にダンプや重機を置いている場所があり、そこに避難していた社員が市役所職員から道路啓開への協力を依頼されたそうです。そこから弊社と熊谷技工さんの社員が、一緒に市内のがれき撤去に向かいました。震災直後の主な作業場所は、国道45号沿いの加茂神社から大船渡駅裏までの区間です。

     

    ―会社を続けていくことに迷いは無かったのですか。

     正直言って、会社の継続は無理だと思っていました。会社を続けることを決意したきっかけの一つは、社員が無事だったこと。そして地元がこのような状況のときにこそ、自分たちの力が必要とされていると考えたことです。最初はお金や将来の心配よりも、ただ無我夢中でしたね。


     小松組(大船渡市)代表取締役 小松 格 さん

     

    ―震災を経て、社員さんたちに変化は見られましたか。

     変な言い方かもしれませんが「真面目になった」という感じでしょうか。被災したり自宅を失った社員も多かったのですが、自分以外の苦しんでいる人のため何かをしなければならないという気持ちが強くなっていると思いますし、それが従来にも増して丁寧な仕事ぶりにもつながっているように見えます。

     私たちは以前から地域社会の一員として取り組んできた自負はありますが、今回の震災を経て、自分たちのまちは自分たちが責任を持って復興させるという思いを強くしています。地域住民の方も、これまで以上に親しみを持って接してくれるようになったと感じています。



    (おわり)


    『そのとき地元建設業は』~3.11東日本大震災、最前線の記憶~
    href="https://www.iwaken.or.jp/info/2015/03/04_1755.html">第38回(最終回) (株)山千(大槌町)代表取締役 山崎 真さん
    href="https://www.iwaken.or.jp/info/2015/02/21_1742.html">第37回 (株)藤原組(大槌町)専務取締役 藤原 士さん
    第36回 松村建設(株)(大槌町)土木部長 松村康文さん
    第35回 (株)共立土木(陸前高田市)工事課長 鈴木正幸さん
    第34回 (株)かねまつ建設(陸前高田市)取締役専務 菊池秀明さん
    第33回 (株)長谷川建設(陸前高田市)営業部長 吉田昭彦さん
    第32回 南建設(株)(軽米町)取締役社長室長 田中一也さん
    第31回 (株)中舘建設(二戸市)土木部長 大鳥義博さん
    第30回 成和建設(株)(花巻市)重機車両部執行役員部長 民部田正道さん
    第29回 (株)小原建設(北上市)小田島愼さん
    第28回 髙惣建設(株)(奥州市)高田営業所長 小野寺正晴さん
    第27回 (株)山友建設(一関市)熊谷堅美さん
    第26回 (株)山喜建設(一関市)三浦公夫さん
    第25回 横田建設(株)(一関市)高田営業所長 新沼克則さん
    第24回 鈴木工材(株)(一関市)菊地勝則さん
    第23回 宇部建設(株)(一関市)工事副長 千田祐欣さん
    第22回 (有)矢萩建設(一関市)重機主任 関村一男さん
    第21回 吉田建設(株)(盛岡市)三浦一春さん
    第20回 盛岡舗道(株)(盛岡市)機械係長 高橋直美さん
    第19回 三陸土建(株)(盛岡市)伊藤成美さん
    第18回 松田重機工業(株)(遠野市)重機部長 菊池隆悦さん
    第17回 佐藤工業(株)(遠野市)飯森清幸さん
    第16回 (株)テラ(遠野市)常務取締役 小笠原秀夫さん
    第15回 (株)晴山石材建設(野田村)上川寿隆さん
    第14回 (株)晴山組(野田村)山田 勉さん
    第13回 兼田建設(株)(久慈市)大尻明男さん
    第12回 佐藤建設(株)(田野畑村)常務取締役 片座康行さん
    第11回 富山建設(有)(山田町)代表取締役 富山由光さん
    第10回 三好建設(株)(宮古市)土木部次長 小川 司さん
    第9回 大崎建設(株)(田野畑村)橘 良友さん
    第8回 工藤建設(株)(岩泉町)土木部技士 西倉淳也さん
    第7回 刈屋建設(株)(宮古市)五十嵐 和朗さん
    第6回 (株)小松組(大船渡市)代表取締役 小松 格さん
    第5回 (株)青紀土木(釜石市)萬 寛さん
    第4回 佐野建設(株)(釜石市)八重樫充さん
    第3回 新光建設(株)(釜石市)工事課長 中村 明さん
    第2回 (株)中澤組(大船渡市)機材主任 霜山 隆さん
    第1回 (有)熊谷技工(大船渡市)専務取締役 熊谷芳男さん



    『記録誌第3号「記憶を思いに 未来につなげる」~震災復興5年の記録 これからも地域とともに~』に収録しております。

  • 奥州支部~農村整備工事安全パトロール~

    2014年1月30日 10:10奥州支部

    1月24日(金)農村整備室管内の工事安全パトロールが実施されました。

    本格的に動き始めた農業農村整備事業ですが、冬期特有災害の防止やほ場整備等特有工事の安全確保について、点検・意見交換を行い、安全な工事の実施について再確認しました。

    senH26農村整備パトロール

    16名の参加者が2班編成で5現場をパトロールし、各会社や現場で実施している安全活動状況等を点検


    senDSC00344

    現場パトロール終了後、班ごとに点検結果の取りまとめ


    senDSC00350

    結果報告と報告に基づく意見交換
    (改善点、良い点が多く出され活発な意見交換となりました。)


    senDSC00352

    建災防奥州分会 蜂谷・小原両安全指導者が結果講評と冬期現場の注意点等について現場からの提言を行いました。

  • 『私たち、僕たち、頑張っています!』(第4回)建設業に従事する女性・若者インタビュー

    2014年1月29日 08:37岩手県建設業協会

    『私たち、僕たち、頑張っています!』では建設業に従事する女性及び若者の紹介記事を不定期に掲載致します。

    建設業で頑張っている女性や若者を紹介することで、多くの方に建設業の魅力を知って頂きたいと思います。また、建設業に興味を持っている方、入職を希望される方が建設業について少しでも知って頂けるきっかけになれば幸いです。

    第4回は、株式会社 佐々木組(一関市)の佐藤 章さんです。

    所属会社 : 株式会社 佐々木組(一関市)
    氏   名 : 佐藤 章さん
    職   種 : 技術員
    経験年数 : 2年
    仕事内容 : 測量、現場管理他 他

    株式会社 佐々木組(一関市)佐藤 章さん

    入職した動機、きっかけは?
    この職業に幼いころから興味があり、高校で学んだことを自分が住んでいる地域で活かしたかったので、この仕事に就きました。


    仕事のやりがいは?
    自分が行っている作業で工事が少しずつ完成に近づいていることを自分の目で確認することができ、達成感があり、とてもやりがいがあります。


    苦労していることは?
    この仕事につき2年になりましたが、毎日学ぶことが多く、現場の方々に迷惑をかけてしまったことも多々ありました。もっと様々なことを早く覚えなければならないことが大変です。

    株式会社 佐々木組(一関市)佐藤 章さん

    将来の目標は?
    今の目標は、様々な現場を経験して早く一人前になり、もっと地域に貢献できるようになることです。


    上司から一言
    今年で20歳になる期待の青年です。心身ともに健康で、多くの失敗を重ねながらも、より大きな成功を収められるよう、今後の活躍を願いながら後押ししたいと思います。



    佐藤さん、ありがとうございました。前向き方なので、会社からの期待が大きいと思います。会社や地域の将来のために頑張って下さい。



    『私たち、僕たち、頑張っています!』では、会員企業の会社で働く女性・若者を募集しています。若者については概ね25歳以下(女性は年齢不問)の方でお願いします。技術者、技能者、運転手の方、職種は問いませんのでご協力をお願い致します。


    バックナンバー
    第3回(13/12/17)豊島建設 株式会社(大船渡市)菊池信幸さん
    第2回(13/11/15) 高田工業 株式会社(花巻市) 中村隼太さん
    第1回(13/10/23) 株式会社 青紀土木(釜石市) 倉澤 久美さん

  • 平成25年(第2回)度工事現場安全パトロール実施について

    2014年1月28日 14:10釜石支部

    平成26年1月27日(月) 13:15~16:00

    沿岸広域振興局土木部と当釜石支部との工事安全パトロールを実施しました。

    パトロール箇所は、釜石・大槌地区8ケ所を実施。

    参加者 釜石労働基準監督署 2名

    沿岸広域振興局 16名

    釜石市 5名

    岩手県建設業協会釜石支部 13名

    当日、岩手県建設業協会釜石支部に集合し、土木部長及び監督署長のあいさつの後、4班に分れパトロールに向かった。

    パトロール終了後、沿岸広域振興局会議室において反省会を行った。

     

    土木部長挨拶

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    監督署長挨拶

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    パトロール現場

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    反省会

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  • 建退共岩手県支部 ☆建設業界のおトクな退職金の話☆

    2014年1月28日 08:35建退共岩手県支部

       第41回 ☆ 手続きあれこれ-その5 ☆

    建退共岩手県支部の窓口で…〈共済証紙の帳簿仕訳)

    建次:2月に入ればすぐ節分ですね。             IMG_1593.JPG           
           
        
    退子:冬来たりなば春遠からじとは申しますが、
        早いものですね。          
        
    建次:昨日、現場の建太郎先輩からいくつか
        照会がありまして、その確認方々、手帳
        の更新手続きに伺いました。
        まず、共済証紙の帳簿上の仕訳ですが、
        購入した共済証紙の在庫は「材料貯蔵
        品」として管理する。
        そして、下請に現物交付するつど、又は
        共済手帳に証紙を貼るつど「退職金共済掛金」の科目で、
        損金として落としていくということでしたよね。
        でその後、下請ではどう処理すればよいかということなんですが…
        
        
    退子:はい、下請さんは交付された共済証紙相当額を、收入金に計上
        します。
        そして受け取った証紙を共済手帳に貼りますが、その際に損金
        または必要経費として処理することになります。
        甥の建太郎にも一度説明をした記憶がありますが、久しぶりの
        現場で忘れたかしら?
     
                                 寒椿.JPG
    建次:先輩から引き継いで、もう10年くらいに   
        
    なりますからね。
        今回の現場で、たまたま下請の事業所
        から問合せがあったようなんです。
        イヤ、うちの経理担当に確認すればいい
        ことなんですが、更新手続きもありました
        ので念のためお尋ねしました。

    退子
    :あ、いえいえお忙しいところすみません。                                
      
        
    建次
    :それから、1冊目の掛金助成手帳に
        現物交付する場合ですが、朱書きの
        掛金免除部分については、どのように考えればいいのでしょうか。

    退子:掛金免除欄は国の助成を受けることになりますから、消印するだけ
        で掛金が納められたことになります。
        掛金助成手帳を御覧いただくと、5日間働くと4枚の証紙を貼付して、
        5日目は消印するだけになっています。
        つまり、従業員が25日働いた場合は、実貼付枚数20日分を現物
        交付していただければいいわけですね。

    建次:了解しました。
        あっ、この3冊が更新手続きをお願いする手帳です。
        更新申請書に、本人の現住所を記入しました。

    退子:いつもご協力ありがとうございます。
        少しお待ちいただければ、新しい共済手帳をお渡しできますよ。
        
                
    ※参考 共済証紙を現物交付する場合の帳簿仕訳は次のとおりです。

    (1)元請業者
     
    購入した共済証紙を資産勘定の材料貯蔵品として計上し、労働者の共済
    手帳に貼付した共済証紙あるいは下請へ現物交付した共済証紙の金額は、
    損金または必要経費となります。
    ①共済証紙を購入したとき
       (借      方)         (貸      方)

    勘 定  科 目 金     額  勘 定  科 目 金     額
    材料貯蔵品  ×××××円 現金・預金  ×××××円

    ②下請に共済証紙を交付したとき
       (借      方)         (貸      方)
    勘 定  科 目 金     額  勘 定  科 目 金     額
    退職金共済掛金  ×××××円 材料貯蔵品  ×××××円

    (2)下請業者
     
    元請から交付を受けた共済証紙代金相当額を收入金に計上し、労働者の
    共済手帳に貼付した共済証紙の金額は、損金または必要経費となります。

    ①元請から共済証紙を受け取ったとき
       (借      方)         (貸      方)
    勘 定  科 目 金     額  勘 定  科 目 金     額
    材料貯蔵品  ×××××円 收入金(雑収入など)  ×××××円

    ②労働者の手帳に共済証紙を貼付したとき
       (借      方)         (貸      方)
    勘 定  科 目 金     額  勘 定  科 目 金     額
    退職金共済掛金  ×××××円 材料貯蔵品  ×××××円


              お問い合わせは↓  

    建退共岩手県支部:電話019-622-4536  


  • ひまわりの種を送っていただきました

    2014年1月27日 20:09久慈支部

    東日本大震災から間もなく3年の月日が経とうとしています。
    震災後、流通が復旧して間もなくからずっと、支援してくださっていた方から
    ミニひまわりの種を送っていただきました。

     

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    種まきの時期は4月下旬から5月上旬くらいのようです。それまでに野田村へお届けしたいと思っております

    今年の夏、小さなひまわりが、日の光をたくさん浴びて咲き誇るのが楽しみです

  • 平成25年度建設業新分野・新事業発表フォーラムを開催します

    2014年1月27日 13:50岩手県建設業協会

    岩手県建設業協会では岩手県と共催のもと平成26年1月30日(木)に平成25年度建設業新分野・新事業発表フォーラムをエスポワールいわて(盛岡市)で開催いたします。
    本フォーラムは平成25年度建設業新分野進出等表彰事業に応募した企業が、新分野・新事業への進出、新技術・新工法の開発等への先進的・意欲的な取組みと認められた事業をPRし、製品・技術の活用を対外的にアピールするための催し事です。
    今回は環境リサイクル分野1社、建設分野1社、サービス関連分野1社の3社が岩手県知事表彰式のほか、ベアレン醸造所の木村剛氏を迎えての基調講演、展示会場では平成17年度から今年度までの各社事業紹介をパネル展示いたします。
    詳細は「こちら」の案内チラシご覧ください。
    ぜひご参加頂きますようご案内いたします。

    日時:1月30日(木)13:10~16:00
    場所:エスポワールいわて
    フォーラム内容
    1 岩手県知事表彰
    2 基調講演 ベアレン醸造所
    3 受賞者プレゼンテーション

    1階イベントホール:パネル展示(平成17~25年度 73事業)
    1階小会議室:経営指導コーディネーターによる無料経営相談

    開催案内・申込チラシはコチラ