いわけんブログ
- 2014年10月 一覧
惜しまれながらの閉店 極太そばの「中嶋屋」(一関市大東町大原)
2014年10月31日 16:35千厩支部
一関市大東町大原にある「中島屋」が11月1日で閉店になります。極太の手打ちそばが有名な食堂です。お昼時にはお客さんが絶えることなく、地元の人や国道343号線を陸前高田市方面に向かう人などに愛され続けて来ました。
お店に行くと、千厩支部はもちろん、他支部の会員企業の方々にお会いすることもしばしばありました。業界の方々も残念に思っている方が多いと思います。
昨日、大原に立ち寄った際にお誘いを受け、そばを味わうことが出来ました。最後なので、思い切って大ざるそばに挑戦です。
変わらずの大盛りの姿に、食べられなく寂しさがこみ上げます。
割り箸と同じくらいの極太そばで、食べても食べても減らない、超大盛。夜までお腹がふくれっ放しでした。
最後に中島屋のそばを存分に味わうことが出来ました。『そのとき地元建設業は』~3.11東日本大震災、最前線の記憶~(第27回)
2014年10月31日 11:20岩手県建設業協会
東日本大震災における道路啓開等作業従事者証言集
東日本大震災における被災現場の最前線で、地元建設業者は人命救助活動や道路啓開作業、応急・復旧作業などにあたりました。その活動は、震災当日から翌日にかけて始まってい ました。
地元を熟知して、重機類を保有する地元建設業者は当初、緊急車両などの通行を確保する為の道路啓開作業(1車線だけでも通行できるようにする)が主な活動でした。行政や 地元住民との信頼関係を築いていたことが迅速な活動につながりました。
『そのとき地元建設業は』~3.11東日本大震災、最前線の記憶~では、最前線で作業にあたった方々の「生の声」をお伝えします。建設業者が果たした役割について再確認す るとともに、震災の実情を風化させないことを目的としております。
(第16回より、内陸からの後方支援を掲載しています)
第27回は(株)山友建設(一関市)熊谷堅美さんです。(株)山友建設 熊谷 堅美さん(64歳:震災当時)
《職種》大型ダンプ運転手
《啓開作業時の作業内容》大型ダンプ運転手
「どこからどう手を付けるのだろうと思いました」―陸前高田市での作業はいつからでしたか
建設業協会からの要請の分は4月25日から8月12日迄で、その後も何度か行きました。作業はダンプでのガレキの運搬作業です。
―会社から指示を受けた時に思ったことは
本音を言えば、出来れば行きたくない気持ちがありましたね。被災した人たちに会うのが、気が引ける気持ちでした。家が流された人や亡くなった人が、いっぱいいましたから。
―震災後、陸前高田市に行ったことはありましたか
親戚がいるので、仕事以外で何度か訪れました。町そのものが無くなって、木造というのはこんなにも簡単に流されるのかと驚きました。地震の経験はありますが、津波というものは記憶がありませんでしたから。その頃から、「近いうちにも陸前高田市に行かなければならないだろう」と会社の中で話が出ていました。
―現地に作業に入った際、感じたことはありますか
どこからどう手を付けるのだろうと思いました。初日の打ち合わせで指示を受けましたが、戸惑いの方が大きかったです。
―作業には慣れましたか
一週間程で慣れました。建物が無いので、比較的走り易かったです。私の場合、たまたまですがパンクは1回だけです。最初の頃、病院の近くで薬品のような独特の臭いがしたのを 覚えています。
―作業の上で気を付けたことは
連休明けの5月10日ごろ、それまでの市街地から広田半島の泊漁港周辺に入りました。こちらは道が狭く、自衛隊の車も入っていましたので通行に苦労しました。自衛隊と相談して もらい、集積所からの往復を山側ルートと海側ルートに分け、一方通行にしてもらいました。
ただ、道が狭いうえに枝道があまりなく、人も歩くので神経を使いましたね。積み荷の落下防止にも十分に注意を払いました。―地盤沈下の影響は
市街地でも満潮の時は水が入って来ました。市役所周辺でも水が入ってきた時は通れない道路があって、ルートを変えることがありました。
―つらかったことはありましたか
広田の方で残っている家の解体が始まり、立派な家が解体されるのを見ると、なんとも言えない気持ちになりましたね。また、家の持ち主がよく見に来ていました。最初はかける言 葉もありませんでしたが、段々と話すようになりました。3回目の被害を受けたという家の人が、「もうこの場所には建てません」と言っていたのが印象に残っています。
地元業者の人たちが多く入っていて、作業員にも被災した人たちがいましたから、言葉には気を付けて話をしました。―8月12日に一区切りとなって、思ったことや作業上の教訓は残りましたか
一応、協会としての分は終わりましたが、まだまだ先があるので、「また来なければならないのかな」と思いました。実際に何度か来ることがありました。
教訓については、考えるゆとりがなかったと思います。
(おわり)
『そのとき地元建設業は』~3.11東日本大震災、最前線の記憶~
href="https://www.iwaken.or.jp/info/2015/03/04_1755.html">第38回(最終回) (株)山千(大槌町)代表取締役 山崎 真さん
href="https://www.iwaken.or.jp/info/2015/02/21_1742.html">第37回 (株)藤原組(大槌町)専務取締役 藤原 士さん
第36回 松村建設(株)(大槌町)土木部長 松村康文さん
第35回 (株)共立土木(陸前高田市)工事課長 鈴木正幸さん
第34回 (株)かねまつ建設(陸前高田市)取締役専務 菊池秀明さん
第33回 (株)長谷川建設(陸前高田市)営業部長 吉田昭彦さん
第32回 南建設(株)(軽米町)取締役社長室長 田中一也さん
第31回 (株)中舘建設(二戸市)土木部長 大鳥義博さん
第30回 成和建設(株)(花巻市)重機車両部執行役員部長 民部田正道さん
第29回 (株)小原建設(北上市)小田島愼さん
第28回 髙惣建設(株)(奥州市)高田営業所長 小野寺正晴さん
第27回 (株)山友建設(一関市)熊谷堅美さん
第26回 (株)山喜建設(一関市)三浦公夫さん
第25回 横田建設(株)(一関市)高田営業所長 新沼克則さん
第24回 鈴木工材(株)(一関市)菊地勝則さん
第23回 宇部建設(株)(一関市)工事副長 千田祐欣さん
第22回 (有)矢萩建設(一関市)重機主任 関村一男さん
第21回 吉田建設(株)(盛岡市)三浦一春さん
第20回 盛岡舗道(株)(盛岡市)機械係長 高橋直美さん
第19回 三陸土建(株)(盛岡市)伊藤成美さん
第18回 松田重機工業(株)(遠野市)重機部長 菊池隆悦さん
第17回 佐藤工業(株)(遠野市)飯森清幸さん
第16回 (株)テラ(遠野市)常務取締役 小笠原秀夫さん
第15回 (株)晴山石材建設(野田村)上川寿隆さん
第14回 (株)晴山組(野田村)山田 勉さん
第13回 兼田建設(株)(久慈市)大尻明男さん
第12回 佐藤建設(株)(田野畑村)常務取締役 片座康行さん
第11回 富山建設(有)(山田町)代表取締役 富山由光さん
第10回 三好建設(株)(宮古市)土木部次長 小川 司さん
第9回 大崎建設(株)(田野畑村)橘 良友さん
第8回 工藤建設(株)(岩泉町)土木部技士 西倉淳也さん
第7回 刈屋建設(株)(宮古市)五十嵐 和朗さん
第6回 (株)小松組(大船渡市)代表取締役 小松 格さん
第5回 (株)青紀土木(釜石市)萬 寛さん
第4回 佐野建設(株)(釜石市)八重樫充さん
第3回 新光建設(株)(釜石市)工事課長 中村 明さん
第2回 (株)中澤組(大船渡市)機材主任 霜山 隆さん
第1回 (有)熊谷技工(大船渡市)専務取締役 熊谷芳男さん『私たち、僕たち、頑張っています!』(第12回)建設業に従事する女性・若者インタビュー
2014年10月29日 15:47岩手県建設業協会
『私たち、僕たち、頑張っています!』では建設業に従事する女性及び若者の紹介記事を不定期に掲載致します。
建設業で頑張っている女性や若者を紹介することで、多くの方に建設業の魅力を知って頂きたいと思います。また、建設業に興味を持っている方、入職を希望される方が建設業について少しでも知って頂けるきっかけになれば幸いです。
第12回は、株式会社平野組(一関市)の大場優也さんです。所属会社:株式会社平野組(一関市)
氏 名:大場優也さん
職 種:建築技術者
経験年数:1年6カ月
仕事内容:現場管理、写真管理
<入職した動機、きっかけは?>
小さい頃から近所の大工さんの所へ遊びに行っており、物造りが好きでした。その頃から建物を造る仕事がしたいという思いがあり、入職しました。
<仕事のやりがいは?>
自分が最初から携わった工事が完成し、お客様に引き渡した時に、それまでの苦労が報われた気がしました。その後、実際に使われているのを見て、頑張って良かったと思えました。
<苦労していることは?>
分からない事ばかりで、全てが大変です。一つ一つ着実に覚え、早く一人前になれるよう頑張ります。
<将来の目標は?>
自分で現場を持ち、皆さんに喜ばれるような建物を造り、地図に載る誰もが聞いても分かるような建物を造りたいです。
<上司から一言>
フットワークよく動いてくれています。君は若手のホープです。更なる活躍に期待しています。
大場さん、ありがとうございました。会社の大きな期待にこたえて、これからも頑張って下さい。
『私たち、僕たち、頑張っています!』では、会員企業の会社で働く女性・若者を募集しています。
若者については概ね25歳以下(女性は年齢不問)の方でお願いします。技術者、技能者、運転手の方など、職種は問いませんのでご協力をお願い致します。
バックナンバー
第11回(14/09/26)工藤建設株式会社(奥州市)佐々木彩さん
第10回(14/08/28) 株式会社 千葉匠建設(北上市) 高橋秀子さん
第9回(14/06/26) 株式会社 小原建設(花巻市) 伊藤春香さん
第8回(14/05/28) 株式会社 熊谷工務店(盛岡市) 稲荷平麻衣子さん
第7回(14/04/25) 刈屋建設 株式会社(宮古市) 奥地裕介さん
第6回(14/03/28) 松田重機工業 株式会社(遠野市) 八木義行さん
第5回(14/02/26) 株式会社 下河原組(盛岡市) 佐藤美由紀さん
第4回(14/01/29) 株式会社 佐々木組(一関市) 佐藤章さん
第3回(13/12/17) 豊島建設 株式会社(大船渡市) 菊池信幸さん
第2回(13/11/15) 高田工業 株式会社(花巻市) 中村隼太さん
第1回(13/10/23) 株式会社 青紀土木(釜石市) 倉澤久美さん建設業景況調査9月調査について
2014年10月29日 14:58岩手県建設業協会
岩手県建設業協会ホームページ更新のお知らせです。
東日本建設保証(株)岩手支店より情報提供頂いている建設業景況調査9月調査(平成26年度第2回、東日本大震災被災地版)を「各種情報」内の「東日本建設業保証(株)岩手支店提供資料」に掲載しました。
↓PDFファイル↓
建設業景況調査(岩手県版)9月調査
調査結果(概要) → こちら(PDF)
データ表 → こちら(PDF)
建設業景況調査(東日本大震災被災地版)9月調査
調査結果(概要) → こちら(PDF)県庁前落葉清掃
2014年10月28日 10:18盛岡支部
安全パトロールを実施しました。
2014年10月28日 09:56盛岡支部
冬季間を前に現場安全パトロールを実施
2014年10月24日 18:39千厩支部
建災防千厩分会と千厩支部は10月24日、一関市大東町地内で現場安全パトロールを実施しました。
指導協力機関から、一関労働基準監督署、千厩土木センター、一関農村整備センター、一関市建設農林センターの方々に参加いただきました。
今回の対象現場は、建築工事現場1カ所と土木工事現場2ヵ所です。冬季間に向けて労働災害防止対策の徹底を促しました。
好事例として、架空線の標示や車両関係に歯止めがなされていた点があげられました。
「今後、現道との切り替え作業に入って行くと思うが、路面凍結によるスリップに注意して欲しい」との注意喚起もありました。
千厩支部では、安全パトロールに建設業労働安全衛生マネジメントシステム(COHSMS:コスモス)の柱であるリスクアセスメントを取り入れています。
今回は「型枠組立て工」及び「切り土工、法面整形工」についてリスクアセスメントを実施いたしました。”おもっち”も餅まき参加!(第2回建設業ふれあい事業 水沢産業まつり)
2014年10月24日 17:38奥州支部
10月19日、水沢産業まつりで建設業ふれあい事業を開催しました。
奥州支部青年部は、毎年10月に水沢公園で開催される水沢産業まつりで、ふれあい事業を行っています。今年は天気も良く、たくさんの親子連れの方々にご来場していただきました。
会場にはバックホウ2台と高所作業車を準備。
バックホウの乗車体験では、旋回やバケットを動かす操作をしました。機械を操作するお子さんの姿を、お父さん・お母さんが撮影する光景が多く見られました(*^_^*)
また、10mの高さから景色を眺めることができる高所作業車も大盛況で、順番待ちの列が途切れませんでした!
高所作業車は産業まつり実行委員会で催した餅まきでも活躍!餅まきは高所作業車から行い、餅まきが始まるとたくさんの人で賑わいました。
餅まきには岩手県のゆるキャラ”おもっち”も参加!いくつ拾えたでしょうか?(^o^)昨年は雨で乗車体験や餅まきが中止でしたが、今年は大盛況の中ふれあい事業を開催することができて何よりでした!
安全パトロール実施
2014年10月24日 15:11一関支部
北上市長、西和賀町長へ要望活動
2014年10月24日 13:52北上支部
次年開催地は奥州!(青年部交流会)
2014年10月24日 08:51奥州支部
住宅祭2014へ活動
2014年10月21日 16:51一関支部
『そのとき地元建設業は』~3.11東日本大震災、最前線の記憶~(第26回)
2014年10月20日 20:54岩手県建設業協会
東日本大震災における道路啓開等作業従事者証言集
東日本大震災における被災現場の最前線で、地元建設業者は人命救助活動や道路啓開作業、応急・復旧作業などにあたりました。その活動は、震災当日から翌日にかけて始まってい ました。
地元を熟知して、重機類を保有する地元建設業者は当初、緊急車両などの通行を確保する為の道路啓開作業(1車線だけでも通行できるようにする)が主な活動でした。行政や 地元住民との信頼関係を築いていたことが迅速な活動につながりました。
『そのとき地元建設業は』~3.11東日本大震災、最前線の記憶~では、最前線で作業にあたった方々の「生の声」をお伝えします。建設業者が果たした役割について再確認するとともに、震災の実情を風化させないことを目的としております。
(第16回より、内陸からの後方支援を掲載しています)
第26回は(株)山喜建設(一関市)三浦公夫さんです。(株)山喜建設 三浦公夫さん(45歳:震災当時)
《職種》大型ダンプ運転手、重機オペレーター
《啓開作業時の作業内容》大型ダンプ運転手、重機オペレーター
「誰かが困っているときに、いくらかでも役に立てれば」―震災発生時はどちらにいましたか
一関市藤沢町の現場にいました。現場の作業はストップとなり、片付けをしてから4時か5時ごろに家に帰りました。帰宅後にラジオを聞いて、初めて津波の事を知りました。
数日後から、室根地区の業者で、気仙沼市の断水地域での給水支援が始まりました。私も交代で何日か行きました。現地の人は本当に水を必要としていて、その様子を見て涙が出る思いでしたね。―陸前高田市での作業はいつからですか
4月25日から今年の4月30日までの3年間です。途中、岸壁の嵩上げ作業などにも従事しました。
千厩支部を主体とした8月12日までの作業では、ダンプでガレキ運搬。翌年1月頃から1年ほどはガレキ片付けの重機オペラーターとして、その後、ガレキの集積場での選別作業や堆積土の除塩プラントでの運搬作業に従事しました。―気仙沼市での給水、その後、陸前高田市に入りましたがその時の印象は
最初に気仙沼市に入った時は、被害状況にびっくりしたというか唖然としました。生活している人たちはどうなったのだろうと思いました。
陸前高田市に初めて行ったときは、海から5km以上離れた橋にガレキがあって信じられませんでした。市内はどうなったのだろうと、血の気が引ける思いでしたね。―陸前高田市での作業を指示された時の思いは
指示を受けた時は、行くしかないと思いました。誰かが困っているときに、いくらかでも役に立てればとの思いです。家族からも「気を付けて頑張って」と言われました。
―作業上で気を付けたことは
安全第一で、ダンプ同士、重機とダンプ、作業員との接触に気を付けました。ダンプの数が多いので、すれ違いの際には自然に譲り合うようになりました。
とにかく無理や無茶はしないように気を配りました。他社の重機やダンプと共同で作業するので、余計に気を配りました。重機でガレキの上に上る際には、しっかりと盤を固めました。―困ったことはありますか
ダンプのパンクが何度かあって、困りましたね。高台で営業を再開していた自動車工場で修理してもらいました。釘やビス、鉄筋、金属などが原因です。特にガレキ集積場でのパンクが多かったです。
また、乾燥している時は、土埃が凄かったです。ダンプや重機の窓を閉めていても中に入って来ました。―つらい事はありませんでしたか
いつ終わるのかなと思うことはありました。選別処理で、大きなガレキの山についた時などです。ただ、月日が経ってガレキの山が減って行くと、やった甲斐があったと思えました。
―最後までガレキ処理に携わった思いは
全国から作業員が集まって、みんなで一丸となって夢中で取り組みました。だいぶ片付いたなという思いがありました。復興はまだまだですが、3年前の状況を思えば、ガレキは片付きました。出来る範囲ですが、少しでも役に立てたかなと思います。最後までいれて良かったです。
(おわり)
『そのとき地元建設業は』~3.11東日本大震災、最前線の記憶~
第38回(最終回) (株)山千(大槌町)代表取締役 山崎 真さん
第37回 (株)藤原組(大槌町)専務取締役 藤原 士さん
第36回 松村建設(株)(大槌町)土木部長 松村康文さん
第35回 (株)共立土木(陸前高田市)工事課長 鈴木正幸さん
第34回 (株)かねまつ建設(陸前高田市)取締役専務 菊池秀明さん
第33回 (株)長谷川建設(陸前高田市)営業部長 吉田昭彦さん
第32回 南建設(株)(軽米町)取締役社長室長 田中一也さん
第31回 (株)中舘建設(二戸市)土木部長 大鳥義博さん
第30回 成和建設(株)(花巻市)重機車両部執行役員部長 民部田正道さん
第29回 (株)小原建設(北上市)小田島愼さん
第28回 髙惣建設(株)(奥州市)高田営業所長 小野寺正晴さん
第27回 (株)山友建設(一関市)熊谷堅美さん
第26回 (株)山喜建設(一関市)三浦公夫さん
第25回 横田建設(株)(一関市)高田営業所長 新沼克則さん
第24回 鈴木工材(株)(一関市)菊地勝則さん
第23回 宇部建設(株)(一関市)工事副長 千田祐欣さん
第22回 (有)矢萩建設(一関市)重機主任 関村一男さん
第21回 吉田建設(株)(盛岡市)三浦一春さん
第20回 盛岡舗道(株)(盛岡市)機械係長 高橋直美さん
第19回 三陸土建(株)(盛岡市)伊藤成美さん
第18回 松田重機工業(株)(遠野市)重機部長 菊池隆悦さん
第17回 佐藤工業(株)(遠野市)飯森清幸さん
第16回 (株)テラ(遠野市)常務取締役 小笠原秀夫さん
第15回 (株)晴山石材建設(野田村)上川寿隆さん
第14回 (株)晴山組(野田村)山田 勉さん
第13回 兼田建設(株)(久慈市)大尻明男さん
第12回 佐藤建設(株)(田野畑村)常務取締役 片座康行さん
第11回 富山建設(有)(山田町)代表取締役 富山由光さん
第10回 三好建設(株)(宮古市)土木部次長 小川 司さん
第9回 大崎建設(株)(田野畑村)橘 良友さん
第8回 工藤建設(株)(岩泉町)土木部技士 西倉淳也さん
第7回 刈屋建設(株)(宮古市)五十嵐 和朗さん
第6回 (株)小松組(大船渡市)代表取締役 小松 格さん
第5回 (株)青紀土木(釜石市)萬 寛さん
第4回 佐野建設(株)(釜石市)八重樫充さん
第3回 新光建設(株)(釜石市)工事課長 中村 明さん
第2回 (株)中澤組(大船渡市)機材主任 霜山 隆さん
第1回 (有)熊谷技工(大船渡市)専務取締役 熊谷芳男さん北上マラソン大会で給水ボランティア
2014年10月15日 12:01北上支部
『そのとき地元建設業は』~3.11東日本大震災、最前線の記憶~(第25回)
2014年10月10日 18:26岩手県建設業協会
東日本大震災における道路啓開等作業従事者証言集
東日本大震災における被災現場の最前線で、地元建設業者は人命救助活動や道路啓開作業、応急・復旧作業などにあたりました。その活動は、震災当日から翌日にかけて始まってい ました。
地元を熟知して、重機類を保有する地元建設業者は当初、緊急車両などの通行を確保する為の道路啓開作業(1車線だけでも通行できるようにする)が主な活動でした。行政や 地元住民との信頼関係を築いていたことが迅速な活動につながりました。
『そのとき地元建設業は』~3.11東日本大震災、最前線の記憶~では、最前線で作業にあたった方々の「生の声」をお伝えします。建設業者が果たした役割について再確認するとともに、震災の実情を風化させないことを目的としております。
(第16回より、内陸からの後方支援を掲載しています)
第25回は横田建設(株)(一関市)高田営業所長 新沼克則さんです。横田建設(株)高田営業所長 新沼克則さん(46歳:震災当時)
《職種》高田営業所長
《啓開作業時の作業内容》指示役
「「やっと自分も何かできるな」という思いでした」―震災時は
盛岡で研修会に参加していました。自宅がある大船渡に戻り、その日は妻の職場で一晩を過ごしました。小学生の子供たちは、中学校の体育館に避難していました。越喜来方面から回って、12日の朝に子供たちに再会できました。
大船渡市三陸町にある自宅は、手前まで津波が来ていたようです。―仕事に戻れたのは
3月20日頃、高田営業所に行ってみましたが何一つ残っていませんでした。陸前高田市の惨状は思っていた以上でした。
3月中は身動きが取れず、本社とは電話でやりとりをしていました。ガソリンが手に入るようになった4月頃から、本社に行けるようになりました。
その頃、建設業協会千厩支部として陸前高田市への支援の話が出ていました。拠点となる場所が必要となるので、社長の指示で高田営業所の開設準備を始めました。千厩支部として支援に入る4月25日までに営業所を立ち上げました。―陸前高田市でのガレキ撤去作業は
千厩支部としての支援は4月25日から8月12日でした。1班は青柳建設、2班は横田建設が頭になり、最初に乗り込んだ時は5社ずつの10社くらいだったと思います。終わるころには全体で20社近くになり、2班だけでも30人弱の体制になっていました。
―どの様な指示で動いていましたか
陸前高田市建設業協会から作業場所の指示を受け、1班と2班で振り分けて作業を行いました。最初は市役所周辺、その後に市街地を転々として、最終的には小友地区に入りました。
地元の建設業者の人に知っている人が多かったので、コミュニケーションは取り易かったと思います。朝礼は千厩支部の1、2班が一緒に行い、月に1回は全体の打ち合わせがありました。―自宅が大船渡市にある新沼さんですが、作業に入ると聞いた時に思ったことはありますか
地元の建設業者が動いているのを1カ月ほど見ていましたので、自分もたずさわりたいという歯痒さを感じていました。動くと聞いた時には、地元の気仙地区に対して「やっと自分も何かできるな」という思いでしたね。
1班の青柳建設の指示役は、3年前に建てた家が流され、仮設住宅から通っていました。陸前高田市が地元でしたので、強い思いを持っていました。―どういうことに気を付けて指示を出しましたか
流された家の人が作業を見に来るので、「出来るだけ要望を聞くように」と話しました。
家の持ち主が何かを探しに来ても、なかなかその場所で見つかることはありませんでした。半壊の家では手作業を交えることもありました。出来れば見つけてあげたかったです。
基礎を壊して良いかなど、細かいところで分からないことは、その都度、陸前高田市建設業協会に指示を仰ぎました。―8月12日に引き上げる時の思いは
一見するとだいぶ片付いたように見えますが、その分、ガレキの山が高く積みあがっていました。「この先、何年かかるのだろう」という思いでした。
『そのとき地元建設業は』~3.11東日本大震災、最前線の記憶~
第38回(最終回) (株)山千(大槌町)代表取締役 山崎 真さん
第37回 (株)藤原組(大槌町)専務取締役 藤原 士さん
第36回 松村建設(株)(大槌町)土木部長 松村康文さん
第35回 (株)共立土木(陸前高田市)工事課長 鈴木正幸さん
第34回 (株)かねまつ建設(陸前高田市)取締役専務 菊池秀明さん
第33回 (株)長谷川建設(陸前高田市)営業部長 吉田昭彦さん
第32回 南建設(株)(軽米町)取締役社長室長 田中一也さん
第31回 (株)中舘建設(二戸市)土木部長 大鳥義博さん
第30回 成和建設(株)(花巻市)重機車両部執行役員部長 民部田正道さん
第29回 (株)小原建設(北上市)小田島愼さん
第28回 髙惣建設(株)(奥州市)高田営業所長 小野寺正晴さん
第27回 (株)山友建設(一関市)熊谷堅美さん
第26回 (株)山喜建設(一関市)三浦公夫さん
第25回 横田建設(株)(一関市)高田営業所長 新沼克則さん
第24回 鈴木工材(株)(一関市)菊地勝則さん
第23回 宇部建設(株)(一関市)工事副長 千田祐欣さん
第22回 (有)矢萩建設(一関市)重機主任 関村一男さん
第21回 吉田建設(株)(盛岡市)三浦一春さん
第20回 盛岡舗道(株)(盛岡市)機械係長 高橋直美さん
第19回 三陸土建(株)(盛岡市)伊藤成美さん
第18回 松田重機工業(株)(遠野市)重機部長 菊池隆悦さん
第17回 佐藤工業(株)(遠野市)飯森清幸さん
第16回 (株)テラ(遠野市)常務取締役 小笠原秀夫さん
第15回 (株)晴山石材建設(野田村)上川寿隆さん
第14回 (株)晴山組(野田村)山田 勉さん
第13回 兼田建設(株)(久慈市)大尻明男さん
第12回 佐藤建設(株)(田野畑村)常務取締役 片座康行さん
第11回 富山建設(有)(山田町)代表取締役 富山由光さん
第10回 三好建設(株)(宮古市)土木部次長 小川 司さん
第9回 大崎建設(株)(田野畑村)橘 良友さん
第8回 工藤建設(株)(岩泉町)土木部技士 西倉淳也さん
第7回 刈屋建設(株)(宮古市)五十嵐 和朗さん
第6回 (株)小松組(大船渡市)代表取締役 小松 格さん
第5回 (株)青紀土木(釜石市)萬 寛さん
第4回 佐野建設(株)(釜石市)八重樫充さん
第3回 新光建設(株)(釜石市)工事課長 中村 明さん
第2回 (株)中澤組(大船渡市)機材主任 霜山 隆さん
第1回 (有)熊谷技工(大船渡市)専務取締役 熊谷芳男さん新会館建設へむけて・・・No1
2014年10月 9日 15:50宮古支部
室根山の紅葉シーズンを前に道路清掃を実施
2014年10月 8日 17:46千厩支部
講習会等のお知らせ
2014年10月 8日 09:23岩手県建設業協会
①平成26年度新分野進出等表彰事業の応募について
岩手県では、新分野・新事業への進出、新技術・新工法の開発等への先進的・意欲的な事業の取り組み事例の中で、①雇用効果が高いもの、②事業の継続性、将来性の発展可能性があるもの、③地域経済社会への貢献が認められる等の取り組みをしている建設企業を表彰いたします。
応募期間:平成26年10月8日(木)~平成26年11月5日(水)
問 合 先:岩手県県土整備部建設技術振興課 TEL019‐629‐5942
建設技術振興課ホームページ
http://www.pref.iwate.jp/kensetsu/shingijutsu/028841.html
②第4回経営革新講座
原価管理の視点から、建設原価を科学的に確認し、原価構造が破壊される様々な要因やメカニズムを解明したうえで原価基本構造や突然変異の兆候を発見する方法、解決策などを説明いたします。
労働災害の県内状況と災害防止対策について建設業労働災害防止協会より説明をいたします。
講師:阿座上洋吉氏
講習時間 10:00~15:00
10月30日(木) 建設業協会久慈支部会館 定員50名
10月31日(金) 建設研修センター 定員50名
案内・申込書 詳細はコチラ
http://www.iwaken.or.jp/00data/keieisienncenter/H26kouza/H26kouza4.pdf26ふれあい事業
2014年10月 3日 14:19二戸支部
10月2日 二戸市立石切所小学校におきまして「建設業ふれあい事業」を1年生対象に開催しました。
朝は、肌寒く空も曇りがちでしたが、子供たちの体験学習が始まると徐々に青空が広がりました。
2学期に入り、1年生は「はたらく車」について学習中。建設機械の乗車体験により楽しい時間を過ごすことができたようでした。
高所作業車の上でポーズ!!
高所作業車の上昇場所では、6年生の教室があり、何度か6年生が窓越しに手を振る場面が見られました。
岩手建設工業新聞社の記者さんからインタビューを受けていました。
「とても楽しかったです。」と元気よく答えていました。
ご近所の親子の方が、乗車体験を見学していました。最後に集合写真
そして、奉仕活動は、グランド整備とグランド周辺の樹木の剪定を行ないました。
青年部 ふれあい事業実施
2014年10月 3日 14:14岩泉支部
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