10月25日(日)平成21年度総合防災訓練が二戸市を訓練会場に開催されました。
訓練は、午前7時30分頃、岩手県内陸北部を震源とするマグニチュード7.1の地震が発生。二戸市の震度は震度6弱。市街地において多数の建物が倒壊、ライフライン及び道路、橋梁等の一部が損壊、建物火災の発生等が想定されて行われました。
建設業協会二戸支部の訓練内容は、訓練地震前日からの大雨により急傾斜地で土砂災害が発生、緊急交通路が通行不能のため重機による土砂撤去の要請を受け、タイヤショベルによる緊急交通路の確保訓練を行いました。
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土砂撤去作業
緊急交通路を確保
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土砂撤去後、救助隊、自衛隊が
土砂に埋もれた乗用車の救助
に向かう。
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車内に取り残されていた1名を 救助。
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10月21日(水)工事安全パトロールを二戸地方振興局と合同で二戸労働基準監督署小田署長・菊池産業安全専門官に参加いただき総勢47名、6箇所の現場を2班に分かれて行いました。
パトロール終了後には、各パトロール現場について良かった点・改善できる点をワークショップ形式で意見交換会を行ないました。
意見交換会では、
≪良かった点≫
・徐行を促す看板が、わかりやすく目を引くように工夫
されていた。
・トイレの貸し出し表示がされていた。
・架設道路の案内がきめ細かくされていた。
・インフルエンザ対策の消毒液等が設置されている現場
が多かった。
・ゴミの分別が徹底されていた。
≪改善できる点≫
・作業通路等の手すり・防護柵等の高さについて転落・
墜落しないよう十分な配慮が必要である。
・長期の現場では、連絡網等の掲示物が薄く見えにくく
なるので点検が必要である。
などの意見がだされました。
9月30日(水)二戸支部青年部による「建設業ふれあい事業」が軽米町立小軽米中学校において開催されました。
当初、9月28日(月)の予定で午前中開催に向けて準備を行いましたが、雨天のため延期となりました。
30日当日は、晴天に恵まれ、46名の生徒さんが校庭に集まりました。
軽米地区は、平成11年豪雨により雪谷川が氾濫、軽米町内が水害に遭いました。
その時の様子を青年部会員が写真を使い説明、河川災害時の対応や橋が出来るまでの工程等について、建設業について学習を行いました。
学習のなかで生徒から「いままで苦労したことは何ですか。」等の質問があり、内沢部会長は「細かい作業の積み重ねにより一つの構造物ができる。ものを完成させた時の喜びは何物にも代え難いです。」と建設業の魅力を話しました。
重機体験では、測量体験や高所作業車への試乗体験、バックホウ運転での掘削体験、コンバインドローラーの運転体験を行いました。
生徒からの感想
「職業について建設業も考えてみたい」
「重機の作業の難しさ、仕事の大変さ安全の大切さを学ぶことができた」
という感想をいただきました。
体験学習終了後には、青年部会員で奉仕活動を行ないました。
10月1日(木)二戸地方振興局 佐々木雄康局長より、二戸支部が感謝状を頂戴いたしました。
感謝状は、平成20年岩手・宮城内陸地震及び岩手県沿岸北部を震源とする地震の際、被害状況の把握のため、道路等のパトロールに取り組んだことに対して頂いたものです。
8月7日(金)午後1時30分より午後4時過ぎまで、二戸地区道路清掃「北の道クリーンキャンペーン」を開催しました。
このキャンペーンは、二戸広域圏の道路をきれいいする運動を目的に毎年実施し、今回で17回目を迎えました。
青年部会会員は、
二戸九戸線(二戸市川又地区1.5km.)の街路樹の剪定。
二戸一戸線(一戸町一戸病院周辺等)の街路樹の剪定・路肩の草刈り・歩道の草刈りを行いました。
当日は、後援をいただいております、国土交通省岩手河川国道事務所二戸国道維持出張所・二戸地方振興局・二戸市・一戸町・軽米町・九戸村の職員の方々も参加いただき、国道・県道等のゴミ・空き缶拾いを行ないました。
平成21年7月8日(水)13時30分から二戸市民文化会館において、建設業労働災害防止安全衛生二戸大会を開催いたしました。
二戸労働基準監督署長、二戸地方振興局土木部長、二戸警察署長、建災防岩手県支部事務局次長にご臨席をいただき、各社より安全衛生担当者、現場代理人110名が出席しました。
あいにく当日は、前日の雷により文化会館の電気系統に故障が生じ、ホール内の照明が使用不能の状態でした。復旧の目途がたたないまま、スポットライトでステージを照らしての開催となりました。
大会の前半は、二戸労働基準監督署小田昭信署長、二戸地方振興局佐々木雄康局長(代読 小保内一夫土木部長)、二戸警察署小野寺幹男署長よりご祝辞をいただきました。
大会の後半では、研修会を
1.二戸労働基準監督署長 小田昭信署長の講演「労働安全衛生規則(足場等関係)の改正及び労働災害の防止について」
2.建設業労働災害防止協会安全管理士 伊川廣司管理士の講演「労働災害防止のために(災害事例を中心に)」
のお二人に講演をいただき研修会を行いました。
出席者は、例年ですと目で見ながら、耳で聞きながらの研修でしたが、今回は、耳で聞くことに集中しての研修となりました。
大会最後には、安全衛生部会代表によります「安全宣言」をし、「災害ゼロの快適な職場づくりに努める」ことを出席者全員で誓い終了しました。
6月30日(月)二戸地区合同庁舎で平成21年度第2回経営革新講座「建設業はコストダウンに挑戦せよ」を開催した。講師に(株)経営総合コンサルタント協会猪村彰氏を迎え、テーマを原価管理、コストダウンとして講座を行った。
本講座では、目標がないと責任感は生まれないこと。事業主と現場担当者は同じ意識を持ち、現場担当者に対し責任感を委譲し、コスト管理・責任感・数値目標を待たせることでコストダウンにつながることを解説した。
問題とは、目標と現状の差(ギャップ)であり、当事者が解決すべきと判断する事柄。問題解決とは、目標と現状との差をなくすことと述べ、他職種と前工程との連携、同業種との連携で意見交換を行うことによりコストダウンになることを事例の左官・鉄筋・型枠業を挙げてコストダウンの取り組みを説明した。
第2回経営革新講座は本日の二戸での開催の他に6月30日盛岡(建設研修センター)、7月1日一関(一関地区合同庁舎)の計3カ所で開催される。
講座の様子
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講師 猪村 彰 氏
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平成21年2月18日(水)二戸地方振興局土木部と二戸支部とで工事現場のパトロールを行いました。
参加者は、土木部・二戸市・九戸村の職員と建災防安全指導者・二戸支部会員事業所現場代理人等35名が参加しました。
パトロール現場は、歩道工事現場・仮橋設置工事現場・埋塞土砂除去工事現場の3ヶ所をパトロールしました。
埋塞土砂除去工事現場は、平成20年8月28日夜からの豪雨のため、8月29日に折爪馬仙峡県立自然公園「男神岩・女神岩」に並ぶ「大崩崖」が崩れた現場の災害復旧工事現場です。
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各現場にて作業内容等
の説明後、パトロールを
行います。
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仮橋設置工事現場では
旧橋等の写真展示をし
ております。
工事現場では、ゴミ分別
されており良好でした。
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崩れた「大崩崖」の現場
です。
作業員は、ライフジャケ
ットを着用していました。
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パトロール後には、参加者が3班にわかれ、それぞれ、良い点・改善すべき点を出し合い、意見交換がされました。
土木部長より、皆様から出された意見を現場で見直し、無事故で工事が完了するようにとの言葉で終了いたしました。
1月22日(木)午後1時より、建災防指導者1名と二戸支部安全衛生部会委員2名計3名で
一戸町内の県発注工事現場2箇所の工事安全パトロールを行いました。
パトロール結果として
<改善できる点>
・危険物(ガソリンタンク)の保管の仕方に注意する。
・雪道を通路に使用する場合は、階段状にした方が良い。
(滑る危険が少ない)
・重機と作業員との接触の危険が考えられる。
<良い点>
・安全関係の書類が良く整備されていた。
・事務所入口にソーラー電池式の街頭が設置されており大変良い。
等の意見が出されました。
10月17日(金) 二戸地域職業訓練センターで、二戸労働基準監督署 武藤慶蔵地方産業安全専門官を講師に「リスクアセスメント研修会」を開催しました。
工事現場作業で危険が予想される箇所の洗い出しを行い、危険性・有害性の防止対策を行うためのもの。研修会には、二戸支部管内の現場代理人・会社の安全担当者約40名が参加しました。
講義に引き続き、6名から7名が一班となり「建設作業におけるリスクアセスメント」演習を実際の事例を用いて実施しました。